足底筋膜炎は踵が痛くなる!?痛みの部分や原因・症状・日常生活での注意点について!!

2023年05月17日

足の裏や踵が痛くなる足底筋膜炎は比較的よくみられる疾患です。足の裏が痛くなると歩くのが困難になりますし、痛みが強いケースは長引いたり、日常生活にも支障をきたすこともあります。

 

足の裏の痛みでお悩みの方は、この記事を読んで少しでも参考にしてください。

 

見出しタイトル

・足底筋膜炎とは?

・足底筋膜炎の原因は以下のようなものが挙げられます

・足底筋膜炎の症状について

・足底筋膜炎の良くなるまでの期間

・足底筋膜炎を軽減させるためには?マッサージは効果的?

・足底筋膜炎で気をつけること

・全体のバランスを良くすることで足底筋膜炎は軽減する

 

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎は、足底にある「足底筋膜」に炎症が起こる疾患です。主にかかとから足指の付け根にかけての痛みが特徴的で、特に初期段階では朝起きたときや長時間歩いたあとなどに痛みを感じることが多いとされています。

 

足底筋膜炎の原因としては、過剰な運動や肥満、高いアーチの靴を履くなどが挙げられます。治療法としては、足底筋膜を伸ばすストレッチや、足底に負担をかけないような靴の選択、炎症を抑えるための薬物療法などがあります。

 

足底筋膜炎の原因は以下のようなものが挙げられます

 

過剰な運動や負荷

足底に長時間の負荷をかけたり、運動量を急に増やしたりすることで、足底筋膜が炎症を起こすことがあります。

 

足の形や動作の問題

扁平足や高アーチ、O脚などの足の形の問題や、歩行時に足首を内側に捻るなどの動作の問題がある場合、足底筋膜に負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。

 

靴の問題

適切でない靴を履いたり、古くなった靴を使い続けたりすることで、足底に負担がかかり、足底筋膜炎を引き起こすことがあります。

 

年齢や体重

年齢とともに筋肉や脂肪の量が減少し、足底に負荷がかかりやすくなるため、足底筋膜炎を発症するリスクが高まります。

 

生活習慣の問題

過剰な立ち仕事や、長時間の座り仕事など、足底に負荷がかかり続ける生活習慣が原因で足底筋膜炎を発症することがあります。また、肥満や喫煙などもリスクの一つとして挙げられます。

 

足底筋膜炎の症状について

足底筋膜炎の主な症状は、足底部に痛みを感じることです。痛みは、通常、かかとの付け根の内側にある足底腱膜に沿って広がります。

この痛みは、しばしば起床時に最も激しくなり、しばらくすると緩和することが多いです。

また、長時間の立ち仕事や歩行後にも痛みが増すことがあります。足底筋膜炎の症状は、時にはしびれや痺れを伴うこともあります。

 

足底筋膜炎の良くなるまでの期間

足底筋膜炎の治療期間は症状の重さや個人差によって異なりますが、軽度の場合であれば数週間で改善することがあります。

 

しかし、重症化している場合や慢性的な症状がある場合は、良くなるまでに時間がかかることもあります。治療には継続的なケアや運動療法、ストレッチ、靴の調整、体重の管理なども必要となります。

 

足底筋膜炎を軽減させるためには?マッサージは効果的?

足底筋膜炎の痛みを軽減するためには、炎症を抑えるために冷やすことが効果的です。炎症が落ち着いた後には、筋肉の緊張をほぐし血流を良くするために温めることも効果的です。

 

足底筋膜炎の場合、適切なマッサージは効果的であることがあります。マッサージによって筋肉や軟組織を緩めることで、痛みや不快感を軽減し、炎症を緩和する効果が期待できます。

 

ただし、強い力で揉んだり、痛みが強いところに無理に圧力をかけたりすると、かえって炎症を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。適切な方法で行う場合は、症状の改善に役立つことがあります。

 

自己判断でのマッサージはかえって症状を悪化させる恐れがあるため気をつけましょう。

 

足底筋膜炎で気をつけること

足底筋膜炎を予防するためには、以下の点に気をつけることが重要です

①適切な靴を履くこと

フィット感があり、アーチサポートがある靴を履くようにしましょう。また、古くなった靴は交換しましょう。

②足を休めること

長時間の立ち仕事や歩行は避け、足を休める時間を作りましょう。

③ストレッチを行うこと

足の筋肉を柔らかくするために、足首やふくらはぎのストレッチを行いましょう。

④体重の管理をすること

過剰な体重は足に負担をかけるため、体重の管理にも注意が必要です。

足底筋膜炎が発症して痛みが続く場合は、早めに適切な施術を受けることが重要です。自己判断でのケアは避けて専門家に相談しましょう。

 

全体のバランスを良くすることで足底筋膜炎の痛みは軽減する

まつお鍼灸整骨院では姿勢の改善も行いながら足底筋膜炎の症状へアプローチをしていきます。姿勢の改善が足底筋膜炎にどのように関連しているかを説明します。

①正しい姿勢による負担の分散

正しい姿勢を保つことにより、体重や負荷が均等に足や足底にかかるようになります。姿勢が悪いと、体重の一部が特定の部位に集中し、足底に過剰な負荷がかかる可能性があります。正しい姿勢を保つことで、足底への負担を均等に分散させ、足底筋膜炎の症状を軽減することができます。

②適切な姿勢による筋肉のバランス

正しい姿勢は、筋肉のバランスを促進します。姿勢が悪いと、特定の筋群が過剰に緊張し、他の筋群が弱まる場合があります。この筋肉の不均衡は、足底筋膜にも影響を与える可能性があります。適切な姿勢を保つことにより、筋肉のバランスが整い、足底への負担を軽減することができます。

③姿勢の改善による身体の調整

姿勢の改善は、身体の骨格や関節の正しい位置への調整にも関与します。特に、脊椎や骨盤の位置やバランスが重要です。正しい姿勢を保つことで、骨格や関節の適切な位置に戻し、足底の負担を軽減することができます。

ただし、足底筋膜炎の症状を改善するためには、姿勢の改善だけでなく、適切な施術やケアも重要です。

足底筋膜炎の症状に悩んでいる方は、一度ご相談ください。

後頭部や頭の付け根が痛くなる頭痛は何が原因!?緊張型頭痛や頚性頭痛・後頭神経痛の可能性も

2023年05月14日

頭痛だけでなく、首や肩にも症状が及ぶタイプの頭痛で悩んでいませんか?

