立ち上がると膝がズキッと痛む! 原因と“今すぐできる”予防法について

2025年12月12日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、膝の痛みでお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

立ち上がると膝がズキッと痛む! 原因と“今すぐできる”予防法について

歩いたり走ったりする時には何ともないのに、椅子から立ち上がる瞬間だけ「ズキッ!」と鋭い痛みが膝に走る…。そんな経験はありませんか?

この“立ち上がりの瞬間の痛み”は、膝まわりの筋肉や関節に特有の負担が集中することで起こるもので、放置すると階段の上り下り、しゃがみ動作などにも痛みが広がっていきます。

とくに40代以降では、「長時間の座位姿勢」「筋力低下」「関節の滑りの悪さ」などが重なると、突然症状が悪化するケースが多く見られます。

この記事では、立ち上がりで膝が痛くなる原因について解説し、今日からできる予防法と改善ポイントをわかりやすく紹介します。

なぜ“立ち上がり”で膝が痛くなるのか?

立ち上がる瞬間は、膝関節に大きな負荷が一気にかかると言われています。この負荷に耐えられない状態になると、膝の軟骨や靭帯、腱、筋肉が強く引っ張られ、痛みとして現れます。

● 太ももの筋力低下(特に大腿四頭筋)

椅子から立つ時に最も働くのが太ももの前側の筋肉。
ここが弱くなると膝に負荷が逃げず、関節が不安定になり痛みが起こります。

● 長時間座りっぱなしによる関節のこわばり

同じ姿勢で座り続けると、膝の周囲の筋肉・靭帯の血流が低下し、動き始めに痛みが出やすくなります。

● 関節の変形

40代以降で増える「変形性膝関節症」の初期症状でも、立ち上がり時の痛みがよくみられます。

● 骨盤・股関節の歪み

膝に直接原因がなくても、身体の土台である骨盤が傾くと膝に捻れがかかり、痛みにつながることがあります。

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放置するとどうなる?

立ち上がる時の痛みは「初期サイン」であることが多く、放置すると次のような悪化が起こります。

  • 階段の昇降がつらくなる
  • 膝が「ガクッ」と抜ける感覚
  • 膝の腫れや熱感
  • O脚の進行
  • 長時間歩けない
  • 起床時にこわばりが強くなる

特に膝の変形が始まっている場合、進行は早く、戻すのが難しくなるため“早めの対処”が何より重要です。

今すぐできる予防法・改善法5つ

今日からすぐに取り入れられる方法を、専門的な視点からまとめました。

● 1. 太ももの前側ストレッチ

立ち上がり痛の多くは大腿四頭筋の硬さが原因。
寝る前に片脚ずつ15〜20秒伸ばすだけで膝の負担が軽くなります。

● 2. 大腿四頭筋のトレーニング

痛みが強い人でもできる安全な筋トレを取り入れるのも良いです。膝を伸ばしたまま太ももに力を入れるだけで、関節を支える力が強くなります。

● 3. 座り方の改善

浅く座り、骨盤を立てて座ることを意識すると膝にねじれがかかりにくくなります。

● 4. 立ち上がり動作のコツ

腕を少し使い、前方に体重移動しながら立つと膝への負荷が大幅に減少します。

● 5. 足のアーチを整える

偏平足・外反母趾がある場合、膝への衝撃が増えるため、インソールをいれるのも効果的です。

生活習慣での注意点

日常での小さな積み重ねが、膝の痛みの改善に直結します。

  • 長時間座りっぱなしを避け、45〜60分ごとに立つ
  • 片足重心、足を組むクセを減らす
  • 階段は手すりを使いムリをしない
  • 柔らかすぎるソファは膝に負担がかかるため避ける
  • 体重管理を行い、膝への負荷を減らす

これらを継続するだけでも、膝の痛みが徐々に出にくくなります。

それでも改善しない場合は?

  • O脚の進行
  • 膝蓋骨(お皿)の位置異常
  • 半月板の損傷
  • 股関節や腰椎の歪み
  • 筋膜の癒着

など、膝以外の要因が関わっている可能性があります。

特に「立ち上がりだけ痛い」という症状には、膝蓋腱・大腿四頭筋の緊張、股関節のかたさが深く関係しているケースが多いです。

まとめ

立ち上がる瞬間の膝の痛みは、膝関節のトラブルの“初期サイン”であることが多く、筋力低下・姿勢不良・関節のこわばりなどが複合的に関係しています。

放置すると変形や慢性的な膝の痛みにつながるため、早めのケアと生活習慣の改善がとても大切です。

今日からできる小さなケアを積み重ねることで、膝の負担は確実に減り、痛みの再発も防ぎやすくなります。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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