朝起きた時に身体が痛いのはなぜ?原因と対策について解説!!

2025年05月24日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、身体の不調でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

✔朝起きると首や肩、腰が痛い…

✔寝ている間に何が起きてるの?

そんなお悩み、ありませんか?

朝の痛みは一時的なものと思いがちですが、実は“体の不調のサイン”であることが少なくありません。 この記事では、朝起きたときに体が痛む主な原因と、その対策についてわかりやすく解説します。

朝起きて体が痛い原因とは?

1.睡眠中の姿勢の悪さ

寝ている間の姿勢が悪いと、筋肉や関節に過度な負担がかかり、痛みやこわばりの原因になります。

✔うつぶせ寝:首や腰に負担大

✔高すぎる枕:首〜肩の緊張を引き起こす

✔横向きで丸まりすぎる:背骨や骨盤にねじれ

 

2.寝具が合っていない

マットレスや枕が自分の体に合っていないと、圧迫や沈み込みによって血流や神経の圧迫が起こりやすくなります。

✔柔らかすぎるマットレス:腰が沈んで反り腰に

✔固すぎる敷布団:肩や骨盤に圧力集中

 

3.筋肉の疲労・緊張の蓄積

日中のデスクワークや運動不足、スマホ姿勢などで筋肉が慢性的に硬くなっていると、睡眠中にうまく緩まず、朝に強張りや痛みを感じやすくなります。

✔寝る前までスマホ・PC作業をしている

✔運動不足で筋肉の柔軟性がない

 

4.自律神経の乱れ

ストレスや不規則な生活により自律神経が乱れると、睡眠の質が低下し、体の回復機能が働きにくくなります。

✔寝つきが悪い/眠りが浅い

✔夜中に何度も目が覚める

✔起きてもスッキリしない

 

5.寒暖差・冷え

エアコン・気温の変化によって体が冷えると、血流が悪くなり、筋肉や関節のこわばりが出やすくなります。 特に冬場やクーラー下での睡眠は要注意。

放っておくとどうなる?

「朝だけ痛いから大丈夫」と思っていると、その油断が思わぬ体調悪化の引き金になることがあります。

実は、朝の痛みというのは「その時間にだけ出る痛み」ではなく、**体にすでに何らかの不具合が起きている“初期サイン”**であることが多いのです。

✔日中も痛みが続くようになる

最初は「起きた直後だけ痛い」「動けばマシになる」と感じていても、放っておくと筋肉や関節のこわばりが慢性化し、日中の動作でも痛みを感じるようになります。

特に立ち仕事やデスクワークなど、同じ姿勢が長く続く環境では、可動域の低下や慢性的な疲労感に悩まされやすくなります。

 

✔姿勢が崩れ、慢性的な肩こり・腰痛に

朝の体の痛みをかばうような動作や姿勢を取り続けることで、次第に骨盤のゆがみや背骨のS字カーブが崩れ、猫背や反り腰などの不良姿勢が定着してしまいます。

この結果、肩こりや腰痛が慢性化し、疲労が取れにくい体質へと変わってしまうこともあります。

 

✔自律神経の不調や倦怠感にもつながる

寝起きの痛みがあるということは、睡眠中に体がしっかりリラックスできていないサインです。
これが続くと、交感神経が過剰に働いたままになり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。

・朝起きてもスッキリしない

・眠りが浅い・途中で目が覚める

・常にだるい、疲れが取れない

といった症状に心当たりがある場合は、単なる筋肉や関節の問題ではなく、全身の調整が必要な段階に来ている可能性があります。

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朝の体の痛みを軽減するための対策

1.寝具の見直し

枕の高さは「首の自然なカーブ」に合っているか確認

マットレスは硬さが適度で、寝返りが打てるものを選ぶ

2.寝る前のストレッチ

首・肩・背中・股関節を軽く伸ばすだけでも、筋肉の緊張が緩みます

ストレッチ+深呼吸で副交感神経が優位に

3.就寝1時間前から“スマホ断ち”

ブルーライトは交感神経を刺激して睡眠の質を下げます

間接照明に切り替えるのも効果的

4.湯船につかる習慣

シャワーではなく38〜40℃のお湯に10〜15分

血流が促進され、筋肉がほぐれやすくなります

5.日中の姿勢・体の使い方を見直す

長時間座りっぱなしを避け、1時間ごとに軽く体を動かす

デスクワーク中の姿勢(猫背・ストレートネック)に注意

整体や整骨院でできるケアとは?

✔背骨・骨盤のゆがみの調整

✔筋肉の緊張を緩める手技

✔姿勢や寝具のアドバイス

朝の痛みの原因が「ゆがみ」や「筋膜の緊張」だったというケースは非常に多いです。 「毎朝痛い」「起きるのがつらい」と感じている方は、専門家のチェックを受けてみることをおすすめします。

まとめ|朝の体の痛みは、体からの“サイン”かもしれません

朝起きたときに体が痛い、だるい、動きづらい…。その不調は、ただの「寝疲れ」ではなく、体が発している重要なサインかもしれません。

実際、朝の体の痛みやこわばりは、

✔寝ている間の姿勢のクセ(無意識のうつ伏せ・バンザイ寝など)

✔枕やマットレスが体に合っていない

✔筋肉の柔軟性不足・筋膜の緊張

✔日中の姿勢不良や運動不足

✔ストレス・自律神経の乱れによる睡眠の質の低下

など、複数の要因が重なって起きているケースがほとんどです。

そのまま放置してしまうと…

✔日中の活動にも影響し、仕事や家事のパフォーマンスが落ちる

✔痛みが慢性化して、姿勢のゆがみ・筋力低下の悪循環に陥る

✔寝ても疲れが取れない「不調体質」に変わってしまう恐れも

だからこそ、大切なのは“朝の痛み”を我慢するのではなく、生活習慣そのものを見直して、体を整えることです。

具体的には:

寝具の見直し(枕の高さ・マットレスの硬さなど)

→ 自分に合った寝具は、睡眠中の筋肉の緊張を和らげてくれます。

寝る前のストレッチ

→ 緊張した筋肉を緩め、副交感神経が働きやすい状態を作ります。

姿勢改善・生活リズムの見直し

→ 日中の猫背や反り腰などがある場合、夜間の負担が倍増します。日中の姿勢改善も重要です。

必要に応じて専門家のチェックを受ける

→ 整体・整骨院などで骨格や筋膜のバランスを整えることで、朝の不調が大きく改善することもあります。

「朝がつらい」は、あなたの体が発する“静かなSOS”です。我慢するのではなく、今のうちからケアを始めて、毎朝すっきり目覚める体をつくっていきましょう。

 

 

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