 

季節の変わり目やストレスを感じやすい時期は、片頭痛や首や肩にも症状が現れる頭痛に注意が必要です。頭痛の症状が頻繁に起こる場合や強い場合には、まずは何か問題がないか早めに検査を受けることをおすすめします。

 

 

見出しタイトル

・頭だけでなく首や後頭部・肩にも痛みが及ぶ頭痛には以下の3つがある

・首のコリが共通の原因

・その他の頭痛について

・首からくる頭痛を和らげる方法

 

頭だけでなく首や後頭部・肩にも痛みが及ぶ頭痛には以下の3つがある

頭だけでなく首や後頭部・肩にも痛みが及ぶ頭痛には以下の3つがあります。それぞれの特徴と症状を紹介します。

 

緊張型頭痛

この頭痛は、首や肩の筋肉が過剰に緊張することで起こります。周囲の血管や神経が圧迫され、頭痛・肩こり・めまいなどの症状が現れます。

 

長時間のパソコン作業や無理な姿勢が原因となり、血行不良や自律神経のバランスの乱れも生じます。

 

緊張型頭痛には、身体的なストレスと精神的なストレスの2種類があります。身体的なストレスが原因の場合、女性のほうが頭を支える首の筋肉が弱いので頭痛が起こりやすい傾向があります。

 

精神的なストレスが原因の場合は、緊張状態が続くことで頭痛を引き起こします。真面目な人や几帳面な人に多い特徴があります。

 

緊張型頭痛の症状は、後頭部から首にかけての圧迫感や「頭の両側をはちまきで締め付けられるような痛み」などがでてきます。

 

頚性頭痛

頚性頭痛は、首のこりが原因で起こる頭痛の一種です。首の後ろ側の筋肉に過度な負担がかかると、首を支える筋肉が過度に緊張してしまい、頭痛や肩こり、めまい、睡眠障害などの症状を引き起こします。

 

また、慢性的な倦怠感やだるさ、やる気が出ないといった症状が出ることもあります。

 

現代人は、長時間のパソコンやスマートフォンの使用によって首に負担をかけることが多くなっています。このような状態が慢性化すると、頚性頭痛を引き起こす原因となります。

 

長時間のスマートフォンやパソコンの使用をする場合は、定期的な休憩やストレッチを行うことが大切です。

 

後頭神経痛

後頭神経痛は、首に入り組む神経や筋肉の圧迫によって引き起こされる痛みの一種です。

 

痛みは後頭部や頭のてっぺん、耳の後ろなどに感じられ、チクチク、キリキリ、ズキズキといった痛みを伴います。

多くの場合、1週間程度で自然に治まることが多いですが、強い痛みを伴う場合や頻繁に痛む場合は、予防するために正しい姿勢の維持やストレッチ、運動、適切な休息などが重要です。

 

首のコリが共通の原因

緊張型頭痛・頚性頭痛・後頭神経痛など、頭部から首の後ろにかけて痛みを感じるタイプの頭痛には、首の筋肉の過剰な緊張、首のこりが共通の原因として挙げられます。

 

首は重い頭部を支え、神経や血管が集まる所でもあります。首の筋肉が緊張して神経や血管が圧迫されると、身体に様々な症状が現れます。

 

このような頭痛の原因としては、長時間のパソコン作業やスマホの使用、それによる不自然な姿勢やストレートネック、極度の緊張や悩みごとや不安などの精神的ストレスや自律神経の乱れが考えられます。

 

また、在宅勤務や自粛生活によって生活リズムが乱れることもストレスや自律神経を乱す原因になります。頭痛を治療する場合は、鎮痛剤に頼るのではなく、まずは原因を特定し、原因に対する対処が必要です。

 

その他の頭痛について

片頭痛

片頭痛は、激しい頭痛やその他の症状が特徴的な神経系の疾患です。片頭痛の特徴は、一方の頭部に強い鈍痛や激しい痛みを感じ、吐き気、嘔吐、光や音に敏感になることです。頭痛は通常、4時間から72時間程度続くことがあり、生活に支障をきたすことがあります。

 

また、片頭痛は一生涯繰り返す場合があります。片頭痛は、脳の血管の拡張と収縮に関係する化学物質の異常によって引き起こされると考えられています。この異常は、神経細胞の活動の変化や環境要因によって引き起こされるとされています。

 

群発頭痛

群発頭痛は、非常に痛みが激しい周期性の頭痛の一種で、発作性に襲ってくる特徴があります。一般的には、1日に何度も、1回数分から1時間以上の間隔で1週間から数ヶ月程度続くことがあります。

 

群発頭痛の発症は、多くの場合、夜間に起こります。痛みは目の周りや後頭部、顔面、頭の片側に現れることが多く、鋭い痛みや鈍い痛みが交互に現れることがあります。

 

また、瞳孔の収縮や目の充血、涙目、鼻水、顔面の発赤などの自律神経症状が伴うことがあります。

 

群発頭痛は、特に男性に多く、30代から50代にかけて発症することが多いです。なぜ起こるかはっきりとした原因はわかっていません

 

首からくる頭痛を和らげる方法

首から起こる頭痛を緩和させるために以下の方法があります

①首のストレッチ

首の筋肉を伸ばすことで緊張を緩和することができます。毎日、軽いストレッチを行いましょう。

具体的には、まっすぐ前を見つめた状態から、ゆっくりと頭を左右に傾ける、前に倒す、後ろに引くなどの動作を繰り返します。

 

②温める

首に温かいタオルをあてたり、シャワーを浴びたりすることで血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。

 

③適切な姿勢を保つ

パソコン作業などで長時間同じ姿勢を続けると首に負担がかかり、こりや痛みが生じやすくなります。適度に休憩を取り、姿勢を変えたり、デスク周りの環境を整えることが重要です。

 

④ストレスを減らす

ストレスが多いと、首の筋肉が緊張しやすくなります。適度な運動や瞑想、深呼吸などを行うことでリラックス効果が期待できます。

 

⑤適度な運動をする

普段から適度な運動を心がけましょう。ただし、首の痛みが強い場合は無理をせず、休養することも重要です。

 

これらの方法を実践することで、首から起こる頭痛が軽減することがあります。ただし、症状が続く場合は、早めに適切な施術を行いましょう。

足の付け根の痛みは股関節痛?それとも腰痛?股関節の問題が原因で腰痛が起こることがある!?

2023年05月14日

 

腰痛と股関節の関連について書きました。股関節痛や腰痛でお悩みの方は参考にしていただければと思います。

 

腰痛と股関節の痛みは関連しているケースがあります。実際には股関節の問題が原因で腰痛が起こることがあります。

 

具体的には、股関節の炎症や損傷が腰部の痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、腰椎の疾患や損傷が股関節痛を引き起こす場合もあります。

 

腰痛と股関節痛は症状が似ていることがあります。ですので股関節の痛みが腰痛とみられたり反対に腰痛が股関節の痛みとみられたりすることがあるために注意が必要です。

 

症状に合わせた適切な施術を受けることが大事になってきます。

 

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・腰痛と股関節痛はそれぞれ異なった原因や症状がある

・股関節の構造について

・股関節が痛む場合、以下のようなサインが現れることがある

・腰椎の構造について

・腰椎が痛みの原因であることを示すサインは、以下のようなものがある

・腰痛と股関節痛の違いまとめ

腰痛と股関節痛はそれぞれ異なった原因や症状がある

腰痛は、腰部や仙骨部に痛みを感じる症状で、腰椎の問題や外傷、筋肉の緊張やストレス、椎間板ヘルニアなどが原因となることが多いです。

 

腰痛の症状は、腰部やお尻、太ももの後ろに痛みが現れることが多いです。また、腰部の可動域が制限されたり、しびれや痺れなどの神経症状がある場合もあります。

 

一方、股関節痛は、股関節周辺に痛みを感じる症状で、股関節の疾患や骨盤の歪み、筋肉の緊張などが原因となることが多いです。

 

股関節痛の症状は鼠径部あたりに痛みがでて大腿前面にも痛みがでてくることがあります。

 

