【患者さんの声】摂津市から来院!交通事故のむち打ちが良くなった症例について解説!!
2025年03月17日
まつお鍼灸整骨院では、むち打ちでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
交通事故によるむち打ちは、早期に適切な施術を受けないと長期間にわたり痛みや不調が続くことがあります。
事故直後は痛みが軽くても、数日後から症状が悪化し、首のこりや頭痛、めまい、手のしびれなどが現れることも少なくありません。
むち打ちは単なる首の痛みではなく、放置すると慢性化するリスクが高いため、早めの対応が重要です。
今回は、交通事故によるむち打ちで首の痛みや頭痛に悩まされていた患者様が、当院での施術を受けることで改善した症例をご紹介します。
実際にどのような経過をたどったのか、どのような施術を行ったのかを詳しく解説し、同じような症状で悩む方の参考になればと思います。
むち打ちの原因について
むち打ちは、事故の衝撃によって首が急激に前後に振られることで発生する外傷の一種です。
正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」とも呼ばれ、筋肉や靭帯、神経にダメージを与えることで痛みや不調を引き起こします。
特に追突事故のように不意に強い衝撃を受けると、首がムチのようにしなるため「むち打ち」と呼ばれています。
この際、首周りの筋肉や靭帯が過度に引き伸ばされたり、小さな損傷が生じたりすることが原因で、痛みや可動域の制限、違和感などの症状が現れます。
レントゲンに写らない筋肉や軟部組織の損傷がほとんど
むち打ちの注意しないといけない点は、レントゲン検査では骨に異常がないと診断されることが多いにもかかわらず、痛みやしびれなどの症状が続くことです。
これは、レントゲンでは筋肉や靭帯、神経などの軟部組織の損傷が映らないためです。
そのため、「レントゲンで異常なし=問題なし」と判断され、適切な施術を受けずに放置してしまうと、痛みが長引いたり、慢性化したりするリスクが高くなります。
また、時間の経過とともに筋肉が硬くなることで、血流が悪くなり症状が悪化するケースも少なくありません。
むち打ちは早期に適切な対応をすることで、症状の悪化や慢性化を防ぐことができます。
事故直後は痛みがなくても、数日~数週間後に症状が出ることもあるため、「大したことはない」と自己判断せずに、専門家に相談することが大切です。
【むち打ちが良くなった症例】
年齢:40代男性
職業:営業職(外回りが多い)
事故の状況:信号待ちで停車中に後方から追突される
症状:首の痛み、頭痛、肩こり、倦怠感
発症からの期間:2週間経過
これまでの対処法:整形外科を受診、痛み止めと湿布の処方
この患者さんは、信号待ちで停車中に後方から追突され、翌日から首の痛み、肩こりの症状がでる。
事故直後はそれほど痛みを感じなかったものの、数日後から症状が悪化し頭痛と倦怠感も少しでる。整形外科でレントゲンを撮影したものの「骨には異常なし」と言われ、湿布と痛み止めの処方のみ。なかなか改善しないため、当院に来院されました。
【初回の状態】
首の可動域(動かせる範囲)を確認
– 上を向くと首の後ろに痛み
– 下を向くと首の前側に突っ張り感
– 左右に首を回すと鈍い痛み
筋肉の状態
– 首から肩にかけての筋肉(僧帽筋・胸鎖乳突筋)が硬直
– 首の後ろの筋肉(後頭下筋群)が緊張し、頭痛の原因に
神経の影響
– 自律神経の乱れにより、めまいや倦怠感が発生
– 頚椎の歪みにより神経が圧迫されている
事故の衝撃により、首の筋肉が緊張し、神経が過敏になっている状態でした。このまま放置すると、慢性的な首の痛みや頭痛、めまいなどの症状が続く可能性があるため、早期の施術が必要と判断しました。
【施術内容】
①首の歪みを調整する施術
交通事故の衝撃により、首の骨(頚椎)が歪んでいました。この歪みが神経を圧迫し、痛みや頭痛、めまいを引き起こしていたため、頚椎の矯正を行っていきました。
②筋肉の緊張緩和
