首が太いのは気のせい?もしかしたらストレートネックで首がむくんでいるのが原因かも?

2024年04月9日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

首が太いのはストレートネックのせい?というテーマでお話していきたいと思います。まずはストレートネックについて簡単に説明していきます。

ストレートネックについて

ストレートネックとは、正常な首のカーブが失われて、まっすぐになってしまった状態のことです。頭の重さは約6キロほどあるといわれています。

首が真っ直ぐの状態になると頭を支えるクッションの役割ができなくなってしまい、首の筋肉や神経、血管に負担がかかり、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。

 

ストレートネックで首がむくむことがある?

ストレートネックになると、首が太く見えることがあります。これは、首がむくんでいるからというのが一つの理由です。首がむくむというのは、首の周りに水分が溜まって、腫れてしまうことです。

首がむくむ原因としては、以下のようなものが考えられます。

血液循環の低下

ストレートネックになると、首の血管が圧迫されて、血液循環が悪くなります。血液循環が悪くなると、首の周りに老廃物が溜まりやすくなります。また、血液循環が悪くなると、首の周りの細胞に酸素や栄養素が十分に届かなくなります。これらのことが、首のむくみの原因となります。

 

リンパ液の滞留

ストレートネックになると、首のリンパ管も圧迫されて、リンパ液の流れが悪くなります。リンパ液とは、細胞間の隙間にある液体のことで、老廃物や免疫細胞などを運ぶ役割をしています。リンパ液の流れが悪くなると、首の周りに老廃物や水分が溜まりやすくなります。これも、首のむくみの原因となります。

 

筋肉の緊張

ストレートネックになると、首の筋肉が常に緊張した状態になります。筋肉が緊張すると、筋肉の細胞が収縮して、細胞内の水分が外に出やすくなります。この水分が首の周りに溜まることで、首がむくむことがあります。また、筋肉が緊張すると、筋肉の代謝が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなります。これも、首のむくみの原因となります。

 

首がむくむと、首が太く見えるだけでなく、首の動きが制限されたり、痛みやしびれを感じたりすることもあります。首のむくみは、ストレートネックの症状の一つとして捉えられることが多いですが、実は、首のむくみがストレートネックの原因になることもあります。

首がむくむと、首の周りに水分や老廃物が溜まって、重さが増します。この重さが首にかかることで、首のカーブが減少し、ストレートネックになりやすくなります。

また、首がむくむと、首の筋肉が硬くなり、首のカーブを保つ力が弱くなります。これも、ストレートネックになりやすくなります。

つまり、首がむくむと、ストレートネックになりやすくなるという悪循環が起こるのです。

首のむくみを解消する方法

姿勢を改善する

首のむくみを改善するために最も重要なのは、正しい姿勢を維持することです。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、首が前方に突き出る傾向があります。このような姿勢は首の筋肉を緊張させ、むくみを引き起こす原因となります。

日常生活で意識して姿勢を正し、背中をまっすぐに保つことが重要です。デスクワークをする際には、適切な高さの椅子やデスクを使い、スマートフォンを使う際には、顔を下に向けずに目線を上げるように心がけましょう。

 

マッサージ

首のむくみを解消するには、首の筋肉やリンパ管を刺激して、血液循環やリンパ液の流れを良くすることが効果的です。自分で行うこともできますが、自分で行う場合は、首の後ろから耳の下にかけて、やさしくさするだけでもよいです。

 

ストレッチ

首のむくみを解消するには、首の筋肉をほぐして、首の可動域を広げることも効果的です。そのため、首のストレッチを行うことがおすすめです。首のストレッチは、首を左右に回したり、前後に曲げたり、傾けたりするだけでもよいです。首のストレッチは、朝起きたときや、長時間同じ姿勢でいたときなどに行うと良いでしょう。

 

枕の見直し

首のむくみを解消するには、睡眠中の首の状態にも気を付けることが重要です。そのため、枕の高さや硬さを見直すことがおすすめです。枕が高すぎると、首が曲がりすぎて、首の血管やリンパ管が圧迫されてしまいます。枕が低すぎると、首が伸びすぎて、首の筋肉が緊張してしまいます。枕の高さは、横になったときに、首と背中のラインがまっすぐになるくらいが理想です。枕の硬さは、首のカーブに沿って支えてくれるくらいが理想です。

 

首のむくみを解消することで、ストレートネックの予防や改善にもつながりますし首が太く見えるのを防ぐだけでなく、ストレートネックや頭痛、肩こりや腰痛の予防や改善にも効果があります。

まとめ

首がむくんでいるのはなかなか自分では気づかないことがほとんどですが、ストレートネックになると首がむくんでくることがあります。ですがストレートネックが良くなってくるにつれて血液の流れも良くなり首のむくみもなくなってきて首が細くなってきます。

首が太い原因はもしかしたらストレートネックが原因かもしれません。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

ストレートネックでお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会

 

ストレートネックと頭痛の関係について!!頭痛の原因と予防方法について解説

2024年04月8日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

今回は、ストレートネックと頭痛の関係についてお話ししたいと思います。

当院にはストレートネックによる首の痛みや肩こりで来られる方がとても多いのですが、ストレートネックになると、首の筋肉や神経に負担がかかり、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。その中でも、特に多いのが頭痛です。

 

ストレートネックは、本来緩やかに曲がっている頚椎(首の骨)が真っすぐになる状態を指します。頚椎は7個あって、通常であれば頚椎はやや前方へ緩やかにカーブを描いており、首や肩の筋肉と共に頭を支えています。

 

ですが、スマートフォンなどを使用して長時間うつむいた姿勢が続くと、本来のカーブが失われた状態になります。ストレートネックは、悪い姿勢が続くことが原因で首の骨が真っすぐ固まった状態を指します。

 

ストレートネックによる頭痛の原因

ストレートネックと頭痛の関係は、主に以下の5つに分けられます。

筋肉の緊張

ストレートネックになると、首の筋肉が常に緊張した状態になります。その結果、筋肉の血流が悪くなり、酸素や栄養素が不足します。また、筋肉の緊張は、頭部や顔面の筋肉にも影響を与えます。これらの筋肉の緊張が、頭痛の原因となります。

 

神経の圧迫

ストレートネックになると、首の骨が正常な位置からずれて、神経を圧迫することがあります。特に、後頭神経という、頭部の感覚を担う神経が圧迫されると、頭痛が起こりやすくなります。このような頭痛は、後頭神経痛と呼ばれます。

 

血液循環の低下

ストレートネックになると、首の筋肉が硬くなり血流も悪くなります。その結果、頭部への血液循環が低下し、頭部の酸素や栄養素の供給が不十分になります。また、血液循環が悪くなることで頭痛がでやすくなります。

 

自律神経の乱れ

ストレートネックになると、首の神経や血管に影響を与えることで、自律神経のバランスが崩れることがあります。自律神経は、心臓や血管、内分泌などの働きを調節する神経です。自律神経の乱れは、ホルモンバランスなどに影響を与え、頭痛を引き起こすことがあります 。