また、股関節の可動域が制限されたり、歩くのが困難になるなどの症状がでる場合もあります。腰痛と股関節の痛みは症状が似ていることもありどちらも影響し合います。

 

股関節の構造について

股関節は、大腿骨頭と寛骨臼との間にある球関節です。股関節は人体の最も強靭な関節の1つです。

 

股関節には、多くの筋肉や靭帯が付着しており、これらが関節を固定し、動きを制御しています。股関節は、前屈、屈曲、内旋、外旋など、多くの方向に可動域を持っています。

 

股関節が痛む場合、以下のようなサインが現れることがある

①歩行時の痛み

股関節が痛いと、歩く際に痛みを感じることがあります。特に、長時間歩いた後や階段を上る際に痛みが増すことが多いです。

 

②腰や太ももの痛み

股関節の痛みが原因で、腰や太ももにも痛みが現れることがあります。腰痛と混同されることもあるので注意が必要です。

 

③関節のこわばり

股関節の痛みが長引くと、関節がこわばって動かしにくくなることがあります。特に、朝起きたときや長時間座った後に動かすときに感じることが多いです。

 

④歩行の制限

股関節の痛みがひどくなると、歩行に制限が生じることがあります。歩幅が狭くなったり、歩く速度が遅くなったりすることがあります。

 

腰椎の構造について

腰椎は背骨の下部に位置する5つの骨からなる構造です。腰椎は体重を支える主要な部位であり、上半身と下半身をつなぐ役割を果たしています。

腰椎は背骨の中でも最も動きやすい部分であり、前後左右に曲げることができます。

 

各腰椎は、椎間板と呼ばれるクッションで区切られており、隣接する腰椎同士が摩擦を起こさずに滑らかな動きをすることができます。

 

また、腰椎の周りには筋肉や靭帯、神経が密集しており、これらの組織が腰椎の安定性を保つことで、適切な姿勢を維持することができます。

 

腰椎の病気や損傷は、痛みやしびれなどの症状を引き起こすことがあります。一般的な腰痛の原因の多くは、腰椎の変形や損傷に起因するものです。

 

腰椎が痛みの原因であることを示すサインは、以下のようなものがある

①腰部痛

腰椎の異常が原因で腰部に痛みを感じることがあります。痛みは突然始まることがあるし、徐々に強くなっていくこともあります。

腰痛は、腰の上、下、左右、または中心部に感じることができます。

 

②足のしびれや痛み

腰椎の神経が圧迫されると、足のしびれや痛みが起こることがあります。特に、坐骨神経が圧迫されると、臀部から足先にかけての痛みやしびれが生じることがあります。

 

③腰や脚の筋肉の弱り

腰椎の神経が圧迫されると、腰や脚の筋肉が弱くなることがあります。この症状は、腰椎症や脊柱管狭窄症などの病気で起こることがあります。

 

④歩行困難

腰椎の異常が原因で、足の筋肉が弱くなったり、坐骨神経が圧迫されると、歩行が困難になることがあります。

 

腰痛と股関節痛の違いまとめ

股関節痛のある人は鼠径部に症状が現れます。腰や大腿の前面に痛みが出ることもありますが、下肢に症状が出ることはめったにありません。

 

また、腰痛の原因は腰椎にあると思われていますが、実際には股関節が原因の場合も多いです。股関節痛や腰痛で病院を受診する場合、レントゲンやMRIなどの画像診断が行われますが、検査だけで痛みの根本改善とはならないことがほとんどです。

 

痛みや症状が良くならないケースは腰や股関節など痛みのでる部分だけではなく、全体的な姿勢のバランスや骨盤のゆがみを整えることも大事になってきます。

坐骨神経痛はお尻が痛くなる?坐骨神経痛を改善・予防するための効果的な座り方は!?

2023年05月13日

 

坐骨神経痛を抱える人たちの多くは、座っているときに膝から下がしびれや痛みを感じ、座ることが苦痛になることがあります。

ですが、正しい座り方を実践することで、坐骨神経痛の予防や改善につながることがあります。

この記事では、正しい座り方について解説し、坐骨神経痛を抱える方々の座り方改善の参考にしていただければと思います。

 

見出しタイトル

坐骨神経痛とは?原因や症状について

坐骨神経痛を予防・改善する正しい椅子の座り方

坐骨神経痛を予防・改善する正しい床の座り方

坐骨神経痛の人が日常で気を付けること

・坐骨神経痛の座り方・予防まとめ

 

坐骨神経痛とは?原因や症状について

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されたり損傷を受けたりしたことによって、腰や臀部、大腿裏面から下脚部、足にかけての痛みやしびれ、刺すような痛みが生じます。

坐骨神経痛の主な原因は、以下のようなものがあります。

①腰椎椎間板ヘルニア

脊椎の椎間板が変形・脱出し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

②脊柱管狭窄症

脊柱管内のスペースが狭くなり、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

③脊椎の変形・変性

脊椎が変形・変性し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

④筋肉の緊張

腰や臀部の筋肉が緊張・痙攣し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

⑤外傷・事故

外傷や事故によって坐骨神経が損傷し、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

坐骨神経痛の主な症状は、腰や臀部から下肢にかけての痛み、しびれ、刺すような痛みなどがあります。

また、歩行困難や足の力が入らなくなることがあります。症状の程度は個人差がありますが、患者さんの生活に大きな影響を与えることがあります。

 

坐骨神経痛を予防・改善する正しい椅子の座り方

 

坐骨神経痛の改善には、正しい椅子の座り方が重要です。以下に、坐骨神経痛の改善に効果的な正しい椅子の座り方をいくつか紹介します。

①足を床にしっかりつける

座っているときには、足を床にしっかりつけるようにしましょう。足が浮いていると、腰や脚に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

②背中を伸ばす

椅子に座るときには、背中を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。背中が丸まっていると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

③膝と腰の高さを揃える

椅子に座ったときには、膝と腰の高さを揃えるようにしましょう。膝が高くなりすぎると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

④肘を90度に曲げる

デスクワークをするときには、肘を90度に曲げてキーボードやマウスを操作するようにしましょう。肘が伸びすぎると、肩や首に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

⑤頻繁に姿勢を変える

椅子に座っているときには、長時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。30分おきに立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることで、筋肉の疲れを軽減し、症状の改善につながります。

 

以上のように、正しい椅子の座り方を実践することで、坐骨神経痛の改善につながることがあります。ですが、症状がひどい場合や長期間続く場合には、適切な施術を行うことをおすすめします。

 

坐骨神経痛を予防・改善する正しい床の座り方

 

坐骨神経痛を予防・改善するためには、正しい床の座り方を実践することが大切です。以下に、坐骨神経痛の予防・改善に効果的な正しい床の座り方をいくつか紹介します。

 

①クッションを使う

硬い床に座ると、腰や尾骨に負担がかかり、痛みが生じることがあります。そこで、クッションや座布団を使って、床に座ったときの負担を軽減しましょう。

 

②膝を曲げる

床に座るときには、膝を曲げて座るようにしましょう。膝が伸びていると、腰に負担がかかり、痛みが生じることがあります。

 

③背筋を伸ばす

床に座ったときには、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。背中が丸まっていると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

