坐骨神経痛は腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症の人はなりやすい?特徴的な症状と原因・予防について

2024年03月27日

まつお鍼灸整骨院では、坐骨神経痛でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

坐骨神経痛は腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症の人はなりやすいのか?

今回は坐骨神経痛について

 

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって引き起こされる痛みや症状の総称です。坐骨神経は腰部から臀部、太ももの後ろを通り、ふくらはぎや足先まで伸びています。

 

この神経が圧迫されることによって、腰や臀部、太もも、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれ、痺れ、筋力低下などの症状が現れることがあります。

坐骨神経痛の症状は、個人によって異なる場合がありますが、以下のような特徴的な症状が現れることがあります

 

坐骨神経痛の特徴的な症状

鋭い痛みや刺すような痛み
腰や臀部、太ももの後ろに鋭い痛みや刺すような痛みが生じることがあり、ときには電撃に似た感覚を伴います。

 

痛みの放散
痛みは臀部から下肢にかけて放散し、ふくらはぎや足先にまで及ぶことがあります。この痛みは一方の脚に特に強く現れることが多いです。

 

しびれ
足やつま先にしびれを感じることがあり、これは坐骨神経の圧迫や刺激が原因で生じます。

 

動作時の痛みの悪化
立ち上がる動作や歩行、特定の姿勢をとった際に痛みが悪化することがあります。

 

特定の動作での痛みの増加
腰を伸ばしたり、膝を曲げたりする動作で痛みが増すことがあります。

 

坐骨神経痛の主な原因について

坐骨神経痛は、多くの人が経験する痛みや不快感の一つであり、その原因は多岐にわたります。

この疾患は、坐骨神経に発生する問題から生じ、腰からお尻、足にかけて様々な症状を引き起こします。ここでは、坐骨神経痛の主要な原因を詳しく見ていきましょう。

 

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは坐骨神経痛の最も一般的な原因の一つです。椎間板は、脊椎の骨と骨の間に位置するクッションのようなもので、この椎間板が突出することで隣接する神経根を圧迫し、痛みを引き起こします。

この圧迫により、坐骨神経痛の特徴的な症状が現れます。

 

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、脊柱の中を通る脊髄神経が通るスペースが狭くなる病態を指します。

この状態は、主に加齢による変化によって引き起こされます。狭窄が進行すると、脊髄や神経根が圧迫され、坐骨神経に関連する痛みや不快感を引き起こします。

 

椎間関節の変性

脊椎を構成する椎骨間の関節、椎間関節の変性も坐骨神経痛の原因の一つです。椎間関節の変性は、加齢や過度の使用、または怪我によって引き起こされることがあります。

 

筋肉の緊張や炎症

筋肉の緊張や炎症も、坐骨神経痛を引き起こす原因の一つです。

特に、臀部の筋肉である梨状筋が緊張したり炎症を起こしたりすると、坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こすことがあります。運動不足、不適切な姿勢、または過度な運動によって、これらの筋肉が影響を受けることがあります。

 

坐骨神経痛を予防するには?

坐骨神経痛は、日常生活の様々な習慣が原因で発生します。ですが普段から予防することで痛みも軽減することができます。

 

適切な姿勢を保つ

人間の体は長時間の不自然な姿勢によって負担がかかりやすくなります。特に、デスクワークや長時間の運転などで同じ姿勢を続けると、坐骨神経に過剰な圧力がかかり、痛みを引き起こす要因となります。

正しい姿勢を維持することは、坐骨神経痛のリスクを減らします。座るときは背もたれを使用し、背筋をまっすぐに保つようにしましょう。

また、長時間座っている場合は、30分ごとに立ち上がり、軽く体を動かしたり、ストレッチをしたりすることが大切です。

 

運動とストレッチ

定期的な運動とストレッチは、体の柔軟性を高め、筋肉の血液循環も良くなります。特に、腰や臀部、太ももの後ろの筋肉を伸ばすことも大事です。筋肉が硬くなると坐骨神経痛が出やすくなります。

 

重いものの適切な持ち方

重い物を持つ際に不適切な方法で持ち上げると、腰や背中に過剰な負担がかかり、坐骨神経痛の原因となることがあります。重い物を持ち上げるときは、必ず膝を曲げてしゃがみ込み、背筋はまっすぐに保ちながら持ち上げてください。

日常のちょっとしたことでも、腰への負担を軽減し、坐骨神経への負担を軽減することができます。重い荷物を持ち運ぶ際には、荷物を体の近くに保ち、できるだけ均等に重量を分散させることが重要です。

 

適度な体重の維持

過体重は腰や背中に常に余分な負担をかけるため、坐骨神経痛のリスクを高めます。普段から、理想的な体重を維持することが、坐骨神経痛の予防につながります。

定期的な運動を習慣化することで、体重を管理し、坐骨神経にかかる不必要な圧力を避けることができます。

 

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

坐骨神経痛でお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会

脊柱管狭窄症は歩くと足がしびれてくる。腰椎ヘルニアや腰椎すべり症の人はなりやすい?

