【茨木市の20代・男性・首の痛みの症例】首が痛くてポキポキ鳴らす癖が良くなった例
2024年12月8日
まつお鍼灸整骨院では、首の痛みでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
今回は長年、首が痛くてポキポキ鳴らす癖が良くなった例をご紹介します。
【主訴】
茨木市の20代・男性。子供の頃から続く首の痛みと違和感、首をポキポキ鳴らす癖がずっと続く状態でした。
【初回来院時】
子供の頃から首に違和感がずっとあり、首を頻繁にポキポキ鳴らす癖がありました。首や肩に慢性的な痛みを抱え、いろいろとマッサージや整骨院を転々とされてきたそうです。
整形外科にも行きましたが特に問題はないとのこと。
いずれの施術も一時的には良くなるものの、根本的な改善には至りませんでした。来院のきっかけは、ご家族からの紹介でした。
初回の問診では、これまでの施術歴や症状の経緯を詳しく伺い、患者様の不安を少しでも取り除くことを心掛けました。
【検査結果】
・バリアブル
・頚椎カーブ減少
・C5P
・右肩下がり
・骨盤R+
レントゲン検査の結果、頚椎のカーブが減少し頚椎が左右に大きく曲がっている状態でした。通常、首の骨は前方に弯曲していますが、頚椎が真っすぐで、いわゆる「ストレートネック」の状態でした。
さらに、日常的に首を鳴らす癖が、関節周囲の軟部組織に負担をかけ、首が左右に曲がっている状態になっていました。
この状態を放置すると、さらなる症状の悪化が懸念されるため、早急に施術を行う必要があると判断しました。
【施術内容】
施術は、頚椎の歪みを矯正することを第一に考えました。初回の矯正では無理のない範囲で調整を行いました。
頚椎の矯正を進めると同時に、首周辺の筋肉の緊張を緩めるため、筋膜リリースも取り入れました。これにより、首や肩周りの血流を改善していきました。
首を鳴らす癖は、一時的に心地は良いもののやり続けることで、長期的には関節に大きな負担をかける可能性が高いとお伝えしました。
施術の頻度は、初期は週1回からスタートし、症状の改善に応じて間隔を広げていきました。
【患者さんのコメント】
幼い頃から首が悪く、ずっと悩まされてきました。首を鳴らす癖がやめられず、さまざまな施術を試しましたが、どれも一時的なもので、根本的な改善には繋がりませんでした。
そんな中、父からこの整骨院を勧められ、半信半疑で訪れました。初めてレントゲンで自分の首の状態を見た時は驚きました。
正常な首の状態と比べ、自分の首がどれだけ歪んでいるのかが一目で分かり、原因がはっきりしたことで不安が和らぎました。
「時間はかかるけど、必ず良くなる」と先生が言ってくれた言葉に励まされ、施術を続けることを決意しました。
2か月ほどで首を鳴らす癖が自然と減り、痛みも軽減してきたのを実感しました。今では、首の症状がほとんど気にならなくなり、日常生活が楽になりました。
これからも家族でお世話になりたいと思います!
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。
【院長コメント】
首の痛みや肩こりでお悩みの方の中には、原因が分からずに長期間症状を抱えている方が多くいらっしゃいます。
今回のケースのように、首をポキポキ鳴らす習慣がある人も多いと思います。首を鳴らした時は、少し症状が和らぐ感じがしますが、やり続けるとかえって関節にも負担がかかり、変形が進み首の状態も悪くなっていきます。
頚椎の歪みが神経に影響を与え、慢性的な痛みや不快感を引き起こしているケースは少なくありません。
当院では、レントゲンで背骨の歪みを分析し、症状の原因を特定することを重視しています。今回も、原因を明確にし、それに基づいた施術計画を立てることで、症状を軽減することとができたと思います。
施術を進める中で、首を鳴らす癖が減り、痛みが軽減していったのは、施術を真剣に受けてくださった結果です。
首の痛みや肩こりにお悩みの方は、諦めずに一度ご相談ください。根本的な原因を解消し、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます!!
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校
茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。