足首・すねの痛みは疲労骨折?起こりやすい部位・症状・原因を解説
2026年02月12日

茨木市のまつお鍼灸整骨院では、足の痛みでお悩みの方へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。
足首やすねに痛みが出て、「捻った覚えはないのに痛い」「走るとズキッとする」と感じている場合、単なる筋肉痛や使いすぎではなく、疲労骨折が隠れていることがあります。
疲労骨折はレントゲンで異常が出にくく、初期のうちは見逃されやすいのが特徴です。そのため、「様子を見ていたら悪化した」というケースも少なくありません。
この記事では、足首やすねに起こりやすい疲労骨折について、部位ごとの特徴、症状の出方、原因を整理しながら解説します。
疲労骨折とはどんなケガなのか
疲労骨折とは、一度の大きな衝撃ではなく、同じ負荷が繰り返しかかることで骨に細かい損傷が蓄積して起こる骨折です。ジャンプやランニング、長時間の立ち仕事など、日常的な動作の積み重ねが原因になります。
転倒や強打のような明確なきっかけがないため、「骨折しているとは思わなかった」と感じる人が多いのも特徴です。
足首・すねに疲労骨折が起こりやすい理由
足首やすねは、体重を支えながら衝撃を受け止める役割を担っています。特に、走る・跳ぶ・踏み込む動作が多い人ほど、同じ部位に繰り返しストレスが集中しやすくなります。
また、
- 硬い地面での運動
- 急な運動量の増加
- クッション性の低い靴
といった条件が重なると、骨が回復する前に負荷が上乗せされ、疲労骨折につながりやすくなります。
疲労骨折が起こりやすい部位(足首・すね)
足首・すね周辺で特に多いのは、次の部位です。
- 脛骨(すねの骨)
- 腓骨(すねの外側の骨)
- 距骨(足首の関節を構成する骨)
- 踵骨(かかとの骨)
これらは体重負荷と衝撃を受けやすく、疲労が蓄積しやすい場所です。
足首・すねの疲労骨折に多い症状
疲労骨折の症状は、初期ほど分かりにくい傾向があります。
よくある初期症状としては、
- 運動後にじんわり痛む
- 押すと一点だけ強く痛い
- 動き始めに違和感がある
といった軽い痛みから始まります。
痛みが進行するとどうなる?
負荷をかけ続けると、次第に症状は強くなります。
- 走ると痛みがはっきり出る
- 歩くだけでも違和感がある
- 安静にしていてもズキズキする
この段階になると、単なる筋肉痛やシンスプリントとの区別がつきにくくなるため、注意が必要です。
レントゲンで異常なしでも安心できない理由
疲労骨折は、初期の段階ではレントゲンに写らないことがあります。骨の表面に微細な損傷が起きているだけの場合、画像では判断が難しいのです。
そのため、「検査では異常なしと言われたけど痛みが続く」というケースでは、疲労骨折の可能性が否定できません。
足首・すねの痛みが疲労骨折かもしれないサイン
次のような特徴が重なる場合、注意が必要です。
- 同じ場所がピンポイントで痛む
- 休むと楽だが再開すると痛む
- 運動量を増やした時期と重なる
- 片側だけ痛みが出ている
これらは疲労骨折によく見られるサインです。
疲労骨折が起こる主な原因
疲労骨折の背景には、単なる「使いすぎ」だけでなく、複数の要因が絡んでいます。
- 運動フォームの乱れ
- 足首や股関節の硬さ
- クッション性の低い靴
- 筋力不足や左右差
骨そのものよりも、体の使い方や衝撃の逃がし方が問題になっているケースも多く見られます。
成長期や大人にも起こる疲労骨折
疲労骨折は学生アスリートに多いイメージがありますが、社会人や高齢者でも起こります。
長時間の立ち仕事や急な運動再開、体力低下がある場合にも注意が必要です。
「若くないから関係ない」「スポーツしていないから違う」とは言い切れません。
疲労骨折を疑ったときの基本的な対処
最も重要なのは、痛みを我慢して続けないことです。疲労骨折は、負荷を止めることで回復が進みますが、無理をすると悪化するリスクがあります。
違和感の段階で一度立ち止まり、体の状態を見直すことが回復への近道です。
なぜ「なかなか治らない」と感じやすいのか
疲労骨折は、表面上の痛みが引いても、骨の回復には時間がかかります。痛みが軽くなったからと早く再開すると、再発を繰り返す原因になります。
「治ったと思ったのにまた痛い」という人は、回復途中で負荷を戻しすぎている可能性があります。
足首・すねの痛みを軽く見ないことが大切
足首やすねの痛みは、筋肉痛や張りと判断されやすい部位です。しかし、疲労骨折は初期ほどサインが小さく、放置されやすいケガでもあります。痛みの出方や経過に目を向けることで、見逃しを防ぐことができます。
まとめ
足首・すねの痛みが続く場合、疲労骨折が隠れていることがあります。特に、運動や立ち仕事などで同じ負荷が繰り返しかかっている人は注意が必要です。
疲労骨折は、「使いすぎ」だけでなく「体の使い方」や「回復のタイミング」が大きく関係します。
痛みを我慢せず、早めに原因を見直すことが、長引かせないための重要なポイントです。
投稿者:松尾洋信
資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター
経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。
その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。
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