脊柱側弯症
- 背骨が曲がっているのが気になる
- 少しでも姿勢が良くなりたい
- 骨盤のゆがみが気になる
- 整形に行っても何もしてもらえなかった
- 首や肩・腰がいつも痛い
茨木市で脊柱側弯症でお悩みのあなたへ
脊柱側弯症の原因と症状について|茨木市 まつお鍼灸整骨院
脊柱側弯症とは?
脊柱側弯症とは、背骨が左右に弯曲し、ねじれを伴う状態をいいます。通常、背骨は正面から見るとまっすぐですが、側弯症になるとS字やC字にカーブし、捻れるように回旋してしまいます。
この歪みによって、身体の左右のバランスが崩れ、筋肉や関節に偏った負荷がかかるため、肩こり・腰痛・背部痛・疲労感などの症状が起こりやすくなります。
見た目にも肩の高さの違いや、ウエストラインの非対称性、肋骨の出っ張りなどが目立つことがあり、特に思春期の子どもにとっては心理的な負担になることもあります。
■ 成長期に発症する「特発性側弯症」
脊柱側弯症の中でも最も多いのが「思春期特発性側弯症」です。10歳前後の女の子に多く、原因ははっきりと分かっていませんが、遺伝的要因やホルモンバランスの影響などが関係しているとされています。
このタイプは成長に伴って進行しやすいため、早期の発見と定期的な観察が重要です。学校の検診などで指摘されて来院されるケースも多くあります。
■ 大人に多い「変性側弯症」
一方で、中高年以降に発症するのが「変性側弯症」です。これは、加齢による椎間板の変性・骨密度の低下・筋力の衰えなどが原因で、徐々に背骨が曲がってしまう状態です。
変性側弯症では、慢性的な腰痛や背部痛、下肢のしびれ・重だるさなどの症状が現れることがあり、特に脊柱管狭窄症などの神経症状と合併することもあります。
■ 側弯が身体に与えるリスク
脊柱側弯症は見た目の問題だけでなく、筋肉の緊張バランスを崩し、慢性的な痛みを引き起こす要因となります。さらに重度になると、肋骨が内臓を圧迫し、呼吸が浅くなったり、消化機能に影響を及ぼしたりすることもあります。
また、ゆがんだ姿勢を無意識にかばうことで、骨盤や股関節・膝関節などにも二次的な負担がかかり、全身の不調へとつながるケースもあります。
年齢や性別、生活習慣との関係性
脊柱側弯症は、年齢や性別、生活習慣によって発症しやすさや進行具合が大きく異なります。
とくに「思春期の女子」「中高年の女性」「座りっぱなしの多い生活スタイル」の方は要注意です。
■ 思春期の女子に多い「特発性側弯症」
脊柱側弯症で最も多く見られるのが、10〜15歳前後の思春期女子に多く発症する「思春期特発性側弯症」です。
このタイプは明確な原因が分かっておらず、「気づいたときには背中が曲がっていた」というケースがほとんどです。
女子に多く見られる理由としては、ホルモンバランスの変化や成長スピードの違い、筋力の発達差などが関係していると考えられています。
学校の側弯検診などで早期に発見されることもありますが、痛みが少ないために放置されやすく、気づかないうちに進行していることも少なくありません。
■ 加齢や筋力低下による「変性側弯症」
一方、中高年以降に発症しやすいのが「変性側弯症」です。これは、加齢による椎間板や関節の劣化、筋力の低下、骨密度の低下(骨粗鬆症)などが重なり、背骨が徐々に曲がってくるタイプです。
特に60代以降の女性に多く見られ、姿勢が前かがみになっていくことで側弯が悪化し、慢性的な腰痛やしびれ、バランスの不安定さを訴える方も多くなります。
■ 姿勢の崩れ・生活習慣が進行のきっかけに
脊柱側弯症は先天的なものもありますが、生活習慣や姿勢の崩れが進行の引き金になるケースも少なくありません。
✔長時間のデスクワーク
✔スマートフォンの長時間使用
✔運動不足による体幹筋の低下
✔片側に偏った荷物の持ち方
こうした日常の何気ないクセが、背骨のゆがみを悪化させ、側弯症の進行を促してしまうこともあるのです。
脊柱側弯症の原因について
脊柱側弯症の原因には、明確に特定できるものと、はっきりとしない「原因不明」のものがあります。いずれにせよ、背骨のねじれや左右のゆがみは日常生活や身体のバランスに大きな影響を与えるため、原因を理解し早期の対策をとることが重要です。
■ 特発性(成長期に発症する原因不明の側弯)
最も多いのが「特発性側弯症」と呼ばれるタイプで、思春期(10〜15歳前後)の女子に多く見られます。
