スマホやPCで手首が痛い!!腱鞘炎の原因と今すぐできる対処法について

2025年12月12日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、腱鞘炎でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

スマホやPCで手が痛い?腱鞘炎の原因と今すぐできる対処法について解説

スマートフォンやパソコンの長時間使用により「手首がズキッと痛む」「親指の付け根が腫れている」「指を動かすと引っかかる」などの症状を訴える方が増えています。これらの多くは腱鞘炎によるものです。近年は“スマホ腱鞘炎”とも呼ばれ、年齢や職業を問わず誰にでも起こる現代病の一つといえます。

腱鞘炎とは?

腱鞘炎は、指や手首の腱(筋肉と骨をつなぐ線維状の組織)を包む「腱鞘」に炎症が起きる状態のことを言います。腱は筋肉の力を指に伝える重要な組織ですが、使いすぎると腱鞘との間で摩擦が生じ、炎症・腫れ・痛みを引き起こします。

特にスマートフォンやパソコン操作のように、同じ指や手首の動きを長時間繰り返すことが原因で発症します。代表的なものに「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」や「ばね指」があります。

腱鞘炎の主な原因

スマホの持ち方や操作のクセ

片手でスマホを長時間持ち、親指だけで操作する人に多く見られます。親指の付け根や手首に負担が集中しやすくなります。

デスクワークによる手首の酷使

パソコンのマウスやキーボードを操作するとき、手首を反らしたまま固定していると炎症を起こしやすくなります。

家事・育児・趣味の動作

料理、掃除、抱っこ、裁縫、楽器演奏など、繰り返しの動作も原因になります。特に女性はホルモンバランスの影響で発症しやすい傾向があります。

手首の冷え・血流不足

冷えによって筋肉や腱の柔軟性が失われ、炎症が慢性化しやすくなります。

ストレスや自律神経の乱れ

筋肉の緊張がとれにくくなり、手首のこわばりや痛みを引き起こします。

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放置するとどうなる?

軽い違和感のうちは自然に治まることもありますが、炎症を放置すると以下のような悪化を招きます。

  • 腫れや熱感が強くなり、物を持つのも困難になる
  • 指を動かすと「カクッ」と引っかかる(ばね指)
  • 手首や親指をかばうことで、肩や肘まで痛みが広がる
  • 慢性化して回復に数か月以上かかるケースも

特に「手首の腫れが続く」「朝のこわばりが強い」場合は、早めに検査・治療を受けることが重要です。

整体でのアプローチについて

腱鞘炎は手首だけでなく、首や肩の筋肉の緊張、骨格の歪み、自律神経の乱れとも深く関係しています。頚椎や肩甲骨の可動域を整えることで、手首にかかる負担を軽減し、血流や神経伝達を改善できます。

また、手首の炎症が長引く場合は、上肢全体の使い方(姿勢・動作・筋肉バランス)を見直すことが必要です。単に「手を休める」だけでなく、原因となる体の使い方を整えることで再発を防ぐことができます。

予防のための生活習慣

スマホの持ち方を工夫

片手で長時間操作すると、親指や手首に負担が集中しやすくなります。両手で端末を支え、操作する指を分散させることで、腱や筋肉への負荷を軽減できます。また、画面を目の高さに近づけることで、手首だけでなく首や肩への負担軽減にもつながります。

PC作業では姿勢を正す

デスクワークでは、肘の角度を90度程度に保ち、肩がすくまない高さに机や椅子を調整することが重要です。マウスやキーボードが高すぎたり低すぎたりすると、手首が反った状態で固定され、腱鞘炎のリスクが高まります。手首が自然な角度で保てる環境を整えましょう。

適度な休憩を取る

長時間同じ動作を繰り返すことが、腱への最大の負担になります。30分に1回は手を止め、指を開閉したり、軽く手首を回したりするだけでも緊張がリセットされます。短い休憩をこまめに取ることが、結果的に作業効率の向上にもつながります。

血流改善

手や指先は冷えによる血流低下の影響を受けやすい部位です。冷房の効いた室内では特に注意が必要で、軽く温めるなどのケアを習慣化することが大切です。血流が改善されることで、回復力も高まります。

まとめ

腱鞘炎は単なる「使いすぎ」が原因と思われがちですが、実際には姿勢の乱れや血流不良、自律神経のバランスの崩れなど、複数の要因が重なって起こることが多い症状です。

痛みを我慢して使い続けると、炎症が慢性化し、日常生活や仕事に大きな支障をきたすこともあります。違和感を感じた段階で生活習慣を見直し、早めに原因を特定したうえで適切なケアを行うことが大切です。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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