 

姿勢の悪化

ストレートネックの原因の一つは、姿勢の悪さです。長時間同じ姿勢でいたり、前かがみになったり、首を曲げたりすることで、首のカーブが失われてしまいます。そのため、姿勢を正すことが、ストレートネックの予防や改善に重要です。姿勢の悪化は、首の筋肉や神経、血管に負担をかけて、頭痛を引き起こすことがあります 。

 

ストレートネックと頭痛の対策について

ストレートネックと頭痛の対策は、以下のようなものがあります。

ストレッチ

首の筋肉をほぐすことで、筋肉の緊張や血流の改善に効果的です。首を左右に回したり、前後に曲げたり、耳を肩に近づけたりするなどのストレッチを、毎日数分間行いましょう。デスクワークの多い方は1時間に1回はストレッチを行い身体を動かすようにしましょう。

の高さを調整する:

枕の高さがあってないケースもあります。枕は高すぎても低すぎても良くありません。首の負担を軽減するために適切な枕を選ぶことも大切です。

マッサージ

首や頭部の筋肉をマッサージすることで、筋肉の緊張や血流の改善に効果的です。自分でマッサージする場合は、軽くさするだけでも大丈夫です。かえって強い刺激で押したりもんだりするのはかえって悪化させる場合があるので気を付けましょう。

姿勢の改善

ストレートネックの原因の一つは、悪い姿勢です。長時間同じ姿勢でいたり、前かがみになったり、首を曲げたりすることで、首のカーブが失われてしまいます。そのため、姿勢を正すことが、ストレートネックの予防や改善に重要です。座るときは、背筋を伸ばし、肩を下げ、顎を引きましょう。また、パソコンやスマホなどの画面を見るときは、目線と同じ高さに設置し、首を曲げないようにしましょう。

 

ストレートネックと頭痛の関係とは?原因と対策についてまとめ

ストレートネックと頭痛の関係について、原因と対策を解説しました。ストレートネックは、首の筋肉や神経、血管に負担をかけて、頭痛を引き起こす可能性があります。

まずはストレートネックにならないように普段からの姿勢を気をつけたり、ストレッチ、適度な運動などの予防が大切になってきます。ストレートネックと頭痛に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

当院ではレントゲンに基づいた骨格矯正で頚椎の歪みやストレートネックの施術を専門としています。整形外科や整骨院・整体などでなかなか状態が良くならなかった方も多く来院されます。

ストレートネックは悪化すると首の痛みや頭痛だけではなくて手の痺れなども出てくるリスクもありますのでできるだけ早い段階で施術を行っていくのが大切になってきます。

もしストレートネックや頭痛でお悩みの方がおられましたらお気軽にご相談くださいね。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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ストレートネックの症状を悪化させないために!!デスクワーク時の正しい座り方について解説

2024年04月8日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

ストレートネックの方からよく、普段のよい座り方について聞かれることがあります。

デスクワークが続くと、つい姿勢も悪くなりがちで正しい姿勢がわからず気がつけば猫背になっている人も多いと思います。

 

今回はストレートネックの症状を悪化させない正しい座り方について解説していきたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

 

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、首の骨が本来あるべき前弯がなくなり、まっすぐになってしまった状態のことです。

スマートフォンやパソコンの長時間使用が原因で起こりやすいと言われています。ストレートネックは、首の痛みや肩こり、頭痛などの症状を引き起こしてしまいます。

 

また、放っておくと頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症などになるリスクも高まります。

ストレートネックを予防・改善するためには、普段からできるだけ正しい姿勢を保つことが大切です。

 

デスクワーク時の姿勢のポイント

デスクワークは、ストレートネックの原因の一つです。長時間同じ姿勢でパソコンを操作すると、首に負担がかかり、筋肉が硬くなり、頚椎も変形してきます。

デスクワーク時の姿勢に注意することで、ストレートネックの予防にもなります。デスクワーク時の姿勢のポイントは次の通りです。

 

・パソコンの画面は目の高さに合わせる画面が低すぎると首を下げて見ることになり、首に負担がかかります。画面が高すぎると首を上げて見ることになり、首の後ろの筋肉が緊張します。画面は目の高さかやや下になるように調整しましょう。

 

・パソコンの画面は目から40~60cmの距離に置く。画面が近すぎると目が疲れやすくなり、画面が遠すぎると目がピントを合わせるのに苦労します。画面は目から40~60cmの距離に置くのが理想的です。また、画面の明るさやコントラストも調整して、目の疲れを軽減しましょう。

 

・イスの高さは自分の身長やデスクの高さに合わせて調整することが大切です。イスが高すぎると肩が上がり、首や肩に負担がかかります。イスが低すぎると背中が丸まり、姿勢が悪くなります。イスの高さは、座った時に足が床につき、膝と股関節が直角になるくらいが目安です。また、背もたれは自分の背中にフィットするように調整しましょう。

 

・机の高さも自分の身長やイスの高さに合わせて調整することが大切です。机が高すぎると腕が上がり、首や肩に負担がかかります。机が低すぎると前のめりになり、姿勢が悪くなります。机の高さは、座った時に肘が机につき、肘と肩が直角になるくらいが目安です。また、キーボードやマウスは自分の手の届く範囲に置きましょう。

 

・デスクワークは長時間同じ姿勢で作業をすることになりますが、それは首や肩にとって非常に負担が大きくなります。そのため、デスクワーク時には定期的に休憩を取ることが大切です。休憩時には、イスから立ち上がって体を動かしたり、首や肩のストレッチをしたりしましょう。休憩の頻度は個人差がありますが、一般的には1時間に10分程度が目安です。休憩を取ることで、首や肩の筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することができます。

 

では、ストレートネックの人がデスクワーク時に注意したい楽な正しい座り方とはどのようなものでしょうか?実は、人によって楽な姿勢は異なります。大きく分けて、次の二つのタイプがあります。

座ったときに背中を軽く丸めて猫背のような姿勢で座るのが楽な人

座ったときに背筋をピンと伸ばした姿勢で座るのが楽な人

この二つのタイプに合わせて、椅子や机の高さ、パソコンの画面の位置などを調整することが大切です。それでは、それぞれのタイプにおすすめの座り方を見ていきましょう。

 

猫背の姿勢が楽な人の場合

猫背の姿勢が楽な人は、椅子は高めで机は低めに設置すると良いでしょう。これは、下を向く動作に関しては、猫背のように体を丸めた姿勢の方が首への負担が少ないからです。首だけを単独で下を向いてしまうと、過度な負担がかかってしまいます。

 

椅子の高さは、座ったときに足の裏がしっかりと床につく程度にします。机の高さは、座ったときに肘が机に乗るか乗らないかくらいの高さにします。パソコンの画面の位置は、目線より少し下になるようにします。画面との距離は、画面の対角線の長さの1.5倍から2倍くらいにします。

 