④頻繁に姿勢を変える

長時間同じ姿勢を続けると、筋肉の疲れがたまり、症状が悪化することがあります。そこで、30分おきに立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることで、筋肉の疲れを軽減しましょう。

 

⑤腰を支える

床に座るときには、腰を支えるクッションや枕を使うことで、腰にかかる負担を軽減することができます。

 

坐骨神経痛の人が日常で気を付けること

坐骨神経痛の人が日常生活で気を付けることは以下の通りです。

 

①正しい姿勢を保つ

姿勢が悪いと、腰に負担がかかり、坐骨神経痛を引き起こす原因になることがあります。そのため、正しい姿勢を保つように心がけましょう。座るときは背筋を伸ばし、立つときは肩を開いて、胸を張るようにします。

②運動をする

坐骨神経痛の人でも、運動は欠かせません。腰周りの筋肉を鍛えることで、腰への負担を軽減することができます。ただし、激しい運動は避け、軽いストレッチや散歩、水泳など、身体に負担の少ない運動を選ぶようにしましょう。

日常生活での注意点

日常生活でも、坐骨神経痛に配慮した行動を心がけましょう。例えば、重い荷物を持ち上げるときは腰を曲げず、膝を曲げて力を入れるようにします。

また、長時間同じ姿勢でいることを避け、30分おきに立ち上がってストレッチをしたり、歩いたりするようにします。

 

食生活に気を配る 食生活にも気を配ることで、坐骨神経痛を予防することができます。カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することで、骨の健康を保ちます。

 

また、過剰な体重は腰に負担をかけるため、食事にも気を遣い、適度な体重を維持するようにします。

 

以上のように、坐骨神経痛の人が日常生活で気を付けることは、正しい姿勢の保持、適度な運動、注意点の実践、そしてバランスの良い食生活などが挙げられます

 

坐骨神経痛の座り方・予防まとめ

坐骨神経痛の方には、以下のポイントがおすすめです。

 

まず、正しい姿勢を心掛けましょう。座る場合は、椅子や床に座っても背中を伸ばし、腰を立てて座るようにしましょう。

 

長時間座りっぱなしは避け、30分ごとに立ち上がって軽いストレッチや運動をすることも大切です。また、重いものを持ち上げるときは、腰に負担をかけないように注意しましょう。

 

身体を冷やさないようにし、寒さ対策もしっかりと行いましょう。さらに、適度な運動は筋力をアップさせるためにも必要です。

 

まつお鍼灸整骨院では、坐骨神経痛の施術も得意としています。坐骨神経痛でお悩みの方はぜひご参考にしてください。

肩が痛くて挙がらないのは肩関節周囲炎?期間はどのくらいで治る?痛くても動かした方がいい!?

2023年05月13日

 

肩関節周囲炎は、肩関節周辺の組織が炎症を起こす疾患であり、肩の痛みや可動域制限、肩のこわばりなどの症状が現れます。

肩関節周囲炎は、肩を支える筋肉、腱、靭帯、軟骨、滑液包など、肩周囲のさまざまな組織に起こることがあります。

 

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どんな人が五十肩になる?

五十肩は、50歳以上の人に多く見られる肩の病気で、女性に発症しやすいと言われています。以下は、五十肩になりやすい人の特徴です。

①加齢

五十肩は、加齢に伴い起こることが多く、50歳以上の人に多く見られます。年をとることで、肩周囲の組織が劣化して柔軟性が低下するため、炎症が起こりやすくなります。

②女性

女性に五十肩が多く見られる理由は、女性ホルモンの影響が考えられます。女性ホルモンは、関節の軟骨や靭帯を保護する働きがありますが、更年期になると女性ホルモンの分泌が減少するため、五十肩にかかりやすくなると考えられています。

③糖尿病

糖尿病を患っている人は、五十肩にかかるリスクが高くなるとされています。糖尿病によって、血糖値が高くなり、糖化が進行することで、組織の硬化が促進されるためです。

④長期間の無理な姿勢や運動

長期間同じ姿勢を取る、または過剰な運動を行うことで、肩の筋肉や腱に過度の負荷がかかり、五十肩にかかりやすくなります。

⑤肩のケガ

肩を怪我したことがある人は、再度の肩のケガや五十肩にかかるリスクが高くなるとされています。

ただし、五十肩は以上のような人に限らず、誰にでも発症する可能性がある病気であるため、定期的な運動やストレッチ、姿勢の改善など、予防に努めることが重要です。

肩関節周囲炎の施術方法は?

一般的には、湿布や痛み止めの薬を処方され、肩関節にステロイドの注射をすることがありますが、主に対症療法になることが多いです。

また、理学療法や運動療法などの施術を受けることもあります。自宅でのセルフケアとしては、ストレッチや軽い運動を行い、炎症を起こしにくい食生活やストレス管理も大切になってきます。

肩が痛ければ肩関節周囲炎?

肩が痛くなったらすべてが肩関節周囲炎というわけではありません。

他にも腱板損傷、石灰沈着性腱炎などがあり肩関節周囲炎とは異なることもありますので注意が必要です。

痛い肩側の手が身体の後ろに回らない、頭を洗う動作が困難などの症状がある場合は肩関節周囲炎の可能性があると考えられます。

 

どんな症状がでると肩関節周囲炎なの?

肩関節周囲炎は次の3つの症状がでてくることが多いです。

①肩の痛み

肩関節周囲炎の主な症状は肩の痛みです。炎症が起こることで、肩の周りの組織が腫れて圧迫されるため、痛みが生じます。痛みの程度は様々で、軽度から激しいものまであります。

②肩の可動域制限

肩の可動域が制限されることがあります。これは、炎症が周囲の組織を圧迫しているためです。肩を動かすと痛みが生じるため、肩を動かすことを避ける傾向があるため、可動域が制限されることがあります。

③肩のこわばり

肩関節周囲炎では、肩の周囲の筋肉や腱が硬くなることがあります。このため、肩がこわばるようになります。肩を動かすことができなくなることもあります。

これらの症状があてはまる場合は肩関節周囲炎の可能性が高くなります。

痛みが続いてもそのまま放っておいて大丈夫?

肩関節周囲炎の施術の方法は、痛み止めや湿布、リハビリテーションなどがありますが、症状によって違います。軽症の場合は自然治癒することが多く、数カ月で痛みが治まることがあります。

ですが施術をしていても1年以上痛みが続くことがあります。

肩関節周囲炎は、炎症期、拘縮期、回復期の3つの段階に分類されます。

炎症期

肩関節周囲炎の初期段階である炎症期は肩周囲の腱や粘液包などの組織に炎症が起こり強い痛みや腫れ、熱感や赤みを引き起こします。

この段階では肩を動かすことで痛みが強くなることが多く、肩関節の可動域が制限されることがあります。

拘縮期

炎症期が続くと周囲の組織がかたくなり、拘縮期に移行します。この段階では、炎症が引いているため痛みが軽減されますが、代わりに肩関節の可動域が制限されます。

肩を上げる、後ろに回したりすることができなくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。

回復期

拘縮期が進行すると回復期に移行します。この段階では、周囲の組織の硬さが徐々に緩和され、肩関節の可動域が徐々に広がっていきます。

運動療法や理学療法などを行うことで、肩関節の可動域を回復することができます。

肩関節周囲炎は個人差があって症状や期間にも個人差があります。早期に適切な施術を受けることが、回復につながる重要なポイントです。

五十肩は痛くても動かしていったほうが良いの?

