姿勢が悪い人は要注意!!五十肩・肩関節周囲炎はストレートネックや猫背の人はなりやすい?

2024年02月19日

 

まつお鍼灸整骨院では、五十肩に悩む方々へ向けて、役立つ情報を提供していきます。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の治療経験に基づいて、記事にまとめています。

 

五十肩はストレートネックや猫背の人はなりやすいのか?このことについて説明していきます。

ストレートネックについて

頚椎は7個の骨が連なって構成されて前方に緩やかにカーブして頭を支えています。この前弯のカーブがあることによって体重の約10%ある頭の重みを支えてくれるクッションの役割が働き頭の位置を背骨の背骨の上でしっかりと保つことができています。

 

ですがうつむきや前かがみの姿勢ばかりをとっていると首にかかる負担が大きくなり少しずつ頚椎の緩やかなカーブがなくなってきてしまいます。

特にスマートフォンやパソコン・ゲーム機などを使う時。 読書や勉強をする時、料理や洗い物をする時、電車やバスで居眠りをする時、車の運転をする時。

 

どの体制もうつむきや前かがみの姿勢になりやすく、この姿勢を続けることで頚椎のカーブが 崩れやすくなっていきます。 実際に当院に来られる方の多くは ストレートネックの状態や姿勢の悪い方が多く見られます。

 

姿勢が悪い状態が続くと頭を支えている首の筋肉はだんだんと悲鳴を上げていきます。 結果的に頚椎の5番から7番にかけてまっすぐ な状態になっていき頚椎のカーブ自体がなくなってきます。

ストレートネックになると頭がや 前方に傾きそれを補正するかのように肩も前へ入ってきます。 これが巻き型 です。

巻き肩について

 

巻き肩とは肩の位置が前方に移動してしまっている状態のことを言います。普段の生活では、仕事をする時も家事をする時も手を使う作業のほとんどは腕を前に出して行います。

そうすると必然的に肩の位置も前に出ることになります。

その影響で肩の中心部分が耳の下にあるのが本来あるべき状態なのに肩の位置が前方に入って 肩が内側に入るという巻き肩になってしまいます。巻き肩は利き手など特に関係なく左右どちらの肩でもなり、両肩に起こることもあります。

 

このような巻き肩の状態になると、肩の関節や筋肉・腱・靭帯などにも負荷がかかりバランスが崩れてきます。 負荷がかかることで肩関節周辺に問題が発生し肩が動かしづらくなったり痛みが出たりするようになります。

 

ですのでストレートネックや巻き肩は五十肩とも関係します。 ストレートネックと巻き肩が気になる方は 一度ご自身でチェックをしてみてください

自分でできるセルフチェック

ストレートネック 壁を背にして 自然体で立ちます。 お尻と肩甲骨・後頭部の3カ所が壁についているかどうかを確認してください。 後頭部が壁につかなければストレートネックの可能性があります。

巻き肩 平らな床の上に 仰向けで 寝てみましょう。 その時に方が床についているかどうかを確認してみてください。 肩が床につかずに浮いていると 巻き肩の可能性があります。

 

五十肩チェック

ストレートネックや巻き型の確認が終わったら今度は 五十肩の進行度をチェックしてみましょう。

① 帯を結ぶ時のような動きを行う結帯動作

② 両腕を上下から背中側に回して握手をするようなクロス動作

③ 後頭部で髪を結ぶ時のような動きを行う結髪動作

この動作ができるかどうかを確認してみましょう。 ①と③については痛みのある方の腕で行いましょう。 左右両方とも 痛みがある場合は両方ともで行いましょう。②の動作は痛みのある方の腕を下から背中に回しましょう。

痛みのある方の方を下にして寝られない

夜中に痛みで目が覚める

という症状がすでに現れている場合は五十肩が進んでいる状態だと考えてください。

 

五十肩はレントゲンでは異常が見られない

五十肩の原因は、主に肩関節周囲の軟部組織に問題があるため、レントゲンを撮っても骨や関節の異常はみれられません。

具体的には、肩関節周囲の靱帯、腱、筋肉、滑液包などの軟部組織に炎症や損傷が起こることが考えられています。

①炎症

肩関節周囲の軟部組織に炎症が生じることが五十肩の主な原因の一つです。この炎症は、さまざまな要因によって引き起こされる可能性があります。例えば、肩の過度の使用、急激な運動、慢性的なストレスや疲労などが関与することがあります。

②血行障害

肩周囲の軟部組織に血行障害が生じることも五十肩の原因の一つとされています。血液の循環が悪化することで、十分な栄養や酸素が軟部組織に供給されず、組織の修復能力が低下することがあります。

③筋肉の拘縮

肩の周りの筋肉が硬くなることで、可動域が制限され、五十肩の症状が現れることがあります。筋肉の拘縮は、運動不足や姿勢の悪化、筋力の低下などが原因となることがあります。

 

これらの要因によって、肩関節周囲の軟部組織が炎症を起こし、腫れや痛みが生じます。また、炎症や拘縮によって肩の可動域が制限され、日常生活に支障をきたすことがありますので早めの対応が大事になってきます。

 

五十肩でお困りの方はお気軽にご相談ください。  

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

五十肩でお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会

 

その首の痛みはもしかしたらストレートネックかも?セルフチェックと正しい姿勢・座り方について

2024年01月15日

 

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックの症状に悩む方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

自分でできるストレートネックのセルフチェックと正しい姿勢・座り方について解説していきます。

 

ストレートネックについて

ストレートネックとは、首の骨がまっすぐになってしまった状態のことです。本来、首の骨は前にカーブしていることでクッションの役割を果たして頭の重さを支える役割を果たしています。

しかし、スマホやパソコンの長時間使用や猫背などの悪い姿勢が続くと、首の骨のカーブが失われてストレートネックになりやすくなります。

 

ストレートネックは首が真っ直ぐになった状態のことで病名ではありませんが、ストレートネックになると首や肩のこりや痛み、頭痛、めまい、吐き気、手足のしびれなどの不調を引き起こすことがあります。また、自律神経のバランスを崩して倦怠感や不眠などの症状にも影響する可能性があります。

 

なので、まずはストレートネックにならないために普段から姿勢を気を付けることが大事です。

 

普段の施術の中で、患者さんと会話をしていると実際に正しい姿勢や座り方がわからないという声をよく聞きます。特に毎日デスクワークをしている方は自然と背中が丸くなって肩が前に入って首が前傾した状態で長時間仕事をしているケースが多いです。

 

なので当院では普段の姿勢や日常生活での注意点についてもアドバイスさせて頂いています。

 

そこで、この記事では、ストレートネックのセルフチェック方法と、正しい姿勢や座り方について紹介します。もしかして自分はストレートネックかも?と気になる方はぜひ参考にしてみてください。

ストレートネックのセルフチェック

 

