更年期障害の原因や症状について詳しく解説!!更年期障害に整体は効果があるのか?

2024年09月22日

まつお鍼灸整骨院では、更年期障害でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています

今回は更年期障害についての原因や症状について解説していきます

更年期障害とは

更年期障害は、閉経前後の女性が主に経験する体の不調を指しますが、実は男性もなる可能性があるため、性別を問わず注意が必要です。

女性の場合、エストロゲンというホルモンが急激に減少することで引き起こされる一方、男性の場合は加齢に伴うテストステロンの減少が主な原因です。

このホルモンバランスの変化によって、自律神経の乱れや精神的な不安定さが引き起こされ、さまざまな不調が現れます。

 

更年期障害は女性だけでなく男性もなる

更年期障害は「女性特有のもの」と思われがちですが、男性も更年期障害になる可能性があります。

男性の更年期障害(いわゆる「男性更年期障害」)は、40代から50代以降に発生し、体内のテストステロンが減少することで、身体的な疲労感、感情の不安定さなどが現れることがあります。ホルモンの低下は、仕事や家庭生活にも影響を及ぼすこともあります。

原因更年期障害の主な原因は、性ホルモンの急激な減少にあります。以下に、男女別に原因をまとめます。

女性の場合:

閉経前後にエストロゲンというホルモンが急激に減少します。エストロゲンは、女性の生理周期だけでなく、自律神経や骨の健康、心臓や血管の機能などにも深く関わっています。そのため、このホルモンバランスの変化が身体全体に大きな影響を与えます。

男性の場合:

加齢とともにテストステロンという男性ホルモンが減少します。テストステロンは筋肉や骨の強化、精神的な安定をサポートする重要なホルモンです。これが減少すると、身体的な疲労や精神的な不調が表れることが多くなります。

症状について更年期障害の症状は、身体的なものから精神的なものまで幅広く、個人差がありますが、以下が代表的な症状です。

 

身体的症状:

発汗やホットフラッシュ(顔や体が急に熱くなる)

めまい、動悸

関節や筋肉の痛み

疲労感、倦怠感

体重増加、代謝の低下

 

精神的症状:

イライラや不安感

不眠や睡眠の質の低下

集中力の低下、記憶力の減退

抑うつ状態

 

これらの症状は、ひどくなると日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

 

更年期障害に整体はどのような効果があるのか?

更年期障害に対する治療法としては、医療機関ではホルモン療法や漢方薬などが一般的ですが、整体を行うことも以下のような効果が期待できます。

 

1. 自律神経の調整

更年期に入ると、エストロゲンなどのホルモンの分泌が大きく減少します。このホルモンの急激な変化は自律神経にも影響を与え、不眠、ほてり、発汗、情緒不安定といった症状を引き起こします。

整体でのアプローチで、特に首や背骨のゆがみを調整することで、神経の通りを良くし、自律神経の働きを正常化させることを目指します。

自律神経が安定することで、更年期特有の心身の不調が軽減され、ホルモンバランスが乱れても身体がその影響に適応しやすくなります。

 

2. 筋肉と関節の緊張緩和

更年期障害では、ホルモンの変動により筋肉や関節の緊張が高まり、こわばりや痛みが生じることがよくあります。これは血行不良や代謝の低下によるものです。

整体を行うことで、筋肉や関節の柔軟性を高め、血液循環を促進させることで、痛みの原因となる緊張を緩和します。

骨盤や背骨のゆがみを調整し、全身の筋肉や関節が本来の位置に戻ることで、体内の負担が軽減され、結果として痛みやこわばりが改善されることが期待できます。

 

3. リラクゼーション効果

更年期障害の症状の一つに、精神的なストレスや不安感があります。ホルモンバランスの乱れにより、情緒が不安定になることがよくあります。

整体を行うことで、全身の血流を促し、筋肉の緊張をほぐすことで、リラクゼーション効果が得られます。このリラックス状態は、ストレスの軽減に直結し、精神的なバランスを保つのにも効果があります。

さらに身体がリラックスすることで、心身ともにリフレッシュでき、施術後の気分が明るくなる効果も期待できます。

 

4. 血行促進と代謝の向上

更年期においては代謝が低下しやすく、冷えやむくみが現れることがあります。整体を行うことによって筋肉や関節が正しい位置に戻ることで、血流が促進され、新陳代謝が向上します。

これにより、身体の冷えやむくみが改善されるだけでなく、内臓機能が活性化され、エネルギー代謝も良くなります。

特に血行が良くなると、酸素や栄養素が体全体に効率よく行き渡り、疲労感やだるさも解消しやすくなります。

 

5. 姿勢の改善

更年期障害は、姿勢の悪化にもつながりやすく、肩こりや腰痛がひどくなることがあります。

姿勢を矯正することで、体全体のバランスが整い、身体にかかる負担を軽減します。これにより、肩や腰の痛みが軽減され、日常生活の質も向上します。

姿勢が改善されると、呼吸が深くなり、酸素の取り込みも増え、気分がリフレッシュされる効果も期待できます。

 

まとめ

更年期障害は、男女ともにホルモンバランスの変化によって引き起こされる多様な症状が特徴ですが、整体で体を整えることによって症状を和らげる効果があります。

まつお鍼灸整骨院では自律神経の調整や筋肉・関節の緊張緩和、ストレス軽減、血行促進など、身体全体のバランスを整えることで、更年期特有の不調を改善し、快適な日常生活をサポートします。

更年期障害でお悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいね

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献