坐骨神経痛は腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症の人はなりやすい?特徴的な症状と原因・予防について

2024年03月27日

まつお鍼灸整骨院では、坐骨神経痛でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

坐骨神経痛は腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症の人はなりやすいのか?

今回は坐骨神経痛について

 

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって引き起こされる痛みや症状の総称です。坐骨神経は腰部から臀部、太ももの後ろを通り、ふくらはぎや足先まで伸びています。

 

この神経が圧迫されることによって、腰や臀部、太もも、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれ、痺れ、筋力低下などの症状が現れることがあります。

坐骨神経痛の症状は、個人によって異なる場合がありますが、以下のような特徴的な症状が現れることがあります

 

坐骨神経痛の特徴的な症状

鋭い痛みや刺すような痛み
腰や臀部、太ももの後ろに鋭い痛みや刺すような痛みが生じることがあり、ときには電撃に似た感覚を伴います。

 

痛みの放散
痛みは臀部から下肢にかけて放散し、ふくらはぎや足先にまで及ぶことがあります。この痛みは一方の脚に特に強く現れることが多いです。

 

しびれ
足やつま先にしびれを感じることがあり、これは坐骨神経の圧迫や刺激が原因で生じます。

 

動作時の痛みの悪化
立ち上がる動作や歩行、特定の姿勢をとった際に痛みが悪化することがあります。

 

特定の動作での痛みの増加
腰を伸ばしたり、膝を曲げたりする動作で痛みが増すことがあります。

 

坐骨神経痛の主な原因について

坐骨神経痛は、多くの人が経験する痛みや不快感の一つであり、その原因は多岐にわたります。

この疾患は、坐骨神経に発生する問題から生じ、腰からお尻、足にかけて様々な症状を引き起こします。ここでは、坐骨神経痛の主要な原因を詳しく見ていきましょう。

 

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは坐骨神経痛の最も一般的な原因の一つです。椎間板は、脊椎の骨と骨の間に位置するクッションのようなもので、この椎間板が突出することで隣接する神経根を圧迫し、痛みを引き起こします。

この圧迫により、坐骨神経痛の特徴的な症状が現れます。

 

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、脊柱の中を通る脊髄神経が通るスペースが狭くなる病態を指します。

この状態は、主に加齢による変化によって引き起こされます。狭窄が進行すると、脊髄や神経根が圧迫され、坐骨神経に関連する痛みや不快感を引き起こします。

 

椎間関節の変性

脊椎を構成する椎骨間の関節、椎間関節の変性も坐骨神経痛の原因の一つです。椎間関節の変性は、加齢や過度の使用、または怪我によって引き起こされることがあります。

 

筋肉の緊張や炎症

筋肉の緊張や炎症も、坐骨神経痛を引き起こす原因の一つです。

特に、臀部の筋肉である梨状筋が緊張したり炎症を起こしたりすると、坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こすことがあります。運動不足、不適切な姿勢、または過度な運動によって、これらの筋肉が影響を受けることがあります。

 

坐骨神経痛を予防するには?

坐骨神経痛は、日常生活の様々な習慣が原因で発生します。ですが普段から予防することで痛みも軽減することができます。

 

適切な姿勢を保つ

人間の体は長時間の不自然な姿勢によって負担がかかりやすくなります。特に、デスクワークや長時間の運転などで同じ姿勢を続けると、坐骨神経に過剰な圧力がかかり、痛みを引き起こす要因となります。

正しい姿勢を維持することは、坐骨神経痛のリスクを減らします。座るときは背もたれを使用し、背筋をまっすぐに保つようにしましょう。

また、長時間座っている場合は、30分ごとに立ち上がり、軽く体を動かしたり、ストレッチをしたりすることが大切です。

 

運動とストレッチ

定期的な運動とストレッチは、体の柔軟性を高め、筋肉の血液循環も良くなります。特に、腰や臀部、太ももの後ろの筋肉を伸ばすことも大事です。筋肉が硬くなると坐骨神経痛が出やすくなります。

 

重いものの適切な持ち方

重い物を持つ際に不適切な方法で持ち上げると、腰や背中に過剰な負担がかかり、坐骨神経痛の原因となることがあります。重い物を持ち上げるときは、必ず膝を曲げてしゃがみ込み、背筋はまっすぐに保ちながら持ち上げてください。

日常のちょっとしたことでも、腰への負担を軽減し、坐骨神経への負担を軽減することができます。重い荷物を持ち運ぶ際には、荷物を体の近くに保ち、できるだけ均等に重量を分散させることが重要です。

 

適度な体重の維持

過体重は腰や背中に常に余分な負担をかけるため、坐骨神経痛のリスクを高めます。普段から、理想的な体重を維持することが、坐骨神経痛の予防につながります。

定期的な運動を習慣化することで、体重を管理し、坐骨神経にかかる不必要な圧力を避けることができます。

 

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

ストレートネックが首の不調や肩こり・頭痛の原因になる?!姿勢が悪くなる原因について解説!!

2024年03月27日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

スマートフォンを長時間使用したりテレワークの増加により、多くの人がストレートネックによる首や身体の不調に悩まされていて、『ストレートネック』は新たな国民病とされています。

 

長時間のデスクワークや通勤中や自宅にいる時間でも、スマートフォンやパソコンについ夢中になってしまい、前かがみのうつむき姿勢になっていませんか?

 

この記事では、ストレートネック・不良姿勢が引き起こす症状や改善方法についてお話します。

 

ストレートネックって何?

 

ストレートネックとは、不良姿勢や長時間うつむいた姿勢でスマホやパソコンを使用することにより、生理的に前弯カーブしている頚椎が真っすぐになってしまう状態のことを言います。

 

このため、頭が肩よりも前に出た状態になっていることもあります。男性よりも女性に多く見られますが、理由としては女性の方が首回りの筋力が弱いため、頚椎や首周りの筋肉に負担がかかりやすいためと言われています。

 

自分でストレートネックかどうかをチェックするには、背中側を壁に向けて立ち、かかととお尻、そして肩を壁に当てます。頭が壁に当たらない場合や息苦しさや痛みがある場合はストレートネックの可能性があります。

 

逆に頭が自然に壁に当たる場合は、ストレートネックの可能性は低いかもしれません。あくまで目安ですが自分自身の姿勢を確認するために、この方法を利用してみても良いと思います。

 

ストレートネックになるとどんな症状がでるの?

ストレートネックは、本来なら前弯カーブしているはずの頚椎が真っ直ぐになってしまい、頚椎や首や肩周りの筋肉に負担がかかり血行不良が起きることで首の痛みや肩こりが起こります。

 

さらに、ひどくなると神経が圧迫され、自律神経が乱れ精神的な不調も現れることがあります。

 

特に、スマホやパソコンなどの長時間の使用によって引き起こされる首の痛みは、単に首が痛いだけではなく、目の疲れや身体のだるさ、ひどくなると手のシビレなどもでてくることがあります。

 

さらには、悪化してしまうと頚椎症や頚椎ヘルニアになってしまうこともあるので注意が必要です。

 

ストレートネックと頭痛は関係するの?