五十肩は痛みが強い時期は動かすことによって症状が悪化することがあります。ですが適度な運動は回復に役立つことがあります。

ただし、運動には程度があり、痛みを感じる場合には無理をして動かさない方が良いでしょう。

適切な指導を受けながら、運動やストレッチを行い、徐々に肩関節の可動域を広げることで、回復を促すことができます。ただし、自己判断で無理な運動を行うことは避けましょう。

 

マッサージやリハビリは受けたほうがいいの?温めたほうがいい?冷やしたほうがいい?

五十肩の痛みが増している炎症期には、マッサージやリハビリは注意しなければいけません。特にグイグイと肩や腕を動かすような刺激を与えることは、炎症を悪化させる可能性がありますので気をつけましょう。

また、炎症期にはアイシングをして患部を冷やし、回復期になると患部を温めて血行を促進ししっかりと動かしていくことで可動域を広げて早期に回復することができます。

肩関節周囲炎は一度治っても再発する?反対の肩もなる?

肩関節周囲炎は一度治ってもまた痛みがでてくることもあります。特に肩を酷使したり無理な運動をしたりすると再発する可能性があります。

反対の肩も患側側をかばうことによって痛みがでてくることがあります。

肩関節周囲炎では以下のようなことに注意しましょう

①無理な力を入れて肩を動かすこと

②他人に無理に肩を動かされること

③肩を強く使うスポーツや運動を行うこと

④長時間同じ姿勢でいること

⑤重い荷物を持ち上げること

⑥患部に直接圧力をかけること

これらのことを避けることで、痛みや炎症を悪化させることなく、五十肩の回復を促すことができます。

肩関節周囲炎の状態は人それぞれ違う

肩関節周囲炎の痛みや症状は人それぞれで、痛みの程度や症状の出方も異なります。

肩関節が痛い、肩が動かしにくい、夜間痛で眠れない、肩周りの筋肉が固まっている感じがあるなどいろんな症状が現れることがあります。

そのため、五十肩の症状が出た場合は早めに専門家に適切な施術を受けることが大切です。

まつお鍼灸整骨院には、肩関節周囲炎でお悩みの方も多く来院されます。肩関節の痛みや肩が挙がらないなどの症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

五十肩と四十肩は同じ?肩が上がらなくなる原因や症状・寝るときの注意点について解説!?

2023年05月10日

 

四十肩・五十肩は肩の関節痛の一種で、年齢を重ねることによって発生することが多いです。主な原因は肩の関節部分や周辺の軟組織の変性や磨耗、または過度の使用による炎症などです。

 

症状としては、肩を動かした時に痛みが出たり、腕を後方に回せない、肩があがらない、上腕部の痛みなどが現れます。

 

また、洗濯物を干す、背中のファスナーを上げる、袖を通すなど、日常生活での動作が制限されることもあります。

 

肩こりと五十肩は違います。肩こりは筋肉の緊張や疲れから起こるもので、軽度の痛みや違和感、こりを伴います。

 

五十肩は肩関節周囲の組織に炎症が生じて肩関節周囲の筋肉や腱が変性して硬くなることで、肩の可動域が制限されて強い痛みがでてきます。

 

肩こりと五十肩の症状は一緒にされてしまうこともありますが、五十肩の場合は、肩の可動域が制限されることや、腕を後ろに回したり上げたりすることが難しくなることが多いです。

 

見出しタイトル

・五十肩の原因について

・五十肩はどんな時に痛みがでるのか?

・肩こりと五十肩・四十肩は違うもの

・五十肩の一般的な施術方法について

・寝るときの注意点について

 

五十肩の原因について

四十肩、五十肩は、肩の関節の炎症、そして「腱板」という組織が炎症を引き起こすことで起こります。具体的な原因ははっきりしていませんが、老化による筋肉や腱の柔軟性の低下が関与していると考えられています。

また、遺伝的な要因や過剰な肩の使用、怪我、ストレスなどがリスクとなる場合もあります。

五十肩は肩甲骨と上腕骨をつなぐ肩関節の周辺に痛みがでます。そのため、腕を持ち上げるような動きが難しく、特に腕を外側に回すような動作などは痛みを感じます。

 

これらの痛みは日常生活に大きな不便を感じることがあります。

 

五十肩はどんな時に痛みがでるのか?

 

四十肩、五十肩は急性期の痛みの強い時期と痛みは軽減しているけど思うように肩が動かせない慢性期、痛みが改善する回復期に分けられます。

 

急性期は肩のあたりが重だるい感じやズキッとした痛み、感覚異常などの症状が見られます。

 

慢性期に入ると夜間時痛や安静時痛は軽くなりますが、動かした時につっぱり感があることがあります。回復期になると徐々に痛みが改善し、動かせる範囲も広くなります。

 

動かしても痛みが出なくなるため、日常生活に徐々に戻っていくことができます。

 

肩こりと五十肩・四十肩は違うもの

 

肩こりと四十肩、五十肩は全く違うもので原因や痛みの場所・症状も異なります。

 

一般的な肩こりは、筋肉の緊張や疲労によって引き起こされ、悪い姿勢や運動不足、ストレスなどが原因となります。筋肉が疲労し、血液循環が悪くなることで、肩の張りや痛みが生じます。

 

一方、四十肩や五十肩は肩関節周辺の腱板や関節包などに炎症が起こることで痛みがでるといわれています。四十肩や五十肩は症状が長引くことがあるので注意が必要です。

 

肩こりと四十肩、五十肩では施術方法が異なります。状態に応じて適切な施術を行うことが重要です。

 

肩こりの場合は、ストレッチやマッサージ、姿勢改善などが効果的ですが五十肩の場合はリハビリや運動療法が必要になってきます。

 

五十肩の一般的な施術方法について

 

四十肩、五十肩は原因がわからない場合が多いですが適切な施術を行うことで症状の改善が早期に期待できます。以下に、主な施術法をいくつかご紹介いたします。

 

①運動療法

 

四十肩、五十肩の治療法の中でも重要なのが「運動療法」です。運動療法には、ストレッチや振り子運動などがあります。

 

これらの運動は、肩関節の緊張をほぐすことで痛みを和らげ、関節の可動域を広げることを目的としています。

 

五十肩は右か左かどちらか一方にでることが多いため、痛みのない側の予防策としても日々取り入れることが望ましいです。

 

運動療法は、適切な方法で行われることで効果的な施術方法となります。ただし、運動療法については、個人の状態に合わせたアプローチが必要です。

 

②温熱療法

四十肩、五十肩の痛みを軽減して治癒を促すために温熱療法も効果的です。医療機関では、ホットパックやマイクロ波を用いた治療が行われますが、自宅でも入浴などで温めることもできます。

 

温湿布は皮膚かぶれを起こすことがあるため、長時間同じ場所に貼り付けないよう注意が必要です。

 

入浴後は30分程空けてから貼り直すことでかぶれを防止できます。また、温湿布の薬効が残ったまま入浴するとヒリヒリすることがあるため、入浴の1時間前には取り外すようにしましょう。

 