ストレートネックになっているかどうかは、自分で簡単にチェックすることができます。以下の2つの方法を試してみましょう。

壁に立ってチェックする方法

壁に背を向けて立ち、かかと、おしり、肩甲骨、後頭部の順に壁につけます。このとき、後頭部が壁につかない場合は、ストレートネックの可能性が高いです。

正常な場合は、首の骨にカーブがあるため、後頭部に隙間ができます。

首を後ろに倒してチェックする方法

椅子に座ってリラックスし、首を後ろに倒して天井を見上げます。このとき、首の後ろに痛みや違和感がある場合は、ストレートネックの疑いがあります。

正常な場合は、首の骨にカーブがあるため、首の後ろに余裕ができます。

 

ストレートネックにならないために正しい姿勢と座り方

ストレートネックの原因のひとつは、悪い姿勢です。特に、スマホやパソコンを使うときに、首を前に出して画面を覗き込む姿勢は、首の骨に負担をかけてストレートネックになりやすくなります。

そこで、普段から正しい姿勢と座り方を意識して、ストレートネックにならないように気を付けましょう。

正しい立ち姿勢

正しい立ち姿勢は、横から見たときに、耳、肩、太もも、くるぶしの4点が一直線になることです。また、後ろから見たときに、後頭部、背骨、お尻の中心、足の間の4点が一直線になることです。

このように、まっすぐとしたラインを意識して、巻き肩や猫背にならないようにしましょう。

正しい座り姿勢

正しい座り姿勢は、両足の裏がしっかりと地面につくように、椅子の高さを調節することです。また、背筋を伸ばし、膝と股関節を90度に曲げることです。

さらに、肩の力を抜き、モニターはなるべく顔の正面に来るようにすることです。デスクワークはつい前傾姿勢になってしまうものですが、椅子と机の距離やモニターの位置を調整して、首を前に伸ばさないようにしましょう。

ストレートネックの予防とケアのポイント

ストレートネックの予防とケアのポイントについて解説していきます。

✅長時間同じ姿勢でいないこと。20~30分に一度は姿勢を変えたり、立ち上がったりしましょう。

✅正しい姿勢を心がけること。背筋を伸ばし、肩を下げ、顎を引きましょう。スマホやパソコンの画面は目線と同じ高さにしましょう。

✅首のストレッチを行うこと。首をゆっくりと左右に回したり、前後に曲げたりしましょう。首の筋肉をほぐすことで、血流を改善し、痛みを和らげます。

✅枕の高さを調整すること。寝るときは、首のカーブに合わせて枕の高さを調整しましょう。枕が高すぎると首が曲がりすぎ、低すぎると首が伸びすぎます。

ストレートネックは、日頃の姿勢や生活習慣によって起こることが多いです。 早めに対策を取ることで、ストレートネックを予防・改善しましょう。

ストレートネックでお悩みの方へ

ストレートネックのセルフチェックについて、正しい姿勢・座り方について説明していきました。ちょっとした毎日の積み重ねが習慣になってストレートネックを予防することができます。

当院のストレートネックの施術はレントゲンに基づいた骨格矯正で真っ直ぐになった頚椎に自然なカーブができるように矯正していきます。

 

もしあなたがストレートネックによる首の痛みや肩こり・頭痛などでお悩みでしたらストレートネックの改善実績が豊富な当院へご相談くださいね。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

ストレートネックでお悩みの方はこちら

参考文献
日本整形外科学会
 

交通事故による首の痛み・むち打ち症は専門の整骨院で治療費無料で施術ができます

2024年01月15日

  まつお鍼灸整骨院には、頚椎の施術を専門的に行っているので、ストレートネックや頚椎ヘルニアの方はもちろん多く来院されるのですが、交通事故で首を痛めたという方も来られます。

いわゆる『むち打ち』っていうやつです

むち打ちは大きく分けて

①頚椎捻挫型

②神経根型

③頚部交感神経症候群(バレリーウ型)  

に分けられますが、むち打ちのおよそ8割ほどはレントゲンや検査をしても特に異常が見られない頚部捻挫型による首の痛みです。

また神経根が圧迫されることによって痛みやしびれが生じることや、事故の衝撃によって首にある交感神経が刺激されることで自律神経症状が出ることもあります。  

 

腕の痛みやしびれなど、上肢痛や自律神経症状が出ている場合は、時間がかかるケースが多いのですが、少しでも早く適切な施術を行うことで早く痛みを軽減させていくことは可能です。  

頚椎捻挫型の首の痛みについて

 

むち打ちのほとんどは頚部捻挫型で、事故の衝撃で首が過伸展・過屈曲することで筋肉や靭帯・首の椎間関節などを損傷します。

首の筋肉はたくさんあって肩や背中につながっている筋肉もありますので、肩や背中にかけて痛みがでることも多いです。  

特に首の前にある胸鎖乳突筋や斜角筋・肩甲挙筋 背部にある僧帽筋・菱形筋・脊柱起立筋など このあたりの筋肉に問題がでてくるケースが多いです。  

✅胸鎖乳突筋
 
胸鎖乳突筋は、鎖骨から肩甲骨の下部に走る筋肉で、姿勢を保持するのに重要な役割を果たします。交通事故によるむち打ちでは、この筋肉が緊張し、炎症を起こすことがあります。これにより、首や肩の痛み、圧迫感が生じる可能性があります。  
 
✅斜角筋
 
斜角筋は、首から鎖骨と頭蓋骨の後部に走る大きな筋肉です。交通事故によるむち打ちでは、この筋肉が過度に引っ張られ、損傷を受けることがあります。これにより、首の痛みや運動制限が生じる可能性があります。  
 
✅肩甲挙筋
 
肩甲挙筋は、肩甲骨を持ち上げる役割を果たす筋肉であり、首から肩甲骨にかけて走ります。交通事故によるむち打ちでは、この筋肉が緊張し、痛みや運動制限を引き起こすことがあります。  
 
✅僧帽筋
 
僧帽筋は、背中から首、そして肩にかけて広がる大きな筋肉であり、姿勢を維持するのに重要な役割を果たします。交通事故によるむち打ちでは、この筋肉が過度に緊張し、痛みやこわばりを引き起こすことがあります。  
 
✅菱形筋
 
菱形筋は、背中の中央から肩甲骨にかけて走る筋肉であり、肩甲骨を背中に引き寄せる役割を果たします。交通事故によるむち打ちでは、この筋肉が緊張することがあります。  
 
✅脊柱起立筋
 
脊柱起立筋は、背中に沿って走る重要な筋肉群であり、背骨を支える役割を果たします。交通事故によるむち打ちでは、この筋肉が緊張し、痛みやこわばりが生じることがあります。
 
むち打ちで重要なのは胸鎖乳突筋・斜角筋など首の前にある筋肉です。斜角筋は前・中・後斜角筋と3つありますが特にむち打ちでは前斜角筋を痛めるケースが多いです。
 
急性期には胸鎖乳突筋や斜角筋が炎症を起こして腫れているケースもあります。   それと首から肩甲骨につながっている肩甲挙筋という筋肉にも問題がでてくるケースが多いです。  

むち打ちの症状

交通事故によるむち打ちの症状は以下のようなものがあります。

頚部痛(首から肩・背中にかけての痛みや首が前後・左右に動かしにくいなどの運動制限)