特に、首から肩にかけての筋肉が異常に緊張していたため、血流を改善しながら柔軟性を取り戻す施術を実施。深層部の筋肉までしっかりとアプローチし、根本的な改善を目指しました。
③神経の流れを整える施術
むち打ちによる神経の興奮状態を抑えるため、自律神経のバランスを整える施術を行いました。特に、後頭部や首の後ろの神経に対してアプローチし、頭痛やめまいの軽減を図りました。
【施術後の変化と回復の経過】
◆2週間後:首の動きが少し楽になるが、頭痛はまだ残る
事故から2週間が経過すると、首の痛みや可動域制限は少しずつ改善してきます。
最初は首を動かすたびに痛みを感じていたものの、施術を受けることで少しずつ動かしやすくなり、日常動作がしやすくなります。
ですが、頭痛や肩の重さはまだ続いていることが多い時期です。これは、事故による首のダメージが完全に回復していないことに加え、筋肉の緊張や首の歪みが残っているためです。
この段階では、無理をせずに適度な施術を継続することが大切です。
◆1か月後:首の痛みが明らかに軽減し、頭痛やめまいが軽減
施術を続けることで、首の痛みは大きく軽減し、動かす際の違和感もかなり少なくなります。
日常の動作(洗顔・歯磨き・運転時の後方確認など)をする際の痛みがかなり減ってきます。
また、頭痛の頻度も少なくなり、首や肩の緊張によるめまいも落ち着いてきます。
この時期には、姿勢を意識したり、ストレッチを取り入れることで、さらに回復を促すことができます。
◆2か月後:首の痛みがほぼ気にならなくなり、頭痛もなくなってくる
2か月が経過すると、日常生活の中で首の痛みをほぼ感じなくなるレベルに良くなっていることが多いです。
また、頭痛もほとんど出なくなり、日常生活にも支障がなくなってきます。この段階では、まだ多少の違和感を感じることがあるものの、痛みが強くなることは少なくなります。
首や肩の負担を軽減するために、引き続き適切なケアを続けることが重要です。
◆3か月後:事故前と同じように首を動かせるようになり、仕事も問題なくこなせる状態に
むち打ちの症状は、施術を受けながら3か月ほど経過すると、多くの場合はほとんど気にならなくなります。
首の可動域も改善し、事故前と同じように動かせるようになるため、日常生活や仕事に支障が出ることもなくなります。
この時期には、首の筋肉の柔軟性や姿勢を整えることで、再発防止を意識することが重要です。
むち打ちは適切な施術を受けなければ後遺症が残ることもあるため、この段階でもし痛みや違和感が残る場合は、引き続き施術を続けることが大切です。
患者さんの感想
事故の直後はそれほど痛みを感じなかったので、湿布や痛み止めで何とかなると思っていました。でも、日に日に症状が悪化し、首だけでなく頭痛やめまいまで出てきて、本当に不安でした。整形外科では『そのうち良くなる』と言われましたが、なかなか改善せず…。
でも、こちらで施術を受けるたびに痛みが和らぎ、気づけば頭痛もなくなっていました。今では普通に仕事ができるようになり、助かりました
交通事故後のむち打ちは早めの施術が重要!
交通事故によるむち打ちは、すぐに痛みが出なくても、後から症状が悪化することが多いため、早めのケアが重要です。レントゲンで異常がなくても、筋肉や神経にダメージが残っている場合は、適切な施術を受けることで改善が期待できます。
当院では、交通事故によるむち打ちに対して専門的な施術を行い、痛みだけでなく頭痛やめまいなどの症状にも対応しています。
もし、交通事故後に首の痛みや不調でお悩みの方がいれば、お気軽にご相談ください。しっかりと原因を見極め、最適な施術をご提案いたします。
ご予約やお問い合わせは、お電話またはLINEからどうぞ。早めの施術で、むち打ちの症状を根本から改善しましょう!
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校
茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
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