2024年03月27日

まつお鍼灸整骨院では、腰痛でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

今回は脊柱管狭窄症について

特に中高年以降の方に多いのが脊柱管狭窄症で、加齢や腰椎の変性などがおきて腰の痛みやしびれを伴うのが特徴です。ある程度、進行してくるとなかなかよくならないので痛みやしびれがひどくなってこないうちに早期の施術が大事です。

 

こんな症状がでていたら脊柱管狭窄症かも?

 

脚の痛みやしびれ

脊柱管狭窄症では、脊柱管が狭窄することで神経の通り道が狭くなり、脚の痛みやしびれが生じることがあります。特に歩行時や立ち上がる際に痛みが増すことがあります。

 

神経症状

脊柱管狭窄症は腰から足にかけてに放射痛を感じることがあります。さらに、足の筋力低下や感覚の低下が見られることもあります。

 

脊椎可動性の低下

脊柱管狭窄症により、腰の可動性が制限されることがあります。身体の動きが制限されたり、痛みが増すことがあります。

 

前かがみの姿勢が楽になる

前かがみの姿勢をとると痛みや不快感が軽減することがあります。これは、脊柱管が圧迫されることで、姿勢を変えることで圧迫が和らぐためです。

 

腰を後ろに反るのが辛い

脊柱管狭窄症では、脊柱管ストレスがかかることで、腰を後ろに反ることが困難になる場合があります。これは、圧迫された神経がさらに刺激されるために痛みや不快感が増すためです。

 

仰向けで寝ることができない

仰向けで寝ることができなくなることがあります。これは、仰向けに寝ることによって背骨や神経が圧迫されるためです。

 

脊柱管狭窄症になりやすい年齢や痛みの特徴は?

脊柱管狭窄症は50代以上の方に多く見られて、どちらかといえば女性よりも男性に多く見られます。慢性的な腰痛をずっと抱えている方、腰のヘルニアのある人、腰椎すべり症のある人はなりやすい傾向にあります。

 

脊柱管とは脊柱の後ろにあって脊髄や神経が通っている管のことをいいますがこの脊柱の管が狭くなることによって神経が圧迫されて腰が痛くなったり足がしびれたりします。

脊柱管が狭くなる原因としては、加齢などによって腰椎や椎間板が変性したり、レントゲンでみるとすべり症のある人が多いですね。

 

一番の特徴は腰痛と足のしびれが強くみられて歩き始めると足が痺れて歩けなくなってしまいます。ですが座ったり腰をかがめたりして少し休憩するとまた歩けるようになります。

そして歩き出すとまたしびれや痛みが出てくる、といった『間欠性跛行』と呼ばれる症状がでてくるのが特徴です。

 

歩ける距離は狭窄の状態によっても違ってきますが100メートルほど歩けるという人から、50メートルも歩けないという方もいます。

 

また腰を伸ばすと脊柱管が狭くなるので痛みがでやすい傾向にあって、腰を少し前かがみの姿勢にして丸めるようにして歩けば比較的に楽になります。

 

なので杖を突いて歩いたり、手押し車を押して歩いたりすると比較的楽に歩けて、自転車に乗るときは少し前傾姿勢になって脊柱管が少し広がるのでほぼ問題なく乗れるという人がほとんどだと思います。

 

症状がひどくなると、仰向けなどで腰を伸ばすと足がしびれてきたりするようになって、そうすると横向きになって体を丸めないと寝れないような状態になってしまいますし、時間帯や天候によっても痛みが左右されることもあります。

 

たとえば、朝方よりも夕方以降の方が痛みやしびれが強く出たり、雨が降りそうなときに症状が強く出たり気圧の変化などによっても影響されることもあります。

 

慢性的に腰痛に悩んでる人は脊柱管狭窄症になりやすい

脊柱管狭窄症は若い頃からずっと腰痛持ちの人になりやすい傾向にあります。腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症など腰に問題を抱えている人もなりやすいです。

 

結局は腰にずっと負担を積み重ねていくことで腰椎や椎間板の変性は少しずつ進んでくるわけなので姿勢の悪い人や腰椎の弯曲がなくなってきている人や腰椎が左右どちらか凸に歪んでしまっている人が多いですね。

 

ゴルフ好きな人も脊柱管狭窄症になりやすい?