交通事故によるむち打ちにより、首部に損傷が生じることがあります。この損傷は、首の周囲の筋肉や靭帯、または椎間板に影響を及ぼし、痛みや運動制限を引き起こします。痛みはしばしば首筋から肩や背中に広がり、首の動きが制限されることがあります。  

頚部の筋肉の過緊張や腫脹

むち打ちの結果、首周囲の筋肉が過度に緊張し、腫れることがあります。交通事故の衝撃により、筋肉が無理に伸ばされたり、収縮したりすることで、筋肉緊張や腫れが生じる可能性があります。  

頭痛やめまい・吐き気

首の損傷や筋肉の緊張、または神経の刺激により、頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れることがあります。これは、交通事故によるむち打ちが、頚椎や首の神経組織に影響を及ぼし、それが頭部の症状を引き起こす可能性があるためです。  

上肢痛(痛みやしびれ)

首の損傷が上位の神経根を圧迫する場合、上肢に痛みやしびれが生じることがあります。これは神経の伝達が妨げられることによるもので、手や腕に痛みやしびれが放散することがあります。  

ほとんどの場合は筋肉の過緊張を伴い頚部痛がでますが、頭痛がでている場合は、首の後ろの頭の付け根部分にある、後頭下筋群(上頭斜筋・下頭斜筋・大後頭直筋、小後頭直筋)などの問題が考えられ、痛みやしびれなどの上肢痛がある場合は、前斜角筋・中斜角筋などの問題が考えられます。  

上部頚椎に問題がある場合は後頭部周辺、下部頚椎に問題がある場合は肩の付け根辺りから肩甲骨周辺に関連痛が起こることもあります。また、椎間関節を痛めることで痛みが出ることもあります。  

むち打ちの場合は過伸展した後に過屈曲の状態になりますので、過伸展したときに胸鎖乳突筋や前斜角筋に強い伸張負荷がかかり、過屈曲したときに椎間関節や関節包になどに負荷がかかることで痛みを生じます。  

むち打ちの首の痛みは早期施術で早期改善

  むち打ちによる症状はさまざまですが、痛みの程度に関係なく早い段階で適切な施術を行うことがとても大事です。  

✅整形外科でリハビリをしているけど待ち時間が長いうえに施術の時間が短い

✅整骨院へ行ってるけどなかなか思うようによくならない

といった場合、転院することも可能です。  

むち打ちの症状は、事故後すぐに症状がでてくることもあれば、数日後に出てくることもあります。なかには数週間たってから症状がでてくることもあります。

少しでも『違和感』があればすぐに施術を行っていきましょう。   当院では、骨格の矯正や筋肉の調整を行い、お客様の身体の状態に応じた施術を行っていきます。

 

また自賠責保険適応の場合は治療費はかかりません。   交通事故に関する無料相談も行っていますので交通事故によるむち打ちやその他の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。  

 

投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校 茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。
 

交通事故のむち打ちによる首の痛みでお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会
 

ストレートネックは放っておいたらどうなるのか?重症化するとどんな症状がでる?

2024年01月10日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックの症状に悩む方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

ストレートネックは悪化するとどうなるのか?というテーマです。

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、首の骨がまっすぐになってしまう状態のことです。本来は、首の骨は前方にカーブしており、頭の重さを支えています。

ですが、普段の姿勢が悪かったり、スマホやパソコンの使い過ぎ、視力の低下、骨盤の後傾、寝具の不適切さなどによって、首の骨が真っすぐになってしまうことがあります。これがストレートネックです。

 

ストレートネックは、病名ではなく真っ直ぐになっている状態のことをいうので、ストレートネックの人でも症状が全くないという人もいます。

ですが、ストレートネックになると周囲の筋肉に負担がかかるので首が痛くなっなり肩が凝ったりしやすくなります。

単なる首こりや肩こりだけの症状だったら特に困ることもないかもしれませんが、そのまま放置してストレートネックが重症化すると以下のような症状を引き起こす可能性があるので要注意です。

 

ストレートネックは重症化するとどうなる?

①頚椎逆カーブ

逆カーブとは、首の骨が逆にカーブしてしまうことです。カイホティックネック(頚椎後弯)とも言います。

これは、ストレートネックが長期間続くことで、さらに負担がかかり頚椎が後湾してしまい首の骨が変形してしまうことが原因です。

レントゲンを撮ればわかりますが、逆カーブになると、首の痛みが悪化して、しびれ、めまいなどを起こすことがあります。

②頚椎ヘルニア

頚椎ヘルニアとは、首の骨と骨の間にある軟骨が変性し、一部が飛び出して神経を圧迫してしまう状態です。

これは、ストレートネックによって首にかかる負担が増えることで、椎間板にダメージが与えられることが原因です。

頚椎ヘルニアになると、飛び出した軟骨が神経を圧迫し、首や肩、腕の痛みやしびれ、手の力が弱くなるなどの症状を引き起こすことがあります。

③めまい・ふらつき  

ストレートネックになると、首や肩がこるだけでなく、めまいやふらつきなどの症状が出ることがあります。

これは、首の骨がまっすぐになることで、首の後ろにある血管や神経が圧迫されて、三半規管や脳への血流が悪くなったり、自律神経のバランスが乱れたりするからです。

④自律神経のバランスの乱れ

自律神経とは、心臓や呼吸などの生命活動をコントロールする神経で自分でコントロールすることのできない神経です。

自律神経は、交感神経と副交感神経の二つに分かれていて、それぞれがバランスよく働くことで、身体の良い状態が保たれます。

ストレートネックによって首周りの筋肉が硬くなると、自律神経に影響を与えることがあります。

特に、副交感神経の働きが低下し、常に交感神経が優位になりやすくなります、そうすると常に神経が緊張状態になり、リラックスしたり身体の回復ができなくなり、ストレスや不眠、うつなどの症状を引き起こすことがあります。

ストレートネックは、放置すると重大な症状を招き、日常生活に支障をきたす可能性もあるので、早めに対策をすることが大切です。

普段の生活で自分でできるストレートネックの予防や改善には、以下のような方法が有効です。

自分でできるストレートネックの予防方法

ストレートネックを予防するためには、以下のような方法があります。

長時間同じ姿勢でいることを避ける

首に負担がかかる姿勢を長時間続けると、首の筋肉や骨が硬くなり、ストレートネックの原因になります。

そのため、スマホやパソコンの使用時間を制限したり、30分に一度は休憩をとって首を動かしたりすることが大切です 。

適切な姿勢で座る

姿勢が悪いと、首にかかる負担が増え、ストレートネックになりやすくなります。そのため、背筋を伸ばして座ることが重要です。

また、スマホやパソコンの画面は目線の高さに合わせて、首を曲げないようにすることも効果的です 。

枕の高さを調整する

枕の高さが合わないと、首の骨が曲がったままの状態で睡眠をとることになり、ストレートネックの原因になります。

そのため、枕の高さは個人に合わせて調整することが必要です。一般的には、横向きで寝るときは、背骨が真っすぐになるように、仰向けで寝るときは、首のカーブに沿って頭を支えるようにすることが望ましいです 。

