ぎっくり腰は骨盤が歪んでいると癖になる?コルセットや運動はやった方がよい?

2023年12月10日

 

ある日突然襲う腰痛、ぎっくり腰。腰痛持ちの人なら一度はぎっくり腰を経験したことのある人も多いんではないでしょうか?

ぎっくり腰は重たいものを持とうとしたときになるというイメージですが実際にはそういう時になるケースは少ないです。

・くしゃみをしたとき

・顔を洗おうと少し前かがみになったときに

・靴下をはこうとしたときに

・朝起き上がろうと体を少し捻ったときに

 

以外にも何気ない動作の時にぎっくり腰は起こりやすいんです。重たいもの持とうとしたり、腰に負荷がかかるとわかっているときは体にぐっと力を入れて構えるのでそういう時にはなりにくいんですね。

 

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰は『急性腰痛』『魔女の一撃』とも言われ、急に腰に痛みがはしります。

ぎっくり腰の特徴は

・レントゲンでは異常がない

・1週間から10日ほど痛みは軽減する

場合がほとんどですが、痛みが長期にわたって続く場合、足に痛みやしびれを伴う場合は腰椎ヘルニアの恐れもあるので注意しましょう。

 

・無理な姿勢を長時間続けていたり

・腰に慢性的に負担がかかっていたり

・気候の変わり目などで寒暖差があったり

したときなどにぎっくり腰はなりやすい傾向にあります。

 

・普段からの姿勢を気を付ける事

毎日パソコンに向かって座りっぱなしだと姿勢も悪くなり、腰にも慢性的に負担がかかってきて筋肉が固まってくるとぎっくり腰になりやすくなります。

 

・適度にストレッチや身体を動かし柔軟性を保つこと

定期的にストレッチやウォーキングなどを行い筋力の維持や筋肉の柔軟性を保つことを心がける。

もしぎっくり腰になってしまったら

ぎっくり腰になってしまったら痛みの強い2~3日くらいは患部を冷やして安静にするのが良いですが、施術ができるようならやった方が早く良くなります。

安静にしすぎても良くないのである程度動ける範囲で動いた方が良いですが、当然無理にストレッチをしたり運動したりするのは良くないです。

 

コルセットは痛みの強いときはつけるのも良いと思いますが、一日中付けたりせず、寝るときも外しましょう。

痛みが徐々に良くなってきたら温めて血液の流れを良くしていきながら、筋肉の柔軟性をつけていきましょう。

姿勢を気を付けることも大事ですが、普段から腰に負担をためないように心がけましょう。

 

ぎっくり腰の施術について。ぎっくり腰はクセになる?

一般的に整骨院や整体院などへ行けば電気を当てたり筋肉をほぐして対処するところが多いですし、整形外科に行ったら痛み止めの薬をもらうかシップを貼って様子を見るかというのが一般的だと思いますが、普通のぎっくり腰ならこれらの対処でも1週間ほどで痛みは軽減してきます。

 

ぎっくり腰を何度も起こしているという人はぎっくり腰はクセになると思っている人も多いですが、ほとんどの人は脊柱起立筋や腰方形筋などの腰周辺の筋肉の緊張が強いのと、骨盤のゆがみが関係していることも多く、筋肉の調整と骨盤の歪みの両方のアプローチして全身バランスを整えていくことでぎっくり腰も再発することが少なくなると思います。

 

あとは定期的なケアも必要です。もしぎっくり腰になって困っている方がおられましたら参考までに。ぎっくり腰を頻繁に繰り返さないために普段からの生活習慣も大事です。