脊柱管狭窄症はゴルフ好きの中高年の人にも多い傾向にあります。ゴルフのスイングの時はフフォロースルーの時に腰を大きく反る状態になりますが、この腰を反る状態というのはあまり腰にはよくありませんし、同じ捻りの動作を繰り返し行うことも腰にはストレスになってしまいます。

 

でもゴルフが好きな人は腰が痛くても無理してやってしまう人が多いですよね。痛み止めの薬を飲んでゴルフをしたりとか、コルセットをしながらしたりとか・・・

 

腰の痛みやしびれを我慢しながらゴルフをしている人もとても多いと思いますが左右のバランスを保つためにも反対側のスイングも行うようにしましょう。

 

脊柱管狭窄症の手術は必要なのか?

脊柱管狭窄症は基本的には保存療法になりますが、間欠性跛行がひどくなって歩行距離が短くなるような場合や、日常生活に支障をきたす場合、また、筋力低下が出てくるような場合、排泄機能の障害がある場合は手術も考えないといけません。

 

手術では神経の圧迫を取りのぞくということが重要になってきますが手術をしても痛みやしびれが完全に取れきれなかったりすることもありますし脊椎の神経はリスクも伴います。なのでよほどのことがない限り手術はしないほうが良いです。

 

脊柱管狭窄症は冷えたりすると症状が悪化することもありますので、基本的にはお風呂で温まったりカイロを貼ったりするだけでも緩和することもあります。

血流が悪くならないように普段から気をつけることも大事です。またじっと安静にしていても良くなりませんしかえって筋力が低下してしまうのでよくありません。

生活の質を落とさないためにも無理のない範囲で体を動かしていくことは大事です。

 

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

坐骨神経痛はお尻が痛くなる?坐骨神経痛を改善・予防するための効果的な座り方は!?

2023年12月17日

 

坐骨神経痛を抱える人たちの多くは、座っているときに膝から下がしびれや痛みを感じ、座ることが苦痛になることがあります。

ですが、正しい座り方を実践することで、坐骨神経痛の予防や改善につながることがあります。

この記事では、正しい座り方について解説し、坐骨神経痛を抱える方々の座り方改善の参考にしていただければと思います。

 

見出しタイトル

坐骨神経痛とは?原因や症状について

坐骨神経痛を予防・改善する正しい椅子の座り方

坐骨神経痛を予防・改善する正しい床の座り方

坐骨神経痛の人が日常で気を付けること

・坐骨神経痛の座り方・予防まとめ

 

坐骨神経痛とは?原因や症状について

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されたり損傷を受けたりしたことによって、腰や臀部、大腿裏面から下脚部、足にかけての痛みやしびれ、刺すような痛みが生じます。

坐骨神経痛の主な原因は、以下のようなものがあります。

①腰椎椎間板ヘルニア

脊椎の椎間板が変形・脱出し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

②脊柱管狭窄症

脊柱管内のスペースが狭くなり、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

③脊椎の変形・変性

脊椎が変形・変性し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

④筋肉の緊張

腰や臀部の筋肉が緊張・痙攣し、坐骨神経を圧迫することが原因となることがあります。

⑤外傷・事故

外傷や事故によって坐骨神経が損傷し、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。

坐骨神経痛の主な症状は、腰や臀部から下肢にかけての痛み、しびれ、刺すような痛みなどがあります。

また、歩行困難や足の力が入らなくなることがあります。症状の程度は個人差がありますが、患者さんの生活に大きな影響を与えることがあります。

 

坐骨神経痛を予防・改善する正しい椅子の座り方

 

坐骨神経痛の改善には、正しい椅子の座り方が重要です。以下に、坐骨神経痛の改善に効果的な正しい椅子の座り方をいくつか紹介します。

①足を床にしっかりつける

座っているときには、足を床にしっかりつけるようにしましょう。足が浮いていると、腰や脚に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