枕は高すぎても低すぎても良くないので自分の首にあった枕の高さにすることが大事です。

首のストレッチを行う

首のストレッチを行うことで、首の筋肉や骨の柔軟性を高め、ストレートネックを予防することができます。

首のストレッチは、朝起きたときや就寝前、仕事や勉強の合間などに行うと効果的です。

以上が、ストレートネックを予防するための方法です。ストレートネックは、日常生活での意識や習慣を変えることで少しでも予防することができます。

ストレートネックの首の痛みがなかなか良くならない方

ストレートネックは早い段階だと良くなっていくケースが多いですが。症状がひどくなってくると時間がかかるケースもありますので早い段階で改善していくことが大切です。

もし上記の症状やストレートネックのことでお悩みの方がおられましたら、ストレートネックや頚椎ヘルニアなど首の施術を専門に行っていると当院へお気軽にご相談ください

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

ストレートネックでお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会

 

ストレートネックと頚椎ヘルニアの関係は?ストレートネックと頚椎ヘルニアの違いについて解説

2024年01月4日

まつお鍼灸整骨院にはストレートネックや頚椎ヘルニアの方が多く来院されます。ですので、できるだけわかりやすくストレートネックや頚椎ヘルニアについての説明を模型や実際のレントゲンを見てもらいながら行っています。

ストレートネックと頚椎ヘルニアは違うのでしょうか? この記事では、ストレートネックと頚椎ヘルニアについて、 ストレートネックと頚椎ヘルニアの違いや関係について解説していきます。

ストレートネックとは?

・ストレートネックとは?

正常な首の骨は前方にカーブしています。ですがストレートネックは首の骨がまっすぐになってしまう状態のことを言います。

ストレートネックは、スマホやパソコンの長時間使用などで悪い姿勢が続くことが主な原因で起こります。

ストレートネックになると、首や肩の筋肉に負担がかかり、痛みやこりなどの症状を引き起こします。 また、ストレートネックが進行すると、頚椎ヘルニアなどの重症な疾患になるリスクが高まります。

・ストレートネックの症状は?

ストレートネックになると、首や肩に負担がかかり、さまざまな症状を引き起こします。主なな症状は以下のとおりです。

✅頭痛

✅肩こり

✅首の痛み

✅手や指のしびれ

✅目の疲れ

✅自律神経失調症

✅うつ症状

これらの症状は、ストレートネックが進行すると慢性化し、日常生活に支障をきたすこともあります。

頚椎ヘルニアとは?

頚椎ヘルニアとは?

頚椎の骨と骨の間にあるクッションの役割を果たす椎間板が変形し、椎間板の中にある髄核という部分が飛び出して神経を圧迫する状態のことをいいます。

頚椎ヘルニアは、加齢や外傷、ストレートネックなどが原因で起こります。

頚椎ヘルニアの症状は?

✅首や肩の痛み

頚椎ヘルニアの初期症状として、首や肩に違和感や鈍痛を感じることがあります。安静にしていれば消えることもありますが、無理をすると激しい痛みに変わることもあります。

✅腕の痛みやしびれ

頚椎ヘルニアの中期症状として、腕に痛みやしびれが生じることがあります。痛みは肩から手の指先まで放散することもあります。しびれは手のひらや指の一部に感じることが多く、冷たさや熱さを感じにくくなることもあります。

✅手の動きの障害

頚椎ヘルニアの後期症状として、手の動きに障害が起こることがあります。細かい作業ができなくなったり、物を持つ力が弱くなったり、手の筋肉が萎縮したりすることがあります。

頸椎ヘルニアになると、神経痛による首や肩、腕の痛みやしびれ、手に力が入りにくいなどの症状が出ます。

ストレートネックと頚椎ヘルニアの違いについて

ストレートネックは首の弯曲がなくなり真っすぐになっている状態のことを言います。

一方、頚椎ヘルニアはストレートネックなど慢性的に首に負担がかかることで椎間板に負担がかかり椎間板の中にある髄核という部分が外に飛び出すことで神経を圧迫して手に痺れがでてくることを言います。

ヘルニアは『飛び出す』という意味です。

ストレートネックはレントゲンを撮ると真っすぐになっていることがわかりますが、頚椎ヘルニアはMRIで椎間板の状態をみることでわかります。

 

ストレートネックの状態が続くと頚椎ヘルニアになるリスクが高くなる

ストレートネックは、頚椎ヘルニアの原因の一つとされています。 ストレートネックの状態が続くと、首の骨や椎間板にかかる負担が増えます。

その結果、椎間板が少しずつ狭くなってきての椎間板の中の髄核という部分が飛び出して神経を圧迫すると頚椎ヘルニアになり腕や手にしびれや痛みがでてきます。

 

ストレートネックと頚椎ヘルニアは違うものですが、ストレートネックをそのまま放置していると頚椎ヘルニアになるリスクが高くなります。

頚椎ヘルニアになると首の痛みも強くでてくることが多く日常生活にも支障をきたすことがありますので、頚椎ヘルニアにならないためにはストレートネックを改善することも大事になってきます。

 

ストレートネックと頚椎ヘルニアは良くならないのか?

ストレートネックも頚椎ヘルニアも頚椎の弯曲を戻して、神経の圧迫を取り除くことで、痛みや痺れを改善していくことは可能です。

ですが痛みや痺れの程度や、頚椎の変性や長年の負担が大きいと改善にも時間がかかることもありますのでできるだけ早い段階で施術を行っていくことが大事です。

 

ストレートネックと頚椎ヘルニアの違いは?まとめ

ストレートネックは首の弯曲がなくなり真っすぐになっている状態のこと、頚椎ヘルニアはストレートネックなど慢性的に首に負担がかかることで椎間板に負担がかかり椎間板の中にある髄核という部分が外に飛び出すことで神経を圧迫することを言います。

 

ストレートネックの状態が続くと、頚椎ヘルニアになるリスクが高まります。 ストレートネックと頚椎ヘルニアを予防・改善するためには、正しい姿勢を保つことや、首のストレッチを行うことなどが有効です。

ストレートネックや頚椎ヘルニアでお悩みの方はまずはご相談くださいね。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

ストレートネックでお悩みの方はこちら

参考文献
日本整形外科学会
 

足底筋膜炎は踵が痛くなる!?痛みの部分や原因・症状・日常生活での注意点について!!

2023年12月17日

足の裏や踵が痛くなる足底筋膜炎は比較的よくみられる疾患です。足の裏が痛くなると歩くのが困難になりますし、痛みが強いケースは長引いたり、日常生活にも支障をきたすこともあります。

 

足の裏の痛みでお悩みの方は、この記事を読んで少しでも参考にしてください。

 

見出しタイトル

・足底筋膜炎とは?

・足底筋膜炎の原因は以下のようなものが挙げられます

・足底筋膜炎の症状について

・足底筋膜炎の良くなるまでの期間

・足底筋膜炎を軽減させるためには?マッサージは効果的?

・足底筋膜炎で気をつけること

・全体のバランスを良くすることで足底筋膜炎は軽減する

 

足底筋膜炎とは?