このようにすると、首の角度が自然に下がり、首の骨のカーブを保ちやすくなります。ただし、あまりにも下を向きすぎると、首の前側の筋肉が伸びすぎて痛くなる可能性がありますので、適度に休憩をとって首を動かすようにしましょう。

 

背筋をピンと伸ばした姿勢が楽な人の場合

背筋をピンと伸ばした姿勢が楽な人は、椅子は低めで机は高めに設置すると良いでしょう。これは、真正面を見る動作に関しては、背筋を伸ばした姿勢の方が首への負担が少ないからです。首だけを単独で上を向いてしまうと、過度な負担がかかってしまいます。

 

椅子の高さは、座ったときに足の裏が床につくかつかないかくらいの高さにします。机の高さは、座ったときに肘が机より少し上になるくらいの高さにします。パソコンの画面の位置は、目線と同じか少し上になるようにします。画面との距離は、画面の対角線の長さの1.5倍から2倍くらいにします。

 

このようにすると、首の角度が自然に上がり、首の骨のカーブを保ちやすくなります。ただし、あまりにも上を向きすぎると、首の後ろ側の筋肉が伸びすぎて痛くなる可能性がありますので、適度に休憩をとって首を動かすようにしましょう。

 

まとめ

ストレートネックの人がデスクワーク時に注意したい楽な正しい座り方は、自分が楽だと感じる姿勢に合わせて椅子や机の高さ、パソコンの画面の位置を調整することです。

猫背の姿勢が楽な人は椅子は高めで机は低め、背筋をピンと伸ばした姿勢が楽な人は椅子は低めで机は高めにすると良いでしょう。

 

首への負担を減らすことで、首や肩の痛みやコリ、頭痛などの症状を予防や改善につなげることができます。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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なぜ首の痛みや肩コリが起こるのか?首の痛みや肩がこる理由・メカニズムについて解説!!

2024年04月7日

まつお鍼灸整骨院では、肩こりでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

多くの人が抱えている悩み、肩こりについて。なぜ肩がこるのでしょうか?首の痛みや肩がこる理由・メカニズムについて解説します。

 

肩こりについて

肩こりは、多くの人が日常生活で経験するものです。これは肩や首周りの筋肉が持続的に緊張し続けることで発生します。この筋肉の持続的な緊張は、筋肉の疲労や循環不良を引き起こし、それによって痛みや不快感を感じる状態になります。

 

一般的には、筋肉疲労は激しい運動後に起こると思われがちですが、実際には長時間同じ姿勢を保ち続けることで、特定の筋肉群に対して過度な負担がかかり、疲労が蓄積することもあります。これは、特に長時間座り続ける仕事や運転といったことで起こってきます。

 

この持続的な筋肉の緊張は、筋肉内の血流を悪化させる主な原因となります。血流が悪化すると、筋肉への酸素や栄養の供給が不十分になり、さらには代謝も滞ります。これにより、肩や首の筋肉が硬くなり、こりや疲労感が生じます。こうした状態が長期にわたって続くと、筋肉内の緊張が慢性化し、肩こりが悪化してきます。

 

長時間の悪い姿勢は背骨の歪みも引き起こす

さらに、長時間にわたる不適切な姿勢は、背骨の歪みを引き起こすこともあります。背骨が歪むと、その影響で筋肉にも不自然な負担がかかり、肩こりや首の痛みが悪化する恐れがあります。

このような背骨の歪みは、単に姿勢の悪化だけでなく、身体全体のバランスを崩し、さまざまな身体的不調の根源となることも少なくありません。

 

肩こりを予防するためには、日々の生活で正しい姿勢を保つことが欠かせません。また、長時間同じ姿勢で過ごすことを避け、定期的にストレッチや適度な運動を取り入れることで、筋肉の柔軟性を維持することが大切です。

仕事中にも短い休憩を設け、簡単なストレッチを行ったり、姿勢を変えたりすることで、筋肉の緊張を解放し、血流を促進することができます。これらのことに普段からも気をつけて、肩こりの予防もしていくことが必要です。

 

『肩こり』が発生するメカニズムについて

肩や首の筋肉が緊張し続けて疲労すると血管が圧迫されそれによって血行不良が起こります。血行が悪くなると、当然その部分への酸素や栄養を運ぶことが不十分になってきます。

この血行不良が肩こりの原因となってくるのです。血行が悪くなって酸素が十分に行きわたっていないと、乳酸などの疲労物質がたまってしまいます。

 

この疲労物質が筋肉や神経を刺激して、『こり』や『痛み』としてでてくるのです。さらにそのままじっと体を動かさずにいると血液の流れはさらに滞ってしまい、筋肉に老廃物がどんどんたまってしまいます。

筋肉は動かしてポンプの動きをすることで血液の流れが施されるので、その筋肉のポンプの動きがない限り『こり』はなくなることはありません。

 

肩こりや首コリを放っておくと、『こりから痛みにかわる』という悪循環のサイクルができてしまうのです。その悪循環を日々積み重ねることによって、肩や首の筋肉がガチガチになって凝り固まりよりひどい症状へとつながっていってしまうのです。

 

頭の重さがどのくらいあるか知っていますか?

多くの人は日常生活の中であまり意識することがないかもしれませんが、私たちの頭の重さは、実は結構なものです。一般的に成人の頭の平均重量は約6.35キログラムとされています。

これは、一般的なボーリングのボール1個分の重さに相当します。想像するだけでも、その重さは決して軽いものではありません。

 

この重さを支えているのは、首と肩の筋肉です。日常生活で感じる肩こりや首の痛みは、この重い頭を常に支え続けることからくる負担が原因であることが多いです。

特に、長時間にわたってデスクワークを行う人や、スマートフォンの使用が多い人は、不自然な姿勢で頭を支え続けることが多く、筋肉への負担がさらに増大します。

 

頭の重さが6.35キロという事実を踏まえると、首や肩への負担を軽減するためには、姿勢を正しく保つことが非常に重要になります。正しい姿勢を意識することで、頭の重さを効率的に体全体で支えることが可能となり、筋肉への負担を減らすことができます。

 

この頭を首が常に支えていることになります。想像してみただけでも結構しんどいのがわかると思います。

 

ですが、いつもきちんと首の上でバランスよく支えてくれていたら良いですが、そんなことはありません。前かがみやうつむきの姿勢をとったりすると、首の筋肉にかかる負担は通常より約3倍になると言われています。

 

みなさんは一日のうち、前かがみやうつむきの姿勢をとっている時間がどのくらいありますか?

