モートン病とは?原因・症状・改善法について詳しく解説
2025年12月7日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、モートン病でお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
モートン病の原因・症状について解説
モートン病とは、足の指の間を通る神経が圧迫され、足の裏や指先に「ビリッ」としたしびれや痛みを感じる病気です。特に3趾と4趾の間(中指と薬指の間)に発症しやすく、女性に多く見られます。
初期のうちは「歩くとチクチクする」「靴を脱ぐと楽になる」といった軽い症状ですが、進行すると常に足の裏に異物感や熱感が出ることもあります。放置すると神経が肥厚し、慢性的な痛みに移行するケースもあります。
モートン病の原因
1. 足の横アーチの崩れ(開帳足)
モートン病の最も多い原因が「足の横アーチの低下」です。 足の指の付け根には横方向のアーチがあり、これが衝撃を吸収しています。ヒールや先の細い靴を履くことでこのアーチが潰れると、足趾間を通る神経が圧迫され、炎症を起こします。
2. 不適切な靴
ハイヒールやパンプスなど、つま先が細く圧迫される靴はモートン病の大きな要因です。足の前方に体重が集中し、神経が繰り返し刺激されます。 また、サイズの合わないスニーカーや硬い靴底の靴も、足のクッション機能を妨げ、神経への負担を増やします。
3. 足の使いすぎ
ランニングやバレエのつま先立ち・長時間の立ち仕事などで足の前部に負担がかかると、神経が摩擦や圧迫を受けやすくなります。特に足指で地面を蹴る動作が多いスポーツでは、モートン病の発症リスクが高まります。
4. 姿勢や歩行の崩れ
骨盤や膝、足首の歪みがあると、体重が足の特定の部位に集中します。これが足裏のバランスを崩し、神経への慢性的な圧迫につながるのです。特に外反母趾や扁平足の人は注意が必要です。
モートン病の主な症状
- 歩行時に足の指の間がピリッとしびれる
- 中指と薬指の間に焼けるような痛み
- 足の裏に「石が入っているような違和感」
- 長時間の立位や歩行で痛みが悪化
- 靴を脱ぐと痛みが軽減する
これらの症状は、初期には断続的ですが、進行すると安静時にも痛みが残ることがあります。放置すれば神経の肥厚が進み、神経が損傷してしまうケースもあるため、早めの対応が重要です。
放置するとどうなる?
モートン病を放置すると、神経が炎症と圧迫を繰り返し、線維化して太くなります。 一度肥厚した神経は自然に元に戻りにくく、慢性的な痛みやしびれ、感覚鈍麻が残ることもあります。
また、歩行バランスが崩れることで、膝痛や腰痛、股関節痛など二次的なトラブルを引き起こすリスクもあります。
自分でできるセルフチェック
- 指の間を軽く押すとビリッとした痛みやしびれがある
- 先の細い靴やヒールを履くと足の裏が痛い
- 裸足で歩くより靴を履いたほうが痛みが強い
- 指を広げると痛みが増す
- 足の前方に硬いしこりのようなものを感じる
これらに複数当てはまる場合、モートン病の可能性があります。 初期段階では保存療法で改善が見込めるため、早めに対処することが大切です。
改善のためのアプローチ
1. 靴の見直し
つま先の広い靴を選び、圧迫を避けることが基本です。 インソールで横アーチをサポートすることで、神経への負担を軽減できます。
2. 足裏とふくらはぎのストレッチ
硬くなった足底筋膜やふくらはぎの筋肉をほぐすことで、足裏の血流が改善されます。 特に足指を上下に動かしたり、タオルギャザー運動を行うのがおすすめです。
3. 冷えの改善
足先の血行不良は神経の回復を妨げます。冷たい床を避け、入浴や温熱療法で血流を促進させましょう。
4. 骨格バランスの調整
根本的に再発を防ぐには、骨盤や足首など全身のバランスを整えることが欠かせません。 頚椎から骨盤、下肢までのアライメントを正しく整えることで、神経圧迫を受けにくい足の使い方が身につきます。
整体・整骨院での施術
モートン病の施術では、痛みのある部分だけを施術するのではなく、「足裏・足首・骨盤」の連動を改善します。 足のアーチを整え、神経の通り道を広げることで圧迫を軽減。 また、ふくらはぎや太ももの筋膜リリースで血流を促し、自然治癒力を高めていきます。
症状の強い方や長期化している方でも、姿勢と歩行バランスを見直すことで大きく改善するケースが多いです。
まとめ
モートン病は、足の使いすぎや靴の影響によって神経が圧迫されることで起こります。 初期であれば生活習慣の見直しと適切な施術で改善が期待できますが、放置すると慢性化してしまうこともあります。
「歩くと足の裏がチクチク痛む」
「靴を脱ぐと楽になる」
そんな症状がある方は、早めに原因を突き止め、正しいケアを始めることが大切です。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。