足底筋膜炎は、足底にある「足底筋膜」に炎症が起こる疾患です。主にかかとから足指の付け根にかけての痛みが特徴的で、特に初期段階では朝起きたときや長時間歩いたあとなどに痛みを感じることが多いとされています。

 

足底筋膜炎の原因としては、過剰な運動や肥満、高いアーチの靴を履くなどが挙げられます。治療法としては、足底筋膜を伸ばすストレッチや、足底に負担をかけないような靴の選択、炎症を抑えるための薬物療法などがあります。

 

足底筋膜炎の原因は以下のようなものが挙げられます

 

過剰な運動や負荷

足底に長時間の負荷をかけたり、運動量を急に増やしたりすることで、足底筋膜が炎症を起こすことがあります。

 

足の形や動作の問題

扁平足や高アーチ、O脚などの足の形の問題や、歩行時に足首を内側に捻るなどの動作の問題がある場合、足底筋膜に負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。

 

靴の問題

適切でない靴を履いたり、古くなった靴を使い続けたりすることで、足底に負担がかかり、足底筋膜炎を引き起こすことがあります。

 

年齢や体重

年齢とともに筋肉や脂肪の量が減少し、足底に負荷がかかりやすくなるため、足底筋膜炎を発症するリスクが高まります。

 

生活習慣の問題

過剰な立ち仕事や、長時間の座り仕事など、足底に負荷がかかり続ける生活習慣が原因で足底筋膜炎を発症することがあります。また、肥満や喫煙などもリスクの一つとして挙げられます。

 

足底筋膜炎の症状について

足底筋膜炎の主な症状は、足底部に痛みを感じることです。痛みは、通常、かかとの付け根の内側にある足底腱膜に沿って広がります。

この痛みは、しばしば起床時に最も激しくなり、しばらくすると緩和することが多いです。

また、長時間の立ち仕事や歩行後にも痛みが増すことがあります。足底筋膜炎の症状は、時にはしびれや痺れを伴うこともあります。

 

足底筋膜炎の良くなるまでの期間

足底筋膜炎の治療期間は症状の重さや個人差によって異なりますが、軽度の場合であれば数週間で改善することがあります。

 

しかし、重症化している場合や慢性的な症状がある場合は、良くなるまでに時間がかかることもあります。治療には継続的なケアや運動療法、ストレッチ、靴の調整、体重の管理なども必要となります。

 

足底筋膜炎を軽減させるためには?マッサージは効果的?

足底筋膜炎の痛みを軽減するためには、炎症を抑えるために冷やすことが効果的です。炎症が落ち着いた後には、筋肉の緊張をほぐし血流を良くするために温めることも効果的です。

 

足底筋膜炎の場合、適切なマッサージは効果的であることがあります。マッサージによって筋肉や軟組織を緩めることで、痛みや不快感を軽減し、炎症を緩和する効果が期待できます。

 

ただし、強い力で揉んだり、痛みが強いところに無理に圧力をかけたりすると、かえって炎症を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。適切な方法で行う場合は、症状の改善に役立つことがあります。

 

自己判断でのマッサージはかえって症状を悪化させる恐れがあるため気をつけましょう。

 

足底筋膜炎で気をつけること

足底筋膜炎を予防するためには、以下の点に気をつけることが重要です

①適切な靴を履くこと

フィット感があり、アーチサポートがある靴を履くようにしましょう。また、古くなった靴は交換しましょう。

②足を休めること

長時間の立ち仕事や歩行は避け、足を休める時間を作りましょう。

③ストレッチを行うこと

足の筋肉を柔らかくするために、足首やふくらはぎのストレッチを行いましょう。

④体重の管理をすること

過剰な体重は足に負担をかけるため、体重の管理にも注意が必要です。

足底筋膜炎が発症して痛みが続く場合は、早めに適切な施術を受けることが重要です。自己判断でのケアは避けて専門家に相談しましょう。

 

全体のバランスを良くすることで足底筋膜炎の痛みは軽減する

まつお鍼灸整骨院では姿勢の改善も行いながら足底筋膜炎の症状へアプローチをしていきます。姿勢の改善が足底筋膜炎にどのように関連しているかを説明します。

①正しい姿勢による負担の分散

正しい姿勢を保つことにより、体重や負荷が均等に足や足底にかかるようになります。姿勢が悪いと、体重の一部が特定の部位に集中し、足底に過剰な負荷がかかる可能性があります。正しい姿勢を保つことで、足底への負担を均等に分散させ、足底筋膜炎の症状を軽減することができます。

②適切な姿勢による筋肉のバランス

正しい姿勢は、筋肉のバランスを促進します。姿勢が悪いと、特定の筋群が過剰に緊張し、他の筋群が弱まる場合があります。この筋肉の不均衡は、足底筋膜にも影響を与える可能性があります。適切な姿勢を保つことにより、筋肉のバランスが整い、足底への負担を軽減することができます。

③姿勢の改善による身体の調整

姿勢の改善は、身体の骨格や関節の正しい位置への調整にも関与します。特に、脊椎や骨盤の位置やバランスが重要です。正しい姿勢を保つことで、骨格や関節の適切な位置に戻し、足底の負担を軽減することができます。

ただし、足底筋膜炎の症状を改善するためには、姿勢の改善だけでなく、適切な施術やケアも重要です。

足底筋膜炎の症状に悩んでいる方は、一度ご相談ください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

足の裏の痛みでお悩みの方はこちら

参考文献
日本整形外科学会

後頭部や頭の付け根が痛くなる頭痛は何が原因!?緊張型頭痛や頚性頭痛・後頭神経痛の可能性も

2023年12月17日

 

頭痛だけでなく、首や肩にも症状が及ぶタイプの頭痛で悩んでいませんか?

 

季節の変わり目やストレスを感じやすい時期は、片頭痛や首や肩にも症状が現れる頭痛に注意が必要です。頭痛の症状が頻繁に起こる場合や強い場合には、まずは何か問題がないか早めに検査を受けることをおすすめします。

 

 

見出しタイトル

・頭だけでなく首や後頭部・肩にも痛みが及ぶ頭痛には以下の3つがある

・首のコリが共通の原因

・その他の頭痛について

・首からくる頭痛を和らげる方法

頭だけでなく首や後頭部・肩にも痛みが及ぶ頭痛には以下の3つがある

頭だけでなく首や後頭部・肩にも痛みが及ぶ頭痛には以下の3つがあります。それぞれの特徴と症状を紹介します。

 

緊張型頭痛

この頭痛は、首や肩の筋肉が過剰に緊張することで起こります。周囲の血管や神経が圧迫され、頭痛・肩こり・めまいなどの症状が現れます。

 

長時間のパソコン作業や無理な姿勢が原因となり、血行不良や自律神経のバランスの乱れも生じます。

 

緊張型頭痛には、身体的なストレスと精神的なストレスの2種類があります。身体的なストレスが原因の場合、女性のほうが頭を支える首の筋肉が弱いので頭痛が起こりやすい傾向があります。

 

精神的なストレスが原因の場合は、緊張状態が続くことで頭痛を引き起こします。真面目な人や几帳面な人に多い特徴があります。

 

