【主訴】
茨木市の40代・男性、長年、首の違和感が続いていた。特にデスクワーク時に下を向いていると違和感が強くなり集中力が続かない
【初回来院時】
初回来院時は首の違和感を強く訴えられていました。仕事中、デスクワークで下を向くことが多くなると特に強い違和感が出るとのことでした。
自覚症状で肩こりもあり、長時間座っていると首や肩が硬直し、頭痛もでる状態が続いていました。市販の頭痛薬を常用していたものの、薬の効果は一時的で、根本的な改善には至っていないことが悩みでした。
また、常に疲労感が抜けない日々を過ごしていました。
【検査結果】
・頚椎後弯
・C4P
・C4-5狭小
・L4-5狭小
・骨盤WPI
レントゲン検査も行い、全身の姿勢と頚椎の状態を詳しく確認しましたが、レントゲンで頚椎の後弯が見られ骨棘も見られました。
通常、頚椎は前弯していて頭を支える役割をしているのですが、頚椎のカーブが失われると、首の筋肉や関節、にも大きな負担がかかりやすくなります。
頚椎の後弯の状態が長期間続くことで、首や肩の筋肉に無理がかかり、これが頭痛や首の痛みや違和感の主な原因であることが考えられました。
姿勢の分析結果では、特にデスクワークやスマートフォンを使用する際の姿勢が大きく影響していることが判明しました。
首が前に突き出すような姿勢を長時間維持しており、これにより首の筋肉が過度に緊張し、頚椎に歪みが生じていました。この歪みが首や頭の痛み、さらには肩甲骨周りの筋緊張にも影響していました。
頚椎の可動域も、屈曲や伸展、左右に回旋させる動作がしずらい状態でした。頚椎のカーブが消失してくると、うがいをする動作がしずらくなってきます。
また、肩甲骨周りの筋肉が硬直し、これが首の動きをさらに制限していることも確認されました。この状態では、首や肩の筋肉に負担がかかり続けるため、頭痛が頻発していたと考えられます。
【施術内容】
施術は初めは週2回行っていきました。施術は、頚椎C4の矯正を行い、頚椎の後弯も戻すことを中心に行っていきました。
また、肩甲骨周辺の筋肉バランスを整えるために、肩甲骨の調整を行い、首と肩の可動域を改善しました。
頚椎が後弯すると骨盤も後方変位してくるケースが多いので骨盤の矯正も行い全身のバランスも整えていきました。
さらに、日常生活における姿勢指導も行い、デスクワーク中の正しい姿勢や、簡単にできるストレッチ方法を指導しました。
【患者さんのコメント】
何年も前から首の違和感と頭痛がひどく、毎日仕事に集中できなくてしんどい日々が続いていました。薬を飲んでもすぐに痛みが戻ってきて、どうしたらいいかわからない状態でした。
こちらの整骨院に通い始めてからは、首や肩の緊張が少しずつ取れてきて、頭痛の頻度も減ってきました。
特に、首のカーブが戻ってきたとレントゲンで確認できた時は本当に驚きました。今では仕事中に頭痛に悩まされることも少なくなり、薬に頼ることもなくなりました。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。