遺伝的な要素や成長ホルモンの影響なども考えられていますが、はっきりとした原因はわかっていないのが現状です。
見た目以外に自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうこともあるため注意が必要です。
■ 加齢・骨粗鬆症・椎間板の変性による側弯(変性側弯症)
中高年以降に見られるのが「変性側弯症」です。これは、加齢によって椎間板や骨が弱くなることにより、背骨が支えきれずに曲がってしまうタイプです。
特に骨粗鬆症や関節の変形、長年の姿勢のクセなどが重なることで、背骨がS字やC字にゆがみ、慢性的な腰痛・背中の張り・歩行の不安定感などが現れます。
■ 骨盤のゆがみ・脚長差・筋肉バランスの崩れ
骨盤や股関節、脚の長さに左右差があると、背骨がバランスをとるために無意識のうちにゆがみが生じることがあります。また、筋力のアンバランス(片方だけ使いすぎる等)も側弯の原因になります。
■ 姿勢の癖・生活動作による二次的な側弯
✔カバンをいつも同じ側で持つ
✔足を組むクセがある
✔長時間スマホやパソコンを見る習慣
こうした日常の姿勢や体の使い方の偏りが、長期的に脊柱のゆがみを進行させる「機能性側弯症」につながるケースもあります。
脊柱側弯症の主な症状とは?
脊柱側弯症は、初期には痛みが出ないこともありますが、進行するとさまざまな不調や違和感を伴うようになります。
✅肩の高さが左右で違う/背中が片側だけ出っ張る
鏡で見たときや写真を撮ったときに、左右の肩の高さや背中の形が違って見えるのは典型的な初期サインです。
✅腰や背中の慢性的な痛み・張り感
片側の筋肉に負担が集中するため、同じ場所ばかりが張る・こる・痛むという症状が出やすくなります。
✅長時間座っていられない/疲れやすい
背骨が真っすぐでないことで、正しい姿勢をキープするのが難しく、少しの動作でも疲れてしまうという方も多くいらっしゃいます。
✅呼吸が浅くなる/背中が詰まるような圧迫感
胸郭が圧迫されると、呼吸がしづらい、息苦しいといった症状につながることもあります。
✅見た目の左右差によるストレスや不安感
特に思春期のお子様では、姿勢や外見の左右差がコンプレックスになり、学校生活にも影響するケースがあります。
骨格矯正が脊柱側弯症に効果的な理由|茨木市 まつお鍼灸整骨院
脊柱側弯症は、骨格矯正を行うことで身体の全体のバランスが良くなります。
見た目の改善だけでなく、筋肉や神経の働きを最適化し、痛みや疲れやすさといった症状の軽減にもつながります。
① 背骨・骨盤の歪みを整え、側弯による負荷を分散
脊柱側弯症では、背骨の弯曲や捻じれにより、片側の筋肉や関節に過剰な負担がかかってしまいます。
当院では、骨盤や股関節の傾き・脚の長さの違いなども含めた全身バランスを評価し、骨格のゆがみを調整することで、日常動作でのストレスや痛みを軽減させていきます。
② 筋肉の左右差・バランスを調整し、動作の効率を改善
側弯に伴う身体の傾きは、左右の筋肉の使い方にも大きな差を生み出します。ある筋肉が過緊張し、反対側が使われにくくなることでさらに姿勢が悪化し、症状が進行してしまうという悪循環に。
当院では骨格の矯正だけでなく、筋肉の緊張を緩和し、弱っている筋肉を活性化させる施術も同時に行います。これにより、動作や姿勢の効率が高まり、身体全体のバランスが整っていきます。
③ 神経・血流の流れを整えて自然治癒を促進
背骨のゆがみは、神経の伝達や血流、自律神経の働きにも影響を与えます。
特に側弯が胸椎や腰椎に及ぶ場合、内臓機能や疲労感・冷えなどの不調が出やすくなります。
骨格矯正により背骨の可動性が改善されると、神経の伝達や血流がスムーズになり、身体の回復力=自然治癒力が高まると考えています。
「コルセットだけでは良くならない」脊柱側弯症への施術
整形外科では、脊柱側弯症に対して経過観察やコルセットで様子を見る方針をとることが一般的です。
確かにコルセットは背骨の変形進行をある程度抑える役割を果たしますが、それだけでは本当の意味での改善にはつながらないことが多いのが現実です。
■ 整形外科では見落とされやすい「体の使い方」への指導
