骨格から身体を整えると側弯症の痛みが減る理由について!!

2025年12月7日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、側弯症でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

骨格から整えると側弯症の痛みが減る理由について

側弯症の痛みを「筋肉が硬いから」「姿勢が悪いから」と表面的に捉えてしまう方は少なくありません。しかし、実際には背骨全体の“骨格バランス”こそが、痛みの根本原因と深く関係しています。

骨格のゆがみを整えることで、神経や筋肉、血流の流れが正常化し、痛みが軽減するケースが多く見られます。本記事では、側弯症と骨格の関係、そしてなぜ骨格から整えることが有効なのかを詳しく解説します。

側弯症とは?

側弯症とは、背骨が左右に弯曲してしまう状態を指します。背骨は本来、正面から見るとまっすぐで、横から見るとS字カーブを描いています。しかし、何らかの原因でこのバランスが崩れると、左右どちらかにねじれを伴った曲がりが生じます。

側弯症には大きく分けて「構築性側弯症」と「機能性側弯症」があり、前者は骨の変形そのものが原因、後者は姿勢や筋肉バランスの乱れによる一時的な歪みです。特に機能性側弯症は、骨格の調整によって改善できる可能性が高いのが特徴です。

なぜ側弯症で痛みが出るのか?

側弯が進むと、背骨に沿っている筋肉(脊柱起立筋や多裂筋など)が常にアンバランスな状態になります。片側の筋肉は過緊張し、もう片側は過伸張(引き伸ばされる)状態が続き、血流が悪化します。その結果、筋肉内に疲労物質が溜まり、慢性的な痛みやこり、重だるさが発生します。

また、背骨のねじれが神経の通り道である脊柱管や椎間孔を圧迫することで、神経痛のような症状(しびれ・放散痛)が出ることもあります。このように、側弯症の痛みは「筋肉」「神経」「血流」の3つの要素が複雑に絡み合って起こるのです。

骨格から整えると痛みが減る理由

1. 背骨の歪みが整うことで神経圧迫が減少

背骨の歪みを矯正すると、脊柱管や椎間孔の狭窄が改善され、神経への圧迫が軽減されます。神経の通りが良くなると、筋肉への命令伝達がスムーズになり、筋緊張が自然に緩みます。これにより、慢性的な痛みやしびれが和らぐことがあります。

2. 筋肉のアンバランスが解消される

側弯があると、背骨の片側の筋肉ばかりが過剰に働いてしまいます。骨格から整える施術では、背骨や骨盤を正しい位置に戻すことで、筋肉の負担を均等化します。結果として、痛みの原因となる筋緊張や血流障害が改善されます。

3. 自律神経のバランスが安定する

背骨の歪みが改善されると、肋骨の可動域も広がります。呼吸が深くなることで酸素供給が増え、自律神経のバランスが整いやすくなります。特に慢性的な側弯症の方は呼吸が浅くなりやすいため、骨格から整えることが神経・血流・代謝の全てに好循環をもたらします。

4. 骨盤の安定が全身のバランスを支える

骨盤は背骨の土台です。骨盤が傾くと、背骨全体のカーブが崩れ、側弯が進行する原因になります。骨格矯正によって骨盤を正しい位置に戻すことで、上半身の重心が安定し、背骨全体の負担が軽減します。これにより、歩行時や立位時の姿勢が整い、痛みの出にくい身体づくりが可能になります。

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整体的アプローチの重要性

一般的なマッサージや電気治療では、筋肉を一時的に緩めることはできても、根本的な骨格の歪みまでは改善できません。整体的アプローチでは、骨格・関節・筋膜を総合的に整えることで、身体全体のバランスを良くします。

特に頚椎から骨盤までの歪みを矯正することで、全身の神経・血管・筋肉の連動性を高め、自然治癒力を引き出すことができます。側弯症による慢性的なこり・痛み・疲労感が軽減されるだけでなく、姿勢や見た目の改善も期待できます。

日常で気をつけたい習慣

側弯症を悪化させないためには、日常生活の中での姿勢管理が欠かせません。以下のポイントを意識しましょう。

  • 長時間の同じ姿勢を避け、30分に一度は体を動かす
  • スマホ・パソコンは目の高さで操作する
  • 片足重心・足組みのクセをやめる
  • 寝具は体をしっかり支える硬さを選ぶ
  • ウォーキングやストレッチで体幹を維持する

放置するとどうなる?

側弯症を放置すると、年齢とともに背骨の変形が進み、痛みだけでなく内臓の働きにも影響を及ぼすことがあります。

また、体のバランスが崩れることで転倒リスクが高まり、膝や股関節など他の関節痛を併発することもあります。

症状を悪化させないためには、早期の検査と適切なケアが重要です。特に「姿勢の歪み」「左右の肩の高さの違い」「腰や背中の張り」が気になる場合は、骨格の専門的なチェックを受けましょう。

まとめ

側弯症による痛みは、単なる筋肉疲労ではなく「骨格バランスの崩れ」によるものが多くを占めます。骨格から整えることで神経・筋肉・血流の流れが改善され、痛みの軽減とともに身体全体の安定が得られます。

「姿勢を整えること=痛みの根本改善」。側弯症の悩みを抱えている方は、骨格から見直すアプローチを取り入れることで、より快適な毎日を取り戻すことができます。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

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