整骨院で労災は使える?治療費は自己負担0円?知らないと損する申請の流れを解説

2025年05月25日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、仕事中の事故やケガでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

✔仕事中にケガをしたけど、整骨院でも労災は使えるの?

✔病院以外でも労災申請ってできるの?

こうした疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

実は、整骨院でも条件を満たせば労災保険を使った治療が可能です。ですが、制度をよく知らずに健康保険で通院してしまい、本来補償されるはずの医療費や休業補償を自費でまかなってしまっているケースも少なくありません。

この記事では、整骨院で労災が使える条件・正しい申請の流れ・注意点・よくある誤解について、わかりやすく解説します。

労災保険とは?整骨院でも使えるの?

労災保険(労働者災害補償保険)は、労働者が「業務中」や「通勤中」にケガ・病気になった場合に適用される補償制度です。

多くの人が「労災=病院・整形外科」と思い込みがちですが、整骨院でも労災保険を使った施術を受けることができます。

整骨院で労災を使える具体的なケース

整骨院で労災を使える具体的なケースとしては、次のようなものがあります。

工場勤務中に重い部品を持ち上げて腰を痛めた場合や、繰り返し同じ動作を続けたことで急に強い痛みが出たケースは「業務災害」に該当します。また、通勤途中に駅の階段で転倒して足首を捻挫した場合も「通勤災害」として労災の対象になります。

荷物を持ち上げた瞬間に肩や腕を痛めた、介護業務中に利用者を支えた際に腰を負傷したといった“明確なきっかけがあるケガ”は典型的な労災事例です。

さらに、デスクワークで長時間同じ姿勢が続き、頚や肩の痛みが悪化した場合でも、業務との因果関係が認められれば対象となることがあります。

このように「業務や通勤に起因する負傷」であれば、整骨院でも労災として取り扱いが可能です。重要なのは、発生状況を具体的に説明できることと、早めに会社へ報告することです。

労災申請の基本的な流れ(整骨院の場合)

【整骨院で労災を使うには?】スムーズに治療を受けるための4ステップ

労災をスムーズに利用するためには、事前準備と正しい手順が重要です。会社への報告から書類の準備、労災対応の整骨院受診まで、流れを理解しておくことで治療開始までの時間を短縮できます。

① まずは「労災が使えるかどうか」を確認

怪我や痛みが、

・仕事中(業務中)

・通勤中

に起きたものであれば、労災保険が使える可能性があります。
※私用中のケガや、寄り道中の事故などは対象外になることもあるためご注意ください。

② 会社に「労災で治療を受けたい」と伝える

労災を使うには、会社の同意や手続きが必要です。まずは総務担当の方に、「整骨院で労災治療を受けたい」と伝えてください。

③ 必要な書類の準備

整骨院で保険扱いの治療を受けるには、会社から発行される労災の申請書類が必要です。
状況に応じた書類を記入し、整骨院に提出してください。

※多くの整骨院では、必要な書類のフォローや記入方法のサポートも行っています。わからないことがあれば気軽にご相談ください。

④ 整骨院での治療スタート

書類の提出が完了すれば、労災保険を使って自己負担なしで治療を受けることができます。

よくある誤解と注意点

「病院じゃないと労災は使えない」→ 誤り

整骨院でも、労災指定の手続きを行っている院であれば労災保険の取扱いが可能です。柔道整復師が行う施術も、仕事中や通勤中のケガであれば労災の対象になります。ただし、すべての整骨院が対応しているわけではないため、事前に労災取扱いの有無を確認することが大切です。

「とりあえず健康保険で通って後から労災に切り替えればいい」→ 原則NG

健康保険と労災保険は併用できません。業務中のケガは本来、健康保険ではなく労災保険を使用するものです。先に健康保険で通院してしまうと、後から労災に変更する際に返金手続きや書類の再提出が必要になるなど、手続きが複雑になることがあります。最初の段階で会社へ報告し、労災として処理するのがスムーズです。

「会社に迷惑をかけたくないから自己負担でいい」→ 誤り

労災保険は労働者を守るための公的制度であり、正当に申請することは当然の権利です。自己負担で我慢してしまうと、適切な治療を受けられず慢性化するリスクもあります。制度を正しく利用することで、早期回復と仕事への復帰を目指すことができます。

 

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整骨院での労災治療のメリット

予約制だから待ち時間が少ない

当院は完全予約制のため、病院のように長時間待たされることがなく、スムーズに施術が受けられます。

姿勢や身体の使い方までしっかり見てもらえる

痛みの原因が「姿勢のクセ」や「日常動作の偏り」にある場合、骨格や筋肉バランスをチェックした上で、根本原因にアプローチします。姿勢・歩き方・立ち方など、業務復帰後も再発しにくい身体の使い方までアドバイスしてもらえます。

マッサージ・矯正など手技中心の施術

整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師による“手技療法”が中心。筋肉の緊張を緩めたり、背骨・骨盤などのバランスを整えることで、早期の回復・再発予防に効果的です。

リハビリ的なアプローチも可能

「今の痛みを取る」だけでなく、再び仕事に戻れる体を作るための施術や運動指導も可能です。動作指導・ストレッチ・軽負荷トレーニングなど、復職後を見据えたケアが受けられるのも整骨院の強みです。

整形外科との併用も可能

病院でレントゲンやMRIなどの検査を受け、診断をもらった上で、整骨院でリハビリを継続するケースも増えています。痛みの原因がはっきりしている分、整骨院でのアプローチもより的確になります。

まとめ|整骨院でも労災は使える!正しい知識と早めの相談がカギ

「仕事中にケガをしてしまったけど、どこに相談すればいいのかわからない」

「病院よりも通いやすく、相談しやすい整骨院で治療を受けたい」

そんな不安をお持ちの方は、まずは整骨院に相談することが第一歩です。

整骨院で労災保険を使うには、いくつかの手続きが必要ですが、専門知識がなくても問題ありません。
たとえば、

  • 労災申請の方法がわからない
  • 会社にどう伝えればいいのか不安
  • すでに健康保険で通い始めてしまったけど切り替えたい

こうしたお悩みに対しても、当院では丁寧にサポートさせていただいています。

ご本人の状況や勤務内容を確認した上で、適切な対応をご案内いたします。必要書類の準備や、会社への説明の仕方なども含め、初めての方でも安心してご相談いただけます。

「このケースは労災になるのかな?」と思ったら、まずはお気軽に当院までご相談ください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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