ふくらはぎの外側が痛い原因とは?片側だけ痛む理由と対処法
2026年03月9日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、ふくらはぎの痛みでお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
歩いているときに、ふくらはぎの外側が痛む。片方の脚だけ張るような痛みがある。押すと外側の一部が痛い、歩くと違和感が強くなる。
このような症状があると、「筋肉痛なのか」「肉離れなのか」「血栓など危険な病気ではないのか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
ふくらはぎの痛みは、日常生活でも比較的よく起こる症状の一つです。多くの場合は筋肉の使いすぎや運動後の疲労によって起こりますが、痛みの場所や症状の出方によっては、神経や血管の問題が関係していることもあります。
特に「ふくらはぎの外側」「片側だけ」という特徴がある場合は、筋肉の負担の偏りや体の使い方のクセが影響しているケースが少なくありません。
この記事では、ふくらはぎの外側が痛くなる主な原因と、片側だけ痛みが出る理由、日常生活でできる対処法についてわかりやすく解説します。
ふくらはぎの外側が痛くなる主な原因

ふくらはぎの外側の痛みには、いくつかの原因が考えられます。
その中でも特に多いものを見ていきましょう。
筋肉の使いすぎ(筋肉疲労)
最も多い原因が、筋肉の使いすぎによる疲労です。
ふくらはぎには「腓腹筋」「ヒラメ筋」などの筋肉があり、歩く・走る・ジャンプするといった動作で常に働いています。長時間の歩行や運動、立ち仕事などが続くと、筋肉に負担がかかり痛みが出ることがあります。
特にふくらはぎの外側には、足首の動きを支える筋肉が多く存在しています。そのため、ランニングやスポーツをしたあとに外側だけ張るような痛みが出ることも珍しくありません。
例えば次のような場面で起こりやすいです。
- 長時間歩いたあと
- ランニングやスポーツのあと
- 立ち仕事が続いたとき
- 普段より多く歩いた日
このような場合は、筋肉の疲労によって炎症が起きている可能性が高いと考えられます。
肉離れ(筋肉の損傷)
運動中に急にふくらはぎが痛くなった場合、肉離れの可能性もあります。
肉離れとは、筋肉の一部が強く引き伸ばされて損傷してしまう状態です。ダッシュやジャンプなど、急な動きのときに起こりやすいケガです。
肉離れでは、次のような症状が見られることがあります。
- 突然強い痛みが出る
- 歩くと強く痛む
- 押すと鋭い痛みがある
- 内出血が出ることがある
軽度の場合は筋肉の張りのように感じることもありますが、無理をして動くと悪化することもあるため注意が必要です。
こむら返り(筋肉のけいれん)
夜中や運動後にふくらはぎがつる「こむら返り」が起きたあと、筋肉痛のような痛みが残ることもあります。
こむら返りは筋肉が急激に収縮することで起こる現象で、強いけいれんのあとに筋肉のダメージが残ることがあります。
特に次のような状態で起こりやすくなります。
- 水分不足
- ミネラル不足
- 疲労の蓄積
- 長時間の立ち仕事
つった直後は痛みが落ち着いても、そのあと数日間ふくらはぎが張ることもあります。
神経の影響(坐骨神経痛など)
ふくらはぎの痛みは、必ずしも筋肉が原因とは限りません。腰やお尻から伸びる神経が影響しているケースもあります。
例えば、坐骨神経が圧迫されると、お尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みやしびれが出ることがあります。この場合、ふくらはぎの外側に違和感や張りが出ることもあります。
神経が関係する痛みでは、次のような特徴が見られることがあります。
- しびれを伴う
- 腰やお尻にも痛みがある
- 姿勢によって痛みが変わる
- 触るより動くと痛い
このような場合は、ふくらはぎだけでなく腰や骨盤の状態も関係している可能性があります。
血管のトラブル
ふくらはぎの痛みの中には、血管の問題が関係していることもあります。
特に注意が必要なのは、片側の脚だけ腫れている場合です。血液の流れに問題が起こると、ふくらはぎに痛みや重だるさが出ることがあります。
例えば次のような症状がある場合は注意が必要です。
- 片側の脚だけ腫れている
- 触ると熱っぽい
- 赤みがある
- 歩くと痛みが強くなる
このような症状がある場合は、自己判断せず医療機関での確認が必要になることもあります。
片側だけふくらはぎが痛くなる理由
ふくらはぎの痛みが「片側だけ」に出る場合、体の使い方の偏りが関係していることが多くあります。
人の体は、完全に左右均等に使えているわけではありません。普段の生活の中で、知らないうちに片側の脚に負担がかかっていることがあります。
例えば次のような習慣です。
- 片足に体重をかけて立つクセ
- バッグをいつも同じ肩で持つ
- 足を組むクセ
- 歩き方のクセ
このような習慣が続くと、片側の筋肉だけが疲れやすくなります。その結果、ふくらはぎの外側に痛みが出ることがあります。
また、骨盤の傾きや姿勢の崩れも影響することがあります。体のバランスが崩れると、片脚に負担が集中しやすくなるためです。
日常生活で起こりやすい痛みのパターン

ふくらはぎの外側の痛みは、日常生活の中で次のような場面で起こることが多いです。
歩くと痛む
歩くたびに外側が張るように痛む場合、筋肉の疲労や炎症が関係していることが多いです。特に長距離を歩いたあとに起こりやすくなります。
押すと痛む
特定の場所を押すと痛む場合は、筋肉の一部に負担が集中している可能性があります。筋肉の小さな損傷が起きていることもあります。
朝より夕方に痛む
夕方になると痛みが強くなる場合、立ち仕事や歩行による疲労の蓄積が原因になっていることが多いです。
ふくらはぎの外側が痛いときの対処法
痛みが軽い場合は、日常生活でのケアによって改善することもあります。
まず大切なのは、筋肉を休ませることです。痛みがあるときに無理に運動を続けると、炎症が悪化する可能性があります。
次に、軽くストレッチを行うことも有効です。ふくらはぎの筋肉をゆっくり伸ばすことで、血流が改善され、回復を助けることがあります。
また、長時間同じ姿勢を続けないことも大切です。立ちっぱなしや座りっぱなしの状態が続くと、筋肉が硬くなりやすくなります。
歩くときは、できるだけ左右均等に体重をかけるよう意識すると、片側の負担を減らすことができます。
まとめ
ふくらはぎの外側が痛い原因には、さまざまなものがあります。
多くの場合は筋肉の使いすぎや疲労によって起こりますが、肉離れや神経の影響、血管の問題などが関係していることもあります。
特に片側だけ痛む場合は、体の使い方のクセや姿勢の崩れによって負担が偏っている可能性があります。
日常生活の中で姿勢や歩き方を見直すことで、痛みの予防につながることもあります。
ふくらはぎの痛みが長く続く場合や、腫れや強い痛みがある場合は、体の異常のサインである可能性もあるため、無理をせず専門家に相談することも大切です。
体の状態を早めに整えることで、痛みの悪化を防ぎ、日常生活を快適に過ごすことにつながります。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
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