②背中を伸ばす

椅子に座るときには、背中を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。背中が丸まっていると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

③膝と腰の高さを揃える

椅子に座ったときには、膝と腰の高さを揃えるようにしましょう。膝が高くなりすぎると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

④肘を90度に曲げる

デスクワークをするときには、肘を90度に曲げてキーボードやマウスを操作するようにしましょう。肘が伸びすぎると、肩や首に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

⑤頻繁に姿勢を変える

椅子に座っているときには、長時間同じ姿勢を続けないようにしましょう。30分おきに立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることで、筋肉の疲れを軽減し、症状の改善につながります。

 

以上のように、正しい椅子の座り方を実践することで、坐骨神経痛の改善につながることがあります。ですが、症状がひどい場合や長期間続く場合には、適切な施術を行うことをおすすめします。

 

坐骨神経痛を予防・改善する正しい床の座り方

 

坐骨神経痛を予防・改善するためには、正しい床の座り方を実践することが大切です。以下に、坐骨神経痛の予防・改善に効果的な正しい床の座り方をいくつか紹介します。

 

①クッションを使う

硬い床に座ると、腰や尾骨に負担がかかり、痛みが生じることがあります。そこで、クッションや座布団を使って、床に座ったときの負担を軽減しましょう。

 

②膝を曲げる

床に座るときには、膝を曲げて座るようにしましょう。膝が伸びていると、腰に負担がかかり、痛みが生じることがあります。

 

③背筋を伸ばす

床に座ったときには、背筋を伸ばし、正しい姿勢を保つようにしましょう。背中が丸まっていると、腰に負担がかかり、症状が悪化することがあります。

 

④頻繁に姿勢を変える

長時間同じ姿勢を続けると、筋肉の疲れがたまり、症状が悪化することがあります。そこで、30分おきに立ち上がり、ストレッチをしたり、歩いたりすることで、筋肉の疲れを軽減しましょう。

 

⑤腰を支える

床に座るときには、腰を支えるクッションや枕を使うことで、腰にかかる負担を軽減することができます。

 

坐骨神経痛の人が日常で気を付けること

坐骨神経痛の人が日常生活で気を付けることは以下の通りです。

 

①正しい姿勢を保つ

姿勢が悪いと、腰に負担がかかり、坐骨神経痛を引き起こす原因になることがあります。そのため、正しい姿勢を保つように心がけましょう。座るときは背筋を伸ばし、立つときは肩を開いて、胸を張るようにします。

②運動をする

坐骨神経痛の人でも、運動は欠かせません。腰周りの筋肉を鍛えることで、腰への負担を軽減することができます。ただし、激しい運動は避け、軽いストレッチや散歩、水泳など、身体に負担の少ない運動を選ぶようにしましょう。

日常生活での注意点

日常生活でも、坐骨神経痛に配慮した行動を心がけましょう。例えば、重い荷物を持ち上げるときは腰を曲げず、膝を曲げて力を入れるようにします。

また、長時間同じ姿勢でいることを避け、30分おきに立ち上がってストレッチをしたり、歩いたりするようにします。

 

食生活に気を配る 食生活にも気を配ることで、坐骨神経痛を予防することができます。カルシウムやビタミンDを多く含む食品を摂取することで、骨の健康を保ちます。

 

また、過剰な体重は腰に負担をかけるため、食事にも気を遣い、適度な体重を維持するようにします。

 

以上のように、坐骨神経痛の人が日常生活で気を付けることは、正しい姿勢の保持、適度な運動、注意点の実践、そしてバランスの良い食生活などが挙げられます

 

坐骨神経痛の座り方・予防まとめ

坐骨神経痛の方には、以下のポイントがおすすめです。

 

まず、正しい姿勢を心掛けましょう。座る場合は、椅子や床に座っても背中を伸ばし、腰を立てて座るようにしましょう。

 

長時間座りっぱなしは避け、30分ごとに立ち上がって軽いストレッチや運動をすることも大切です。また、重いものを持ち上げるときは、腰に負担をかけないように注意しましょう。

 

身体を冷やさないようにし、寒さ対策もしっかりと行いましょう。さらに、適度な運動は筋力をアップさせるためにも必要です。

 

まつお鍼灸整骨院では、坐骨神経痛の施術も得意としています。坐骨神経痛でお悩みの方はぜひご参考にしてください。

足の付け根の痛みは股関節痛?それとも腰痛?股関節の問題が原因で腰痛が起こることがある!?

