歩くと太ももの裏が痛い・・考えられる5つの原因について!!
2025年07月9日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、太ももの痛みでお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
「歩くと太ももの裏がズキズキする」
「ハムストリングが突っ張って、長時間歩けない」
そんな症状でお悩みではありませんか?
太ももの裏に痛みが出ると、歩行や階段の昇降がつらくなり、日常生活の質も大きく下がります。このような症状は、筋肉や神経、骨格の問題など、さまざまな原因が関係している可能性があります。
この記事では、歩行時に太ももの裏が痛むときに考えられる5つの原因を詳しく解説し、それぞれの特徴についてもご紹介します。
1. 筋肉の柔軟性低下・肉離れ
まず最も多く見られるのが、ハムストリング(太もも裏の筋肉)の柔軟性低下や、軽度の肉離れによる痛みです。特に以下のような方は注意が必要です。
・長時間座ることが多い
・ストレッチの習慣がない
・急に運動を始めた
ハムストリングが硬くなると、歩行や階段昇降などの動作中に筋肉がうまく伸び縮みせず、ピリッとした痛みや引きつるような違和感が現れやすくなります。
また、準備運動をせずに急な動作をした際に、軽度の肉離れを起こすこともあり、これが歩くたびに繰り返し刺激されて痛みが続く原因になります。
初期は違和感程度でも、無理をすると悪化するため、早めの対処が大切です。
2. 坐骨神経痛(梨状筋症候群など)
お尻から太もも、ふくらはぎへかけてジンジンと広がる痛みがある場合、坐骨神経痛の可能性が高いです。坐骨神経痛は、腰椎のヘルニアや梨状筋(お尻の深層筋)の緊張によって坐骨神経が圧迫されることが主な原因です。
この圧迫により、太ももの裏だけでなく脚全体にかけて電気が走るような痛みやしびれが現れることもあります。特に長時間座っていると悪化しやすく、「立っても座ってもつらい」「寝返りで目が覚める」といった症状も多く聞かれます。
梨状筋症候群の場合、レントゲンでは異常が見つかりにくいため、問診や徒手検査による評価が重要です。
しびれや鋭い痛みが続くようなら、神経の通り道のどこかで圧迫が起きている可能性を考える必要があります。
3. 骨盤のゆがみ・左右の脚長差
骨盤の傾きがあると、片足だけに重心がかかりやすくなり、太ももの裏の筋肉(ハムストリング)に過度な負担がかかることで痛みが出やすくなります。
また、左右の脚の長さに差があると、歩行や立位でのバランスが崩れ、常にどちらかの足に偏った使い方が起きてしまうのです。
日常のサインとして、「靴のすり減り方に差がある」「スカートが同じ方向に回る」「立っているときに片足重心になる」なども骨盤のゆがみの現れです。
さらに、腰痛・股関節痛・膝痛など他の不調も抱えている場合は、身体の左右のアンバランスが痛みの連鎖を生んでいる可能性があります。
4. ハムストリングの過緊張
筋肉は「動かさない」ことでも「使いすぎ」でも硬くなります。特に、長時間のデスクワークと立ち仕事を繰り返す生活では、太ももの裏にあるハムストリングが常に緊張状態となり、血流が悪化して筋肉内に疲労物質がたまりやすくなります。
また、セルフマッサージやストレッチでケアしているつもりでも、筋肉の深層部の癒着や筋膜の硬さがあると、なかなか緩まないこともあります。特に坐骨周囲の筋肉の硬さや、膝裏の筋肉の硬さが影響すると、歩行時の負担が同じところに集中しやすく、太ももの裏に鋭い痛みを感じることがあります。
こうしたケースでは、単なるストレッチだけでは不十分なこともあります。
5. 腰椎からの神経圧迫
「太ももの裏が痛いのに、腰が原因?」と思われるかもしれませんが、実は腰の神経が関係しているケースは少なくありません。腰椎から出ている神経は、お尻や太ももの裏を通って足先までつながっており、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがあると、この神経が圧迫され、痛みやしびれが太ももに放散することがあります。
歩いているときだけ痛みが出たり、片側だけ強く痛む場合は、腰からの問題を疑う必要があります。
まとめ|太ももの裏の痛みは“体のサイン”です
歩いているだけで太ももの裏に痛みや張りを感じる状態は、筋肉疲労だけでなく、神経の圧迫や骨盤のゆがみなど、体の深部にある異常のサインである可能性があります。
特に「片足だけ」「一定時間歩くと痛い」「動き出すと楽になる」といった症状には注意が必要です。
放置してしまうと、痛みが慢性化したり、姿勢や歩行にまで影響が出ることもあります。痛みを一時的なものと考えず、体のバランスや生活習慣を見直すきっかけとして捉えることが大切です。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。







