交通事故によるむち打ち症は専門の整骨院で施術ができます

2020年04月15日

 

 

当院は、頚椎の施術を専門的に行っているので、ストレートネックや頚椎ヘルニアの方はもちろん多く来院されるのですが、交通事故で首を痛めたという方も来られます。

いわゆる『むち打ち』っていうやつです

むち打ちは大きく分けて

①頚椎捻挫型

②神経根型

③頚部交感神経症候群(バレリーウ型)

 

に分けられますが、むち打ちのおよそ8割ほどはレントゲンや検査をしても特に異常が見られない頚部捻挫型による首の痛みです。また神経根が圧迫されることによって痛みやしびれが生じることや、事故の衝撃によって首にある交感神経が刺激されることで自律神経症状が出ることもあります。

 

腕の痛みやしびれなど、上肢痛や自律神経症状が出ている場合は、時間がかかるケースが多いのですが、少しでも早く適切な施術を行うことで早く痛みを軽減させていくことは可能です。

 

頚椎捻挫型の首の痛みについて

 

 

むち打ちのほとんどは頚部捻挫型で、事故の衝撃で首が過伸展・過屈曲することで筋肉や靭帯・首の椎間関節などを損傷します。

首の筋肉はたくさんあって肩や背中につながっている筋肉もありますので、肩や背中にかけて痛みがでることも多いです。

 

特に首の前にある胸鎖乳突筋や斜角筋・肩甲挙筋

背部にある僧帽筋・菱形筋・脊柱起立筋など

このあたりの筋肉に問題がでてくるケースが多いです。

 

むち打ちで重要なのは胸鎖乳突筋・斜角筋など首の前にある筋肉です。斜角筋は前・中・後斜角筋と3つありますが特にむち打ちでは前斜角筋を痛めるケースが多いです。急性期には胸鎖乳突筋や斜角筋が炎症を起こして腫れているケースもあります。

 

それと首から肩甲骨につながっている肩甲挙筋という筋肉にも問題がでてくるケースが多いです。

 

むち打ちの症状

交通事故によるむち打ちの症状は

・頚部痛(首から肩・背中にかけての痛みや首が前後・左右に動かしにくいなどの運動制限)

・頚部の筋肉の過緊張や腫脹

・頭痛やめまい・吐き気

・上肢痛(痛みやしびれ)

などがあります。

 

ほとんどの場合は筋肉の過緊張を伴い頚部痛がでますが、頭痛がでている場合は、首の後ろの頭の付け根部分にある、後頭下筋群(上頭斜筋・下頭斜筋・大後頭直筋、小後頭直筋)などの問題が考えられ、痛みやしびれなどの上肢痛がある場合は、前斜角筋・中斜角筋などの問題が考えられます。

 

上部頚椎に問題がある場合は後頭部周辺、下部頚椎に問題がある場合は肩の付け根辺りから肩甲骨周辺に関連痛が起こることもあります。また、椎間関節を痛めることで痛みが出ることもあります。

 

むち打ちの場合は過伸展した後に過屈曲の状態になりますので、過伸展したときに胸鎖乳突筋や前斜角筋に強い伸張負荷がかかり、過屈曲したときに椎間関節や関節包になどに負荷がかかることで痛みを生じます。

 

むち打ちの首の痛みは早期施術で早期改善

 

むち打ちによる症状はさまざまですが、痛みの程度に関係なく早い段階で適切な施術を行うことがとても大事です。

 

・整形外科でリハビリをしているけど待ち時間が長いうえに施術の時間が短い

・整骨院へ行ってるけどなかなか思うようによくならない

といった場合、転院することも可能です。

 

むち打ちの症状は、事故後すぐに症状がでてくることもあれば、数日後に出てくることもあります。なかには数週間たってから症状がでてくることもあります。

少しでも『違和感』があればすぐに施術を行っていきましょう。

 

当院では、骨格の矯正や筋肉の調整を行い、お客様の身体の状態に応じた施術を行っていきます。また自賠責保険適応の場合は治療費はかかりません。

 

交通事故に関する無料相談も行っていますので交通事故によるむち打ちやその他の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。