【茨木市の30代・女性・膝の痛みの症例】立ち上がりや座るときの膝の痛みが良くなった例

2024年11月25日

まつお鍼灸整骨院では、膝の痛みでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

今回は膝の痛みが良くなった症例をご紹介します。

 

【主訴】

茨木市の30代・女性。2年ほど前からの立ち座りの際の膝の痛み。出産後にさらに痛みが悪化する

 

【初回来院時】

約2年前から膝の痛みに悩まされていました。特に、立ち上がる時や座る時に痛みが強く、日常生活に支障をきたしている状態でした。

他院の整形外科やリウマチ科を受診したものの、「異常なし」「原因不明」と言われ、明確な施術法が見つからない状態でした。

特に出産前後に膝の痛みが増し、痛みと子育ての負担が重なり、非常にストレスを感じていました。

違った視点からみてもらえるかもという期待を持ち当院へ来院されました。

 

【検査結果】

・CR-L4°

・頚椎前弯減少

・L5前方変位

・右骨盤PI

・両膝内反

 

レントゲン・姿勢検査の結果、膝関節に軽度の変形と、骨盤の歪みが確認されました。

特に骨盤の左右差が顕著で、これが膝への負担を増大させている一因と考えられました。また、膝周辺の筋肉や腱の緊張も見られ、これが膝関節の正常な動きを妨げていることが判明しました。

他院で「異常なし」と診断された理由は、関節そのものには目立った異常が見られなかったためですが、骨格の歪みや筋肉のバランスが問題の根本原因であると判断しました。

また頚椎にも問題が見られ結果的に全体のバランスが崩れているのも膝への負担がかかっている原因であると判断しました。

 

【施術内容】

施術は、まず骨盤矯正を中心に行い、膝関節への負担を軽減することから始めました。これに加えて、膝周辺の筋肉と腱を緩めるための筋膜リリースを施しました。

また、膝の動きを改善するために関節モビライゼーションも実施し、関節の可動域を広げることを目指しました。

同時に頚椎の矯正も行い頚椎のアライメントも整えていきました。

施術は週1回のペースで行い、患者様の症状に合わせて段階的にアプローチしました。

立ち座り時の痛みが徐々に軽減し、数か月たった頃には、ほとんどの動作で痛みを感じることなく過ごせるようになりました。

 

【患者さんのコメント】

2年ほど前から膝に痛みがあり、立ったり座ったりするたびに辛かったです。整形外科やリウマチ科では『異常なし』と言われて、原因がわからないまま悩んでいました。

出産前後の時期は特に痛みがひどく、育児と重なってとても辛い日々を過ごしていました。こちらの整骨院をネットで見つけ、レントゲンを使った施術に期待して来院しました。

施術を始めてから少しずつ身体が軽くなり、膝の痛みも徐々に軽減していきました。今では立ち座りが楽になり、痛みもほとんど感じなくなりました。

先生や受付の方も親切で、とても通いやすいです。本当に感謝しています。

※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

 

【院長コメント】

初回の検査で膝関節そのものには大きな問題が見つかりませんでしたが、頚椎の歪みや骨盤の歪みが膝に過度な負担をかけていることがわかりました。

膝の痛みの多くは、関節そのものだけでなく、頚椎や骨盤・筋肉のバランスが関与しているケースが多く、身体全体を見る必要があります。

施術を行っていくうちに日常生活での膝の痛みはかなり軽減されたようで良かったです。

これからも定期的なメンテナンスを通じて、再発防止とさらなる改善を目指してサポートしていきます。

膝の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。一人一人に合わせた最適な施術を提供いたします。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献