 

一日中パソコンの前に座って仕事をしている人も多いでしょうし、仕事が終わってもスマホやゲームなどをしている人も多いと思います。

普段の生活において前かがみやうつむきの姿勢をとっている時間が長くなったせいで首や肩のトラブルで悩んでいる人がとても多くなっています。

 

6キロもある頭を支え続けているうえに、3倍もの負担がかかる姿勢を何時間も続けていたら首のそのうち悲鳴を上げてしまいます。

このように首に負担をかける習慣を続けていたら、だんだんと頚椎のカーブが失われ、ストレートネックと呼ばれる状態になってしまいます。

 

このストレートネックになるとコリや痛みもひどくなって、首や肩・肩甲骨周辺や関節にもいろんな影響がでてきやすくなります。

そして頚椎症・さらにひどくなると頚椎椎間板ヘルニアへと移行していってしまいます。

 

首には多くの神経や血管が集まっています。筋肉の緊張や関節の問題によって、血管や神経が圧迫されると、自律神経も乱れ、頭痛・めまい・吐き気・イライラなど不定愁訴が起き、場合によっては自律神経失調症となってしまうケースもあるのです。

 

首は頭と身体をつなぐ重要な部分です。首がよくなると体全体の調子が良くなることも多いです。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

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間違った骨盤矯正をするとかえって骨盤がゆがむかも!!こんな骨盤矯正は要注意!!

2024年04月3日

まつお鍼灸整骨院では、骨盤矯正に関しての、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

今回は骨盤矯正についてです。骨盤の歪みが気になる方や、骨盤矯正に興味がある方も多いと思います。

骨盤矯正は、骨盤の歪みを整えることで、腰痛や肩こり、冷え性などの体の不調や、下半身太りや姿勢の悪さなどさまざまな悩みを解消するのに効果があると言われています。

特に骨盤矯正は女性に人気の施術で、産後の骨盤矯正や骨盤矯正ダイエットなどが注目されています。

ですが、骨盤矯正は施術をするにあたって特に資格が必要なく、最近ではどこの整体院やサロンみたいなところでもやっていて誰でもできるというのが現状です。

なので素人がやっていたりするところもあるので骨盤矯正をする際は、どこでどんな施術を受けるかというのはとても重要になってきます。

場合によっては、効果がないどころか体に悪影響を及ぼす可能性もあります。骨盤矯正を受ける前に、やってはいけないことを知っておく必要があります。

今回は間違いだらけの骨盤矯正!!こんな骨盤矯正は要注意という題で記事を書いていきます。

これから骨盤矯正を受けようと思っている人、骨盤矯正を受けているけど今イチ効果がわからないという人は参考にしてもらえると嬉しいです。

骨盤がゆがむ原因について

1.姿勢の悪さ

骨盤のゆがみの主な原因の一つは、不適切な姿勢です。デスクワークやスマートフォンの使用により、前かがみの姿勢が続くことで、骨盤が後傾しやすくなります。これにより、周辺の筋肉にも負担がかかり、骨盤のバランスが崩れます。

 

2. 筋力の左右のアンバランス

筋肉の左右のアンバランスも骨盤のゆがみを引き起こす要因です。特定の筋群が弱すぎたり、逆に過剰に発達している場合、骨盤の安定性が損なわれ、歪みが生じる可能性があります。特に、腹部や背筋、大腿部の筋肉が関与しています。

 

3. 足の歪みや靴の選び方

足の歪みや適切でない靴も骨盤に影響を与えます。足のアーチが崩れると、歩行時に体重が不均等にかかり、それが骨盤に負担をかけることがあります。また、合わない靴は足の形状に合わず、姿勢を崩しやすくなります。

 

4.妊娠や出産

女性の場合、妊娠や出産も骨盤の歪みに影響を与えます。妊娠中または、出産の際に骨盤が開いて赤ちゃんが通過するため、その後も骨盤が不安定になり歪んだままの状態になることがあります。

 

やってはいけない骨盤矯正

骨盤矯正は、骨盤の歪みを整えることで、体の不調や美容の悩みを解消すると言われています。てすが、しっかりとした知識や経験も必要になってくるので、やれば何でも良いというわけではありません。

骨盤矯正を受ける前に、受ける側も少しはやってはいけないことを知っておく必要があります。

おすすめできない骨盤矯正は、以下の3つです。

1.何でも骨盤の歪みが原因にする

2.骨盤しか矯正しない

3.背骨を捻じってバキバキ鳴らす

それぞれについて解説していきます。

1.何でも骨盤の歪みが原因にする

骨盤の歪みとは、骨盤の形や位置が前後、内外にずれている状態を指します。骨盤の歪みは、外傷や筋肉のバランスの乱れ、普段の姿勢や生活習慣、妊娠や出産などによって起こると言われています。

骨盤の歪みがあると、骨盤内の臓器や神経、血管が圧迫され、さまざまな症状を引き起こすケースがあります。

骨盤の歪みを整えることでさまざまな不調が改善されるケースも多くありますが、もちろんすべての症状の原因が骨盤の歪みではありません。

 

2.骨盤しか矯正しない

骨盤を矯正する手技はいろんなものがありますが、骨盤だけを矯正するというのはあまりおすすめしません。

骨盤は脊柱や股関節と密接に関係しており、骨盤だけを矯正しても根本的な解決にはなりません。骨盤の位置や動きは、脊柱や股関節の状態に影響されます。

 

骨盤だけが歪むというケースはほとんどありませんし、骨盤だけを矯正すると、骨盤と脊柱や股関節のバランスが崩れてしまい、かえって痛みや不調を悪化させる可能性があります。

 

骨盤の歪みを改善するには、骨盤だけでなく背骨や筋肉など周りの状態もみて、全身のバランスを整える必要があります。

 

3.背骨を捻じってバキバキ鳴らす

骨盤矯正の中には、背骨を捻じってバキバキと鳴らすようなやり方をするところがあります。

これは、関節の間にある気泡がはじき出るとき音がなるもので、歪みが治るわけではありません。関節の可動域を良くする効果もありますが、やり過ぎは良くありません。

 

背骨を捻じってバキバキと音を鳴らすと、関節に過度な力がかかり、関節や靭帯を痛める可能性があります。

かえって症状を悪化させるケースもありますのでやり過ぎは良くありません。

 

間違いだらけの骨盤矯正まとめ

骨盤矯正は、骨盤の歪みを整えることでさまざまな悩みを解消できるという効果が期待できます。

しかし、骨盤矯正は資格が不要なので誰でもできるので施術を行う際は注意が必要です。

骨盤だけを矯正したり、何でも骨盤の問題にしたり、背骨を捻じってバキバキと音を鳴らすようなやり方は、おすすめできません。

骨や関節、筋肉を痛めてしまう可能性があります。

骨盤の歪みを改善するには、骨盤だけでなく、背骨や股関節、筋肉など全身のバランスを整える必要があります。

骨盤矯正を受ける際は安全で信頼できる所で行ってもらいましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

骨盤のゆがみでお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会

 

骨盤矯正にはどんな効果がある?骨盤矯正をするメリットについて解説!!

2024年04月3日

まつお鍼灸整骨院では、骨盤矯正に関しての、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

骨盤は上半身と下半身をつなぐ重要な部位で、左右の寛骨・仙骨・尾骨で構成されています。

ですが、骨盤は日々の生活習慣などによって歪むことがあります。

その歪みがさまざまな身体のトラブルの原因になります。

この記事では、骨盤矯正の効果について、骨盤矯正を受けことで、どのように体に良い影響を与えるのか、具体的に解説していきます。

骨盤矯正で体の悩みを解消したいと思っている方は、ぜひ参考にしてください!!