2023年12月16日

 

腰痛と股関節の関連について書きました。股関節痛や腰痛でお悩みの方は参考にしていただければと思います。

 

腰痛と股関節の痛みは関連しているケースがあります。実際には股関節の問題が原因で腰痛が起こることがあります。

 

具体的には、股関節の炎症や損傷が腰部の痛みや不快感を引き起こすことがあります。また、腰椎の疾患や損傷が股関節痛を引き起こす場合もあります。

 

腰痛と股関節痛は症状が似ていることがあります。ですので股関節の痛みが腰痛とみられたり反対に腰痛が股関節の痛みとみられたりすることがあるために注意が必要です。

 

症状に合わせた適切な施術を受けることが大事になってきます。

 

見出しタイトル

・腰痛と股関節痛はそれぞれ異なった原因や症状がある

・股関節の構造について

・股関節が痛む場合、以下のようなサインが現れることがある

・腰椎の構造について

・腰椎が痛みの原因であることを示すサインは、以下のようなものがある

・腰痛と股関節痛の違いまとめ

腰痛と股関節痛はそれぞれ異なった原因や症状がある

腰痛は、腰部や仙骨部に痛みを感じる症状で、腰椎の問題や外傷、筋肉の緊張やストレス、椎間板ヘルニアなどが原因となることが多いです。

 

腰痛の症状は、腰部やお尻、太ももの後ろに痛みが現れることが多いです。また、腰部の可動域が制限されたり、しびれや痺れなどの神経症状がある場合もあります。

 

一方、股関節痛は、股関節周辺に痛みを感じる症状で、股関節の疾患や骨盤の歪み、筋肉の緊張などが原因となることが多いです。

 

股関節痛の症状は鼠径部あたりに痛みがでて大腿前面にも痛みがでてくることがあります。

 

また、股関節の可動域が制限されたり、歩くのが困難になるなどの症状がでる場合もあります。腰痛と股関節の痛みは症状が似ていることもありどちらも影響し合います。

 

股関節の構造について

股関節は、大腿骨頭と寛骨臼との間にある球関節です。股関節は人体の最も強靭な関節の1つです。

 

股関節には、多くの筋肉や靭帯が付着しており、これらが関節を固定し、動きを制御しています。股関節は、前屈、屈曲、内旋、外旋など、多くの方向に可動域を持っています。

 

股関節が痛む場合、以下のようなサインが現れることがある

①歩行時の痛み

股関節が痛いと、歩く際に痛みを感じることがあります。特に、長時間歩いた後や階段を上る際に痛みが増すことが多いです。

 

②腰や太ももの痛み

股関節の痛みが原因で、腰や太ももにも痛みが現れることがあります。腰痛と混同されることもあるので注意が必要です。

 

③関節のこわばり

股関節の痛みが長引くと、関節がこわばって動かしにくくなることがあります。特に、朝起きたときや長時間座った後に動かすときに感じることが多いです。

 

④歩行の制限

股関節の痛みがひどくなると、歩行に制限が生じることがあります。歩幅が狭くなったり、歩く速度が遅くなったりすることがあります。

 

腰椎の構造について

腰椎は背骨の下部に位置する5つの骨からなる構造です。腰椎は体重を支える主要な部位であり、上半身と下半身をつなぐ役割を果たしています。

腰椎は背骨の中でも最も動きやすい部分であり、前後左右に曲げることができます。

 

各腰椎は、椎間板と呼ばれるクッションで区切られており、隣接する腰椎同士が摩擦を起こさずに滑らかな動きをすることができます。

 

また、腰椎の周りには筋肉や靭帯、神経が密集しており、これらの組織が腰椎の安定性を保つことで、適切な姿勢を維持することができます。

 

腰椎の病気や損傷は、痛みやしびれなどの症状を引き起こすことがあります。一般的な腰痛の原因の多くは、腰椎の変形や損傷に起因するものです。

 

腰椎が痛みの原因であることを示すサインは、以下のようなものがある

①腰部痛

腰椎の異常が原因で腰部に痛みを感じることがあります。痛みは突然始まることがあるし、徐々に強くなっていくこともあります。

腰痛は、腰の上、下、左右、または中心部に感じることができます。

 

②足のしびれや痛み

腰椎の神経が圧迫されると、足のしびれや痛みが起こることがあります。特に、坐骨神経が圧迫されると、臀部から足先にかけての痛みやしびれが生じることがあります。

 