緊張型頭痛の症状は、後頭部から首にかけての圧迫感や「頭の両側をはちまきで締め付けられるような痛み」などがでてきます。

 

頚性頭痛

頚性頭痛は、首のこりが原因で起こる頭痛の一種です。首の後ろ側の筋肉に過度な負担がかかると、首を支える筋肉が過度に緊張してしまい、頭痛や肩こり、めまい、睡眠障害などの症状を引き起こします。

 

また、慢性的な倦怠感やだるさ、やる気が出ないといった症状が出ることもあります。

 

現代人は、長時間のパソコンやスマートフォンの使用によって首に負担をかけることが多くなっています。このような状態が慢性化すると、頚性頭痛を引き起こす原因となります。

 

長時間のスマートフォンやパソコンの使用をする場合は、定期的な休憩やストレッチを行うことが大切です。

 

後頭神経痛

後頭神経痛は、首に入り組む神経や筋肉の圧迫によって引き起こされる痛みの一種です。

 

痛みは後頭部や頭のてっぺん、耳の後ろなどに感じられ、チクチク、キリキリ、ズキズキといった痛みを伴います。

多くの場合、1週間程度で自然に治まることが多いですが、強い痛みを伴う場合や頻繁に痛む場合は、予防するために正しい姿勢の維持やストレッチ、運動、適切な休息などが重要です。

 

首のコリが共通の原因

緊張型頭痛・頚性頭痛・後頭神経痛など、頭部から首の後ろにかけて痛みを感じるタイプの頭痛には、首の筋肉の過剰な緊張、首のこりが共通の原因として挙げられます。

 

首は重い頭部を支え、神経や血管が集まる所でもあります。首の筋肉が緊張して神経や血管が圧迫されると、身体に様々な症状が現れます。

 

このような頭痛の原因としては、長時間のパソコン作業やスマホの使用、それによる不自然な姿勢やストレートネック、極度の緊張や悩みごとや不安などの精神的ストレスや自律神経の乱れが考えられます。

 

また、在宅勤務や自粛生活によって生活リズムが乱れることもストレスや自律神経を乱す原因になります。頭痛を治療する場合は、鎮痛剤に頼るのではなく、まずは原因を特定し、原因に対する対処が必要です。

 

その他の頭痛について

片頭痛

片頭痛は、激しい頭痛やその他の症状が特徴的な神経系の疾患です。片頭痛の特徴は、一方の頭部に強い鈍痛や激しい痛みを感じ、吐き気、嘔吐、光や音に敏感になることです。頭痛は通常、4時間から72時間程度続くことがあり、生活に支障をきたすことがあります。

 

また、片頭痛は一生涯繰り返す場合があります。片頭痛は、脳の血管の拡張と収縮に関係する化学物質の異常によって引き起こされると考えられています。この異常は、神経細胞の活動の変化や環境要因によって引き起こされるとされています。

 

群発頭痛

群発頭痛は、非常に痛みが激しい周期性の頭痛の一種で、発作性に襲ってくる特徴があります。一般的には、1日に何度も、1回数分から1時間以上の間隔で1週間から数ヶ月程度続くことがあります。

 

群発頭痛の発症は、多くの場合、夜間に起こります。痛みは目の周りや後頭部、顔面、頭の片側に現れることが多く、鋭い痛みや鈍い痛みが交互に現れることがあります。

 

また、瞳孔の収縮や目の充血、涙目、鼻水、顔面の発赤などの自律神経症状が伴うことがあります。

 

群発頭痛は、特に男性に多く、30代から50代にかけて発症することが多いです。なぜ起こるかはっきりとした原因はわかっていません

 

首からくる頭痛を和らげる方法

首から起こる頭痛を緩和させるために以下の方法があります

①首のストレッチ

首の筋肉を伸ばすことで緊張を緩和することができます。毎日、軽いストレッチを行いましょう。

具体的には、まっすぐ前を見つめた状態から、ゆっくりと頭を左右に傾ける、前に倒す、後ろに引くなどの動作を繰り返します。

 

②温める

首に温かいタオルをあてたり、シャワーを浴びたりすることで血行が促進され、筋肉の緊張が緩和されます。

 

③適切な姿勢を保つ

パソコン作業などで長時間同じ姿勢を続けると首に負担がかかり、こりや痛みが生じやすくなります。適度に休憩を取り、姿勢を変えたり、デスク周りの環境を整えることが重要です。

 

④ストレスを減らす

ストレスが多いと、首や肩周りの筋肉が緊張しやすくなります。適度な運動やストレッチ、深呼吸などを行うことでリラックス効果が期待できます。

 

⑤適度な運動をする

普段から適度な運動を心がけましょう。ただし、首の痛みが強い場合は無理をせず、休養することも重要です。

 

これらの方法を実践することで、首から起こる頭痛が軽減することがあります。ただし、症状が続く場合は、早めに適切な施術を行いましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

頭痛でお悩みの方はこちら

 

参考文献

頭痛の原因は?症状や発生状況から知る頭痛のタイプと対処法・予防法

坐骨神経痛はお尻が痛くなる?坐骨神経痛を改善・予防するための効果的な座り方は!?

2023年12月17日

 

坐骨神経痛を抱える人たちの多くは、座っているときに膝から下がしびれや痛みを感じ、座ることが苦痛になることがあります。

ですが、正しい座り方を実践することで、坐骨神経痛の予防や改善につながることがあります。

この記事では、正しい座り方について解説し、坐骨神経痛を抱える方々の座り方改善の参考にしていただければと思います。

 

坐骨神経痛とは?原因や症状について

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されたり損傷を受けたりしたことによって、腰や臀部、大腿裏面から下脚部、足にかけての痛みやしびれ、刺すような痛みが生じます。

坐骨神経痛の主な原因は、以下のようなものがあります。

①腰椎椎間板ヘルニア

脊椎の椎間板が変形・脱出し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

②脊柱管狭窄症

脊柱管内のスペースが狭くなり、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

③脊椎の変形・変性

脊椎が変形・変性し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

④筋肉の緊張

腰や臀部の筋肉が緊張・痙攣し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

⑤外傷・事故

外傷や事故によって坐骨神経が損傷し、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

坐骨神経痛の主な症状は、腰や臀部から下肢にかけての痛み、しびれ、刺すような痛みなどがあります。

また、歩行困難や足の力が入らなくなることがあります。症状の程度は個人差がありますが、患者さんの生活に大きな影響を与えることがあります。

 

坐骨神経痛を予防・改善する正しい椅子の座り方

 

坐骨神経痛の改善には、正しい椅子の座り方が重要です。以下に、坐骨神経痛の改善に効果的な正しい椅子の座り方をいくつか紹介します。

①足を床にしっかりつける

座っているときには、足を床にしっかりつけるようにしましょう。足が浮いていると、腰や脚に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

②背中を伸ばす

椅子に座るときには、背中を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。背中が丸まっていると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

③膝と腰の高さを揃える

椅子に座ったときには、膝と腰の高さを揃えるようにしましょう。膝が高くなりすぎると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