骨盤矯正の効果について

骨盤矯正とは、妊娠や出産、普段の姿勢、運動不足、加齢などによって歪んだ骨盤を整えることで身体の不調を改善するために行ないます。

骨盤は体の中心となる部分で、骨盤が歪むと体のバランスや姿勢に悪影響を及ぼします。

今回は骨盤矯正を受けることで期待できる効果について説明していきます。

 

・腰痛や肩こりなどの筋肉や関節の痛みの改善

骨盤が歪むと、骨盤周りの筋肉や骨盤から上下に伸びる筋肉に負担がかかります。その結果、腰や肩、首などにも負担がかかり痛みが生じます。

骨盤矯正によって、骨盤の位置が整うと筋肉の緊張が緩和し、肩こりや腰痛などの痛みが和らぎます。

 

・頭痛や目の疲れなどの神経系の不調の改善

骨盤が歪むと、背骨にも影響が及びます。背骨に歪みが生じると、神経や血管が圧迫されて、頭痛や目の疲れなどの神経系の不調が起こります。

骨盤矯正によって、背骨や頭蓋骨の歪みも調整され、神経や血管の流れが改善されます。

 

・冷えやむくみなどの血行不良の改善

骨盤が歪むと、骨盤内の血液やリンパの流れが悪くなります。そのため、下半身に血液や水分が溜まりやすくなり、冷えやむくみなどの血行不良の症状が現れます。

骨盤矯正によって、骨盤内の循環が良くなると、冷えやむくみなどが改善されます。

 

・便秘や生理痛などの女性特有の悩みの改善

骨盤には子宮や卵巣などが保護されています。骨盤が歪むと、これらの臓器が圧迫され、ホルモンバランスにも影響が出ます。その結果、便秘や生理痛などの女性特有の悩みが起こります。

 

・姿勢やスタイルの改善

骨盤は全身の骨格の土台となる部分です。骨盤が歪むと、全身の骨格のバランスが崩れ、姿勢が悪くなります。姿勢が悪いと、見た目にも老けて見えたり、スタイルが悪くなったりします。

骨盤矯正によって、骨盤の位置が整い、姿勢やスタイルが改善されます。

 

・身体全体のシェイプアップ効果

骨盤が歪むと、骨盤まわりの筋肉や骨盤から上下に伸びる筋肉の働きが低下します。そのため、基礎代謝が下がります。

基礎代謝が下がると、脂肪が燃焼しにくくなり、太りやすくなります。骨盤矯正によって、骨盤の位置が整い、筋肉の動きが良くなります。

筋肉量が増え、基礎代謝が上がると、脂肪が燃焼しやすくなり、身体全体のシェイプアップ効果が期待できます。

 

・内臓の機能改善

骨盤は内臓を支える役割も果たしています。骨盤が歪むと、内臓が圧迫され、内臓の機能が低下します。

そのため、消化不良や胃もたれなどの消化器系の不調や、免疫力の低下などの免疫系の不調が起こります。骨盤の歪みが整うと内臓の働きも良くなってきます。

 

・ストレスの緩和

骨盤が歪むと、自律神経のバランスが崩れます。自律神経は、交感神経と副交感神経の二つの神経系からなり、心拍数や血圧、呼吸などの生命維持に関わる機能を調節しています。

交感神経は、緊張や興奮などのストレスに対応するために活性化されます。

 

副交感神経は、リラックスや回復などの休息に対応するために活性化されます。

自律神経のバランスが崩れると、交感神経が過剰に働き、副交感神経が低下します。その結果、ストレスが溜まりやすくなります。

骨盤矯正によって、骨盤の位置が整い、自律神経のバランスが回復します。自律神経のバランスが回復すると、ストレスが緩和されます。

 

・新陳代謝アップ

骨盤矯正によって、骨盤の位置が整うことで全身の血行が促進されます。血行が良くなると、酸素や栄養素が細胞に届きやすくなり、老廃物が排出されやすくなります。

その結果、新陳代謝が向上します。新陳代謝が向上すると、ダイエットや美肌などの美容効果や、免疫力の向上などの健康効果が期待できます。

 

・免疫力の向上

骨盤矯正によって、骨盤の位置が正しくなると、自律神経のバランスが整います。自律神経は、免疫系にも影響を与えます。

骨盤が歪んでいると、交感神経が優位になり、免疫力が低下しやすくなります。骨盤矯正によって、副交感神経が優位になり、免疫力が向上します。

 

・睡眠の質の向上

骨盤矯正によって、骨盤の位置が正しくなると、筋肉や関節の痛みや動きが改善されます。そのため、寝つきが良くなり、睡眠の質が良くなります。

また、自律神経のバランスが整うことで、睡眠中のリラックス効果も高まります。

 

・呼吸の改善

骨盤矯正によって、骨盤の位置が正しくなると、背骨や肋骨の動きがスムーズになります。そのため、呼吸が深くなり、呼吸がしやすくなります。

 

・バランス感覚の向上

骨盤矯正によって、骨盤の位置が正しくなると、身体の重心が安定します。

そのため、バランス感覚が向上し、転倒や捻挫などの事故を防ぐことができます。

 

・肌荒れの改善

骨盤矯正によって、骨盤の位置が正しくなると、血行やリンパの流れが良くなります。その結果、肌に必要な栄養素や水分が十分に届き、老廃物や毒素が排出されます。

これによって、肌荒れやニキビなどの肌トラブルが改善されます。

 

骨盤矯正の効果についてまとめ

骨盤のゆがみは腰痛や姿勢・冷えやむくみなどさまざまなトラブルを引き起こす原因となります。

骨盤のゆがみを整えると様々なメリットがありますので骨盤のゆがみが気になる人や、体の不調や姿勢のことでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

危険!!ストレートネックだと思っていたら頚椎が逆カーブしていた!!頚椎後弯について解説!!

2024年03月31日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

ストレートネックと思っていたら頚椎が後弯していた!!

頚椎の後弯ってあんまり聞いたことがないかもしれませんが、実際に頚椎が後弯している人はけっこういてます。

一般的には、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代人特有の生活習慣が原因で「ストレートネック」になると思いがちですが、もっと悪化すると頚椎が後ろに曲がってきます。

この記事では、ストレートネックと頚椎後弯の違いについて詳しく解説します。

正常な頚椎について

正常な頚椎は前方に生理的にカーブしています。この自然なカーブは「頚椎の生理的前弯」と呼ばれ、人間の頭の重さを支えるためのクッションの役割をしてくれます。

人の頭の重さは約6キロほどありますが、この頭の重さを支えるためには頚椎のカーブはとても大切になります。

こちらが頚椎の正常なカーブ

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ストレートネックとは?