③腰や脚の筋肉の弱り

腰椎の神経が圧迫されると、腰や脚の筋肉が弱くなることがあります。この症状は、腰椎症や脊柱管狭窄症などの病気で起こることがあります。

 

④歩行困難

腰椎の異常が原因で、足の筋肉が弱くなったり、坐骨神経が圧迫されると、歩行が困難になることがあります。

 

腰痛と股関節痛の違いまとめ

股関節痛のある人は鼠径部に症状が現れます。腰や大腿の前面に痛みが出ることもありますが、下肢に症状が出ることはめったにありません。

 

また、腰痛の原因は腰椎にあると思われていますが、実際には股関節が原因の場合も多いです。股関節痛や腰痛で病院を受診する場合、レントゲンやMRIなどの画像診断が行われますが、検査だけで痛みの根本改善とはならないことがほとんどです。

 

痛みや症状が良くならないケースは腰や股関節など痛みのでる部分だけではなく、全体的な姿勢のバランスや骨盤のゆがみを整えることも大事になってきます。

腰椎ヘルニアは手術すれば良くなるのか?腰椎ヘルニアの症状や特徴・対策のポイントは?

2023年12月12日

 

腰椎ヘルニアについて

まつお鍼灸整骨院には腰のヘルニアでお悩みの方も多く来院されます。腰のヘルニアになると下肢にかけての痛みやしびれを伴い日常生活にも支障をきたします。

 

今回は腰椎ヘルニアの症状や特徴・手術すればよくなるか?などについて解説します。

 

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腰椎ヘルニアの痛みの特徴は?

腰椎ヘルニアの特徴は、咳やくしゃみなどで腰に響く痛みがあり、足やお尻のしびれや痛みが伴うこともあります。また、長時間座っていることができないという特徴もあります。

 

また、長時間座りっぱなしの人や、重い物をよく持ち運ぶ人、前かがみの姿勢をとることが多い人、スポーツ選手など、腰に負担をかけることの多い人によく見られます。

 

腰椎ヘルニアとは?

ヘルニアとは本来のあるべきところから『飛び出す』ということを意味します。椎間板ヘルニアは椎間板の変性によって起こりますが、椎間板の中心部分にある髄核という部分がはみ出して外に飛び出した状態のことを言います。

 

飛び出した髄核が神経を圧迫すると痛みやしびれを伴います。ヘルニアは頚椎にも起こりますが、体重が一番かかる腰椎の下部でも多く起こります。クッションの役割を果たす椎間板が負担を受け止めきれなくなり押しつぶされる状態になります。

 

太っている人や慢性的な腰痛のある人、腰椎のカーブが少なくなっている人は腰椎ヘルニアになりやすいです。

 

腰椎ヘルニアの症状は腰やお尻の痛み・足のしびれです。

 

徐々に痛みやしびれがでてくる場合と、ぎっくり腰のように急に起こることがあります。初期の痛みの強いときは患部が炎症を起こしていて動くのもつらい状態だと思いますので、患部を冷やして安静にすることが大事です。

 

少しずつ動けるようになってきたら早く施術を行っていきましょう。

 

痛いからと言って安静にしすぎるとかえって良くなるのに時間がかかるケースもあるので動けるようなら無理をしない程度に少しずつ動いていきましょう。

 

腰椎ヘルニアかどうかを見極める検査

仰向けに寝て、膝をのばしたまま足をあげていきます。足が60度くらい上がるまでに強い痛みや痺れがでるとヘルニアの疑いありです。

 

またヘルニアは、腰や足のどの部分に痛みがでるかでどこの部分にヘルニアがあるかを推測することができます。

 

例えば、親指に違和感がある場合は腰椎4番と5番の間の椎間板にヘルニアがあると推測ができますし、つま先立ちができない、外くるぶしの下側にしびれがある場合は腰椎の5番と仙骨の間の椎間板にヘルニアがあると推測ができます。

 

一度変性したり潰れてすり減ってしまった椎間板は元に戻ることはありませんが、だからといってヘルニアの痛みがなくなることはないのかというとそんなことはありません。

 

ヘルニアは神経の圧迫さえとれれば痛みやしびれはなくなっていきます。飛び出している部分が少しずつ吸収されたり、飛び出している部分を押し込むように背骨の矯正を行っていくことも効果的です。

 

特に腰の椎間板ヘルニアでは前かがみの姿勢や同じ姿勢を長時間続けないことも大切です。仕事中や普段の姿勢にも気をつけないといけません。

 

腰椎椎間板ヘルニアは完治するのに手術が必要なのか?