頭痛に悩む多くの人は、姿勢の悪さが原因で起こります。例えば、猫背やストレートネックのように、頭が前に出て背中のカーブが強くなると首や肩の筋肉に大きく負担がかかります。

 

そのため、筋肉が硬くなってしまい頭へ送られる血液の循環が悪くなり、頭痛が引き起こされます。

 

頭は成人で約6キロほどの重さがあってそれを首が支えています。悪い姿勢を続けると、首にはかなりの負荷がかかることになります。

 

結果として、緊張型頭痛や片頭痛などのリスクが高くなる可能性があります。首には脳とつながる神経が多く通っているのです。

 

この部分に負荷がかかると、自律神経の乱れなどいろんな健康上のトラブルを引き起こすことがあるので、そのためにも姿勢の改善がとても大切です。

 

姿勢が悪くなる原因は?

 

最初から悪い姿勢をしている人はいないと思いますが、年齢や普段の日常生活の習慣を重ねるにつれて少しずつ悪い習慣がついてしまい姿勢が悪くなっていきます。

 

徐々にその悪い姿勢に慣れてきてしまい体のバランスを崩し、本来あるべき良い姿勢を身体が忘れてしまうのです。

 

今はパソコンやスマートフォンを多用するため、前かがみの姿勢がとても多くなりました。このような不自然な姿勢は、首や背骨に負担をかけ、姿勢を悪化させる原因になります。

 

スマートフォンの使用時には、画面を見るのに首が下を向いていることが多く、首が後弯した姿勢になってしまいます。この首に負担がかかる姿勢を長時間続けてしまうことでストレートネックになってしまう危険があるのです。

 

またパソコン作業をしているときは、モニターの画面に集中して頭が前に倒れることで肩が前に入り、首や肩・背中の筋肉が引っ張られる状態が続いてしまいます。

 

このような姿勢を続けることがストレートネックの原因になることがあります。

 

また、片側の肩にバッグをかけたり、足を組むクセがある人も、体に負担をかけてしまい、悪い姿勢の原因になることがあります。自宅でリラックスしているつもりでも、知らず知らずのうちに姿勢を悪くしてしまうことがあるため、注意が必要です。

 

ストレートネックが悪化すると危険

ほとんどの人が、首や肩の凝りは病気ではないと思って、そのまま放置しているケースがあります。ですが、凝りとは、首や肩の筋肉が常に緊張している状態のことなのでこれを放っておくと椎間板にも負荷がかかり頚椎の変形が起こってきます。

 

このような状態になると、首の神経が圧迫され手のシビレや握力の低下、いわゆる頚椎ヘルニアといった深刻な問題につながります。さらに、首のしわやむくみ・顔のたるみといった美容上の問題にもつながることがあります。

 

更に、凝りは自律神経失調症やうつ病など、心にも悪影響を及ぼす可能性があることが明らかになっています。したがって、首や肩凝りを放置せず、適切な施術を行うことが大切になってくるのです。

 

姿勢が良くなるとこんなメリットがある

正しい姿勢を保つことで、胸部が開き呼吸がしやすくなりさらに基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がると消費カロリーが増え健康にも良い影響がでてきます。

 

また、正しい姿勢を維持することで、今まで使っていなかった筋肉が使われ、引き締め効果があり、スリムな体型になりやすくなります。

 

さらに、脳の血流と姿勢には密接な関係があり、正しい姿勢を保つことで脳に十分な酸素が供給され、集中力や注意力が向上すると言われています。

 

その他にも、健康寿命が延びたり、身体の歪みによる負担軽減、首や腰の慢性的な痛みの改善など、様々な健康上のメリットもあります。

 

正しい姿勢は、健康を維持するために必要不可欠な要素であると言えます。

 

良い姿勢を手に入れるために大切なこと

スマートフォンやパソコンを使用するときの注意点としては、できるだけ目線と同じ高さに近づけて使用する、適度に休憩する、肩が前に入らないように胸を張るようにするなどが効果的です。

 

また、高い枕を使うのもよくありません。ストレスやスマートフォン使用は、ストレートネック、いわゆるスマホ首の進行を早める可能性があるので注意が必要です。

 

また、背筋を伸ばすことで脳内ホルモンが分泌され、処理能力が向上するとも言われています。正しい姿勢を意識的に維持することで身体も動かしやすくなり疲れにくい身体になってきます。普段から良い姿勢を意識できるように心がけましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献

 

脊柱管狭窄症は歩くと足がしびれてくる。腰椎ヘルニアや腰椎すべり症の人はなりやすい?

2024年03月27日

まつお鍼灸整骨院では、腰痛でお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

今回は脊柱管狭窄症について

特に中高年以降の方に多いのが脊柱管狭窄症で、加齢や腰椎の変性などがおきて腰の痛みやしびれを伴うのが特徴です。ある程度、進行してくるとなかなかよくならないので痛みやしびれがひどくなってこないうちに早期の施術が大事です。

 

こんな症状がでていたら脊柱管狭窄症かも?

 

脚の痛みやしびれ

脊柱管狭窄症では、脊柱管が狭窄することで神経の通り道が狭くなり、脚の痛みやしびれが生じることがあります。特に歩行時や立ち上がる際に痛みが増すことがあります。

 

神経症状

脊柱管狭窄症は腰から足にかけてに放射痛を感じることがあります。さらに、足の筋力低下や感覚の低下が見られることもあります。

 

脊椎可動性の低下

脊柱管狭窄症により、腰の可動性が制限されることがあります。身体の動きが制限されたり、痛みが増すことがあります。

 

前かがみの姿勢が楽になる

前かがみの姿勢をとると痛みや不快感が軽減することがあります。これは、脊柱管が圧迫されることで、姿勢を変えることで圧迫が和らぐためです。

 

腰を後ろに反るのが辛い

脊柱管狭窄症では、脊柱管ストレスがかかることで、腰を後ろに反ることが困難になる場合があります。これは、圧迫された神経がさらに刺激されるために痛みや不快感が増すためです。

 

仰向けで寝ることができない

仰向けで寝ることができなくなることがあります。これは、仰向けに寝ることによって背骨や神経が圧迫されるためです。

 

脊柱管狭窄症になりやすい年齢や痛みの特徴は?

