頭痛が毎日続く…薬を飲んでも治らない本当の理由と改善法について

2025年09月1日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、頭痛でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

「ほぼ毎日、頭が痛い…」

「薬を飲んでもその場しのぎで、また痛くなる…」

このような悩みを抱えている人は少なくありません。

一時的な頭痛であれば市販薬や病院で処方された薬で収まることもありますが、毎日続く頭痛となると、単なる疲れやストレスだけが原因ではなく、背後に慢性的な身体の問題や生活習慣が隠れているケースが多くあります。

結論から言えば、薬で症状が取れない頭痛は、“痛みの原因そのもの”が解消されていない状態です。この記事では、薬が効かない頭痛の主な原因と、その改善方法を詳しく解説します。

1. 薬で治らない頭痛が増えている理由

近年、慢性的な頭痛を訴える人は増加傾向にあります。背景には以下のような要因があります。

・スマホやパソコンの長時間使用による姿勢不良

・睡眠の質の低下

・精神的ストレスの増加

・気圧や気温の変化への過敏さ

・運動不足による血流障害

これらの要因は、脳や神経・筋肉の状態を慢性的に悪化させ、「痛みのスイッチ」が常に入った状態を作り出します。

痛み止めを飲めば一時的に楽になりますが、原因はそのままなので再び痛みが出てしまうのです。

2. 頭痛の種類と薬が効きにくいケース

頭痛には大きく分けて3種類があります。それぞれの特徴を理解することで、薬が効かない理由も見えてきます。

2-1. 緊張型頭痛

特徴:頭全体が締め付けられるような鈍い痛み

原因:首・肩・頭の筋肉の緊張、血流不良

薬が効きにくい理由:筋肉のこわばりや姿勢不良を改善しない限り、薬で痛みだけを取っても再発する

2-2. 片頭痛

特徴:片側または両側がズキズキ脈打つように痛む、吐き気や光・音に敏感になる

原因:脳の血管の急激な拡張、自律神経の乱れ

薬が効きにくい理由:血管の反応性や神経過敏が強い場合、薬で血管を収縮させても根本原因の自律神経バランスが整わない限り改善しない

2-3. 群発頭痛

特徴:片目の奥がえぐられるような激痛が一定期間毎日続く

原因:明確には不明だが、自律神経や血管の異常反応が関与

薬が効きにくい理由:通常の頭痛薬では効果がなく、特定の処方薬が必要になる

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3. 薬で治らない頭痛の本当の原因

3-1. 首や背骨のゆがみ

長時間の前傾姿勢やストレートネックは、首の筋肉や神経を圧迫し、脳への血流を低下させます。これにより酸素不足が起こり、頭痛が慢性化します。

3-2. 筋膜の癒着・慢性緊張

筋膜が硬くなると血流が阻害され、痛み物質が蓄積します。薬は痛み物質の働きを抑えるだけで、血流や筋膜の柔軟性は改善しません。

3-3. 自律神経の乱れ

ストレスや不規則な生活で交感神経が過剰に働くと、血管の収縮・拡張が乱れ、慢性的な頭痛が起こります。

3-4. 脳が痛みに敏感になっている

頭痛が長く続くと、脳の痛みを感じる神経が敏感になり、わずかな刺激でも痛みを感じるようになります。
この状態では薬の効果が弱くなります。

3-5. 薬物乱用頭痛

頭痛薬を長期間・高頻度で使用すると、薬が原因で頭痛が起こる「薬物乱用頭痛」になることがあります。この場合、薬を減らすことが改善の第一歩です。

4. 改善のためにできること

4-1. 姿勢の改善

モニターの高さを目線と同じに

背もたれに深く座り、骨盤を立てる

スマホは顔の高さで見る

4-2. 首・肩の筋肉をほぐす

就寝前や仕事の合間に首回し・肩すくめ運動

首、肩周囲の筋肉を温める

4-3. 自律神経を整える習慣

寝る1時間前はスマホやPCを避ける

軽いストレッチで副交感神経を優位に

朝日を浴びて体内時計をリセット

4-4. 運動習慣をつける

1日20〜30分のウォーキング

軽い運動や体操で血流改善

4-5. 薬の使い方を見直す

記録を続けて「本当に必要なとき」だけ服薬できるようにする

必要に応じて薬の種類や使い方を見直す

まとめ

薬を飲んでも治らない頭痛は、痛みの根本原因が解消されていないサインです。首や背骨のゆがみ、筋肉の緊張、自律神経の乱れ、薬の使い過ぎなど、背景には必ず理由があります。

その場しのぎの対策ではなく、原因に直接アプローチする生活習慣や体のケアを行うことで、長年続いた頭痛も改善できる可能性があります。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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