④肘を90度に曲げる

デスクワークをするときには、肘を90度に曲げてキーボードやマウスを操作するようにしましょう。肘が伸びすぎると、肩や首に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

⑤頻繁に姿勢を変える

椅子に座っているときには、長時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。30分おきに立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることで、筋肉の疲れを軽減し、症状の改善につながります。

 

以上のように、正しい椅子の座り方を実践することで、坐骨神経痛の改善につながることがあります。ですが、症状がひどい場合や長期間続く場合には、適切な施術を行うことをおすすめします。

 

坐骨神経痛を予防・改善する正しい床の座り方

 

坐骨神経痛を予防・改善するためには、正しい床の座り方を実践することが大切です。以下に、坐骨神経痛の予防・改善に効果的な正しい床の座り方をいくつか紹介します。

 

①クッションを使う

硬い床に座ると、腰や尾骨に負担がかかり、痛みが生じることがあります。そこで、クッションや座布団を使って、床に座ったときの負担を軽減しましょう。

 

②膝を曲げる

床に座るときには、膝を曲げて座るようにしましょう。膝が伸びていると、腰に負担がかかり、痛みが生じることがあります。

 

③背筋を伸ばす

床に座ったときには、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。背中が丸まっていると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

④頻繁に姿勢を変える

長時間同じ姿勢を続けると、筋肉の疲れがたまり、症状が悪化することがあります。そこで、30分おきに立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることで、筋肉の疲れを軽減しましょう。

 

⑤腰を支える

床に座るときには、腰を支えるクッションや枕を使うことで、腰にかかる負担を軽減することができます。

 

坐骨神経痛の人が日常で気を付けること

坐骨神経痛の人が日常生活で気を付けることは以下の通りです。

 

①正しい姿勢を保つ

姿勢が悪いと、腰に負担がかかり、坐骨神経痛を引き起こす原因になることがあります。そのため、正しい姿勢を保つように心がけましょう。座るときは背筋を伸ばし、立つときは肩を開いて、胸を張るようにします。

②運動をする

坐骨神経痛の人でも、運動は欠かせません。腰周りの筋肉を鍛えることで、腰への負担を軽減することができます。ただし、激しい運動は避け、軽いストレッチや散歩、水泳など、身体に負担の少ない運動を選ぶようにしましょう。

日常生活での注意点

日常生活でも、坐骨神経痛に配慮した行動を心がけましょう。例えば、重い荷物を持ち上げるときは腰を曲げず、膝を曲げて力を入れるようにします。

また、長時間同じ姿勢でいることを避け、30分おきに立ち上がってストレッチをしたり、歩いたりするようにします。

 

食生活に気を配る 食生活にも気を配ることで、坐骨神経痛を予防することができます。カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することで、骨の健康を保ちます。

 

また、過剰な体重は腰に負担をかけるため、食事にも気を遣い、適度な体重を維持するようにします。

 

以上のように、坐骨神経痛の人が日常生活で気を付けることは、正しい姿勢の保持、適度な運動、注意点の実践、そしてバランスの良い食生活などが挙げられます

 

坐骨神経痛の座り方・予防まとめ

坐骨神経痛の方には、以下のポイントがおすすめです。

 

まず、正しい姿勢を心掛けましょう。座る場合は、椅子や床に座っても背中を伸ばし、腰を立てて座るようにしましょう。

 

長時間座りっぱなしは避け、30分ごとに立ち上がって軽いストレッチや運動をすることも大切です。また、重いものを持ち上げるときは、腰に負担をかけないように注意しましょう。

 

身体を冷やさないようにし、寒さ対策もしっかりと行いましょう。さらに、適度な運動は筋力をアップさせるためにも必要です。

 

まつお鍼灸整骨院では、坐骨神経痛の施術も得意としています。坐骨神経痛でお悩みの方はぜひご参考にしてください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

ホームページはこちら

 

参考文献

足の付け根の痛みは股関節痛?それとも腰痛?股関節の問題が原因で腰痛が起こることがある!?

2023年12月16日

 

腰痛と股関節の関連について書きました。股関節痛や腰痛でお悩みの方は参考にしていただければと思います。

 

腰痛と股関節の痛みは関連しているケースがあります。実際には股関節の問題が原因で腰痛が起こることがあります。

 

具体的には、股関節の炎症や損傷が腰部の痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、腰椎の疾患や損傷が股関節痛を引き起こす場合もあります。

 

腰痛と股関節痛は症状が似ていることがあります。ですので股関節の痛みが腰痛とみられたり反対に腰痛が股関節の痛みとみられたりすることがあるために注意が必要です。

 

症状に合わせた適切な施術を受けることが大事になってきます。

 

見出しタイトル

・腰痛と股関節痛はそれぞれ異なった原因や症状がある

・股関節の構造について

・股関節が痛む場合、以下のようなサインが現れることがある

・腰椎の構造について

・腰椎が痛みの原因であることを示すサインは、以下のようなものがある

・腰痛と股関節痛の違いまとめ

腰痛と股関節痛はそれぞれ異なった原因や症状がある

腰痛は、腰部や仙骨部に痛みを感じる症状で、腰椎の問題や外傷、筋肉の緊張やストレス、椎間板ヘルニアなどが原因となることが多いです。

 

腰痛の症状は、腰部やお尻、太ももの後ろに痛みが現れることが多いです。また、腰部の可動域が制限されたり、しびれや痺れなどの神経症状がある場合もあります。

 

一方、股関節痛は、股関節周辺に痛みを感じる症状で、股関節の疾患や骨盤の歪み、筋肉の緊張などが原因となることが多いです。

 

股関節痛の症状は鼠径部あたりに痛みがでて大腿前面にも痛みがでてくることがあります。

 

また、股関節の可動域が制限されたり、歩くのが困難になるなどの症状がでる場合もあります。腰痛と股関節の痛みは症状が似ていることもありどちらも影響し合います。

 

股関節の構造について

股関節は、大腿骨頭と寛骨臼との間にある球関節です。股関節は人体の最も強靭な関節の1つです。

 

股関節には、多くの筋肉や靭帯が付着しており、これらが関節を固定し、動きを制御しています。股関節は、前屈、屈曲、内旋、外旋など、多くの方向に可動域を持っています。

 

股関節が痛む場合、以下のようなサインが現れることがある

①歩行時の痛み

股関節が痛いと、歩く際に痛みを感じることがあります。特に、長時間歩いた後や階段を上る際に痛みが増すことが多いです。

 

②腰や太ももの痛み

股関節の痛みが原因で、腰や太ももにも痛みが現れることがあります。腰痛と混同されることもあるので注意が必要です。

 

③関節のこわばり

股関節の痛みが長引くと、関節がこわばって動かしにくくなることがあります。特に、朝起きたときや長時間座った後に動かすときに感じることが多いです。

 

④歩行の制限

股関節の痛みがひどくなると、歩行に制限が生じることがあります。歩幅が狭くなったり、歩く速度が遅くなったりすることがあります。

 

腰椎の構造について

腰椎は背骨の下部に位置する5つの骨からなる構造です。腰椎は体重を支える主要な部位であり、上半身と下半身をつなぐ役割を果たしています。

腰椎は背骨の中でも最も動きやすい部分であり、前後左右に曲げることができます。

 