脊柱管狭窄症は50代以上の方に多く見られて、どちらかといえば女性よりも男性に多く見られます。慢性的な腰痛をずっと抱えている方、腰のヘルニアのある人、腰椎すべり症のある人はなりやすい傾向にあります。

 

脊柱管とは脊柱の後ろにあって脊髄や神経が通っている管のことをいいますがこの脊柱の管が狭くなることによって神経が圧迫されて腰が痛くなったり足がしびれたりします。

脊柱管が狭くなる原因としては、加齢などによって腰椎や椎間板が変性したり、レントゲンでみるとすべり症のある人が多いですね。

 

一番の特徴は腰痛と足のしびれが強くみられて歩き始めると足が痺れて歩けなくなってしまいます。ですが座ったり腰をかがめたりして少し休憩するとまた歩けるようになります。

そして歩き出すとまたしびれや痛みが出てくる、といった『間欠性跛行』と呼ばれる症状がでてくるのが特徴です。

 

歩ける距離は狭窄の状態によっても違ってきますが100メートルほど歩けるという人から、50メートルも歩けないという方もいます。

 

また腰を伸ばすと脊柱管が狭くなるので痛みがでやすい傾向にあって、腰を少し前かがみの姿勢にして丸めるようにして歩けば比較的に楽になります。

 

なので杖を突いて歩いたり、手押し車を押して歩いたりすると比較的楽に歩けて、自転車に乗るときは少し前傾姿勢になって脊柱管が少し広がるのでほぼ問題なく乗れるという人がほとんどだと思います。

 

症状がひどくなると、仰向けなどで腰を伸ばすと足がしびれてきたりするようになって、そうすると横向きになって体を丸めないと寝れないような状態になってしまいますし、時間帯や天候によっても痛みが左右されることもあります。

 

たとえば、朝方よりも夕方以降の方が痛みやしびれが強く出たり、雨が降りそうなときに症状が強く出たり気圧の変化などによっても影響されることもあります。

 

慢性的に腰痛に悩んでる人は脊柱管狭窄症になりやすい

脊柱管狭窄症は若い頃からずっと腰痛持ちの人になりやすい傾向にあります。腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症など腰に問題を抱えている人もなりやすいです。

 

結局は腰にずっと負担を積み重ねていくことで腰椎や椎間板の変性は少しずつ進んでくるわけなので姿勢の悪い人や腰椎の弯曲がなくなってきている人や腰椎が左右どちらか凸に歪んでしまっている人が多いですね。

 

ゴルフ好きな人も脊柱管狭窄症になりやすい?

脊柱管狭窄症はゴルフ好きの中高年の人にも多い傾向にあります。ゴルフのスイングの時はフフォロースルーの時に腰を大きく反る状態になりますが、この腰を反る状態というのはあまり腰にはよくありませんし、同じ捻りの動作を繰り返し行うことも腰にはストレスになってしまいます。

 

でもゴルフが好きな人は腰が痛くても無理してやってしまう人が多いですよね。痛み止めの薬を飲んでゴルフをしたりとか、コルセットをしながらしたりとか・・・

 

腰の痛みやしびれを我慢しながらゴルフをしている人もとても多いと思いますが左右のバランスを保つためにも反対側のスイングも行うようにしましょう。

 

脊柱管狭窄症の手術は必要なのか?

脊柱管狭窄症は基本的には保存療法になりますが、間欠性跛行がひどくなって歩行距離が短くなるような場合や、日常生活に支障をきたす場合、また、筋力低下が出てくるような場合、排泄機能の障害がある場合は手術も考えないといけません。

 

手術では神経の圧迫を取りのぞくということが重要になってきますが手術をしても痛みやしびれが完全に取れきれなかったりすることもありますし脊椎の神経はリスクも伴います。なのでよほどのことがない限り手術はしないほうが良いです。

 

脊柱管狭窄症は冷えたりすると症状が悪化することもありますので、基本的にはお風呂で温まったりカイロを貼ったりするだけでも緩和することもあります。

血流が悪くならないように普段から気をつけることも大事です。またじっと安静にしていても良くなりませんしかえって筋力が低下してしまうのでよくありません。

生活の質を落とさないためにも無理のない範囲で体を動かしていくことは大事です。

 

 

投稿者:松尾洋信

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その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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ストレートネックの人はマラソンはしない方が良い?首の痛みが悪化するのか?

2024年03月27日

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

最近は趣味でマラソンをしている人も多いと思います。

ストレートネックの人はマラソンをすると首の痛みが悪化するのか?

この記事では、特にストレートネックの人がマラソンなどの長距離走を行った際に、なぜ首の痛みが悪化するのかについて、詳しく解説していきます。

ストレートネックとは?

ストレートネックは、頚椎の自然なカーブが減少または失われた状態を指します。正常な頚椎は、前弯にカーブしていて頭の重さを支えています。頭の重さを吸収するための、前弯へのカーブ(頚椎前弯)が存在します。

ですが、ストレートネックの場合、この前弯のカーブが失われることで、首や肩に負担がかかり、さまざまな不調を引き起こします。

 

マラソンと首の痛み

ストレートネックの人は、もともと頚椎や首周りの筋肉に負担がかかっていて、さらに長時間のランニングによって首に負担が加わる可能性があります。

特に、正しい姿勢を維持することが困難なため、長時間にわたるランニング中に不適切な姿勢が続くと、首や肩の筋肉に過剰なストレスがかかり、結果として痛みが悪化するのです。

 

ストレートネックの人がマラソンで首の痛みが悪化する具体的な理由

1. 不適切な姿勢で走る

ストレートネックの人は、頭が前に突き出した姿勢をとりがちです。これがマラソン中の首の筋肉への過剰な負担につながります。

2. 衝撃の吸収ができなくなる

頚椎のカーブが減少することで、走行中に受ける首への衝撃を吸収することができなくなり、結果的に首や肩、背中への負担が増加します。

3. 疲労の蓄積しやすくなる

長時間のランニングは、ストレートネックの人にとって、首周りの筋肉の疲労を蓄積させることになります。この疲労が蓄積することで、筋肉は硬直し、痛みや不調を引き起こす原因となります。

 

さらに、首だけでなく体の他の部分にもさまざまな影響を及ぼす可能性があります。特に、長距離を走るマラソンでは、腰や膝にも負担がかかることが懸念されます。

 

腰や膝へも負担がかかりやすくなる

1. 腰への負担もかかりやすくなる

ストレートネックで頚椎のカーブがなくなると、脊椎全体に負担がかかるようになります。その結果、腰椎にも負担がかかりやすくなり腰痛の原因となります。マラソンのような長時間にわたる走行は、腰への負担を重くすることがあります。

2. 膝への影響

腰に負担がかかると今度は膝への負担も大きくなります。ストレートネックの人は身体のバランスを崩しやすくなるので、走行時の脚の使い方にも影響を与えます。

不自然な姿勢でマラソンを行うことは、膝関節にも負担をかけ、膝の痛みや怪我のリスクを高めます。

 

マラソンで体に負担をかけないようにするために

1. ストレッチを行う

マラソンをする前に筋肉の柔軟性を高めることで、首や腰や膝への負担を軽減できます。特に、首周りと背中のストレッチは、しっかりと行いましょう。

 

2. 正しい走り方を意識する

マラソンをする際は、身体のバランスを考慮した走り方を心がけることが重要です。例えば、適切なフォームで走ることで、腰や膝への不必要な負担を避けることができます。

 

