「背骨が曲がって見える」と感じたときのセルフチェック法について
2025年12月6日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、背骨の歪みでお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
「背骨が曲がって見える」と感じたときのセルフチェック法について
鏡を見たときに「背中が曲がっている気がする」「肩の高さが違う」と感じたことはありませんか? そのような状態は、単なる姿勢のクセによる一時的な歪みかもしれませんが、場合によっては「側弯症」や「骨盤の歪み」など、構造的な問題のサインであることもあります。
ここでは、背骨が曲がって見えるときに行うべきセルフチェック方法と、注意すべきポイントについて詳しく解説します。
1. 背骨が曲がって見える原因とは?
背骨の歪みは、大きく分けて「姿勢性の歪み」と「構造的な歪み」の2種類があります。
① 姿勢の歪み
長時間のデスクワークやスマホ操作、片足重心などの生活習慣が原因で筋肉のバランスが崩れ、背骨が一時的に傾いて見える状態です。 筋肉の使い方を改善すれば元に戻ることが多いのが特徴です。
② 構造的な歪み(側弯症など)
背骨そのものが左右にカーブし、ねじれを伴って変形している状態です。 成長期の側弯症や加齢による脊椎変形などが該当し、専門的な治療・施術が必要になります。
「猫背」「ストレートネック」「骨盤の歪み」なども背骨のラインに影響を与えるため、見た目の違和感として現れることがあります。
2. 自宅でできるセルフチェック方法
鏡を使ったり、家族に見てもらったりすることで、簡単に背骨の状態を確認できます。
(1)肩と骨盤の高さチェック
鏡の前に立ち、両腕を自然に下ろします。
- 左右の肩の高さが違う
- ウエストのくびれ方が左右で異なる
- 骨盤の位置がどちらか一方に傾いている
これらの差が明確に見られる場合、背骨や骨盤の歪みが疑われます。
(2)前屈テスト
背中を丸めるようにゆっくり前屈し、鏡や他者に背中の高さを見てもらいます。
- 片側の背中や肋骨が盛り上がって見える
- 背骨のラインが一直線ではなくS字
- C字に曲がっている
このような場合、側弯症の可能性があります。 学校の健康診断でも、この方法が側弯症スクリーニングとして使われています。
(3)壁立ちテスト
壁に背中をつけてまっすぐ立ちます。 頭・背中・お尻・かかとがすべて壁につきますか? どれか一部がつかない、またはつけると苦しい場合、姿勢や背骨のアライメントに問題があるサインです。 特に「頭が前に出る」「背中が浮く」場合は、ストレートネックや猫背が関係しています。
(4)歩行時の違和感チェック
歩いたときに「片足が短く感じる」「左右の足の振りが違う」「腰が左右に揺れる」といった症状がある場合、骨盤や背骨の歪みが影響している可能性があります。 背骨のねじれは歩行動作の左右差として現れやすいため、早期のケアが必要です。
3. 背骨の歪みを見逃さないためのサイン
以下のような状態が続いている場合は、単なる姿勢不良ではなく、構造的な歪みが進行している可能性があります。
- 背中をまっすぐにしようとしても左右差が取れない
- 片方の肩甲骨が常に出ている
- 腰や背中の痛みが慢性的に続く
- 呼吸が浅く、胸の動きが硬い
- 寝ても疲れが取れにくい
このようなケースでは、背骨のねじれが神経や筋肉に影響し、全身のバランスを崩していることが多く見られます。
4. 放置するとどうなる?
初期段階の歪みを放置すると、背骨や骨盤の傾きが固定化し、慢性化してしまいます。 姿勢が悪化するだけでなく、首・肩・腰の痛み、手足のしびれ、自律神経の乱れなど全身症状を引き起こすこともあります。
さらに側弯症の場合、変形が進むと呼吸機能の低下や内臓圧迫などにもつながるため、早期の対応が重要です。
5. 整体的アプローチと改善のポイント
背骨や骨盤の歪みは、筋肉・関節・神経が密接に関わる問題です。 そのため、整体では「骨格の配列」と「筋肉のバランス」の両面から整えることが大切です。
頚椎・胸椎・腰椎を正しい位置に導くことで神経の通りを改善し、身体全体のバランスを回復させます。 また、骨盤矯正によって重心を安定させることで、再発を防ぐことも可能です。
6. まとめ
「背骨が曲がって見える」と感じたとき、それは身体からのサインです。 姿勢の乱れは生活習慣の見直しで改善できますが、背骨の変形が進むと自力で戻すことは困難になります。
まずはセルフチェックを行い、異常が疑われる場合は早めに専門家へ相談しましょう。 正しい姿勢と柔軟な背骨を保つことが、健康で動ける身体づくりの第一歩です。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。







