眼精疲労が治らない原因とは?目の疲れ・頭痛・肩こりの関係について
2026年03月10日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、眼精疲労でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
パソコンやスマートフォンを長時間使ったあと、目の奥が重い、かすむ、ピントが合いにくいといった症状を感じることはありませんか。さらに、目の疲れだけでなく、頭痛や肩こりまで一緒に起こることもあります。
「目を休めても疲れが取れない」
「目薬をさしてもすぐに戻ってしまう」
「夕方になると頭痛や肩こりまでひどくなる」
このような状態が続く場合、単なる疲れ目ではなく眼精疲労が関係している可能性があります。
眼精疲労は、目を使いすぎることで起こるだけでなく、見え方の問題や姿勢、生活習慣などが重なって起こることが多い不調です。目の疲れが長く続くと、頭痛や肩こりといった症状にもつながることがあります。
この記事では、眼精疲労が治らない原因や、目の疲れと頭痛・肩こりがどのようにつながっているのかをわかりやすく解説します。
眼精疲労とは

眼精疲労とは、目を休めても疲れがなかなか回復しない状態のことをいいます。
通常の「疲れ目」は休息をとることで回復しますが、眼精疲労の場合は休んでも症状が続くことがあります。
眼精疲労では、次のような症状が現れることがあります。
- 目の奥が重い
- 目がかすむ
- ピントが合いにくい
- まぶしく感じる
- 目が乾く
- 充血する
さらに、目の症状だけでなく、
- 頭痛
- 肩こり
- 首の痛み
- 吐き気
- 集中力の低下
といった全身症状が出ることもあります。
特に、デスクワークやスマートフォンを長時間使用する人は、目だけでなく首や肩にも負担がかかりやすく、眼精疲労の症状が悪化しやすい傾向があります。
目の疲れと頭痛・肩こりの関係
眼精疲労が起こると、目の症状だけでなく頭痛や肩こりが起こることがあります。これは、目と首や肩の筋肉が密接に関係しているためです。
例えば、パソコンの画面を見るとき、人は無意識に目を細めたり、顔を前に出したりすることがあります。見えにくい状態が続くと、画面をのぞき込むような姿勢になりやすく、首や肩の筋肉が緊張します。
この状態が長時間続くと、
- 首の筋肉が硬くなる
- 肩周りの血流が悪くなる
- 後頭部やこめかみに痛みが出る
といった症状につながることがあります。
また、目のピント調節には目の周囲の筋肉が関係しています。近くのものを見続けると、この筋肉が緊張し続けるため、目の奥の痛みや重さを感じることがあります。
このように、目の疲れは首や肩の緊張とも関係しており、眼精疲労が続くと頭痛や肩こりが同時に起こることがあるのです。
眼精疲労が治らない主な原因
眼精疲労がなかなか改善しない場合、いくつかの原因が重なっていることがあります。ここでは代表的な原因を紹介します。
長時間のスマートフォンやパソコン作業
現代では、スマートフォンやパソコンを使う時間が長くなっています。
長時間画面を見続けると、目のピント調節を行う筋肉が緊張した状態が続きます。
さらに、画面を見ているときはまばたきの回数が減るため、目が乾きやすくなります。この状態が続くと、目の表面が乾燥して疲れやすくなります。
特に仕事で長時間パソコンを使用する人は、眼精疲労が慢性化しやすい傾向があります。
合わない眼鏡やコンタクトレンズ
眼鏡やコンタクトレンズの度数が合っていない場合も、眼精疲労の原因になります。
度数が弱すぎると、ピントを合わせるために目の筋肉が余計に働く必要があります。反対に、度数が強すぎる場合も目に負担がかかります。
また、パソコン作業など近くを見る時間が長い人は、遠くを見るための眼鏡では目が疲れやすくなることがあります。
「最近視力を測っていない」「眼鏡を長く使っている」という人は、度数が合っているか確認することも大切です。
ドライアイ
ドライアイは、目の表面の涙が不足したり、涙の質が悪くなったりすることで起こります。
涙は目の表面を保護する役割がありますが、涙が不足すると目の表面が乾燥しやすくなります。その結果、目の不快感や疲れを感じやすくなります。
スマートフォンやパソコンを長時間使う人はまばたきが減るため、ドライアイが起こりやすいといわれています。
姿勢の悪さ
姿勢の悪さも眼精疲労に大きく関係しています。
例えば、スマートフォンを見るときに首を前に出す姿勢になると、首や肩の筋肉に大きな負担がかかります。この状態が続くと、首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなります。
その結果、
- 肩こり
- 首の痛み
- 頭痛
といった症状が起こりやすくなります。
目の疲れと首肩の緊張は互いに影響し合うため、姿勢が悪い状態が続くと眼精疲労が改善しにくくなることがあります。
ストレスや睡眠不足
精神的なストレスや睡眠不足も眼精疲労の原因になることがあります。
ストレスが続くと自律神経のバランスが乱れ、体の回復力が低下します。その結果、目の疲れが取れにくくなることがあります。
また、睡眠不足が続くと目の筋肉や神経が十分に休めないため、眼精疲労が慢性化することがあります。
眼精疲労を防ぐために大切なこと

眼精疲労を予防するためには、日常生活の中で目を休ませる習慣を作ることが大切です。
例えば、パソコン作業をしている場合は、1時間に1回程度は画面から目を離すようにするとよいでしょう。遠くを見ることで、目のピント調節の筋肉を休ませることができます。
特に長時間同じ距離の画面を見続けると、目の中の筋肉が緊張した状態が続き、疲れやすくなります。意識的に窓の外や遠くの景色を見ることで、目の緊張を和らげることができます。
また、スマートフォンを使う時間が長い人は、使用時間を見直すことも大切です。寝る前まで画面を見続けると、目の疲れが翌日まで残ることがあります。
スマートフォンの画面は小さく、近い距離で見ることが多いため、目の負担が大きくなりやすい特徴があります。就寝前はできるだけ使用時間を減らし、目を休ませる時間を作ることが理想的です。
さらに、姿勢を整えることも重要です。画面を見るときは、できるだけ顔を前に突き出さないようにし、背筋を伸ばした姿勢を意識すると首や肩の負担を減らすことができます。
猫背の姿勢が続くと首の筋肉が緊張し、頭部への血流が悪くなることで目の疲れが強くなることがあります。椅子の高さや画面の位置を調整し、目線が少し下に向く程度の位置にモニターを置くことで、首や肩への負担を減らすことにもつながります。
まとめ
眼精疲労は、単に目を使いすぎるだけで起こるものではありません。長時間のスマートフォンやパソコン作業、合わない眼鏡やコンタクト、姿勢の悪さ、ストレスなど、さまざまな要因が重なって起こることがあります。
また、目の疲れだけでなく、頭痛や肩こりといった症状が同時に現れることもあります。これは目の負担が首や肩の筋肉の緊張につながるためです。
もし目の疲れがなかなか改善しない場合は、目の使い方だけでなく、姿勢や生活習慣を見直すことも大切です。日常生活の中で目を休ませる時間を作り、体全体のバランスを整えることが、眼精疲労の改善につながることがあります。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
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