一般的な医療機関では、画像診断をもとに治療方針を決めることが多く、日常生活での体の使い方やクセ、姿勢習慣までは細かく見てもらえないことがほとんどです。
まつお鍼灸整骨院では、施術と同時に「身体の使い方指導」も重視し、再発や進行を防ぐためのストレッチ・体操・座り方・立ち方などを丁寧に指導いたします。
脊柱側弯症の施術とアフターケアについて|茨木市 まつお鍼灸整骨院
脊柱側弯症の施術について
まつお鍼灸整骨院では、脊柱側弯症の進行予防と日常生活の質の向上を目指して、構造・筋肉・神経の3方向から多角的にアプローチする施術を行っています。
■ 医療機関と連携したレントゲン分析に基づく施術
脊柱側弯症は、背骨の弯曲や捻じれ具合によってアプローチ方法が異なります。当院では、必要に応じて医療機関と連携してレントゲン分析を行い、弯曲の角度や捻じれの程度を正確に把握した上で施術方針を立てます。
画像と身体の動き(歩行・姿勢・左右差)を総合的に評価し、「見た目のゆがみ」だけでなく、「使い方のクセ」まで丁寧に診ていきます。
■ 骨格矯正 × 筋肉調整 × 自律神経アプローチ
脊柱側弯症では、背骨のゆがみだけでなく、左右の筋肉バランスの崩れや、自律神経の乱れも症状の一因になります。
当院では、骨格矯正で背骨や骨盤のバランスを調整し、筋肉調整で過緊張や弱化した筋群のバランスを整えていきます。
■ 痛みのない安全な施術
「整体は痛そう」「背骨をボキボキ鳴らされるのが怖い」という方も多いですが、当院の施術はお子さまからご高齢の方まで受けられる安全な施術です。
身体に負担をかけず、神経や筋肉アプローチしていきますので、安心してお越しください。
脊柱側弯症のアフターケアについて
施術の効果を持続させ、側弯の進行を防ぐためには、日常生活の改善とセルフケアが欠かせません。
■ 自宅でできる体幹トレーニング・ストレッチ
脊柱側弯症の改善には、体幹の安定性が重要です。
当院では、お子さまから大人まで取り組める簡単で効果的な体幹トレーニングやストレッチ方法をお伝えし、ご自宅でも無理なく継続できるケアをサポートしています。
■ 側弯を悪化させない寝方・座り方・荷物の持ち方
✔うつぶせ寝や横向きでの長時間の睡眠
✔片方だけで荷物を持ち続けるクセ
✔長時間の前かがみ姿勢
こうした日常の動作が、知らず知らずのうちに背骨のゆがみを進行させることがあります。
当院では、側弯を悪化させにくい身体の使い方を丁寧に指導し、負担の少ない生活習慣への見直しをお手伝いします。
■ 姿勢改善のための習慣指導と再発予防
日常生活において、正しい姿勢を維持するための意識の仕方・体の使い方・座り方の工夫などもお伝えしています。
院長からのメッセージ
「背中が曲がっているのが恥ずかしい」
「左右の肩の高さが違うのが気になる」
そんなふうに脊柱側弯症によって人目が気になり、日常生活にも支障を感じている方は少なくありません。
特に思春期の子どもたちにとっては、見た目の変化が大きなストレスや不安につながることもあります。
また、親御さんからは「子どもの背中が曲がってきた気がする」「学校検診で側弯症といわれたけど、このままで大丈夫なのか」といった声も多く寄せられます。
でも、どうか「もう遅い」「放っておくしかない」とは思わないでください。
脊柱側弯症は、早い段階からケアを行うことで進行を防いだり、痛みや負担を軽減したりすることが十分に可能です。
脊柱側弯症でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
痛みの原因を突き詰めて、どの部分をどのように施術していけば良いかを徹底して分析し、お客様にはわかりやすく説明いたします。当院は、全国でも珍しいレントゲンを元に施術を行っています。レントゲン検査に基づいて背骨の歪みを改善するため、正確な施術を行うことができます。
身体の痛みや不調は『姿勢』が原因であると考えています。無理な姿勢を続けるで姿勢のバランスが乱れ、身体にいろんな悪影響を与えます。当院では痛い所だけでなく『姿勢』に重点を置き、独自の検査・施術法で、あなただけのオーダーメイドの施術を行っていきます。
まつお鍼灸整骨院では、お客様の貴重なお時間を大切にします。お一人おひとりと真剣に向き合い、最も適した施術を行うため完全予約制とさせていただいております。
脊柱側弯症の施術の流れ| 茨木市 まつお鍼灸整骨院
