疲れやすい・眠りが浅い・集中できない…それ自律神経の不調かも!!

2025年06月26日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、自律神経の不調でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

「最近、なんだか体がだるい」

「寝ても疲れが取れない」

「ちょっとしたことで集中が切れてしまう」

そんな“なんとなく不調”が続いていませんか?

もしかするとそれは、自律神経の乱れが原因かもしれません。病院の検査では「異常なし」と言われることが多いこの症状。

でも実際には、多くの方がこの「見えない不調」に悩まされているのが現実です。

この記事では、

✔自律神経の働きと乱れる原因

✔疲れ・睡眠・集中力との関係

✔放っておくとどうなるのか?

について解説していきます。

自律神経とは?|体のバランスを保つ司令塔

自律神経とは、私たちが意識しなくても働いてくれている「体の自動調整機能」です。

主に以下の2つに分かれます:

✔交感神経:活動・緊張・ストレス時に優位に働く

✔副交感神経:リラックス・休息・回復時に優位に働く

この2つがバランスよく切り替わることで、体温・血流・呼吸・内臓の動き・ホルモン分泌などがスムーズに行われています。

しかし、ストレスや生活習慣の乱れなどでこのバランスが崩れると、さまざまな“見えない不調”が出てきます。

✅自律神経と疲れ・睡眠・集中力の関係とは?

「最近、なぜか疲れが取れない」

「寝てもスッキリしない」

「集中力が続かない」

このような悩み、実は 自律神経の乱れが原因かもしれません。

自律神経とは、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)から成り、私たちの呼吸・心拍・消化・睡眠などを 無意識に調整してくれている神経です。

このバランスが崩れると、以下のような症状が現れます👇

疲れが取れないのはなぜ?

本来、日中は交感神経が優位になり活動的に、夜間は副交感神経が優位になって休息・回復するのが正常なサイクルです。

しかし、ストレスやスマホの過剰使用、姿勢の悪さなどで交感神経が過剰に働き続けると、身体が常に「戦闘モード」のままに。

この結果、

✔疲労が抜けない

✔常に体が重だるい

✔リラックスしても緊張が取れない

といった状態が続き、慢性的な疲労感につながります。

眠れない・眠りが浅い理由

自律神経の乱れは、睡眠の質にも直結します。

✔眠りが浅い

✔夜中に何度も目が覚める

✔寝つきが悪い

✔朝スッキリ起きられない

こうした不眠の多くは、交感神経が夜になっても鎮まらず、副交感神経がうまく働かないことによるものです。

また、寝る直前までスマホを見ている、考えごとが多く頭が冴えてしまうといった生活習慣も、自律神経のバランスを乱す大きな要因となります。

集中力が続かない・ぼーっとする理由

交感神経と副交感神経のバランスが取れていると、脳への血流や酸素供給が安定し、頭の回転もスムーズになります。

しかし、自律神経が乱れていると…

✔交感神経が過剰に働き、イライラ・焦りやすい状態に

✔副交感神経が働かないため、リラックスして集中できない

さらに、疲労感や睡眠の質の低下が重なると、「集中しようとしても頭が働かない」状態に陥ります。

これは単なる気のせいではなく、神経系のバランスが崩れることによって「集中できない」環境になっているのです。

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自律神経が乱れる原因とは?

●主な原因は以下の5つ

慢性的なストレス→ 人間関係・仕事・家庭などから受ける精神的負担

不規則な生活リズム→ 夜更かし、食事時間のばらつき、運動不足

姿勢の悪さ・スマホ首  → 頚椎のゆがみは自律神経の働きに影響を与える

環境の変化や季節の変わり目  → 気温や気圧の急変に体がついていけない

内臓疲労・栄養バランスの乱れ  → 消化器系の負担は副交感神経の働きを低下させる

放っておくとどうなる?

自律神経の乱れを放置すると、症状が慢性化して日常生活に支障が出るようになります。

✔朝起きられない

✔仕事・家事のパフォーマンスが落ちる

✔イライラや不安感が増す

✔病院で検査しても原因が見つからず、どうしたら良いかわからなくなる

結果として「自律神経失調症」「うつ」「パニック障害」へと進行するケースも

「まだ大丈夫」と我慢しているうちに、体は限界に近づいているかもしれません

まとめ|なんとなくの不調は“体からのサイン”

疲れやすい、眠れない、集中できない…。

一見バラバラに見えるこれらの症状は、実はすべて自律神経のバランスの乱れから来ている可能性があります。

「ただの疲れ」「年齢のせい」と片づけず、まずは生活リズムや姿勢を見直し、小さなセルフケアを始めてみましょう。

そして、なかなかご自身で改善しない場合は、自律神経を整えるために整体や専門機関に相談することも選択肢のひとつです。

 

 

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参考文献
日本整形外科学会

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