【茨木市の50代・男性・むち打ちの症例】交通事故によるむち打ち症状と腰痛が良くなった例
2024年09月15日
まつお鍼灸整骨院では、むち打ちによる首の痛みでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
今回は交通事故によるむち打ちの症状が良くなった症例をご紹介します。
【主訴】
茨木市の50代・男性、交通事故によるむち打ち症状と腰痛
【初回来院時】
交通事故による追突事故で、首のむち打ちと腰に強い痛みを感じるようになりました。事故直後、病院で検査を受け、むち打ちと診断され、湿布と痛み止めを処方されましたが、痛みが改善されず、日常生活や仕事に支障をきたしていました。
特に、首の動かしにくさと長時間の座位での腰痛に悩んでおり、夜も痛みで何度か目が覚めるような状態でした。症状を丁寧にヒアリングし、詳細なカウンセリングを行い、施術方針を決めました。
【検査結果】
・C5P
・頚椎回旋時・伸展時痛
・胸鎖乳突筋圧痛
・L4に筋硬結
・左骨盤PI
姿勢検査や触診を行った結果、頚椎の歪みと、それに伴う首周辺の筋肉の過緊張が確認されました。また、腰部の痛みは、事故による衝撃で骨盤周りの筋肉が硬直していることが原因であると考えられました。
首の可動域検査では、左右の回旋と伸展時に強い痛みがあり、正常な可動域が大きく制限されていました。腰の触診では、腰椎・骨盤の歪みと周辺筋肉の緊張が認められ、全身の姿勢バランスの崩れが痛みを悪化させていることが分かりました。
【施術内容】
まず、頚椎の歪みを矯正し、首の可動域を改善していきました。主に頚椎の可動域を広げることを目指し、硬くなった筋肉や組織を緩めるための手技や調整を行いました。
初期段階では、週に3回の頻度で矯正施術を行いました。施術には、電気療法を組み合わせ、頚椎と腰椎の調整を重点的に行いました。電気療法は、患部の血行を促進し、筋肉の緊張を緩和させるのに有効です。筋肉のコリや張りが軽減され、首や腰の動きをよくするために行いました。
むち打ち症状の初期段階では、特に痛みが強く、日常動作に大きな支障をきたすことが多いため、まずは患部の炎症を抑えることが重要です。そのため、最初の段階ではアイシングを行い、炎症を抑えるとともに、痛みを和らげるための姿勢指導を実施しました。
患者さんの日常生活においても、首や背中の負担を最小限にするための正しい姿勢や動作についてアドバイスを行いました。
痛みが軽減してくると、筋肉の柔軟性を高め、再発を防ぐためのストレッチ指導を行いました。患者さんが自宅でも簡単に行えるように、適切なストレッチの方法や注意点を細かく説明し、無理のない範囲で実施するよう指導しました。
全体として、電気療法と矯正施術、アイシング、姿勢・ストレッチ指導の組み合わせにより、むち打ち症状の早期改善と再発防止を目指しました。
【患者さんのコメント】
交通事故でむち打ちに遭い、首の痛みと腰痛で悩んでいました。病院ではシップと痛み止めが処方されましたが、なかなか良くならず、HPで当院を知り、通院を決めました。
週に3回の通院を続け、先生方に指圧や矯正治療をしてもらううちに、最初は寝返りも辛かったですが痛みが徐々に軽くなっていきました。
3ヶ月ほどで首と腰の痛みがほぼなくなり、今では日常生活に支障なく過ごせるようになりました。交通事故専門の院ということで、事故に関する保険のことなども院長先生に相談でき、非常に助かりました。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。
【院長コメント】
交通事故によるむち打ちは、初期対応が非常に重要です。今回のケースの場合、早い段階での来院により、首と腰の施術をスムーズに行うことができました。むち打ちは放置すると慢性化しやすく、日常生活に大きな影響を与えるため、事故後の早期施術が大切です。
当院では、むち打ちの治療と併せて、交通事故に関する保険や手続きのご相談も受け付けており、安心して通院いただけるようサポートしています。
今後も定期的なメンテナンスを続け、再発防止に努めていきたいと思います。