【茨木市の40代・男性・頚椎ヘルニアの症例】ある日、突然動かなくなった首が良くなった例

2024年11月17日

まつお鍼灸整骨院では、頚椎ヘルニアでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

今回は急に首が動かなくなり整形外科で頚椎ヘルニアと言われた症例です。

 

【主訴】

茨木市の40代・男性。2週間ほど前から急に首が回らなくなる。整形外科でMRI検査を行い頚椎ヘルニアと言われたものの、痛みがなかなか軽減しないため、根本的な改善をしたくて来院されました。

 

【初回来院時】

初回の来院時、首が動かない状態で強い不安を抱えていました。

整形外科で頚椎ヘルニアと言われ、手術を勧められたものの、可能な限り手術を避けたいと考え、HPを見られて来院されました。

来院前には本当に改善できるのかという疑問を抱えていたものの、現状をしっかりと把握し改善を目指したいとのご意向でした。

首だけでなく、以前から腰にもヘルニアを抱えていて日常生活に影響するような状態で、できれば身体全体の状態を良くしたいとのことでした。

 

【検査結果】

・頚椎ストレートネック

・C5.6狭小、骨棘変性

・腰椎前弯カーブ減少

・L4.5狭小

・骨盤WPI

 

レントゲン撮影および触診の結果、頚椎ストレートネックが見られ、骨棘変性や周囲の炎症、筋肉の過緊張が確認されました。

特に首周りの筋肉が硬直し、首の可動域が制限されている状態でした。

また、レントゲンからも姿勢不良が見られ、これが原因で首や肩、腰への負担が増加してヘルニアの状態にまで悪化していると考えられました。

さらに、腰椎にも歪みがあり、姿勢の崩れが全体に影響を及ぼしていることが判明しました。

このまま放置して症状が進行すると手術が必要になるリスクがあるため、首や腰を中心に、全身の骨格バランスの調整が必要であると判断しました。

 

【施術内容】

まずは首の炎症が落ち着いてから首周りの筋肉リリースを行い、可動域を改善することから施術を開始しました。

筋肉の緊張をとるのと同時に、頚椎と腰椎の歪みを調整しました。

頚椎のサブラクセーションを矯正することで、神経圧迫を取り除き、頚椎周辺の筋肉の負担を軽減。

施術後、首の回りに大幅な改善が見られ、頭痛も頻度が減少しました。

週1回の施術を3ヶ月ほど続けることで、姿勢が改善し、筋肉の緊張やバランスも整い症状も抑えられるようになりました。

首や腰の状態が良くなることで普段の痛みのレベルも軽減してきました。

 

【患者さんのコメント】

急に首が回らなくなり、整形外科でヘルニアと診断されて不安になっていました。

手術を勧められましたが、どうしても避けたかったところまつお整骨院を見つけました。

初めは本当に良くなるのか半信半疑でしたが、施術を受けてみると、首回りの筋肉がほぐれ、首が回るようになりました。姿勢も良くなり、前に頻繁に感じていた頭痛も減りました。

以前に腰のヘルニアも経験していますし、首の手術もリスクが多いので、手術を避けることができたのはありがたいです。

※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

 

【院長コメント】

頚椎ヘルニアの痛みは、放置しておくと手術が必要になるケースもあるため、早期の対応が非常に重要です。

今回のケースは頚椎と腰椎の歪みや筋肉の緊張を施術していくことで症状を軽減させることができました。

首回りの筋肉を緩めるだけでなく、根本の骨格バランスを整えることで、症状の再発予防も期待できます。

また、姿勢が改善することで全身の筋肉バランスも良好になり、今後も健康を維持しやすくなるでしょう。

当院では、このような根本的な骨格矯正を通じて、長期間にわたり症状が再発しない体作りを目指しています。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献