ストレートネックとは首の自然なカーブが失われ、直線的になってしまう状態を指します。この状態になると、首や肩周りの筋肉に余計な負荷がかかり、痛みや不快感の原因となります。

ストレートネックは、不適切な姿勢を長時間続けることでなることがほとんどで、特に現代の生活習慣が大きく関与しています。デスクワークやスマートフォンの長時間使用は、ストレートネックになる大きな要因の一つです。

こちらがストレートネックのレントゲン写真

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頚椎の後弯とは?

頚椎の後弯とは、首のカーブが通常とは逆方向に弯曲してしまう状態を指します。最近は、子供でも頚椎が後弯しているケースがあります。

頚椎が後方に弯曲することで、神経への圧迫や周囲の筋肉への負担が増加し、痛みや不快感、さらには手のしびれやなど、さまざまな症状を引き起こす可能性がありますし頚椎ヘルニアになるリ高まります。

こちらが頚椎の後弯

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頚椎後弯の原因と体に与える影響

頚椎後弯の主な原因として、姿勢の悪さと高い枕を長期間使用することが挙げられます。

姿勢の悪さ

現代社会では、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が日常化しています。これらの活動中に前かがみの姿勢を続けることで、首への負担が増加し、頚椎の自然なカーブが失われてしまいます。

特に、画面を見下ろす角度で長時間過ごすことは、首の前にかかる重さを増加させ、頚椎後弯のリスクを高めます。正しい姿勢を意識し、定期的に体勢を変えるなど生活習慣を見直すことも大事です。

高い枕を長期に渡って使用する

睡眠中は、一日のうちで最も長い時間、体が一定の姿勢を保つ時間です。このとき、頚椎に自然なカーブを提供できない高い枕を使用すると、首が不自然な角度で固定され、頚椎後弯を引き起こす原因となります。

理想的な枕は、横になった際に頭と頚椎が一直線になる高さのものです。枕の高さが適切でないと、睡眠中に無意識のうちに首に負担をかけ、長期間にわたって高い枕を使用すると頚椎が後弯してくることがあります。

 

頚椎後弯がもたらす影響は多岐にわたります。首や肩の痛みはもちろん、頚椎の異常なカーブが神経や血管に圧迫を加えることで、手足のしびれや筋力の低下、さらにはめまいや頭痛など、生活の質を大きく低下させる症状が現れることもあります。

特に、頚椎後弯による神経圧迫は、日常生活におけるさまざまな活動の制限につながることも少なくありません。

また、頚椎後弯は、頭痛やめまいなどの自律神経系への影響も考えられ、これらの症状が精神的なストレスを増大させることもあります。

 

頚椎後弯かどうかを知るためには?

頚椎が後弯しているかを知るためにはレントゲンを撮ればわかります。ストレートネックもそうですが頚椎の後弯も触っただけではわかりません。

首のコリや痛みがなかなかよくならなかったり頭痛やめまいなどほかの症状が出ている場合はもしかしたら頚椎が後弯している可能性もあります。

 頚椎後弯の施術について

頚椎後弯の施術はストレートネックの施術よりも長期に渡ることがほとんどです。ですが施術を行っていくことで少しずつ頚椎の後弯が改善してくるケースもありますので放っておいてはいけません。

 

まとめ

首の痛みや不快感は、単にストレートネックによるものだけではなく、頚椎後弯という深刻な状態が原因である場合もあります。

  1. 頚椎後弯は、神経圧迫や周囲の組織への影響など、深刻な症状を引き起こす可能性があるため、できるだけ早く施術を行うことが必要になります。

もし首の痛みや不快感が続く場合は、一度ご相談くださいね。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

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参考文献
日本整形外科学会

 

肩こりは放っておいて大丈夫?悪化するとストレートネックや頚椎症へとつながる恐れがある

2024年03月31日

まつお鍼灸整骨院では、肩こりでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

肩こりは放ってお言うてはダメ、悪化すると大変なことになる

 

肩こりでお悩みの方へ質問です。

首こりや肩こりに見舞われたとき、みなさんはいつもどのよに対処していますか?

1、辛いけど、仕事は忙しいし何とか我慢できるのでそのまま放っておく

2、行きつけのマッサージに行ってコリをほぐしてもらう

3、自分で運動やストレッチをしてしのいでいる

4、病院へ行ってどこか異常がないか調べてもらう

 

おそらく、ほとんどの人は1、2、3のどれかだと思います。よほどの痛みやコリがない限り肩こりで病院へ行く人は少ないと思います。

 

では、1、2もしくは3と答えた方にお聞きしますがその対処法によってあなたの首こりや肩こりは良くなりましたか?

 

おそらく『痛み』や『こり』を我慢しながら、ずっと引きずっている人がほとんどではないでしょうか?

 

マッサージや運動などでその時は良くなっても、仕事などで疲れがたまるたびに、ひどい肩こりに悩まされている方は非常に多いと思います。

 

また、首・肩がこる→マッサージをする、を繰り返していくうちにかえって症状がひどくなってしまったという人もいるのではないでしょうか?

 

肩こりでこんな症状はありませんか?

✅こりがひどくなるといつも頭痛や吐き気がする

✅いつも鉄板のように首や肩がガチガチになっている

✅肩こりだけでなくて手もしびれるときがある

✅くしゃみやせきをすると首や肩に痛みが走る

✅首や肩に調子が良くないと、体の調子も悪くなってだんだんと気分も落ち込んでしまう

 

これらはいずれも、首や肩のこりを悪化させてしまったことによって起こる症状です。知らない人も多いと思いますが、首や肩のこりや痛みは、ごまかしながら引きずっていると確実に悪化してしまいます。

『たかが肩こりぐらい・・・』

と思っていた症状が、何年も積み重なって頚椎椎間板ヘルニアになるといったこともあるのです。

 

首や肩のこりは治らないからずっと付き合っていかないといけない・・・

と思っている人は多いともいますが、そんなことはありません。首や肩のこりは正しく施術を行っていけばよくなっていくケースは多いんです。

 

首こりや肩こりが良くなってくるとそれにともなって発症していた頭痛やその他の不調も良くなっていくのです。

 

きちんとした施術を行い、きちんと生活習慣を見つけていけば、首や肩のこりや痛みは良くなっていきます。

 

首や肩の悩みで当院へ来られる方は、特に30~40代の方が多いです。理由は仕事で長い時間デスクワークしていたり長時間にわたって車を運転していたり、うつむいた状態でスマホをずっと使っていたりする人が多いです。

そういう人はみんな、『首や肩がつねにこっている状態』でその状態が普通の状態になってしまっているんです。

 

それで、我慢ができなくなったらマッサージへ行くということを繰り返しているように思います。

首や肩のこりもひどくならないうちに施術を行うと良くなるのも早いですが。頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアまでになるとどうしても良くなるのに時間がかかってしまいます。