各腰椎は、椎間板と呼ばれるクッションで区切られており、隣接する腰椎同士が摩擦を起こさずに滑らかな動きをすることができます。

 

また、腰椎の周りには筋肉や靭帯、神経が密集しており、これらの組織が腰椎の安定性を保つことで、適切な姿勢を維持することができます。

 

腰椎の病気や損傷は、痛みやしびれなどの症状を引き起こすことがあります。一般的な腰痛の原因の多くは、腰椎の変形や損傷に起因するものです。

 

腰椎が痛みの原因であることを示すサインは、以下のようなものがある

①腰部痛

腰椎の異常が原因で腰部に痛みを感じることがあります。痛みは突然始まることがあるし、徐々に強くなっていくこともあります。

腰痛は、腰の上、下、左右、または中心部に感じることができます。

 

②足のしびれや痛み

腰椎の神経が圧迫されると、足のしびれや痛みが起こることがあります。特に、坐骨神経が圧迫されると、臀部から足先にかけての痛みやしびれが生じることがあります。

 

③腰や脚の筋肉の弱り

腰椎の神経が圧迫されると、腰や脚の筋肉が弱くなることがあります。この症状は、腰椎症や脊柱管狭窄症などの病気で起こることがあります。

 

④歩行困難

腰椎の異常が原因で、足の筋肉が弱くなったり、坐骨神経が圧迫されると、歩行が困難になることがあります。

 

腰痛と股関節痛の違いまとめ

股関節痛のある人は鼠径部に症状が現れます。腰や大腿の前面に痛みが出ることもありますが、下肢に症状が出ることはめったにありません。

 

また、腰痛の原因は腰椎にあると思われていますが、実際には股関節が原因の場合も多いです。股関節痛や腰痛で病院を受診する場合、レントゲンやMRIなどの画像診断が行われますが、検査だけで痛みの根本改善とはならないことがほとんどです。

 

痛みや症状が良くならないケースは腰や股関節など痛みのでる部分だけではなく、全体的な姿勢のバランスや骨盤のゆがみを整えることも大事になってきます。

頭痛と首こりは関係する!!頭痛薬を飲み続けても頭痛は良くならない理由について解説!!

2023年12月16日

まつお鍼灸整骨院では、頭痛でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

頭痛がするのは頭に原因がある?

いつも頭がズキズキ痛む・・・

何かのきっかけで頭が急に痛くなる・・・

毎日頭痛薬が手放せない・・・

慢性的に頭痛で悩んでいる方はとても多いと思いますが、薬を飲んで痛みを抑えながら日々の生活を送っているという人も多いのではないでしょうか?

 

でも残念ながら薬は症状を一時的に和らげることしかできません。わかっていながらでも飲んでいる人も多いと思いますし、痛みがつよいときは薬を飲んでも全く効かないということもあるのではないでしょうか?

頭痛のつらさは頭痛もちの人にしかわからないつらさですよね。

いくら頭痛薬で副作用が少ないと言われても、できれば薬を飲み続けたくないという人がほとんどだと思います。

 

なかには大きな問題を抱えている場合もありますし、その場合は当然、医療機関で適切な処置を行わないといけませんが、ほとんどの場合は検査では問題がない場合が多いです。

そんな場合は原因がわからないので結局は薬を飲んで痛みをコントロールしましょう、ということになってしまいます。

 

薬は飲み続けると良くないのはわかってるんだけど頭が痛いからしかたなく飲んでいる人ってホントに多いです。

 

頭痛のほとんどは首が原因

長期間にわたり続く『頭痛』は、日常生活において非常に悩ましいものです。そうした痛みがあるたびに、「もしかして頭に何か重大な異常があるのでは?」と不安に思う人も少なくありません。

しかし、実際に頭の構造そのものに直接的な問題があって頭痛を引き起こしているケースは、思ったよりもずっと稀なのです。

 

頭痛の原因を探るときは、頭そのものではなく、他の要因から来ている可能性が高いことを理解することが重要です。

頭痛は大きく分けて、一次性頭痛と二次性頭痛に区分されます。しかし、多くのケースで、頭の外側の要因、つまり一次性の頭痛が大半を占めています。

この一次性頭痛の原因としては、日常生活の中での姿勢の悪さ、過剰なストレス、体の冷えなどさまざまな要因が挙げられます。

中でも特に注目すべきは、『首』に関連する問題です。頭自体に異常がない場合、多くの状況で『頚椎』に何らかの問題が存在していることが考えられます。

 

頚椎や首に負担をかける行動は日常生活の中に溢れています。例えば、以下のような状況が該当します。

✅長時間にわたってスマートフォンを見続ける

✅不自然な姿勢でデスクワークをする

✅肩こりを感じることが多い

✅ストレートネック(頚椎の曲がりが失われる状態)と診断された経験がある

✅目の疲れを頻繁に感じる

✅首に慢性的な痛みや不快感がある

これらの状況に共通しているのは、首周辺の筋肉の過剰な緊張です。頭痛には緊張型頭痛や片頭痛など多様なタイプがありますが、首の強い凝りは多くの人にとって共通の問題です。一部の人はこれを強く自覚していますが、自覚がない人も少なくありません。

しかしながら、ほとんどの人が何らかの形で首の凝りや硬さを抱えているのが実情です。

首の問題を適切に対処することで、多くの場合、頭痛は大幅に改善される可能性があります。ただし、その具体的な改善方法を見つけ出せずに、結果として一時的な対症療法であるマッサージや薬物治療に頼ることが多いのもまた事実です。

 

3人に1人は頭痛もち

日本人の3人に1人は頭痛もちと言われています。最近は子供の頭痛も多いですし、頭痛もちの人は長かったら10年以上と頭痛と付き合っている人もてるので

・頭痛は治らない

・頭痛と一生付き合っていかないといけない

と思っている人が多いんですけど全然そんなことはないですね。

 

頭痛もちのほとんどの人は首が悪くて、首が悪い人の多くは頭痛もちです。あと頭痛があって首が悪い人のほとんどは腰痛持ちでだいたい骨盤もゆがんでいます。そういう人は身体のバランスがとても悪いです。だから骨盤矯正みたいなことをやっても意味がない・・・結局身体って全部つながっているんです。

 

首がよくなると頭痛がなくなるのはもちろんなんですが、身体の調子が良くなるんですね。首にはたくさんの神経や血管が通っているのでそれだけ重要なところ、きちんとアプローチができればそれだけの変化がでるということなんですが、逆に言うと間違ってアプローチしてしまえば悪化します。

 

・首をバキバキされて次の日、首が動かなくなったり

・首をめっちゃ強く揉まれて余計に頭がガンガンしたり

っていうのをたまに耳にします。

 

首が悪くて頭痛に困っている人は本当に多いと思います。だから当院では首や頭痛の専門ということでやってるのですが、頭痛がなおって良くなった人の笑顔が見れた時はホントにうれしいですね。

頭痛でお悩みの方は一度ご相談くださいね

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

頭痛でお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会
1 2 3 4 5 6