外出時には肩を冷やさないように、ストールなどで保温することも大切です。

 

③寒冷療法

初期の段階で五十肩の痛みが強く熱感がある場合には炎症を抑えるためにアイシングなどで患部を冷やします。ただしアイスパックを使用する場合は凍傷を起こす可能性があるため気をつけましょう。

 

そのような場合は、冷湿布を使用することをおすすめします。ただし、長時間冷やし続けると筋肉が硬くなってしまうため、痛みが軽減して来たら温湿布に切り替え、血行を良くするようにしましょう。

 

寝るときの注意点について

 

五十肩になると初期の時には炎症が強くでて就寝時に痛みが出る夜間痛がでてくることがあります。夜間痛を軽減させるためには寝具にも気をつけることが大事です。

以下は具体的な対策方法です。

 

(1)高さを調整

バスタオルや枕を使用して、肩の高さを調整します。肩の後ろから支えを作り肩を安定させるようにしましょう。

 

(2)痛みのある方を上にして横向きに寝る

肩関節は体の内側に向いているので基本的に痛みのある方を上にして横向きに寝るのがおすすめです。

 

(3)枕の高さを調整する

枕の高さは、首や肩の筋肉を引き伸ばしたり緊張しないように適度な高さに調整しましょう。

 

 

このように、就寝時に肩関節の負担を減らす工夫をすることで夜間痛を緩和し、質の高い睡眠をとることができます。自分にあった寝具の調整を心がけましょう。

急性腰痛ぎっくり腰は一度なると繰り返しなりやすい?温めるのか冷やすのかどちらが良い?

2023年05月10日

 

多くの人が腰痛に悩まされており、厚生労働省が実施した国民生活基礎調査でも、有訴者率(自覚症状を訴える人の割合)が高いトップに腰痛がランクインしています。

男性では1位、女性では2位となっています。

腰痛の中でも、急に痛みが発生することで知られる「ぎっくり腰」は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。

例えば、重いものを持ち上げた際に発症することが多く、多くの人がこの経験をしているかもしれません。

今回はぎっくり腰について解説します。

 

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ぎっくり腰の原因は?

ぎっくり腰の原因として、重いものを持ち上げたり中腰で長時間作業をしたり、腰を急にねじったりすることが挙げられます。

また、寒い日の朝や前かがみで洗顔をするなど、日常生活でも引き起こされることがあります。

腰は、5つの骨から成る「腰椎」で構成されており、椎間板や関節、筋肉や筋などが腰を支えています。

ぎっくり腰では、これらの部分にトラブルが生じることが多いと考えられています。しかし、画像検査をしても原因が特定できない場合が多く、腰痛の約85%は原因不明とされています。

 

ぎっくり腰になったら腰は温める?それとも冷やす?

ぎっくり腰になった場合、冷やすべきか、温めるべきかについて多くの人が悩むでしょう。また、湿布を貼る場合にも、冷湿布と温湿布のどちらが適切か判断が難しいかもしれません。

ぎっくり腰が発症した直後は、患部が炎症を起こしている状態であり、この時期には「冷やす」ことが大切です。

しかし、2〜3日経過すると、炎症は落ち着き、血流を促進するために「温める」ことが効果的とされています。

つまり、発症直後の痛みが強い時期には、冷湿布を使用しましょう。痛みが落ち着いてきたら、温湿布に変えて、血流を促進するようにしましょう。

ただし、体調や症状に合わせて、適切な方法を選択することが重要です。

 

ぎっくり腰なったら安静にしないといけない?

以前はぎっくり腰を起こしたら、安静にすることが勧められていましたが、最近では早めに動かすことが回復を早めることがわかっています。

安静にしていると回復が遅れるため、3日以上の安静は逆効果です。痛みが強い時期には別ですが、痛みが少し和らいだらストレッチや軽い運動を行い、できる範囲で体を動かすようにしましょう。

これらの方法は回復を促すだけでなく、ぎっくり腰の再発を防ぐためにも役立ちます。

ぎっくり腰は再発する?

ぎっくり腰を起こした人の多くは、再発を経験しています。再発を予防するためには、無理な姿勢を避けたり、急な動作を控えたり、長時間同じ姿勢を続けないようにするなど、日常生活での工夫が必要です。

しかし、根本的な原因を考えると、腰を支える筋肉を増やすこと、腰の周りの筋肉や靭帯の柔軟性を高めること、腰への負担を減らすため背骨のゆがみを改善していくことが重要です。

 

ぎっくり腰と背骨の歪みには関係がある

ぎっくり腰と背骨の歪みには関係があると考えられています。背骨が歪むと、腰部に負担がかかり、腰痛やぎっくり腰の原因になることがあります。

同じ姿勢を取り続けることなどが原因となることがあります。例えば、パソコン作業やデスクワークを長時間行うことで、背骨が前屈姿勢になったり、頭が前に出たりすると、背骨が歪むことがあります。

 

また、背骨の歪みが続くと、腰痛だけでなく、全身のバランスが悪くなり、肩こりや頭痛などの症状も引き起こすことがあります。

 

ぎっくり腰を予防するためにも、正しい姿勢や筋肉のバランスを保つことも大切ですし、できればぎっくり腰は繰り返したくないものです。

 

腰椎ヘルニアは手術すれば良くなるのか?腰椎ヘルニアの症状や特徴・対策のポイントは?

2023年05月8日

腰椎ヘルニアについて

まつお鍼灸整骨院には腰のヘルニアでお悩みの方も多く来院されます。腰のヘルニアになると下肢にかけての痛みやしびれを伴い日常生活にも支障をきたします。

 

今回は腰椎ヘルニアの症状や特徴・手術すればよくなるか?などについて解説します。

 

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腰椎ヘルニアの痛みの特徴は?

腰椎ヘルニアの特徴は、咳やくしゃみなどで腰に響く痛みがあり、足やお尻のしびれや痛みが伴うこともあります。また、長時間座っていることができないという特徴もあります。

 

また、長時間座りっぱなしの人や、重い物をよく持ち運ぶ人、前かがみの姿勢をとることが多い人、スポーツ選手など、腰に負担をかけることの多い人によく見られます。

 

腰椎ヘルニアとは?

ヘルニアとは本来のあるべきところから『飛び出す』ということを意味します。椎間板ヘルニアは椎間板の変性によって起こりますが、椎間板の中心部分にある髄核という部分がはみ出して外に飛び出した状態のことを言います。

 

飛び出した髄核が神経を圧迫すると痛みやしびれを伴います。ヘルニアは頚椎にも起こりますが、体重が一番かかる腰椎の下部でも多く起こります。クッションの役割を果たす椎間板が負担を受け止めきれなくなり押しつぶされる状態になります。

 

太っている人や慢性的な腰痛のある人、腰椎のカーブが少なくなっている人は腰椎ヘルニアになりやすいです。

 

腰椎ヘルニアの症状は腰やお尻の痛み・足のしびれです。

 

徐々に痛みやしびれがでてくる場合と、ぎっくり腰のように急に起こることがあります。初期の痛みの強いときは患部が炎症を起こしていて動くのもつらい状態だと思いますので、患部を冷やして安静にすることが大事です。

 

少しずつ動けるようになってきたら早く施術を行っていきましょう。

 

