【椎間板ヘルニアにマッサージは危険?】悪化するケースとやってはいけない施術
2025年05月15日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、椎間板ヘルニアでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
椎間板ヘルニアでお悩みの方でマッサージを検討される方もいると思います。椎間板ヘルニアにマッサージは効果的なのでしょうか?
椎間板ヘルニアでマッサージをする際の注意点について解説していきます。
椎間板ヘルニアの痛み、マッサージは効果的?
椎間板ヘルニアは、腰椎の骨と骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで強い痛みやしびれを引き起こす疾患です。
こうした症状を和らげるために、「マッサージを受ければ楽になるのでは?」と考える方も多いでしょう。実際、マッサージには筋肉の緊張をほぐし、血流を促進する効果があるため、コリや痛みを軽減できる可能性があります。
しかし、椎間板ヘルニアの症状が進行している場合や、誤った施術を受けた場合には、かえって症状が悪化することもあるため注意が必要です。特に、強い刺激のマッサージや誤った手技は、神経の圧迫を悪化させたり、炎症を引き起こしたりすることがあります。
そのため、椎間板ヘルニアの痛みを軽減するためには、適切な施術方法を選ぶことが重要です。
この記事では、以下のポイントについて詳しく解説します。
- マッサージは本当に椎間板ヘルニアに効果があるのか?
- やってはいけないNG行為とは?
「椎間板ヘルニアの痛みを和らげたいけれど、どんな施術を受ければいいのかわからない…」と悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
椎間板ヘルニアにマッサージは効果的?

椎間板ヘルニアによる痛みやしびれを和らげる方法のひとつとして、マッサージを検討する方は多いでしょう。しかし、「本当に効果があるのか?」「逆に悪化することはないのか?」と不安に思う方もいるかもしれません。
実際のところ、マッサージには筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで一時的に痛みを軽減する効果が期待できます。しかし、椎間板ヘルニアそのものを治すわけではないため、施術の目的を正しく理解しておくことが重要です。
マッサージで期待できる効果
筋肉の緊張をほぐして血流を促進
椎間板ヘルニアによって神経が圧迫されると、それをかばおうとして周囲の筋肉が緊張し、こりやハリが強くなります。マッサージによって筋肉がほぐれると、血流が改善し、痛みが緩和されることがあります。
神経の圧迫を軽減し、痛みを和らげる
椎間板ヘルニアによる神経圧迫の影響で、痛みやしびれが生じることがあります。適度なマッサージによって筋肉がリラックスすると、神経の圧迫が軽減され、一時的に症状が和らぐ可能性があります。
だるさを改善し、動きやすくする
椎間板ヘルニアの影響で筋肉がこわばると、重く感じたり、だるくなったりすることがあります。マッサージで血流が改善すると、体が軽くなり、動きやすくなることがあります。
ただし、マッサージは根本的な治療ではなく、一時的な症状の緩和を目的としたものであることを理解しておきましょう。
マッサージが向いているケース
以下のような場合は、マッサージが症状の改善に役立つ可能性があります。
筋肉の緊張が強く、硬くなっている
長時間のデスクワークや運動不足によって、筋肉がガチガチに固まっている場合、マッサージでほぐすことで症状が楽になることがあります。
動くたびに違和感や軽い痛みを感じる
軽い痛みや違和感程度であれば、マッサージによって血流が促進され、症状が改善する可能性があります。
ストレッチではほぐれにくいコリがある
セルフストレッチをしてもなかなか筋肉がほぐれない場合、適度なマッサージを受けることで、より効果的に筋肉を緩めることができます。
ただし、マッサージを受ける際は、力加減や施術の方法に注意しなければなりません。
マッサージが逆効果になるケース
椎間板ヘルニアの症状が進行している場合、マッサージが逆効果になることがあります。特に、以下のケースでは注意が必要です。
神経の圧迫が強くしびれがひどい
しびれや感覚の麻痺が強い場合、マッサージではなく、まずは神経の炎症を抑える治療が優先されます。
急性期で炎症が強く、痛みが増している