3. 適切なシューズを選ぶ

身体にフィットしたウェアと、適切なクッション性を持つランニングシューズの選択も、腰や膝への負担を軽減する上で重要です。

 

4.少しずつ距離を延ばす

いきなり長距離を走るのではなく、徐々に距離を伸ばしていき、体を慣らしていきましょう。

いきなり長距離を走ることは、首やその他の部位に過度な負担をかける原因となります。そのため、まずは短距離から始め、徐々に距離を伸ばしていくことが大切です。

例えば、最初は5kmから始め、体の反応を見ながら徐々に10km、ハーフマラソンと距離を延ばしていきます。段階的に距離を伸ばしていくことで、体を慣らし、首や腰・膝への負担を少なくすることができます。

 

5.ペースの調整

ペース配分もとても重要です。急にペースを上げすぎると首への衝撃が大きくなり、痛みを引き起こす可能性があります。自分の体調や状態に応じて、無理のないペースで走ることが重要です。

特にシューズは、地面からの衝撃を吸収し、膝や腰への負担を軽減する役割を果たします。 適切な対策を取ることで予防することができます。

適切な対処法

ストレートネックによるマラソン中の首の痛みを軽減するためには、以下のような対策が有効です。

1. 姿勢の改善

日常生活での姿勢に注意を払い、特にデスクワークやスマートフォンの使用時には、頭が前に出ないよう意識することが重要です。適切な姿勢を保つことで、首や肩の筋肉にかかる負担を軽減できます。

 

2. ストレッチを行う

首周りの筋肉をストレッチし、柔軟性を高めることで負担を軽減することができます。スレッチを行うことで、ランニング中に適切な姿勢を維持しやすくなり、首への負担を軽減できます。

 

3. ランニングフォームの改善

ランニング中の姿勢にも注意し、特に頭の位置や腕の振り方に注意することが重要です。

 

4. 適切な休息をとる

適切な休息を取ることも大事です。休息をとることで筋肉の疲労も回復し筋肉の硬直や痛みを軽減することができます。

 

日々の生活習慣の見直しや、予防を行うことで首の痛みを軽減させることもできます。ご自身の身体に合った運動を行うことも大事です。

 

 

投稿者:松尾洋信

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経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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日本整形外科学会

 

肩が痛くて挙がらないインピンジメント症候群の原因や症状は?水泳や野球をやる人はなりやすい?

2024年03月26日

まつお鍼灸整骨院では、肩こりでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

インピンジメント症候群について

あまり聞きなれない言葉ですが・・・

肩の痛みにインピンジメント症候群というのがあります。   肩を動かすと痛いというのは五十肩と同じ症状ですが、インピンジメント症候群と五十肩は違います。

肩を動かすと痛みがでるのでもしかしたら五十肩かも?と思って来られる方もいてますが、   肩を挙げたり捻ったりしたときに引っかかり感や痛みがでたり、外転時の一定の角度で痛みが出るようでしたらもしかしたらインピンジメント症候群かも知れません。

 

インピンジメント症候群とは?

 

インピンジメントとは『衝突する』という意味です。 肩関節は非常に不安定な関節なので関節を安定させるために多くの筋肉や腱、靭帯があります。

特に回旋腱板と言われる筋肉が肩関節の周りを包み込むようにあります。さらに、肩関節には肩峰の下に肩峰下滑液包という袋があるのですが、この袋があることで腱板がスムーズに動くように衝撃を吸収してくれるのです。  

 

インピンジメント症候群は肩をあげるときに腱板や滑液包がインピンジメント『衝突』することである角度で痛みがでてそれ以上動かすことができなくなります。  

『ふと肩を動かしたときに痛みがでる』 『腕を動かす角度によって痛みがでる』   といった症状がでる場合は早めの対応が大事になってきます。  

 

インピンジメント症候群のメカニズムについて

インピンジメント症候群では肩関節の運動障害が起こりますが、特に肩関節の挙上時に出てくることが多いです。  

肩関節を挙上させたとき上腕骨頭では 上方回転と下方滑りの2つの運動がおこっているのですが、インピンジメント症候群では下方滑りの運動に対して上方回転の運動の割合の方が大きくなってしまいます。  

 

そのため、肩関節を外転させていくにつれて、上腕骨頭が上方に変位してしまいます。 上腕骨頭の上方への変位が大きくなると、肩の挙上に伴って肩峰下のスペースに狭窄が起こることで痛みを生じます。  

 

インピンジメント症候群の原因は?

インピンジメント症候群の原因のひとつは回旋腱板の機能低下です。  

回旋腱板は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉がありこれらの筋肉が肩関節を安定させています。この回旋腱板の機能が低下することによって肩関節の安定性が悪くなりインピンジメントの症状を起こしてしまいます。  

 

また野球の投球動作や水泳のクロールなど、肩を良く動かす動作をする人も肩関節や回旋腱板に負荷がかかりインピンジメント症候群になりやすくなります。

 

インピンジメント症候群の症状について

①肩の痛み

一番は肩の痛みです。特に肩の前側に出てくることが多いです。

肩の前方部分には棘上筋腱や上腕二頭筋長頭腱・関節包・肩峰下包などがありますがインピンジメント症候群では特に棘上筋腱と上腕二頭筋長頭腱が好発部位と言われています。  

 

②肩の可動域制限

肩の可動域制限は動作時痛によって起こります。特に肩関節の外転60度から120度の間に痛みが強く出るペインフルアークサイン(有痛弧)がでます。  

 

インピンジメント症候群の施術方法について

一般的なインピンジメント症候群の治療は、以下のようなものがあります。

・患部を安静に保つ指導

・湿布薬の処方

・痛み止めの薬の処方

整形外科などでの治療では、通常、安静と薬物療法が主な治療法となります。競技への復帰に向けた適切な治療やリハビリを提供する施設は限られており、再発や筋力低下といった問題に直面することがあります。

また、多くの場合、患部の治療だけを行うのではなく、全体的な身体の状態を見ていくことが大事なってきます。

 

当院のインピンジメント症候群の施術方法としては  

①脊椎・上腕骨頭へのアジャスト

インピンジメント症候群になる人は、回旋腱板の酷使の他にも姿勢が悪くて巻き肩の人や猫背の人が多く、それによって上腕骨頭も前方へ変位し肩関節の可動域の制限が起こります。

また、姿勢が悪くなると胸椎の後弯も強くなってきてしまうので胸椎のアジャストメント・宍絵の改善も行っていきます。  

②回旋腱板や軟部組織のアプローチ

回旋腱板や上腕二頭筋腱・烏口肩峰靭帯などの軟部組織に対してのアプローチを行います。痛みが出ると筋肉の緊張や炎症が起こります。

 

肩関節周りの筋肉の柔軟性を取り戻していくことで肩関節の可動域を広げていきます。

インピンジメント症候群はそのままにしておくと、痛みが慢性化したり腱板損傷にもつながる場合がありますので早めの対応が大切になってきます。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

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茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

あなたの肩こり大丈夫?マッサージや運動・ストレッチでよくならない肩こり・首こりは要注意!!

