肩こりを放置するとどうなる?慢性化する前に知っておきたい対策
2025年04月1日

まつお鍼灸整骨院では、肩こりでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
肩こりは、多くの人が経験する症状のひとつですが、「放っておけばそのうち治る」と軽視していませんか?
実は、肩こりを放置すると、単なる筋肉の疲れだけでなく、頭痛や自律神経の乱れ、さらには手のしびれや姿勢の歪みといった深刻な問題に発展することがあります。
本記事では、肩こりを放置することで起こるリスクと、慢性化する前にできる対策について詳しく解説します。
肩こりを放置するとどうなる?考えられる悪影響
肩こりは一時的なものだと思っている人も多いですが、実際には長期間放置すると、さまざまな不調を引き起こします。
以下のような症状が現れる可能性があるため、早めの対策が重要です。
1. 頭痛やめまいが起こる
肩こりが続くと、首や肩周りの筋肉が緊張し、血流が悪くなります。この影響で脳へ十分な血液が届かず、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
特に、緊張型頭痛と呼ばれるタイプは、肩こりを原因とすることが多いです。
主な症状:
✅頭が締め付けられるような痛み
✅後頭部やこめかみの鈍痛
✅目の奥が重く感じる
✅ふらつきや立ちくらみ
2. 自律神経が乱れて全身の不調が出る
肩こりが悪化すると、首の筋肉が硬直し、首の神経が圧迫されます。
これにより、自律神経のバランスが崩れ、以下のような症状が現れることがあります。
自律神経の乱れによる影響:
✅不眠・寝つきが悪い
✅動悸や息苦しさ
✅冷え性・発汗異常
✅胃腸の不調(便秘や下痢)
慢性的な肩こりがある人で、「最近なんとなく体調がすぐれない」「原因不明の不眠が続いている」という方は、自律神経の乱れているかもしれません。
3. 手や腕にしびれが出る
肩こりを放置すると、首の神経が圧迫され、手や腕のしびれが起こることがあります。特に、デスクワークなどで長時間同じ姿勢を続ける人は、頚椎の歪みにより神経が圧迫されやすくなります。
手のしびれを伴う可能性のある疾患:
✅頚椎症(首の骨が変形して神経を圧迫)
✅胸郭出口症候群(肩や鎖骨周辺の神経・血管が圧迫)
✅ストレートネック(首のカーブが失われて神経を圧迫)
しびれや違和感を放置すると、神経症状が進み、感覚が鈍くなったり、力が入りにくくなったりすることもあります。
4. 姿勢が悪くなり、さらに肩こりが悪化
肩こりを放置すると、無意識のうちに痛みを避けるため、姿勢が悪くなります。特に、以下のような姿勢は肩こりをさらに悪化させる原因となります。
✔猫背(背中が丸まり、首が前に出る)
✔ストレートネック(首の自然なカーブが失われる)
✔巻き肩(肩が前に入り込んでしまう)
姿勢が悪くなると、肩周りの筋肉に負担がかかり続け、肩こりが慢性化しやすくなります。
慢性化する前に知っておきたい肩こり対策
肩こりが慢性化する前に、日常生活でできる対策を取り入れましょう。
1.正しい姿勢を意識する
肩こりを防ぐには、正しい姿勢を維持することが最も重要です。特に、デスクワークが多い人は、次のポイントを意識しましょう。
✅椅子の高さを調整し、足裏がしっかり床につくようにする
✅モニターの高さを目線の高さに合わせ、首を前に突き出さない
✅肩の力を抜き、リラックスした状態を意識する
姿勢を改善するだけでも、肩こりの負担を軽減できます。
2.適度なストレッチと運動を取り入れる
肩こり予防には、肩甲骨を動かすストレッチや軽い運動が効果的です。特に、デスクワーク中は1時間に1回は軽く体を動かすようにしましょう。
簡単な肩こり解消ストレッチ
✔肩回し:両肩を大きく回して肩甲骨をほぐす
✔首のストレッチ:首を横に倒して、ゆっくりストレッチ
✔肩甲骨はがし:両腕を後ろに回して肩甲骨を寄せる
3.血流を良くするために体を温める
肩こりの原因の一つは、血行不良です。以下の方法で血流を改善しましょう。
✅お風呂にしっかり浸かる(40℃程度のお湯に15分)
✅適度な運動(ウォーキングなど)を取り入れる
特に、冬場は血流が悪くなりやすいので、体を冷やさないように注意が必要です。
4.整体やマッサージで定期的にケアする
自分で対策をしても肩こりがなかなか改善しない場合は、整体やカイロプラクティックで専門的な施術を受けるのもおすすめです。
整体では、肩こりの根本原因となる骨格の歪みを整え、血流を改善することで、慢性的な肩こりを軽減できます。
まとめ:肩こりは放置せず、早めの対策を!
肩こりを放置すると、頭痛、めまい、自律神経の乱れ、手のしびれ、姿勢の悪化など、さまざまな健康トラブルを引き起こします。
特に、デスクワークやスマートフォンの長時間使用が習慣になっている現代では、肩こりの慢性化が深刻な問題となっています。
肩こりが慢性化すると、筋肉が硬くなり血流が悪化し、十分な酸素や栄養が届かなくなります。
その結果、筋肉のこりがさらに悪化し、痛みや疲労感が強くなります。さらに、肩や首の筋肉が緊張し続けると、自律神経が乱れ、睡眠の質が低下したり、集中力が落ちたりすることもあります。
慢性化を防ぐためには、早めの対策が重要です。日常生活で意識できる対策としては、以下のような方法があります。
✅正しい姿勢を意識する 猫背や前かがみの姿勢は肩こりを悪化させる大きな原因です。デスクワーク時は、背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスすることを意識しましょう。
✅ストレッチや軽い運動を取り入れる 肩や首の筋肉を適度に動かすことで、血流を促進し、こりの解消につながります。簡単なストレッチや肩回しを日常に取り入れることで、肩こりの予防・改善が期待できます。
✅血行を改善する 温めることで筋肉がほぐれ、血流が良くなります。シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる時間を作るのも効果的です。また、軽いマッサージも血行改善に役立ちます。
✅整体や専門施術を受ける 慢性的な肩こりや、ストレッチ・運動では改善しにくい頑固なこりには、整体などの専門施術を受けるのもおすすめです。体の歪みを整えたり、筋肉の深部にアプローチしたりすることで、根本的な改善が期待できます。
肩こりは放置しても自然に治ることはほとんどありません。
「たかが肩こり」と軽く考えず、早めに対策を取りましょう。あなたの体を守るために、今すぐできることから始めてみてください!
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
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