ヘルニアの手術を否定するわけではありませんが、手術はやはり最終手段だと思っています。最近は内視鏡やレーザーなど患者さんの負担も少なく済むようになってきているようですがやはり脊椎の手術はリスクもあると思います。

 

手術をしてしばらくは痛みがなくなっていても、腰に負担のかかるような状態がずっと続いていたら結局はまた再発してしまうこともあります。

 

またMRIでヘルニアの部分が確認できたとしてもそこの部分が本当に痛みの原因となっているかはわかりません。もし違う場合は、手術をして圧迫している部分を取り除いたとしても痛みの改善は期待できない可能性もあります。

 

手術をすれば完治するということではないので判断もなかなか難しいかもしれません。

 

腰椎ヘルニアへのアプローチについて

まつお鍼灸整骨院ではレントゲンに基づいた骨格矯正で腰椎や背骨・骨盤のゆがみを整え体全体のバランスを整えることで腰椎ヘルニアへのアプローチをしていきます。

 

背骨のゆがみや骨盤のゆがみが良くなっていくと腰痛も軽減していきます。また椎間板への負担も軽減するので結果として腰痛や下肢の痛みやしびれといった症状も軽減していきます。

 

腰椎ヘルニアでお悩みの方はご相談ください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

急性腰痛ぎっくり腰は一度なると繰り返しなりやすい?温めるのか冷やすのかどちらが良い?

2023年12月11日

 

多くの人が腰痛に悩まされており、厚生労働省が実施した国民生活基礎調査でも、有訴者率(自覚症状を訴える人の割合)が高いトップに腰痛がランクインしています。

男性では1位、女性では2位となっています。

腰痛の中でも、急に痛みが発生することで知られる「ぎっくり腰」は、正式には「急性腰痛症」と呼ばれます。

例えば、重いものを持ち上げた際に発症することが多く、多くの人がこの経験をしているかもしれません。

今回はぎっくり腰について解説します。

 

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ぎっくり腰の原因は?

ぎっくり腰の原因として、重いものを持ち上げたり中腰で長時間作業をしたり、腰を急にねじったりすることが挙げられます。

また、寒い日の朝や前かがみで洗顔をするなど、日常生活でも引き起こされることがあります。

腰は、5つの骨から成る「腰椎」で構成されており、椎間板や関節、筋肉や筋などが腰を支えています。

ぎっくり腰では、これらの部分にトラブルが生じることが多いと考えられています。しかし、画像検査をしても原因が特定できない場合が多く、腰痛の約85%は原因不明とされています。

 

ぎっくり腰になったら腰は温める?それとも冷やす?

ぎっくり腰になった場合、冷やすべきか、温めるべきかについて多くの人が悩むでしょう。また、湿布を貼る場合にも、冷湿布と温湿布のどちらが適切か判断が難しいかもしれません。

ぎっくり腰が発症した直後は、患部が炎症を起こしている状態であり、この時期には「冷やす」ことが大切です。

しかし、2〜3日経過すると、炎症は落ち着き、血流を促進するために「温める」ことが効果的とされています。

つまり、発症直後の痛みが強い時期には、冷湿布を使用しましょう。痛みが落ち着いてきたら、温湿布に変えて、血流を促進するようにしましょう。

ただし、体調や症状に合わせて、適切な方法を選択することが重要です。

 

ぎっくり腰なったら安静にしないといけない?

以前はぎっくり腰を起こしたら、安静にすることが勧められていましたが、最近では早めに動かすことが回復を早めることがわかっています。

安静にしていると回復が遅れるため、3日以上の安静は逆効果です。痛みが強い時期には別ですが、痛みが少し和らいだらストレッチや軽い運動を行い、できる範囲で体を動かすようにしましょう。

これらの方法は回復を促すだけでなく、ぎっくり腰の再発を防ぐためにも役立ちます。

ぎっくり腰は再発する?