初めて整骨院に来院する際、「どんな流れで施術を受けるのか」「痛みはあるのか」「本当に良くなるのか」など、不安や疑問をお持ちの方は多いはずです。
ここでは、脊柱側弯症の施術の流れを、初回の来院から施術終了まで分かりやすくご紹介します。
①予約
まずはお電話、または当院の公式LINE・Web予約フォームからご予約ください。
✅完全予約制のため、待ち時間も少なくスムーズにご案内できます
✅初回は問診・検査・カウンセリングも含めて約60分程かかります
お身体のお悩みのご相談もお気軽にどうぞ
駐車場がごさいますので車で来られる方は予約時に車で来ることをお伝え下さい。
②初回カウンセリング・検査
初めてご来院いただいた際には、まず丁寧にお話を伺います。
✅どんなときに痛みが出るのか
✅どのような生活習慣か
✅病院や他の治療院での経過
その後、姿勢チェック・可動域検査・整形外科的テストなどを用いて、症状の根本的な原因を探ります。必要な方は後日、レントゲンを撮って頂きます
③結果説明
検査の結果をもとに、現在の状態について詳しくご説明します。
✅どこが原因で痛みが出ているのか
✅脊柱側弯症の状態
✅骨格や筋肉、神経の状態
そして、「どのようにすれば良くなるのか?」を、患者様一人ひとりに合わせてご提案します。
不安や疑問が残らないよう、専門用語は使わず、わかりやすく丁寧な説明を心がけています。
④施術開始
⑤施術後の説明
施術後は、
✅施術による身体の変化
✅今後の施術計画(回数・頻度)
✅日常生活での注意点やセルフケア
などを、しっかりご説明いたします。
当院では「施術して終わり」ではなく、患者様が納得して通っていただけるよう信頼関係を大切にしています。
⑥お会計
最後にお会計と、次回のご予約をしていただき終了です。
✅各種クレジットカード、電子マネーも対応
✅予約の変更やキャンセルも柔軟に対応
症状の改善には継続的な施術が必要なケースが多いため、初回終了時に通院の目安もお伝えしています。
もし、施術について疑問に思った事や、症状に関してご不安に思う事などあればお気軽にご質問ください。
脊柱側弯症のよくある質問|茨木市 まつお鍼灸整骨院
Q. 側弯症でも整体を受けても大丈夫ですか?
はい、脊柱側弯症の方でも整体は受けていただけます。当院では、状態に応じた施術を行っており、骨格や筋肉のバランスを整えることで、痛みや不快感の軽減、姿勢の安定をサポートしています。体の状態をみながら、慎重に進めていきますのでご安心ください。
Q. 成長期の子どもにも施術できますか?
はい、思春期の側弯に対しても、成長期の発達に配慮した施術を行っています。強い刺激やボキボキといった矯正は行わず、骨格のゆがみや筋肉のバランスを整えながら、進行の予防と姿勢改善を目指します。親御さんからのご相談も多数いただいておりますので、安心してお任せください。
Q. 側弯による肩こりや腰痛にも対応してもらえますか?
もちろん対応しております。脊柱側弯症では、背骨のゆがみが原因で片側に負担がかかりやすく、慢性的な肩こり・腰痛・背中の張り感などの症状が出やすくなります。当院では、骨格・筋肉・神経のバランスを整えることで、これらの痛みや不調を軽減することを得意としています。
Q. 側弯症の進行を止めることはできますか?
完全に止めることは難しい場合もありますが、日常姿勢の改善や骨格のケアによって進行を緩やかにしたり、症状を悪化させにくい身体をつくることは可能です。特に成長期による側弯には、早めの対応がとても効果的です。
Q. 整形外科との違いはなんですか?
整形外科では主にコルセット指導や経過観察が中心になりますが、当院では、骨格・筋肉・姿勢・動き方の評価をもとに、身体全体を見てアプローチしていきます。また、歩き方・座り方・日常生活でのクセに対する具体的なアドバイスやセルフケアの提案も行っています。
Q. どれくらい通えば改善しますか?
症状の程度や年齢によって異なりますが、初期は週1〜2回のペースで、状態が安定してくると月に1〜2回程度のメンテナンス通院が目安となります。カウンセリング時に、目標や生活スタイルに合わせた通院プランをご提案いたします。
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