椎間板ヘルニアの急性期(発症直後や痛みが強いとき)は、神経や周囲の組織が炎症を起こしている状態です。このときに強いマッサージを受けると、炎症が悪化し、かえって症状がひどくなることがあります。
無理に押されると余計に痛みが出る
「強く押せばほぐれる」と思いがちですが、痛みを感じるほどの強いマッサージは、筋肉をかえって緊張させることがあります。特に、椎間板ヘルニアがある場合は神経が過敏になっているため、無理に刺激を加えると症状が悪化することがあります。
椎間板ヘルニアに適したマッサージの選び方
椎間板ヘルニアの痛みやしびれを和らげるためにマッサージを検討する場合、どんな施術を受けるかが非常に重要です。椎間板ヘルニアは神経が関与する症状であるため、単に「ほぐせば良い」というものではありません。誤った施術を受けると、炎症が強まり、痛みやしびれが悪化する可能性もあります。施術内容だけでなく、施術者の知識や経験をしっかり見極めることが大切です。
施術者の経験・専門性をチェック
椎間板ヘルニアに対応できる施術者を選ぶことが、改善への第一歩です。ヘルニアは症状の出方が人によって異なり、腰椎なのか頚椎なのか、炎症期なのか慢性期なのかで対応が変わります。そのため、状態を正しく評価できる知識と経験が不可欠です。
椎間板ヘルニアの施術経験が豊富な整体院や治療院を選ぶ
椎間板ヘルニアの具体的な症例や施術方針が記載されているか確認しましょう。
国家資格を持つ施術者がいるか確認
柔道整復師や鍼灸師などの国家資格を持つ施術者であれば、解剖学や神経の知識を基に判断できます。
さらに、検査を丁寧に行い、症状の原因を説明してくれるかどうかも重要なポイントです。納得できる説明があるかどうかが、安全な施術を受ける目安になります。
椎間板ヘルニアでやってはいけないNG行為

椎間板ヘルニアの症状を悪化させないためには、施術内容だけでなく、日常でのセルフケアにも注意が必要です。良かれと思って行っていることが、かえって神経への刺激を強めてしまうケースもあります。特に次のような行為は慎重に考えるべきです。
強く押す・もむマッサージ
「痛いところは強く押せば治る」と思われがちですが、これは誤解です。
神経の炎症を悪化させる可能性
椎間板ヘルニアは、飛び出した椎間板が神経を圧迫し、炎症を起こしている状態です。強い圧迫や深部への刺激は、神経周囲の炎症をさらに強め、痛みやしびれを悪化させることがあります。
その場は楽でも後から悪化することがある
強い刺激で一時的に血流が増え、「軽くなった」と感じることがあります。しかし時間が経つと筋肉が防御反応で硬くなり、かえって痛みが増すこともあります。施術後に症状がぶり返す場合は、刺激が強すぎる可能性があります。
ボキボキと鳴らす矯正
関節を急激に動かす矯正法は、椎間板ヘルニアの状態によっては負担になります。
急な動きで神経に刺激が加わる
一時的に可動域が広がったように感じても、炎症期には刺激が強すぎることがあります。腰椎に過度な負荷がかかると、症状がぶり返すリスクがあります。
自己流で無理なストレッチ
「伸ばせば楽になる」と考えて、痛みを我慢しながら行うストレッチも注意が必要です。
ひねり・反らし動作は要注意
特に腰を強くひねる、過度に反らすといった動作は、椎間板にさらなる圧力をかけることがあります。状態に合わない動きは逆効果になります。
椎間板ヘルニアは症状の程度や部位によって対応が異なります。自己判断に頼らず、自分の状態に合った適切な施術とケアを選ぶことが大切です。
椎間板ヘルニアでお悩みの方へ
椎間板ヘルニアの痛みやしびれでお悩みの方は、自己判断で我慢せず、早めに専門的な評価を受けることが大切です。痛みが一時的に軽くなっても、原因となっている背骨や骨盤のバランスが整っていなければ、再発や慢性化につながることがあります。
茨木市のまつお鍼灸整骨院では、レントゲン分析をもとに現在の背骨の状態を正確に把握し、症状の原因を明確にしたうえで施術を行います。その場しのぎのマッサージではなく、筋膜リリースや骨格矯正などを組み合わせたオーダーメイド施術で、神経への負担を軽減し、根本改善を目指します。
また、無理にボキボキ鳴らすような矯正は行わず、体への負担を抑えた安全性の高い施術を心がけています。
椎間板ヘルニアは放置すると症状が悪化することもあります。早めに適切な対処を行うことで、痛みの軽減だけでなく、日常生活の質を取り戻すことが可能です。つらい症状でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。
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