ほとんどの人は

首や肩がこる→筋肉の問題→揉んだり動かしたりして血流を良くする

と思っているようですが、実際は違います。

首が凝るのは頚椎の問題

首や肩がこるのは筋肉の問題ではなく、頚椎の問題であることがほとんどです。

 

姿勢が問題で頚椎の弯曲がなくなったり捻じれや傾きなど、頚椎に『ゆがみ』が生じることで頚椎に負担がかかり結果として首や肩周辺の筋肉が凝り固まってしまうということなんです。

 

なので肩が凝ったからマッサージというのは単なる対症療法でしかないんです。

頚椎のゆがみを改善していく

 

それが首こり肩こりを根本から改善していくことにつながります。

 

肩こりは病気じゃないと思っている人がほとんどだと思いますが

 

肩こり、我慢できるし放っておいても大丈夫!!と思っていたら、それは大きな間違いなんです。

 

肩がこっている人はほぼ間違いなく首もこっています。首と肩は同じ筋肉がいくつもつながっていますので、肩の筋肉の負担が首へもつながってくるのです。

 

また首のこりや筋肉疲労が積み重なってくると、首の後ろを走っている神経が圧迫されて頚椎や椎間関節にも様々な影響をお及ぼします。

頚椎に問題が出てくれば、手がしびれたりさまざまな不定愁訴を感じたりすることも多くなります。

 

また頚椎に問題があると腰や骨盤・膝などといろんなところにトラブルも起こりやすくなります。

身体は全部つながっていますので頚椎がゆがむと全体のバランスが悪くなってしまいます。どんな小さな不調でも、それがだんだんと積み重なっていけば、身体のバランスは崩れ、何らかのトラブルへと結びつくのです。

 

たかが肩凝りで・・・

と思う人もいると思いますが、慢性的な肩こりを放置しているといずれ痛みにかわり、そこからさらにしびれへとつながってくるのです。今までそういう人を何人もみてきました。

 

肩こりが放っておくと悪化していく

長時間の同じ姿勢・・・ストレートネック・スマホ首

(デスクワークなど前かがみの姿勢が続く)

首こり・肩こり・・・筋肉疲労・血行不良

(身体のバランスが悪くなり腰や骨盤にも問題がでてきて腰痛や他の症状もでてくる)

頚椎症・・・首の痛み・手のしびれ・頭痛

頚椎椎間板ヘルニア・・・首や肩のつよい痛みやしびれ・手に力が入りにくくなる

 

このように首や肩のこりをほうっておくと、いずれ頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症へと進んでいくのです。

 

もしこりや痛みだけではなくて手のしびれがでている場合はすでに『頚椎症』の段階に入っているかもしれません。

一般の肩こりのように筋肉疲労のレベルを超えてしまって頚椎に問題がでてきてしまっている状態です。

 

この段階になると『こり』ではく『痛み』がでてきてマッサージを行ってもすぐにまた症状がでてきます。

痛みの原因が頚椎にあるのでいくらマッサージをしても根本的な原因を解決できないのです。

残念ながらこりや痛みがひどくなるたびにマッサージをおこなってその場しのぎをしていると、いつのまにか症状がひどくなってきたといううケースもあります。

なので肩こりを簡単に見すぎてはだめです。

 

『こり』や『痛み』を軽視していると少しずつ身体の不調が広がっていってしまいますのでひどくなる前にしっかりとよくしていきましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

頻繁に寝違えになる人は要注意!!ストレートネックの人は寝違いになりやすい?

2024年03月31日

当院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の治療経験に基づいて、記事にまとめています。

ストレートネックは寝違いになりやすい?

多くの人が経験したことのある「寝違い」。朝起きたら、首が痛くて上手く動かせない…誰もが一度は寝違いを経験したことがあるのではないでしょうか?

この記事では、寝違いとストレートネックの関係について解説していきます。

 

寝違いとは?

 

寝違いとは、寝ている間に体の一部が不自然な姿勢で圧迫されたり、筋肉が過度に伸ばされたりした結果、起きた時に痛みや違和感を感じる状態のことを指します。

主に首や肩、背中などの部位で起こることが多く、起きた後に痛みやこわばりが現れることがあります。寝違いの原因は、寝る姿勢や枕の選び方、筋肉の緊張状態などが関与しています。

軽度の寝違いの場合は、1週間ほどで良くなることがほとんどですが、長期間続く場合は、他の頚椎の問題も考えられるので一度みてもらうことも必要です。

 

まずは「寝違い」の一般的な理解をしましょう。寝違いは、主に寝具の問題や不自然な睡眠姿勢が原因で、首から肩にかけての筋肉や靭帯に無理な負担がかかり、炎症を引き起こしてしまう現象です。

寝違いとは、寝ている間に首や首筋の筋肉が異常な位置になったり、緊張したりすることで起こる症状です。具体的な理由は以下の通りです。

1. 過度の首の負荷:

首や首筋の筋肉は、長時間同じ姿勢でいることや枕の高さや硬さによって負荷を受けることがあります。例えば、高い枕を使用することで首が前方に曲がり過ぎると、筋肉が緊張して寝違いが発生することがあります。

 

2. 突然の首の動き:

寝ている間に突然、首を急に動かすことがあると、筋肉を痛める可能性があります。例えば、寝返りを打つ際に首を痛めることがあります。

 

3. 筋肉の疲労:

日中の活動や姿勢の悪さによって、首の筋肉が疲れている状態で寝てしまうと、筋肉が過度に緊張して寝違いが起こることがあります。

 

4. 冷えや湿度:

首周辺が冷えたり、寝具や部屋の湿度が高い場合、筋肉がこわばることがあります。これによって寝違いが引き起こされることがあります。

 

寝違いを防ぐためには、以下のポイントに注意することが重要です。

1. 適切な枕の使用:

自分に合った高さと硬さの枕を選びましょう。首が自然な位置になるような姿勢を保つことが大切です。

 

2. 寝ているときの姿勢:

寝るときは、背筋を伸ばし、首をまっすぐに保つ姿勢を心掛けましょう。枕の高さや寝具の配置にも注意しましょう。

 

寝違いになったら温める?冷やす?

