【高槻市の30代・女性・片頭痛の症例】高校の時から続く片頭痛が良くなった例
2024年12月1日
まつお鍼灸整骨院では、頭痛でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
今回は高校生の時から続いていた片頭痛が良くなった例をご紹介します。
【主訴】
高槻市の30代・女性。高校生の時から続く片頭痛。半年ほど前からズキズキとする強い痛みと目の前がギラギラする症状が出てくるようになった。
【初回来院時】
高校生の頃から慢性的な片頭痛に悩まされていました。数年前からは症状が悪化し、特に半年前に経験したズキンズキンとした激しい痛みと目のギラギラする視覚症状をきっかけに、日常生活が大きく制限されるようになりました。
鎮痛剤が効かず、不安になり病院でMRIやCT検査を受けたものの、原因はわからず、特に異常がないとのことでした。
朝、布団から出ることもできない日もあり、仕事や生活へ支障がでるようになっていました。
【検査結果】
・ストレートネック
・C5P
・前方胸椎
・腰椎カーブ減少
・骨盤WP-I
姿勢分析とレントゲン検査の結果、ストレートネックが見られました。
通常、頚椎は緩やかな前弯カーブをしていますが、この生理的なカーブがなくなっていました。
この歪みが頚部の負担や頭部への血流不足をまねき、片頭痛を引き起こす要因になっていました。首や肩、特に僧帽筋や肩甲挙筋といった部分に異常な筋緊張が見られました。
筋肉の緊張は、長時間のデスクワークや日常生活での姿勢のクセからくるもので、血流を悪くして、片頭痛がでやすい状態になっていました。
問診や姿勢の状態から、首の歪みが自律神経の働きにも悪影響を与えていました。
これによって片頭痛に伴う吐き気や視覚異常などの症状がさらに強まっていた可能性があります。
片頭痛が単なる脳や血管の問題だけでなく、首の骨格や筋肉の状態、そして神経や血流の悪さが深く関与していると判断しました。
【施術内容】
【患者さんのコメント】
高校生の頃から片頭痛に悩まされ、痛み止めでなんとか日常を過ごしてきましたが、半年前に経験した片頭痛は今までと全く違い、鎮痛剤も効かず本当に不安でした。
病院でMRIやCT検査を受けましたが、原因が見つからず、布団から出ることすらできない日々が続きました。
そんな時にこちらの整骨院の骨格矯正を知り、通い始めました。施術を続けるうちに片頭痛が減り、薬を飲まなくても痛みが出なくなりました。
首の骨の歪みも施術していただき、仕事を休むことなく、周りにも迷惑をかけなくなったことが本当に嬉しいです。
今ではショッピングも思い切り楽しめるようになりました。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。
【院長コメント】
片頭痛は、首の骨の歪みや神経の圧迫が関与していることが少なくありません。今回のケースは、頚椎の歪みが原因で血流や神経機能が乱れ、それが片頭痛を引き起こしていると考えられました。
最初は鎮痛剤と併用しながらの施術でしたが、徐々に薬を必要としない状態にまで良くなっていきました。
施術を進める中で、「片頭痛の不安がなくなり、仕事にも集中できるようになった」と語っていたのが印象的です。
片頭痛に苦しむ方にとって、原因が特定されない不安は大きなストレスです。当院では、症状の根本原因をしっかり見極め、的確なアプローチでサポートします。
片頭痛でお困りの方は、お気軽にご相談ください。当院が頭痛を軽減するためのお手伝いをさせて頂きます。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校
茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。