【吹田市 ストレートネック】朝起きたら首の右後ろが痛み動かしにくくなった症例

2025年06月22日

【吹田市でストレートネックでお悩みの方へ】

今回は、【吹田市にお住まいの40代の男性】がストレートネックの症状でお困りになり、当院の施術を受けて症状が良くなった実際の症例をご紹介します。 同じような症状で悩んでいる方は、ぜひご参考になさってください。

【主訴】

朝起きたら首の右後ろが痛くて、動かしにくい状態に。

【初回来院時】

患者様は、一昨日の夜に頭と首を浮かせた状態で横になっていた際、首の右後ろに痛みを感じ始めました。その時はまだ動かせたものの、翌朝起きたら首全体が固まり、痛みが強く、動かすことがほとんどできない状態でした。

また、普段から枕が高いと感じていて、寝ているときの楽な体勢がわからないとのことでした。

初診時には、首の屈曲(顔を下に向ける動き)がわずかに可能でしたが、全方向に可動制限があり、特に右回旋(振り返る動き)、右側屈(頭を横に倒す動き)、および伸展(顔を上に向ける動き)時に痛みがありました。

また、右後頭下部から首、上部僧帽筋にかけて筋肉の緊張が強く、関節の動きも悪くなっていました。

【検査結果】

・頚椎カーブ減少

・C4P

・3D-L4°

・L5PLI

・R-PIEX

 

検査の結果、頚椎のサブラクセーションと、頚胸移行部(首と胸椎の境目)の関節可動制限が見られました。

また、ストレートネックとフラットバックが確認され、頭部が前方に位置しやすい姿勢が、首や肩の筋肉に余計な負担をかけている状態でした。

また、右後頭下部の緊張が強く、これが神経や筋膜に影響を及ぼし、首の動きに制限をかけていました。このような状態を考慮し、患者様の痛みを軽減しつつ、根本的な矯正を行う治療計画を立てました。

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【施術内容】

初回の施術では、頚椎の矯正を行い、首から肩にかけての筋肉の緊張が強かったので、筋リリースも行っていきました。

また、肩甲骨周辺や肩の関節を動かし、首肩周りの筋肉の柔軟性回復を目的としました。このアプローチにより、施術後には首の可動域が少し広がり、動きやすくなりました。

翌朝には再び痛みが増しましたが、動かせる範囲で首を動かすよう患者様に指導しました。その結果、痛みは少しづつ軽減していきました。

2回目の施術では、頚椎関節のサブラクセーションを矯正し、頚胸移行部の可動制限を改善しました。

これにより、右後頚部の張りが軽減し、首を回せるようになりました。

【患者さんのコメント】

首の痛みが強く、朝起きたらほとんど動かせなくなり、本当に不安でした。来院時には、先生が詳しく話を聞いてくださり、原因を丁寧に説明してくれたことで、少し安心しました。

初回の施術後は、まだ痛みが残るものの、可動域が少し広がり、自分でも動かすことで徐々に痛みが軽減していくのを感じました。

特に2回目の施術後は、首の張りが軽くなり、右側に回す動作がスムーズになりました。寝るときの姿勢や枕の使い方についてもアドバイスをいただき、生活の中でも姿勢など気を付けるようになりました。

長年の姿勢の悪さや癖が原因だったことを知り、改めて日常生活を見直す大切さを実感しました。

※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

【院長コメント】

今回のケースは、寝違えによる急性症状でしたが、背景にはストレートネックやフラットバックといった以前からの姿勢の問題がありました。

このような姿勢の問題は、頚椎やその周辺の筋肉に大きな負担をかけ、痛みや可動制限を引き起こすことが多くあります。

施術では、まず筋肉の緊張を緩和し、柔軟性を高めることを優先しました。その後、頚椎の矯正を行うことで、症状の根本改善を目指しました。

また、生活習慣の改善として、枕の高さや普段の姿勢で気を付けることなどを指導しました。

当院では、急性の症状だけでなく、再発を防ぐための施術を大切にしています。首や肩の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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