ぎっくり腰を起こした人の多くは、再発を経験しています。再発を予防するためには、無理な姿勢を避けたり、急な動作を控えたり、長時間同じ姿勢を続けないようにするなど、日常生活での工夫が必要です。

しかし、根本的な原因を考えると、腰を支える筋肉を増やすこと、腰の周りの筋肉や靭帯の柔軟性を高めること、腰への負担を減らすため背骨のゆがみを改善していくことが重要です。

 

ぎっくり腰と背骨の歪みには関係がある

ぎっくり腰と背骨の歪みには関係があると考えられています。背骨が歪むと、腰部に負担がかかり、腰痛やぎっくり腰の原因になることがあります。

同じ姿勢を取り続けることなどが原因となることがあります。例えば、パソコン作業やデスクワークを長時間行うことで、背骨が前屈姿勢になったり、頭が前に出たりすると、背骨が歪むことがあります。

 

また、背骨の歪みが続くと、腰痛だけでなく、全身のバランスが悪くなり、肩こりや頭痛などの症状も引き起こすことがあります。

 

ぎっくり腰を予防するためにも、正しい姿勢や筋肉のバランスを保つことも大切ですし、できればぎっくり腰は繰り返したくないものです。

 

ぎっくり腰は骨盤が歪んでいると癖になる?コルセットや運動はやった方がよい?

2023年12月10日

 

ある日突然襲う腰痛、ぎっくり腰。腰痛持ちの人なら一度はぎっくり腰を経験したことのある人も多いんではないでしょうか?

ぎっくり腰は重たいものを持とうとしたときになるというイメージですが実際にはそういう時になるケースは少ないです。

・くしゃみをしたとき

・顔を洗おうと少し前かがみになったときに

・靴下をはこうとしたときに

・朝起き上がろうと体を少し捻ったときに

 

以外にも何気ない動作の時にぎっくり腰は起こりやすいんです。重たいもの持とうとしたり、腰に負荷がかかるとわかっているときは体にぐっと力を入れて構えるのでそういう時にはなりにくいんですね。

 

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は『急性腰痛』『魔女の一撃』とも言われ、急に腰に痛みがはしります。

ぎっくり腰の特徴は

・レントゲンでは異常がない

・1週間から10日ほど痛みは軽減する

場合がほとんどですが、痛みが長期にわたって続く場合、足に痛みやしびれを伴う場合は腰椎ヘルニアの恐れもあるので注意しましょう。

 

・無理な姿勢を長時間続けていたり

・腰に慢性的に負担がかかっていたり

・気候の変わり目などで寒暖差があったり

したときなどにぎっくり腰はなりやすい傾向にあります。

 

・普段からの姿勢を気を付ける事

毎日パソコンに向かって座りっぱなしだと姿勢も悪くなり、腰にも慢性的に負担がかかってきて筋肉が固まってくるとぎっくり腰になりやすくなります。

 

・適度にストレッチや身体を動かし柔軟性を保つこと

定期的にストレッチやウォーキングなどを行い筋力の維持や筋肉の柔軟性を保つことを心がける。

もしぎっくり腰になってしまったら

ぎっくり腰になってしまったら痛みの強い2~3日くらいは患部を冷やして安静にするのが良いですが、施術ができるようならやった方が早く良くなります。

安静にしすぎても良くないのである程度動ける範囲で動いた方が良いですが、当然無理にストレッチをしたり運動したりするのは良くないです。

 

コルセットは痛みの強いときはつけるのも良いと思いますが、一日中付けたりせず、寝るときも外しましょう。

痛みが徐々に良くなってきたら温めて血液の流れを良くしていきながら、筋肉の柔軟性をつけていきましょう。

姿勢を気を付けることも大事ですが、普段から腰に負担をためないように心がけましょう。

 

ぎっくり腰の施術について。ぎっくり腰はクセになる?

一般的に整骨院や整体院などへ行けば電気を当てたり筋肉をほぐして対処するところが多いですし、整形外科に行ったら痛み止めの薬をもらうかシップを貼って様子を見るかというのが一般的だと思いますが、普通のぎっくり腰ならこれらの対処でも1週間ほどで痛みは軽減してきます。

 

ぎっくり腰を何度も起こしているという人はぎっくり腰はクセになると思っている人も多いですが、ほとんどの人は脊柱起立筋や腰方形筋などの腰周辺の筋肉の緊張が強いのと、骨盤のゆがみが関係していることも多く、筋肉の調整と骨盤の歪みの両方のアプローチして全身バランスを整えていくことでぎっくり腰も再発することが少なくなると思います。

 

あとは定期的なケアも必要です。もしぎっくり腰になって困っている方がおられましたら参考までに。ぎっくり腰を頻繁に繰り返さないために普段からの生活習慣も大事です。