2024年03月26日

 

まつお鍼灸整骨院では、肩こりでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

以前は肩こりは女性の方が多かったですが・・・

 

最近では、肩こりや首こりは女性だけではなく、男性にも多く見られるようになってきました。

仕事でのデスクワークなどで長時間同じ姿勢でいたり、うつむいた状態でスマホを見たり、以前とは生活習慣などが大きく変わってきているのも大きな原因です。

 

『肩こり・首こり』といっても範囲はかなり広くて、単なる筋肉疲労による肩こり、ストレートネックや頚椎症からおこる肩こり、頚椎椎間板ヘルニアが原因で起こる肩こり・首こりとさまざまです。

 

いずれにしても、肩こりや首こりが続くというのはとても辛いものです。何とかしたいものですよね。

 

今回は一般的な肩こりや・首こりについてお話したいと思います。

 

このような肩こり・首こりでお悩みではありませんか?

・デスクワークなどの仕事や運転の後、肩や首、背中が凝ったりつったりする

・枕が合わなくて、ぐっすりと眠れていない感じがする

・前かがみの姿勢やうつむきの姿勢を長時間撮っていることが多い

・いつも首や肩が重い

・『気をつけ』の姿勢で壁に背をつけて立っても、後頭部が壁につかない

・肩に何かついているような感じがする

・肩や首のコリと伴い、締め付けらっれるような頭痛がする

・スマートフォンやタブレットの長時間使用による肩の痛み

・睡眠中に不適切な姿勢を取ってしまうことによる肩こり

・バッグや重い荷物を一方の肩にかけることによる肩の痛み

・頭痛やめまいを引き起こすほどの強い肩こり

・肩こりによる手のしびれや冷感

・長時間運転による肩の痛みや緊張

・眼精疲労による肩こり

・痛み止めの薬を頻繁に使用しなければならない肩こり

・肩こりによる集中力低下

・睡眠時の不快感や眠れないことによる肩こり

 

一般的な肩こり・首こりの特徴と傾向

『一般的な肩こり・首こり』というのは、ここでは『純粋な筋肉疲労』が原因のこりや痛みという意味で用います。

 

筋肉疲労が原因ですから、時間がたったり、マッサージや運動をしたりして疲れがとれさえすれば、元通りの状態に回復するのです。

 

しかし、いったんは回復してもすぐにまた、コリや痛みが現れてきて、ほとんど慢性的に肩こりや首こりを感じているいう方は少なくありません。

 

そういう方のこりや痛みは、単なる『筋肉疲労』だけではないと思います。おそらくストレートネックであったり、仙腸関節に異常があったりというふうに、すでに頚椎や関節などになんらかの不具合が生じているはずです。

 

また、自分では『単なる肩こり』と思っていても、頚椎症やストレートネックになりかけているような人もかなり多いと思います。

 

私は、肩こり・首こりに悩まされている人のうち『純粋な筋肉疲労』だけの人は、おそらく1割程度ではないかと思っています。つまりほとんどの人は何らかの『筋肉以外の原因』をもっている『頚椎症予備軍』だと考えていいでしょう。

 

また、たとえ筋肉疲労による『一般的な肩こり・首こり』だったとしても筋肉を緊張させ続ける作業が長時間に及ぶと、緊張型頭痛や吐き気などが現れてくることがあります。

 

肩こり・首コリを甘く見ずに、症状が軽いうちに根本的な対策をとるようにしてください。

 

対策のポイント

肩こりは、日常生活や仕事の中で生じる一般的な問題です。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、ストレス、不適切な姿勢などが原因で発生します。以下に、肩こりの対策のポイントについて詳しく説明します。

正しい姿勢を保つ

肩こりの一番の原因は、不適切な姿勢です。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用中には、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせることが重要です。また、パソコンのモニターは目線の高さに設定し、キーボードやマウスは手が自然に届く位置に置くと良いでしょう。

定期的に休憩を取る

長時間同じ姿勢を続けると、筋肉に負担がかかり、血行が悪くなります。それを防ぐためには、1時間に一度は立ち上がって体を動かすか、肩と首のストレッチをすることが効果的です。

ストレッチ・適度な運動

肩こりを緩和するためには、筋肉を柔軟に保つことが重要です。特に、首や肩の筋肉を伸ばすストレッチングは、血流を改善し、筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。また、定期的に運動を行うことで、全体的な筋力を向上させ、肩こりを予防することができます。

✅睡眠環境を見直す

睡眠中も肩こりは発生します。枕の高さや硬さ、マットレスの硬さなどを見直すことで、睡眠中の肩こりを予防することができます。

✅ストレスをためない

ストレスは、筋肉の緊張を引き起こし、肩こりを悪化させる可能性があります。適度な運動を行ったりすることで、ストレスを管理しましょう。

 

筋肉疲労が原因の『一般的な肩こり・首こり』であれば首や肩を動かしたりマッサージをしたりすればよくなります。それでも様ならない場合は、筋肉疲労だけが問題ではないということ。

なお、何より大切なのは、前かがみやうつむきになる時間を減らすこと。デスクワークや運転の際は、1時間に1回は休憩を入れて、体を動かしたりストレッチをしたりするようにしましょう。

それと高い枕をしていると人は、枕を低いものに替えるのもよいかもしれません。高い枕は首への負担が大きくなるので要注意です。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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参考文献
日本整形外科学会

 

ストレートネックの人は枕で悩む人が多い!!枕はしない方が良い?どれくらいの高さが良い?

2024年03月26日

 

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックでお悩みの方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

今回は、ストレートネックの人はどのような枕を使うのが良いか?について解説していきます。普段、施術中に患者さんと話をしていると、ストレートネックの多くの人が枕で悩んでいます。

 

枕の高さや材質、硬さなどいろんな枕を使ってもなかなか合わないという方が多くいて、中にはオーダーメイドの枕を作ったけどそれでも合わないという方までいます。

 

枕というと、寝るときに頭を乗せるものというイメージがありますが、実は、枕は首の骨のカーブを保つためにも重要な役割を果たしています。

 

ストレートネックについて

 

首の骨は、本来カーブしていることによってクッションの役割を果たして頭の重さを支えています。

ですが、ストレートネックの人は、首の骨がまっすぐになってしまうことでクッションの役割ができなくなり、首や肩の筋肉に負担がかかり、痛みやこり、頭痛、めまい、視力低下などの症状を引き起こします。

 

ストレートネックの人は、枕の高さや硬さに敏感になる傾向にあります。

 

枕が高すぎると、首の骨が後ろに曲がりすぎてしまいます。枕が低すぎると、首の骨が前に曲がりすぎてしまいます。どちらも、首の骨のカーブを悪化させます。

 

また、枕をしないで寝る人もいますが、これもよくありません。枕をしないで寝ると、首の骨が下に垂れてしまいます。これも、首の骨のカーブを悪化させます。

 

では、ストレートネックの人にとって、最適な枕とはどのようなものでしょうか?