痛いからと言って安静にしすぎるとかえって良くなるのに時間がかかるケースもあるので動けるようなら無理をしない程度に少しずつ動いていきましょう。

 

腰椎ヘルニアかどうかを見極める検査

仰向けに寝て、膝をのばしたまま足をあげていきます。足が60度くらい上がるまでに強い痛みや痺れがでるとヘルニアの疑いありです。

 

またヘルニアは、腰や足のどの部分に痛みがでるかでどこの部分にヘルニアがあるかを推測することができます。

 

例えば、親指に違和感がある場合は腰椎4番と5番の間の椎間板にヘルニアがあると推測ができますし、つま先立ちができない、外くるぶしの下側にしびれがある場合は腰椎の5番と仙骨の間の椎間板にヘルニアがあると推測ができます。

 

一度変性したり潰れてすり減ってしまった椎間板は元に戻ることはありませんが、だからといってヘルニアの痛みがなくなることはないのかというとそんなことはありません。

 

ヘルニアは神経の圧迫さえとれれば痛みやしびれはなくなっていきます。飛び出している部分が少しずつ吸収されたり、飛び出している部分を押し込むように背骨の矯正を行っていくことも効果的です。

 

特に腰の椎間板ヘルニアでは前かがみの姿勢や同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。仕事中や普段の姿勢にも気をつけないといけません。

 

腰椎椎間板ヘルニアは完治するのに手術が必要なのか?

ヘルニアの手術を否定するわけではありませんが、手術はやはり最終手段だと思っています。最近は内視鏡やレーザーなど患者さんの負担も少なく済むようになってきているようですがやはり脊椎の手術はリスクもあると思います。

 

手術をしてしばらくは痛みがなくなっていても、腰に負担のかかるような状態がずっと続いていたら結局はまた再発してしまうこともあります。

 

またMRIでヘルニアの部分が確認できたとしてもそこの部分が本当に痛みの原因となっているかはわかりません。もし違う場合は、手術をして圧迫している部分を取り除いたとしても痛みの改善は期待できない可能性もあります。

 

手術をすれば完治するということではないので判断もなかなか難しいかもしれません。

 

腰椎ヘルニアへのアプローチについて

まつお鍼灸整骨院ではレントゲンに基づいた骨格矯正で腰椎や背骨・骨盤のゆがみを整え体全体のバランスを整えることで腰椎ヘルニアへのアプローチをしていきます。

 

背骨のゆがみや骨盤のゆがみが良くなっていくと腰痛も軽減していきます。また椎間板への負担も軽減するので結果として腰痛や下肢の痛みやしびれといった症状も軽減していきます。

 

腰椎ヘルニアでお悩みの方はご相談ください。

頚椎ヘルニアは手術すれば良くなるのか?頚椎ヘルニアの症状や特徴・対策のポイントは?

2023年05月7日

頚椎ヘルニアについて

まつお鍼灸整骨院には首の痛みだけでなくて腕や手・指先のしびれ・手に力が入りにくいなど頚椎ヘルニアでお悩みの方も多く来院されます。

頚椎ヘルニアの症状や特徴・手術すればよくなるか?などについて解説します。

 

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頚椎ヘルニアについて

通常、ヘルニアと聞くと腰椎椎間板ヘルニアがよく知られていますが、頚椎椎間板ヘルニアというのは首のヘルニアのことです。

 

首の骨は「頚椎」と呼ばれ、7個の椎骨で構成されています。脊椎の各部位において骨と骨の間には「椎間板」と呼ばれるクッションの役割をしている軟骨があります。

 

頚椎椎間板ヘルニアという疾患は、この椎間板の一部分が正常な位置から後方や側方に向けて突出してしまう状態ことを言います。

 

頚椎ヘルニアは、年齢層も幅広く発生していて、主に悪い姿勢でのデスクワーク、頚部への重い負荷、激しい運動やスポーツ、例えばラグビーやアメフト、レスリングや柔道、またスノーボードやスキーなどのウィンタースポーツが原因となることがあります。

 

ただし、首にヘルニアがある場合でも症状が出ないケースもあります。またヘルニアの飛び出している部分が大きいからといって必ずしも症状が強いとは限りません。

 

大きなヘルニアでも症状が軽い場合があれば、逆に小さなヘルニアでも強い痛みを引き起こす場合もあります。

 

痛みやしびれが出るかどうかは、そのヘルニアが神経根に接触しているかどうかにかかっています。中には、首を後ろに反らすと痛みが出るが、首を戻すと痛みがなくなるような場合もあります。

 

そのような場合には、首を後ろに反らせることによって神経が圧迫されるため、痛みが出ていると考えられます。

 

頚椎ヘルニアになるとどんな症状がでるのか?

・咳やくしゃみをすると首から片側の肩、腕へかけて電流のような痛みが走る

・首を後ろに反らすと痛みが出るが元に戻すと痛みが軽減する

・日常生活に支障が出るほど片側の手や腕がひどくしびれる

・手や腕にしびれがあり思い通りに動かしにくい

 

このような症状がでると頚椎ヘルニアの可能性を疑います。

 

頚椎ヘルニアで気をつけること

頚椎ヘルニアは、アメリカンフットボールやラグビー、格闘技などの接触スポーツや、体操選手のように急激な外力が加わる動作を行う競技者は発症するリスクが高いといわれています。

 

軽度な症状でも自己判断で続けてしまうと、症状を悪化させる可能性があるので注意が必要です。

 

特に姿勢の悪さには気をつけましょう

頚椎ヘルニアの発症について、日常的な姿勢の悪さが大きな影響を与えることがあります。特に、「そり腰」や腹部に体幹を支える力が入っていない状態の「猫背」などで普段から姿勢の悪い人は頚椎ヘルニアを引き起こしやすいとされています。

 

正しい姿勢を保つことは、頚椎ヘルニアの発症を予防する意味でも大切です。また、既に症状がある場合にも、正しい姿勢を保つことで症状の悪化を防止することができます。

 

頚椎ヘルニアにならないためには、以下のことに注意が必要です。

・激しいスポーツは避けましょう

・重い荷物を持つ・運ぶなどの作業は避けましょう

・腰を曲げてお辞儀するようにかがむのは避け、正しい姿勢を心がけましょう

・猫背やそり腰は避け、正しい姿勢を知って背筋を伸ばしましょう

・太らないように体重管理に気を付けましょう

・首に負担がかかるような動作や動きは避けましょう

・自転車やバイクでの転倒や急発進にも注意しましょう

・スマホを見るときは、首に負担をかけないよう正しい姿勢で使いましょう

・喫煙は健康に悪影響を与えるため、控えるようにしましょう。

 

頚椎ヘルニアで整形外科に行っても・・・

頚椎ヘルニアかどうかはMRIを撮ればわかります。

 

一般的には整形外科で頚椎椎間板ヘルニアと言われ、リハビリなどを行う場合、牽引療法や温熱療法・マッサージなどを組み合わせていく方法をとることが一般的になります。

 

痛み止めの薬や痛みがひどい場合は神経ブロック注射を行うこともあります。

 

ですがどれもその場しのぎで一時的なものであり根本的には良くなることはありません

 

頚椎ヘルニアで手術をすれば痛みはなくなるのか?

