頭痛薬が効かない人がやってしまっている5つの習慣について

2025年08月13日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、頭痛でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

頭痛に悩まされているとき、多くの人が頼るのが頭痛薬です。 

しかし「薬を飲んでも効かない」「効いてもすぐに再発する」という声は少なくありません。

これは薬の効果が弱いわけではなく、日常生活の中に“薬の効果を打ち消す習慣”が潜んでいることがあります。

今回は、頭痛薬が効かない人がやってしまいがちな5つの習慣と、その改善のヒントを解説します。

頭痛の種類を自己判断している

頭痛には大きく分けて片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3種類があります。それぞれ原因や発生メカニズムが異なり、効果的な薬も違います。たとえば片頭痛に有効なトリプタン製剤は緊張型頭痛には効きにくく、逆に緊張型頭痛に有効な筋弛緩薬や鎮痛薬は片頭痛を悪化させる場合があります。

薬が効かない原因の一つは「自分は片頭痛だろう」「肩こりから来ているはず」と自己判断して、合わない薬を飲み続けていることです。

改善策としては、まず医療機関で頭痛のタイプを正確に診断してもらうこと。頭痛のタイプ自己判断しないことが大切です。

痛みが強くなってから薬を飲む

多くの人が「まだ我慢できるから」と薬を飲むタイミングを遅らせがちですが、特に片頭痛ではこれが大きな落とし穴です。

片頭痛は発作の初期に脳血管や神経が急激に変化するため、痛みがピークに達してからでは薬が効きにくくなります。

痛みが出始めたサイン(目の奥の違和感、光や音に敏感になる、肩や首のこりなど)を感じた段階で服用することが、薬の効果を最大限に引き出すポイントです。

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睡眠・生活リズムが乱れている

睡眠不足や過剰な睡眠、食事時間の不規則さは、頭痛の発生を促します。特に片頭痛は「生活リズムの乱れ」に敏感で、週末に遅くまで寝るだけでも発作が誘発されることがあります。

また、慢性的な緊張型頭痛では長時間の同じ姿勢(デスクワーク、スマホ操作)が首や肩の筋肉を硬直させ、血流を悪化させます。この状態では薬が血流に乗って患部に届きにくく、効き目が落ちます。

改善のためには、毎日同じ時間に寝起きする、就寝前のスマホ利用を控える、仕事の合間に首や肩を軽く動かすなど、生活リズムを整える習慣が有効です。

水分不足や栄養不足

水分不足は血液の粘度を高め、脳の血流を悪化させるため、頭痛の一因となります。特にコーヒーやエナジードリンクを頻繁に飲む人は、カフェインの利尿作用で脱水を招きやすいです。また、食事を抜いたり糖質を極端に制限すると、低血糖によって頭痛が引き起こされることもあります。

薬の効果を引き出すためにも、水分は1日1.5〜2Lを目安に摂取し、タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランス良くとることが大切です。特にマグネシウムは神経伝達を安定させる作用があり、片頭痛予防にも有効とされています。

姿勢や首のゆがみを放置している

近年増えているのが、ストレートネックや猫背などの姿勢不良による頭痛です。首のカーブが失われると、頭の重さを首や肩の筋肉で支えることになり、慢性的な緊張型頭痛や片頭痛の誘発要因になります。この状態では薬で痛みを抑えても、原因が解消されないため再発しやすくなります。

デスクワーク中の姿勢をこまめに見直し、首を軽く回す・肩をすくめる運動を取り入れることで血流を改善できます。慢性的に姿勢が崩れている場合は、整体などで体を整えるのも一つの方法です。

薬だけに頼らない頭痛対策のすすめ

薬はあくまで症状を抑える対症療法であり、根本的な原因を解消するものではありません。頭痛薬が効かないと感じたら、まずは「薬が効きにくくなる生活習慣」を一つずつ見直すことが大切です。

✔頭痛のタイプを正しく診断する

✔適切なタイミングで薬を飲む

✔睡眠・生活リズムを整える

✔水分・栄養をしっかり摂る

✔姿勢や首のゆがみを改善する

これらを意識することで、薬の効果が高まり、頭痛の頻度や強さも減っていく可能性があります。

まとめ

頭痛薬が効かないとき、多くの人は「薬が弱い」「体質だから仕方ない」と考えがちですが、実は日常生活の中に原因が潜んでいることがほとんどです。

習慣を変えることは簡単ではありませんが、少しずつ意識を変えるだけでも頭痛の改善に近づきます。

「薬を飲んでも効かない」から「薬を飲まなくても大丈夫」な状態へ。まずは今日からできることを一つ、始めてみましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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