 

ストレートネックの人にとって最適な枕は?

ストレートネックの人にとって、最適な枕とは、以下の条件を満たすものです。

高さ

高さは、横向きに寝たときに、首の骨が水平になる程度にするのが理想です。一般的には、10cmから15cmくらいが適切です。しかし、人によって体型や好みが異なるので、自分に合った高さを見つけることが大切です。

 

硬さ

硬さは、首の骨のカーブに沿って支えることができるものが良いです。あまり硬すぎると、首の骨に圧力がかかります。あまり柔らかすぎると、首の骨が沈み込みます。中間くらいの硬さが良いです。

 

素材

素材は、通気性や吸湿性が良く、アレルギーの心配がないものが良いです。例えば、綿や羽毛、低反発などがあります。素材も、人によって好みが異なるので、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

 

枕は、ストレートネックの人は特に気になるところです。ですが、枕だけでは、ストレートネックを完全に治すことはできません。枕が合わないのは、枕が悪いのではなく、自分の首が良くないから枕が合わないケースが多く、まずはストレートネックを改善していくことが重要です。

ストレートネックを予防するには、普段から姿勢に気をつける、定期的に首のストレッチや運動を行う、デスクワークの時間が長い場合は1時間に1回は体を動かすようにしましょう。

 

まつお鍼灸整骨院のストレートネックの施術で頚椎のカーブを戻していきます

当院では、ストレートネックの施術を専門に行っています。当院の施術は、以下の特徴があります。

レントゲンに基づいた骨格矯正

当院では、レントゲンを使って、首の骨のカーブの状態を正確に分析していきます。レントゲンに基づいて、首の骨のカーブを取り戻すように、一人ひとりにあったオーダーメイドの施術を行っていきます。骨格矯正は、痛みもなく安全に行うことができます。

 

頚椎のカーブを取り戻す施術

当院の施術は、首の骨のカーブを取り戻すことを目的としています。首の骨のカーブを取り戻すことで、首や肩の筋肉の負担を軽減し、症状を改善します。また、首の骨のカーブを保つことで、ストレートネックの再発を防ぎます。

 

筋肉の柔軟性や関節の動きも良くする

当院の施術は、首の骨だけでなく、筋肉や関節の動きも改善していきます。首の骨のカーブがなくなり真っすぐになると、筋肉も硬くなり関節の動きも悪くなってきます。

 

そうなると首や肩の痛みやこりを悪化させるだけでなく、全身のバランスや姿勢にも悪影響を与えます。

 

当院では、筋肉の柔軟性や関節の動きを良くするために、深部の筋肉へのアプローチを行っていきます。また運動や日常生活での指導なども行っていきます。そうすることによって、首や肩の痛みやこりを和らげるだけでなく、全身の状態も良くなっていきます。

 

枕はあっていないと睡眠の質も低下し、体の疲れが取れにくくなったり、寝ても頭がすっきりしなかったり、首の痛みが悪化したりすることもあります。

 

ストレートネックは、放っておくと悪化してしまう可能性がありますので早めの対策がとても大切になってきます。ストレートネックにお悩みの方は、まずは当院にお気軽にご相談ください。ストレートネックからの首の不調を改善しましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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肩こりがひどい・・・ストレートネックの症状・首の痛みに漢方薬を飲むと効果があるのか?

2024年03月26日

 

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックの症状に悩む方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

ストレートネックで首の痛みや肩こりで悩んでいる方の中には、薬を飲みたくない、漢方を進められた、漢方を飲むと血流が良くなるから肩こりが治りそうなどの理由で漢方薬を飲んでいる方もいると思います。

 

普段患者さんと話をしていると漢方を飲んでいる人もいて「ストレートネックの症状に漢方薬は効果があるのでしょうか?」という質問を何度かされたことがあります。

そこで今回は、漢方薬がストレートネックの症状に対して効果があるのかについて説明します。あくまで個人的な考えですので、参考にしてもらえたらと思います。

 

漢方薬とは?

漢方薬は、日本の漢方医学で用いられる生薬を組み合わせて作られる医薬品全般を指します。

漢方薬は、中国伝統学を中華人民共和国が統一化した「中医学」で用いられる生薬製剤「中医薬、中成薬」や韓国医学で用いられる「韓薬」と共通するものも多いですが、一般的に漢方薬といった場合には、日本の漢方医学で用いられる生薬製剤を意味します。

 

漢方薬は、体質を改善し、自然の力を活用して症状を根本から改善する特長があります。

 

漢方薬は、複数の生薬を組み合わせて処方され、その薬理作用は西洋薬とは異なります。体質に合わせて調合され、熱ければ冷まし、冷えていれば温めるという治療原則に基づいています。

 

漢方薬は、皮膚の色や舌の状態などから選ばれ、病気を直接的に治すだけでなく、健康的な体を作るためにも用いられます

肩こりにおすすめの漢方薬

一般的に漢方薬は、自然由来の成分を用いて体質や症状に合わせて選ぶことができるため、肩こりの改善に効果的といわれています。肩こりにおすすめの漢方薬をいくつか紹介します。

・葛根湯(かっこんとう)

血行を改善し、肩のこりをほぐす効果があります。

 

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血の巡りを良くし、肩こりを緩和する効果が期待できます。

 

・五苓散(ごれいさん)

水の巡りを整え、気圧で肩こりが起きる方に適しています。

 

・麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

発汗作用があり、肩こりの改善に役立ちます。

 

・通導散(つうどうさん)

血の巡りが悪くなった瘀血状態の改善に期待できます。

 

漢方薬の特徴は?

漢方薬と一般的な薬(西洋薬)は、異なるアプローチで体にアプローチしていきます、以下にその違いを詳しく説明します。

自然由来の成分:

漢方薬は天然の生薬を使用しています。これは植物の葉や根などから抽出されたもので、複数の有効成分を含んでいます。

例えば、「葛根湯」には7つの生薬が含まれており、体を温める作用のある生姜も含まれています。

 

体質改善を目的とする:

漢方薬は、病気を直接的に治すのではなく、体質改善を目指して使用されます。

体質は個人ごとに異なるため、漢方医学では個別の症状や体の状態に合わせて処方されます。

 

症状に合わせた選定:

漢方医学では、舌の状態や脈診、問診などから得られる情報を元に、体質に合った漢方薬が選ばれます。

漢方薬と一般的な薬とでは効果や目的も違ってきます。

 

漢方薬と一般的な薬の違いについて

漢方薬と一般的な薬の違いについて説明していきます。

化学的に合成された成分:

一般的な薬は、西洋医学の基で化学的に合成されたものが多いです。一般用医薬品には一つの有効成分が含まれていることが一般的です。

効果の速さ:

一般的な薬は速やかに薬効を示しますが、副作用が生じることもあります。

漢方薬は自然由来の成分のため、穏やかに作用し、副作用が少ない傾向があります。

処方箋の有無:

