【高槻市の40代・女性・ストレートネックの症例】枕が合わなく睡眠不足だったのが良くなった例

2024年09月10日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

今回はストレートネックが良くなった症例をご紹介します。

【主訴】

高槻市の40代・女性。4年ほど前からストレートネックが原因で就寝時に枕が首に当たると強い不快感

 

【初回来院時】

4年ほど前から首に違和感が出始めて、整形外科へ行くとストレートネックと言われました。その頃から就寝時に枕が首に当たると強い不快感を感じるようになり、最近ではその不快感が増し、なかなか眠れない日々が続いていました。

特に首の違和感が強く感じられ、自律神経の乱れにも不安を抱くようになり、日常生活にも支障をきたしていました。

1ヶ月前に職場で異動があり、緊張した環境での長時間のPC作業が続き、特に左側の首やこめかみに引っ張られるようなコリや圧迫感が増加。

初診時の姿勢評価では、やや前傾姿勢になっていて姿勢にも問題が見られました。顔はやや前方に傾き、肩甲骨も外側に開いていて、左肩が前に出た巻き肩の状態でした。

首を反らす動作よりも、首を右に回す動作に著しい制限があり、後頚部に触れると筋肉が硬直し、圧痛も確認されました。

【検査結果】

・ストレートネック

・C5P

・頚椎右回旋時の痛み

・腰椎カーブ減少

・右骨盤PI

 

レントゲン検査と触診の結果、首はストレートネックが見られて、上部頚椎にも歪みが見られました。これが首の圧迫感や自律神経の乱れ、頭痛の主な原因であると判断しました。後頚部の筋肉には過度の緊張があり、特に首の後ろに圧痛が強く見られ、症状の根本原因と考えられました。

【施術内容】

まず、上部頚椎とストレートネックの矯正を始めていきました。頚椎の矯正により、首や肩への負担が軽減され血行が良くなり、緊張していた後頚部の筋肉に対してはリリーステクニックを用いて筋肉の柔軟性をつけていきました。

施術後、患者さんは数日間圧迫感が軽減し、睡眠も改善されましたが、1週間ほどで再び症状が現れたため、1週間おきに3回の施術を継続しました。

これにより、首の圧迫感が大幅に解消され、夜間も安定して眠れるようになりました。ただし、PC作業や家事で首に負担がかかると、再び詰まり感が出るため、メンテナンス施術を続けながらさらなる改善を目指しています。

 

【患者さんのコメント】

ストレートネックによる首の圧迫感に長い間悩んでいましたが、施術を受けてから症状が徐々に軽減し、眠れるようになりました。

最初は効果があるか不安でしたが、施術を受け続けることで日々の生活も楽になってきました。PC作業が続くと少し首に違和感が戻りますが、定期的にメンテナンスを受けることで、以前よりも快適に過ごせています。

※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

【院長コメント】

長時間のPC作業やうつむき姿勢の影響で、ストレートネックと上部頚椎の歪みが生じ、首の筋肉の緊張が慢性化していました。ストレートネックは、頭や首にかかる負担が大きくなるため、全身に悪影響を及ぼすことが多いです。

今回の施術で圧迫感やコリ感が軽減され、睡眠が改善されたことを嬉しく思います。

今後も定期的なメンテナンスを通じて、快適な日常生活をサポートしていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会