寝違いのケア方法について、初期の段階ではまず患部を冷やしましょう。寝違いは筋肉や関節の炎症や緊張が原因で起こることがあります。冷やすことで炎症を軽減し、腫れや痛みを和らげる効果があります。

 

具体的には、冷却パッドやアイスパックを使って、寝違った部位を冷やすことが有効です。冷たいものを直接肌に当てる場合は、氷や冷たい水を直接使用せずに、タオルや布で包んでから使用すると良いでしょう。冷やす時間は、約10~15分程度が目安です。

 

その後、初期の炎症が軽減した段階では、温めていきます。温めることで血行が良くなり、筋肉の緊張をほぐし、痛みや炎症の緩和に役立ちます。

温める方法としては、ホットパック、湯船につかるなどでもよいです。痛みが軽減してきたら身体を動かしていくこともよいです。

 

寝違えみたいな首の痛みが続く場合は早めにみてもらいましょう。

 

ストレートネックと寝違いの関係性について

ストレートネックは、本来の首のカーブ(頚椎の前弯)がまっすぐになってしまう状態です。この状態では、首への負担が増大し、さらに首周りの筋肉が硬直しやすくなります。

 

そのため、不適切な寝姿勢をとったり、枕があっていなかったりすると、首の筋肉にさらに負担がかかり、寝違いのリスクが高まります。

 

また、ストレートネックによる姿勢の不良は、寝違いの回復を妨げる要因にもなります。正しい姿勢を保つことができないため、首の筋肉の緊張が継続し、寝違いの症状が悪化する可能性があります。

 

寝違いの対処方法

寝違えたときの対処は非常に重要です。以下は基本的な対処法ですが、無理な動かし方は厳禁です。

安静にする: 痛みがあるときは無理に動かさず、安静に保つことが大事。

冷やす: まずは炎症を抑えるために、冷やすことが大事です。

枕の高さを見直す: 首への負担を減らすために枕の高さの見直しも視野に入れましょう。

 

ストレートネックの予防と改善

ストレートネックの予防と改善には、日常生活の姿勢に注意することが大切です。特に、長時間のデスクワークやスマホ使用が原因でストレートネックになりやすいため、適度な休憩とストレッチも行いましょう。

 

寝違いは誰もが一度は経験すると思いますがストレートネックがあるとそのリスクが高まり、症状も重くなりがちです。

日々の生活習慣を見直し、適切な姿勢を心がけることで、豊富な健康維持を目指しましょう。もし、寝違えや首の不調が続く場合は、早めに専門家に見てもらうことも必要です。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

ストレートネック(スマホ首)とは?原因や症状、予防方法について解説!!

2024年03月31日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

ストレートネックとは、首の骨(頚椎)が本来のカーブを失って真っ直ぐになってしまう状態のことです。

 

スマートフォンやパソコンの長時間使用、普段の姿勢などが主な原因で、頭痛やめまい、肩こりなど症状が出てきます。

 

この記事では、ストレートネックの原因や症状、予防方法について、わかりやすく解説します。ストレートネックに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ストレートネックとは?

まずは、ストレートネックとはどのような状態なのか、見ていきましょう。

人間の首の骨は、7つの椎骨と呼ばれる骨がつながってできています。この椎骨は、正常な状態では前方に緩やかにカーブしており、首や肩の筋肉とともに頭を支えています。

 

しかし、スマホやパソコンなどを使ってうつむいた姿勢が続くと、首の骨がまっすぐになってしまいます。これがストレートネックです。

 

ストレートネックには、「筋性」と「骨性」の2種類があります。

筋性のストレートネックは、猫背などの悪い姿勢で筋肉がこわばることによって生じます。筋肉の緊張をほぐすことで改善できる場合が多いです。

 

骨性のストレートネックは、筋性のストレートネックが長く続くことで、頚椎自体がゆがんでしまって起こります。骨の形が変わってしまうので、改善するのに時間がかかります。

 

ストレートネックは、スマホ首とも呼ばれることがあります。スマホの普及に伴って、下を向く時間が長くなりストレートネックになる人が増えていると言われています。

 

ストレートネックの原因について

ストレートネックの原因は、主に以下のようなものが挙げられます。

前傾姿勢でのスマホやパソコンの見過ぎ

スマホを見るときに、首を前に曲げてしまうと、頭の重さが6kgから約25kgにもなります。これは、首にとって大きな負担になることがわかります。

視力の低下

また視力が低下すると、目の前のものを見るために首を前に出してしまいます。これも、首にかかる負担を増やします

骨盤の後傾

骨盤が後傾すると、背骨全体が前に傾き、首も前に出てしまいます。骨盤の位置は、姿勢に大きな影響を与えます。

身体に合わない寝具

身体に合わない寝具を使うと、首のカーブが保たれないことがあります。枕が高すぎると、首が上に反り返ります。枕が低すぎると、首が下に曲がります。マットレスが硬すぎると、背中が反り返ります。マットレスが柔らかすぎると、背中が沈み込みます。

 

これらの原因によって、首が前に傾いた姿勢が長時間続きます。すると、首にかかる負担が増え、筋肉が緊張し、頚椎が引っ張られてまっすぐになってしまうのです。

ストレートネックになると、どのような症状が出るのでしょうか?次の項では、ストレートネックの症状について見ていきます。

 

ストレートネックの症状

ストレートネックになると、以下のような症状が出ることがあります。

✅頭痛

✅めまい

✅肩こり

✅首の痛み

✅背中の痛み

✅腕や手のしびれ

✅集中力や記憶力の低下

✅睡眠障害

✅自律神経の乱れ

✅顎関節症

✅目の疲れ

これらの症状は、ストレートネックによって首の血流や神経が圧迫されたり、首や肩の筋肉が緊張したりすることで起こります。

 

首には自律神経が多く集まっていますのでストレートネックになると、頭や首だけでなく、全身に影響を及ぼすことがわかります。ストレートネックを放置すると、健康や生活の質に悪影響を与える可能性があります。

 

では、ストレートネックにならないために、普段何に気をつければいいのでしょうか?最後の項では、ストレートネックの予防・改善の方法についてご紹介します。

 

自分できるストレートネックの予防・改善の方法

ストレートネックの予防・改善の方法は、以下のようなものがあります。

✅スマホやパソコンの使用時間を減らす

✅スマホやパソコンの画面の位置や角度を調整する

✅視力をチェックして必要ならメガネやコンタクトを使用する

✅骨盤の位置を正す

✅体に合った寝具を選ぶ

✅水分や栄養をしっかり摂る

✅睡眠を十分にとる

これらの方法を実践することで、ストレートネックの予防・改善につながります。特に、スマホやパソコンの使用には注意しましょう。

 

スマホやパソコンを使うときは、以下のポイントを守るといいです。

✅画面の高さは目の高さに合わせる

✅画面との距離は約50cmにする

✅画面の明るさは周囲の明るさに合わせる

✅20分ごとに10分休憩をとる

✅休憩中は遠くを見たり首を動かしたりする

 

ストレートネックとは?原因や症状、予防方法まとめ

ストレートネックとは、首の骨がまっすぐになってしまう状態のことです。スマホやパソコンの見過ぎが主な原因で、頭痛やめまい、肩こりなどの症状が出ます。

ストレートネックの予防・改善の方法としては、スマホやパソコンの使用時間を減らしたり、普段の姿勢などに気を付けることが大事です。

 

ストレートネックは、早期に対処すれば改善できる可能性が高いです。しかし、放置すると骨の形が変わってしまい、改善が難しくなります。ストレートネックになっているかどうかは、レントゲンを見るとわかります。

 

もし、ストレートネックに関するお悩みがある方は、ぜひ当院にご相談ください。当院では、頚椎の専門の施術を行っておりストレートネックの原因や症状に合わせて、オーダーメイドの施術を行っています。

ストレートネックでお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

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