一般用医薬品の漢方薬は処方箋なしで購入できますが、健康保険は適用されません。

医療用漢方薬は処方箋が必要で、健康保険が適用されます。

 

漢方薬の効果は実際のところ非常にわかりにくい

ストレートネックの症状で悩んでいる人々の中には、「漢方薬を以前に飲んで症状が改善した」という声も聞いたことがあります。

ですが、これらの方々の共通点を見てみると、長期間にわたって漢方薬を服用し続けて症状が改善したという点が挙げられます。

 

一般的な薬は、数日で効果が表れることがありますが、漢方薬の場合は即効性がないので短い期間でも半年から1年、長い人では数年にわたって漢方薬を摂取していた人が多いです。

なので実際に漢方薬の効果なのかどうか判断が難しいと思います。

 

人間には自然治癒力と呼ばれる、一定程度の自己回復能力が備わっています。症状の重症度によりますが、半年から1年経てば体の異常が改善することは不思議ではありません。

 

もちろん、漢方薬の摂取が症状の改善に寄与した可能性は否定できません。しかし、私の知る限りでは漢方薬を服用して劇的な症状の改善があったという話は聞いたことがありません。

漢方薬は少なくとも数カ月も続けて飲まないと効果は表れないことが多いです

 

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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整形外科で頚椎症と言われました。頚椎症とストレートネック・頚椎ヘルニアは何が違うのか?

2024年03月24日

まつお鍼灸整骨院では、首の痛みで悩む方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

 

首が痛くて整形外科に行ってみてもらったら『頚椎症ですね』って言われたことのある人も多いと思います。頚椎症って何?ストレートネックと頚椎ヘルニアと何が違うのか?

 

今回は頚椎症とストレートネック・頚椎ヘルニアの違いについてお話します。

 

頚椎症とは?

頚椎症とは、加齢によって椎間板などの頚椎構造に変性が生じ、頚椎を通る神経が圧迫されることでさまざまな症状が引き起こされる疾患です。

頚椎症は、障害を受ける神経の部位によって、脊髄症(せきずいしょう)と神経根症に分けられます。どちらも50歳以上の男性に多く、男性は女性の約2倍とされています。

さまざまな神経症状が引き起こされますが、軽度なものから日常生活が困難なほどのしびれや痛みが現れるものもあります。

また、必ずしも症状の程度と画像上での頚椎の変性の程度が一致しないのも大きな特徴です。

頚椎症は、中高年以降の方には一般的な病気ですが、なかには他の神経疾患が隠されていることもあるため注意が必要です。

 

頚は、頚椎と呼ばれる7つの骨により構成されています。頚椎の加齢による椎間板の変性(老化現象)や靭帯が厚く硬くなることなどにより、頚部の痛みなどの症状が発現したものを総称して、頚椎症と呼んでいます。

 

神経根や脊髄が圧迫され、頚や肩甲骨付近の痛みや、頚肩から腕や手にかけて痛みやしびれを生じることもあります。障害される部位により、頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症と呼ばれます。また両者を合併することもあります

 

こんな場合は頚椎症の可能性があるかも?

✅首の痛みと硬直

頚椎症の最も一般的な症状は首の痛みです。痛みは首の後ろに局所化することも、肩や腕に放散することもあります。また、首の動きが制限され、硬直感を伴うことがあります。

✅頭痛

首の痛みが頭に向かって放散し、特に後頭部に頭痛が生じることがあります。

✅筋力の低下

頚椎の神経根が圧迫されると、腕や手の筋力が低下することがあります。

✅痺れや感覚の低下

頸椎の圧迫された神経根によって腕や手、指に痺れや感覚の低下が生じることがあります。

 

頚椎症とストレートネック、頚椎ヘルニアは違うのか?

頚椎症、ストレートネック、頚椎ヘルニア、それぞれの特徴を説明していきます。

頚椎症

頚椎症は、首の骨(頚椎)の変性や老化によって引き起こされる疾患で、多くの場合、加齢に伴い発生します。椎間板の脱水や縮小、椎骨の突出、関節の変形などが特徴で、以下のような症状が現れることがあります:

長期にわたる首の痛み

首の運動範囲の制限

腕への放散痛

手足の痺れや筋力低下

ストレートネック

ストレートネックは、通常は前方にゆるやかなカーブを描く頚椎が真っすぐになっている状態のことを言います。多くは長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、不適切な姿勢が原因で起こります。

頚椎ヘルニア

頚椎ヘルニアは、首の椎間板が変性し、髄核が飛び出して神経根や脊髄を圧迫することで起こります。この状態は、外傷や椎間板の突然の損傷などによっても引き起こされることがあります。

どれも首の痛みがでるのが特徴で似ている部分もありますが、頚椎症は主に変性によるもの、ストレートネックは姿勢の問題が主な原因、そして頚椎ヘルニアは椎間板の異常による神経の圧迫が特徴です。

頚椎症の特徴について

頚椎症は、肩こりや首コリの症状がいっそうひどくなってしまった状態と言っていいでしょう。『頚肩腕症候群』などと呼ばれることもありますが、肩こり・首こりの症状が悪化してしまい、頚椎に何らかの問題が生じている状態だと考えていいです。

頚椎症をおこしている人は、大多数がストレートネックです。長時間のパソコン作業など、前かがみやうつむきの姿勢を続けているうちに、頚椎のカーブが失われてしまったわけです。

 

すると頭の重みをはじめ、頚椎に大きな負担がかかってしまいます。そして、次第に頚椎の椎間板が疲弊して、弾力を失い、変性を起こしてしまいます。

それが神経や筋肉を圧迫してしまって、ひどい肩こりや痛みを読んでいるのです。

 

頚椎症では、レントゲンやMRIではわからないほどの小さなヘルニアがあることもあります。椎間板がつぶれた結果、髄核が外へはみ出してしまうのです。そういったヘルニアが神経根に触れると、手や腕がしびれるなどの症状がでてきます。

 

頚椎症による腕のしびれがある場合『スパーリングテスト』と言われる検査法をおこない、確認をします。

上を向いて痛みやしびれのある側へ頭を傾けます。それによって手や腕の痛みやしびれが強くなるようでしたら、それは頚椎の問題から起こるものと考えてよいでしょう。

 

上を向いて首を症状の出る方へ傾けたとき、上腕がしびれる場合は頚椎4番

親指や人差し指がしびれる場合は頚椎5番

中指がしびれる場合は頚椎6番

に問題がある可能性があります。

頚椎を出た神経は腕から手の方へと走っていますのでしびれている場所によってどこの頚椎に問題があるのかが推測できます。

また肩甲骨の内側がこっていて腕にしびれがでる人もいてます。肩甲骨の内側には菱形筋という筋肉があるのですが、多くの場合は頚椎からの問題であることが多いです。

 

対策のポイント

頚椎のバランスは、生活習慣をはじめ、ちょっとしたことで変わってくるものです。

普段の姿勢を少し気を付けたり、簡単なストレッチ、枕などを変えるだけでも変わってくることもあります。

頚椎症に限らず、首の悪い人は腰や骨盤の状態も悪い人が多いです。ですので首の悪い人は腰痛もあるといった人がほとんどです。

上(首)が悪いと下(腰や骨盤)で補正して身体を支えることになりますからね。

大事なのは長時間同じ姿勢でいないこと、こまめに身体を動かす習慣をつけましょう。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

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【ストレートネックの施術体験談】ストレートネックが良くなった方の声をご紹介!!

