ストレートネックの人は枕で悩む人が多い!!枕はしない方が良い?どれくらいの高さが良い?

2024年03月26日

 

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

今回は、ストレートネックの人はどのような枕を使うのが良いか?について解説していきます。普段、施術中に患者さんと話をしていると、ストレートネックの多くの人が枕で悩んでいます。

 

枕の高さや材質、硬さなどいろんな枕を使ってもなかなか合わないという方が多くいて、中にはオーダーメイドの枕を作ったけどそれでも合わないという方までいます。

 

枕というと、寝るときに頭を乗せるものというイメージがありますが、実は、枕は首の骨のカーブを保つためにも重要な役割を果たしています。

 

ストレートネックについて

 

首の骨は、本来カーブしていることによってクッションの役割を果たして頭の重さを支えています。

ですが、ストレートネックの人は、首の骨がまっすぐになってしまうことでクッションの役割ができなくなり、首や肩の筋肉に負担がかかり、痛みやこり、頭痛、めまい、視力低下などの症状を引き起こします。

 

ストレートネックの人は、枕の高さや硬さに敏感になる傾向にあります。

 

枕が高すぎると、首の骨が後ろに曲がりすぎてしまいます。枕が低すぎると、首の骨が前に曲がりすぎてしまいます。どちらも、首の骨のカーブを悪化させます。

 

また、枕をしないで寝る人もいますが、これもよくありません。枕をしないで寝ると、首の骨が下に垂れてしまいます。これも、首の骨のカーブを悪化させます。

 

では、ストレートネックの人にとって、最適な枕とはどのようなものでしょうか?

 

ストレートネックの人にとって最適な枕は?

ストレートネックの人にとって、最適な枕とは、以下の条件を満たすものです。

高さ

高さは、横向きに寝たときに、首の骨が水平になる程度にするのが理想です。一般的には、10cmから15cmくらいが適切です。しかし、人によって体型や好みが異なるので、自分に合った高さを見つけることが大切です。

 

硬さ

硬さは、首の骨のカーブに沿って支えることができるものが良いです。あまり硬すぎると、首の骨に圧力がかかります。あまり柔らかすぎると、首の骨が沈み込みます。中間くらいの硬さが良いです。

 

素材

素材は、通気性や吸湿性が良く、アレルギーの心配がないものが良いです。例えば、綿や羽毛、低反発などがあります。素材も、人によって好みが異なるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

 

枕は、ストレートネックの人は特に気になるところです。ですが、枕だけでは、ストレートネックを完全に治すことはできません。枕が合わないのは、枕が悪いのではなく、自分の首が良くないから枕が合わないケースが多く、まずはストレートネックを改善していくことが重要です。

ストレートネックを予防するには、普段から姿勢に気をつける、定期的に首のストレッチや運動を行う、デスクワークの時間が長い場合は1時間に1回は体を動かすようにしましょう。

 

まつお鍼灸整骨院のストレートネックの施術で頚椎のカーブを戻していきます

当院では、ストレートネックの施術を専門に行っています。当院の施術は、以下の特徴があります。

レントゲンに基づいた骨格矯正

当院では、レントゲンを使って、首の骨のカーブの状態を正確に分析していきます。レントゲンに基づいて、首の骨のカーブを取り戻すように、一人ひとりにあったオーダーメイドの施術を行っていきます。骨格矯正は、痛みもなく安全に行うことができます。

 

頚椎のカーブを取り戻す施術

当院の施術は、首の骨のカーブを取り戻すことを目的としています。首の骨のカーブを取り戻すことで、首や肩の筋肉の負担を軽減し、症状を改善します。また、首の骨のカーブを保つことで、ストレートネックの再発を防ぎます。

 

筋肉の柔軟性や関節の動きも良くする

当院の施術は、首の骨だけでなく、筋肉や関節の動きも改善していきます。首の骨のカーブがなくなり真っすぐになると、筋肉も硬くなり関節の動きも悪くなってきます。

 

そうなると首や肩の痛みやこりを悪化させるだけでなく、全身のバランスや姿勢にも悪影響を与えます。

 

当院では、筋肉の柔軟性や関節の動きを良くするために、深部の筋肉へのアプローチを行っていきます。また運動や日常生活での指導なども行っていきます。そうすることによって、首や肩の痛みやこりを和らげるだけでなく、全身の状態も良くなっていきます。

 

枕はあっていないと睡眠の質も低下し、体の疲れが取れにくくなったり、寝ても頭がすっきりしなかったり、首の痛みが悪化したりすることもあります。

 

ストレートネックは、放っておくと悪化してしまう可能性がありますので早めの対策がとても大切になってきます。ストレートネックにお悩みの方は、まずは当院にお気軽にご相談ください。ストレートネックからの首の不調を改善しましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会