 

さらに痛みやしびれがひどくなってくると日常生活にも支障をきたしてくる場合もあります。

 

そのような場合は外科的な手術も進められることもありますが、必ず完治するというわけではなく、やはりかなりのリスクを伴います。

 

しかし、多くのケースで頚椎椎間板ヘルニアの場合では手術をする必要はないと考えています。

 

これは腰のヘルニアの場合も言える事なんですが、ヘルニアには椎骨にかかる荷重のバランスがよくなれば椎間板にかかる負担も軽減され、神経の圧迫が取り除かれるといったことも充分にあるのです。

 

ですので頚椎ヘルニアに限らずストレートネックや肩こりなどにも言える事なんですが、頚椎のゆがみを改善していき首への負担を軽減させることで椎間板への負担も同様に軽減していきます。

 

それにより神経の圧迫がなくなり痛みやしびれが改善していくといったケースは今までの臨床上よくあるケースです。

 

手術をして良くなったとしても、結果的に頚椎がゆがんだまま、ストレートネックのままだと結果的にまた頚椎への負担が積み重なり、何年かたって痛みやしびれが再発するといったことにもなりかねないのです。

 

頚椎ヘルニアへのアプローチについて

まつお鍼灸整骨院ではレントゲンに基づいた骨格矯正で頚椎や背骨・骨盤のゆがみを整え体全体のバランスを整えることで頚椎ヘルニアへのアプローチをしていきます。

 

頚椎の歪みが良くなっていくと首や肩こりも軽減していきます。また椎間板への負担も軽減するので結果として首の痛みやシビレといった症状も軽減していきます。

頚椎ヘルニアでお悩みの方はご相談ください。

胸郭出口症候群は良くならない?首から肩にかけての痛みや腕がしびれる場合は要注意!?

2023年05月6日

 

「胸郭出口症候群」という言葉を聞いたことはありますか?

 

この症候群は、首や肩がこって痛くなったり、腕や背中がだるく感じたりする症状が現れることがあります。

 

特に、肩こりや重いものを持ち運ぶことが多い方、腕を上げて作業することが多い方などは、胸郭出口症候群にかかりやすいと言われています。

 

胸郭出口症候群についてまとめてみましたので。胸郭出口症候群でお悩まされている方は、ぜひご一読ください。

 

 

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胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群は、上腕や肩の運動や感覚に深くかかわる神経や動脈が障害を受けることで、肩、腕、手のしびれや痛み、手が動かしにくいなどの症状がでてきます。

 

肩こりや首の痛みなどの症状が自覚されることもあります。この症候群はなで肩の女性に多く見られますが、筋肉を鍛えた男性にも発症するケースもあります。

 

また普段の日常生活での動作が発症に関与していることから、健康的な生活スタイルを確立することが重要です。この病気は自覚症状が強くでることもありますので適切な施術や周囲のサポートも大事になってきます。

 

胸郭出口症候群の病態と原因について

首には食道や気管・神経・血管・筋肉などの多くの組織が集まっています。腕へとつながっていく神経や血管は胸郭出口と呼ばれる所を通って腕へ向かって走行します。

 

腕神経叢は胸郭出口を通る重要な神経であり、鎖骨下動脈や鎖骨下静脈は主要な血管です。胸郭出口にはいくつかの狭い場所が存在して神経や血管が圧迫されることがあります。

 

このような状態になると胸郭出口症候群が発症します。胸郭出口症候群は3つの箇所のいずれかに起因する場合があります。

 

胸郭出口症候群は、首から腕の方へ向かって

斜角筋症候群

肋鎖症候群

小胸筋症候群

の3つの箇所で神経や血管が圧迫されることで生じます。

 

①斜角筋症候群

斜角筋症候群は、首の前にある斜角筋という筋肉による症状です。斜角筋は前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋に分かれており、前斜角筋と中斜角筋の間には間隙があります。

 

腕神経叢と呼ばれる神経がこの間隙を通っており、手を挙げる動作をする時にこの間が狭くなり神経が圧迫されることで症状がでてくるといわれています。

 

②肋鎖症候群

首から出た神経は前斜角筋と中斜角筋の間を通って鎖骨と第一肋骨の間を通る肋鎖間隙を通ります。

 

この肋鎖間隙は隙間が狭いため神経の通り道が狭くなります。なで肩の女性は肋骨と鎖骨が近く肋鎖間隙が狭くなって神経を圧迫されるリスクが高くなると言われています。

 

③小胸筋症候群

小胸筋症候群は過度な肩甲骨の上方向への回旋や肩甲骨の前方への過剰な引き込みなどが原因で、小胸筋が過緊張し神経が圧迫されることが原因と言われています。

 

そのため、つり革を持ち上げるような肩を上げる動作や、ベンチプレスのように重いものを持ち上げる動作、そして猫背の姿勢で長時間座るなどの姿勢が続くことでこの症状が起こると言われています。

 

この症状は、運動選手や肉体労働者だけでなく、デスクワークの多い人や、スマートフォンやタブレットを長時間使用する人などにも起こりやすいとされています。

 

胸郭出口症候群は長時間の不良姿勢・ストレスや睡眠不足、なで肩や重いものを持つ習慣などが重なっていくことで発症しやすくなります。

 

胸郭出口症候群の症状としては、首や肩、腕にしびれや痛みがでてくることがあります。

 

これらの神経症状は手先や体幹にも広がることがあり、持続すると筋力の低下や巧緻性の低下、握力の低下などの運動機能にも影響を及ぼすことがあります。

 

血管の症状としては、血行障害が引き起こされることもあります。血行障害が痛みや感覚障害を誘発することもあります。

 

胸郭出口症候群になるとどんな症状がでる?

・つり革につかまったり、ドライヤーで髪を乾かすときなど腕を同じ位置で長時間保持すると手がしびれる

・常に腕や手にだるさを感じ、手先が冷たく感じる

・腕や指先に疼痛があり、安静時でも腕や指に違和感がある

 

胸郭出口症候群は、手や腕のしびれ、冷感、違和感を引き起こす病気で、特に手を上にあげている状態が続く場合に発症しやすいとされています。

 

女性のなで肩の方や、重い荷物を運んだり、腕を上げて作業することが多い職業の方に発症しやすいとされています。

 

しかし、この症状は頚椎椎間板ヘルニアや手根管症候群と似た症状を引き起こすことがありますので鑑別が必要です。

 

姿勢不良・首の歪みが良くなることで胸郭出口症候群は解放へ向かう

まつお鍼灸整骨院では、胸郭出口症候群の原因は普段の姿勢の悪さや生活習慣、それによる頚椎のゆがみ背骨の歪みや関節の動きの悪さ、そして循環不良による筋肉の凝り固まりと考えています。

 

初めに、様々な側面からお身体の問題点を確認し、関節の動きや筋力の検査、姿勢分析などを行います。そこで、あなたの症状の原因を共有し、最適な施術方法を組み立てていきます。

 

背骨の矯正を行うことで、骨格・筋肉・神経機能・関節可動域などを正常化し、症状を緩和していきます。

 

もし、胸郭出口症候群でお悩みの方は、お気軽にまつお鍼灸整骨院にご相談ください。私たちは、あなたの身体の不調を取り除くだけでなく、根本的な原因を解消して、健康的な生活を取り戻すお手伝いをいたします。

 

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