2024年03月23日

 

まつお鍼灸整骨院では、ストレートネックの症状に悩む方々へ向けて、役立つ情報を提供しています。患者さんからよくいただく質問や疑問に対する回答を、私自身が勉強してきたことや、実際の施術経験に基づいて、記事にまとめています。

今回はストレートネックが良くなった方の体験談をご紹介します。

今までに多くのストレートネックの施術を行ってきました。

『ストレートネックって本当に良くなるの?』

『整形外科ではストレートネックは良くならないって言われたけど?』

『他の整骨院ではストレートネックは良くなるって言われたけど実際に施術を受けても良くならなかった』

など、本当にストレートネックの首の痛みが改善されるのか疑問に思っている人も多いと思います。

実際に当院の骨格矯正でストレートネックが良くなった方の声をご紹介します。

最後まで読んで頂けると嬉しいです。

ストレートネックが良くなった方の声をご紹介!!

 

施術を受けるとかなり楽になりました

肩コリ首コリが酷くて病院で診てもらった所ストレートネックと言われて整骨院へ通っていたのですが、あまり改善されませんでした。

たまたま、まつおさんを見つけて施術を受けるとかなり楽になりました。 これからもメンテナンス治療でお世話になろうと思います

ストレートネックからくる慢性的なめまい、吐き気、頭痛に悩まされていました

ストレートネックからくる慢性的なめまい、吐き気、頭痛に悩まされていましたが、通院して6ヶ月後に首の状態が元に戻り、信じられないくらいに症状が改善し、ふつうに生活出来るまで回復しました。

初診時に、レントゲンを撮り、骨の状態を丁寧に説明していただけたのも安心しました。 ストレートネックでお悩みの方には、ぜひオススメです!

長い間、ストレートネック、頚椎症で悩まされていました

長い間、ストレートネック、頚椎症で悩まされ整形外科鍼灸院と何軒も代わり治療を続けました。 ですが良くならずあきらめていたところ『まつお』さんでやさしく丁寧に施術をしてもらいお陰ですっかり良くなりました。

今後悪くなった時に先生がおられると思うだけで安心できます。

ストレートネックで憂鬱な日々が続いていました

ストレートネックのため、ずっと憂鬱な日々が続いていました。最初は 首の痛みや、違和感が無くなるか不安でした。 レントゲンで初めの時と今と比べ、首のカーブが出来ているのを見て先生はすごいと思った。

今までの整骨院では治らない所まで良くしてれるのですごいと思います。これからもがんばって人を元気にしてあげてください。

今ではしびれや痛みもなくなりました

左肩の痛みと腕のしびれで横になって寝ることができませんでした。 最初は他院と同様で電気やマッサージ治療が続いて変わらなかったらどうしようという不安があったし首のストレートネックや骨格の歪みからきていると説明を受け半信半疑でしたが・・・        

 

今ではしびれや痛みもなくなり横向けでも寝れるようになったので楽。姿勢もよくなりました。 どこが悪いから今の痛みにどう影響するかわかりやすく丁寧に説明してくれるので納得できます。

 

先生だけでなく受付の方も丁寧で、医院の中全体に清潔感があって気持ちがいいです。

肩の付け根が痛くて夜中はしびれて眠れませんでした

肩の付け根が痛くて夜中はしびれて眠れず、レントゲンを撮ったところ、付け根だけでなく、ストレートネックが原因ということがわかり、骨格矯正をすることに。 最初はそんなので治るのかと半信半疑でしたが、今ではしびれどころか違和感もなく過ごせるようになっています!

 

自分がストレートネックだとは知りませんでした

肩こりからの頭痛と腕のシビレで悩んでいました。 他院にないレントゲンを見ての治療ということでここの治療院を選びました。ここに来るまで自分がストレートネックだとは知りませんでした。 矯正治療で腕のシビレと頭痛もなくなりすごく楽になりました。

首のストレートネックの矯正も実施し、頭痛の回数も減りました

20年ぐらい前からデスクワーク時の姿勢が悪く、右肩が下がり右腰が上がって座っている状態でした。 院内に骨格矯正を実施しているとのお知らせがあり、相談してみることにしました。

 

レントゲンの結果、かなり骨盤がずれていることがわかり、矯正をしてもらうことにしました。 その結果、右腰の張りも消えました。また、首のストレートネックの矯正も実施し、頭痛の回数も減りました。

 

まだ、施行後のレントゲン撮影はしていませんが、どの程度矯正されたか楽しみです。 骨格の歪みを気にされている方にはオススメです。

施術を受けたらバッチリ治りました

筋トレをしていたらある日いきなり右手がしびれて力が入らなくなり、調べてみたら頚椎のストレートネックが原因でした。

 

整体や整形外科、大きな病院などいくつか行きましたが全然治らなくて諦めつつあったのですが、インターネットで検索してこちらを見つけ、施術を受けたらバッチリ治りました。 大体3週間に1回メンテナンスとして通っています。

 

ストレートネックがちゃんと治る整骨院って他にないので、本当に助かっています。

普通の日常を送れるようになりました
肩こりや首まわりの強い痛み、腕の痺れがあり、他の整形外科を受診してもなかなか改善されませんでした。 こちらに来てからストレートネックだと知り、施術をしてもらいました。
今では痺れは無くなり痛みもほぼ消え、普通の日常を送れるようになりました。

 

ストレートネックでお悩みの方へ

まつお鍼灸整骨院では、レントゲンを撮ってもらい頚椎の歪みの状態を分析してから骨格矯正を行っていきます。

施術は痛みもないので安心して受けてもらうことができます。もし、ストレートネックによる首の痛みやその他の不調でお悩みの方はお気軽にご相談くださいね。

 

投稿者:松尾洋信

資格:柔道整復師 鍼灸師 カイロプラクター

経歴:明治東洋医学院専門学校 行岡整復専門学校

茨木市出身。施術家歴25年。学生時代はずっと野球をやっていました。大学卒業後に治療家を目指し専門学校へ入学、柔道整復師・鍼灸師の国家資格を取得。

その後、整骨院や鍼灸院・整形外科・社会人野球のトレーナー活動などを経て2010年に開業。その後、多くのセミナーに参加してレントゲンに基づいた独自の骨格矯正で首の痛みや頭痛・ストレートネック・頚椎ヘルニアなどの施術を専門としています。

身体のことでお悩みのことがありましたらお気軽にご相談ください。

 

ストレートネックでお悩みの方はこちら

 

参考文献
日本整形外科学会
 
 

 

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