ストレートネックによる不調は肩こりだけではない。ストレートネックになる原因と危険な症状は?

2023年12月9日

 

スマホの普及やコロナ禍でテレワークの人が増え、以前よりも「ストレートネック」という言葉をよく耳にするようになりました。

 

今では、日本人の約8割の人がストレートネックによる何らかの症状を抱えていると言われています。自分ではストレートネックかどうかはわからないですし、病院に行くほどでもないと思ってずっと放置している人も多いと思います。

 

ですが、ストレートネックをそのまま放置していると、肩こりだけではなくて身体のいろんなところに不調が出てくることがあります。

 

この記事では、ストレートネックの原因やストレートネックが原因で起こる症状について説明します。最後まで読んでみてください。

 

ストレートネックについて

 

ストレートネックとは、頚椎が真っすぐになる状態を指します。通常、頚椎は前弯カーブを描いていますが、頭を前に傾ける習慣があると頚椎の弯曲が失われてしまい真っすぐになってしまいます。

 

この状態は「スマホ首」とも呼ばれ、スマートフォンをうつ向いて長時間使用する人にも多く見られます。年齢関係なく早ければ10代の人でもストレートネックになるっているケースもあります。

 

人間の頭の重さは約6キロでボーリングのボール程の重さがあります。

 

なぜ頚椎の弯曲がなくなり首に負担がかかると、身体のいろんな所に不調がでてくるのでしょうか?

 

それは、首や肩周りの筋肉が硬くなることで血液の流れが悪くなり、さらに椎間板にも負担がかかることで神経が圧迫されるからです。

 

ストレートネックになる主な原因

 

ストレートネックは年齢関係なく誰でもなる可能性がありますがその原因は何でしょうか?

 

ストレートネックになる主な原因を3つ紹介します。当てはまる方は、日常生活を見直してみることをおすすめします。

 

ストレートネックの原因①長時間使用のデスクワーク・スマホ使用

 

ストレートネックの一番の原因はうつむいた状態でのスマートフォンの使用です。

 

スマートフォンを使う際、多くの人は無意識に画面に顔を近づけてしまいます。この姿勢を長時間続けることで、頚椎の弯曲が消失し真っすぐになってしまいます

 

つまり、スマートフォンを長時間使うことがストレートネックになりやすいということです。また、仕事でデスクワークが多い方も同じ理由でストレートネックになりやすいと言えます。

 

ストレートネックの原因②姿勢不良・猫背

 

姿勢が悪く普段から猫背になっている方もストレートネックになる可能性が高いことを知っておきましょう。

 

普段スマホやパソコンを使う時間が少ない人でも、猫背が習慣になってしまっている場合は、首が前に出て頚椎も前に倒れてしまうためストレートネックになるリスクが高くなります。

 

特に、デスクワークが多い方は、猫背になりやすく、普段の姿勢を見直す必要があります。

 

ストレートネックの原因③間違った枕

 

高い枕で寝る習慣のある人もストレートネックになるリスクがあります。

 

首に角度がつくので、毎日続けることで頚椎のカーブが失われてしまいます。また、首の筋肉に負担がかかることで首周りの筋肉が硬くなり、ストレートネックを引き起こすことがあります

 

ストレートネックによって起こる症状

 

ストレートネックは、単なる首のこりや肩こりだけでなく神経を圧迫することで身体に様々な悪影響を及ぼします。

 

ストレートネックによって起こる症状①首のコリや肩のコリ

 

ストレートネックによる首の負担は、肩こりや首のこりを引き起こし、筋肉が緊張して血流が悪くなります。このような症状は、頭痛やめまい、だるさ、やる気の低下などを引き起こし、日常生活に影響を与えます。

 

ストレートネックによって起こる症状②頭痛

 

ストレートネックの状態は、頭痛を引き起こす可能性があります。

 

ストレートネックなどの姿勢の乱れにより、首や肩周りの筋肉が緊張状態となり、筋肉が硬くなって血流が悪くなります。

 

この状態で、頭へ流れる血流が不足し頭痛を引き起こします。

 

ストレートネックによって起こる症状③手のしびれ

 

ストレートネックによって頚椎や椎間板に負担がかかり神経を圧迫すると手や指先にしびれを引き起こす可能性があります。

 

ストレートネックによる身体的な疲労や長時間のスマホ使用に加えて、手のしびれは頚椎ヘルニアの原因にもなります。

 

ストレートネックによって起こる症状④めまい・ふらつき

 

ストレートネックによって首や肩周りの筋肉が緊張して血液の流れが悪くなると三半規管への血液の流れが悪くなり、めまいやふらつきといった症状が出ることがあります

 

ストレートネックで起こるによって起こる症状⑤腰痛

 

ストレートネックは腰痛の原因となり得ます。通常、首は正しい位置にあると、背骨全体で頭の重みを支え、負担を分散することができます。しかし、頚椎のカーブがなくなると腰椎のカーブもなくなり腰に負担がかかります。

 

結果として、腰痛が引き起こされ、放置すると腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などに進行する恐れがあります。

腰痛で来られるほとんどの人は頚椎に問題があることが多いです。

 

ストレートネックで起こるによって起こる危険な症状⑥眼精疲労・視力低下

 

ストレートネックは眼精疲労や視力低下の原因となることがあります。

 

スマホ首の姿勢は、頚椎を前傾させて画面との距離が近くなり視力低下を引き起こす可能性があります

 

また、ストレートネックは首や後頭部の筋肉を緊張させるため、眼精疲労、目のかすみ、ドライアイなどの症状を引き起こすことがあります。

 

パソコン作業を減らすことが難しい場合は、ブルーライトカットメガネを使用したりして目の負担を減らすように工夫もしましょう。

 

ストレートネックでお悩みの方はまつお鍼灸整骨院へ!!

 

ストレートネックは単なる肩こりや首こりだけでなく、手のしびれや自律神経症状・腰痛などの深刻な症状につながることがあります。そのためできるだけ放置せずに早めに施術を行うことが大切です。

 

まつお鍼灸整骨院では、レントゲンに基づいた骨格矯正で一人ひとりの身体の状態をみながら、身体や状態に合わせたオーダーメイド施術を行っています。一時的な痛みを和らげるだけでなく、痛みを伴わない安全な施術を行い根本原因にアプローチします。

 

初回は前身のバランスチェック、1980円受けることができます。ストレートネックや肩こりでお悩みの方は、ぜひまつお鍼灸整骨院へご相談ください。

 

ストレートネックの原因と症状|まとめ

 

今回は、ストレートネックの原因やストレートネックが引き起こす症状について書きました。

 

ストレートネックは自分ではわからないので症状が軽いと軽視されがちです。しかし、軽い考えで放置していると症状が悪化してしまうこともあります。まずは一度、ご自身の首の状態を確認してみることが大事です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。普段からの姿勢にも気をつけるように心がけましょう。