脊柱側弯症と自律神経失調症の関係について詳しく解説!!
2025年12月6日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、側弯症の症状でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
側弯症と自律神経の関係について解説
「姿勢の歪みがあると自律神経も乱れる」と聞いたことがある方も多いかもしれません。特に側弯症のように背骨が左右にねじれた状態では、見た目の問題だけでなく、体の血流・臓器の働きにまで影響を及ぼすことがあります。
本記事では、なぜ側弯症が自律神経の乱れと深く関係しているのか詳しく解説します。
1. 自律神経とは?
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく体をコントロールする神経のことです。主に「交感神経」と「副交感神経」に分かれ、全身の臓器・血管・ホルモンの働きを調整しています。
- 交感神経:活動・緊張・ストレス時に働く(例:心拍数上昇、血圧上昇)
- 副交感神経:休息・回復・睡眠時に働く(例:消化促進、リラックス)
このバランスが崩れると、「自律神経失調症」と呼ばれるさまざまな不調が現れます。肩こり・頭痛・倦怠感・めまい・不眠などの症状は、自律神経の乱れによる代表的なサインです。
2. 背骨と自律神経の深い関係
自律神経は脊髄を通って全身に分布しています。つまり、「背骨=神経の通り道」です。 この背骨が歪むと、神経の圧迫や血流の滞りが起こり、神経伝達がスムーズに行えなくなります。
特に側弯症では、背骨が左右にねじれてしまうため、脊髄から出る神経の出口が狭くなりやすくなります。その結果、神経伝達が乱れ、自律神経のバランスにも影響を与えます。
3. 側弯症が自律神経に影響する3つの理由
① 神経圧迫による伝達障害
背骨のねじれによって脊髄や神経根が圧迫されると、神経伝達が正常に伝わりません。これにより、交感神経が過剰に優位になり、緊張や不眠、頭痛などが起こります。
② 血流の悪化
背骨が歪むと、筋肉が片側で緊張し、反対側が引き伸ばされた状態になります。こうしたバランスの乱れが血管を圧迫し、脳や臓器への血流を阻害します。結果的に酸素・栄養の供給が滞り、自律神経が過敏になります。
③ 呼吸機能の低下
胸椎が歪むと肋骨の動きが制限され、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は副交感神経の働きを低下させ、慢性的な疲労やストレス状態を引き起こします。
この3つが複合的に作用することで、「姿勢の歪み → 神経圧迫 → 自律神経の乱れ → 不調」という悪循環が生まれるのです。
4. 側弯症による自律神経の乱れで起こりやすい症状
側弯症が原因で自律神経が乱れると、次のような症状が出やすくなります。
- 頭痛・めまい・耳鳴り
- 不眠・寝ても疲れが取れない
- 動悸・息苦しさ
- 冷え・発汗異常
- 胃腸の不調・便秘
- 倦怠感・集中力の低下
これらは一見すると「更年期」や「自律神経失調症」と診断されることもありますが、根本には「背骨の歪み」が隠れているケースも多く見られます。
5. 側弯症と首の関係
実は、自律神経は首に集中しています。 側弯症によって背骨全体のバランスが崩れると、最上部である頚椎にも歪みが生じ、脳への血流や神経伝達に影響します。
首が前方にずれたストレートネック状態になると、頭を支えるために首・肩まわりの筋肉が常に緊張し、交感神経が過剰に働きます。これが「自律神経の乱れからくる不調(頭痛・めまい・不眠)」を引き起こす原因となります。
6. 側弯症による自律神経の乱れを整えるためのポイント
姿勢の改善
骨盤から背骨をまっすぐに支える姿勢を意識し、座る・立つ・歩く姿勢を整えることが第一歩です。
頚椎の調整
首の歪みを整えると、脳への血流と神経伝達が改善し、自律神経の安定につながります。
ストレスをためない
精神的ストレスも自律神経を乱す要因です。十分な休息とリラックスを心がけましょう。
7. 整体的アプローチによる改善
整体では、背骨や骨盤の歪みを整えることで、神経伝達・血流・姿勢を同時に改善します。 特に頚椎と骨盤のバランスを整える施術は、自律神経の働きを正常化するうえで非常に効果的です。
背骨の矯正を行うことで、神経の伝達が良くなり「眠りが深くなった」「呼吸が楽になった」「頭痛が減った」といった変化を感じる方も多く見られます。
8. まとめ
側弯症と自律神経は密接に関係しており、背骨の歪みが神経・血流・呼吸に影響を与えることで、全身の不調を引き起こします。 肩こりや頭痛、めまい、不眠などが続く場合、「神経の乱れではなく骨格の歪みが原因」という可能性もあります。
背骨のバランスを整えることで、自律神経の働きも安定し、身体の状態も良くなるケースがたくさんあります。
自律神経の不調でお悩みの方は背骨の歪みを見てみるも良いかもしれません。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。







